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〜第1章〜
⑬『〜みつれの過去編〜尊厳剥奪』
しおりを挟む部屋に監禁されてからまだ1日も経ってないが、
みつれは疲れ切っていた。
躾役のスイが居ない今、少し休息し脱出を考えるべきだが・・・。
みつ「((お腹…痛い……))」
みつれはぎゅるぎゅると鳴るお腹をさする。
急に便意がこみあげる。
みつ「((な、なんで…))」
しかしこの部屋にはトイレが無い。
今は我慢するしか無かった。
しばらくするとスイが戻ってきた。
スイ「少しは休憩出来たかい?」
みつ「ト…トイレに行きたい……」
スイは腹をさするみつれを見て察する。
スイ「この部屋にトイレは無いよ。我慢しなさい。」
みつ「もう…限界…なの…」
スイ「ポチ。これからは排泄する時は私にお願いして許可を取ること。いいね?」
みつ「そ、そんな……」
スイ「そうだね……。例えば、『ポチの排尿の許可をお願いします。』みたいな。」
みつ「そんなこと……出来ない……うっ…」
みつれは涙目になりながら訴える。
スイ「許可無く粗相すればお仕置きが待ってるよ。また犬の玩具突っ込まれたいの?」
みつ「うっ…うぐ……」
みつれはもう従うしかなかった。
みつ「・・・排便の許可を…お願いします……」
スイ「誰の?」
みつ「わたし…の…」
スイ「違う。アンタにはお似合いの名前があるでしょ!」
みつ「ッ………ポ……ポチの……排便を…お願いします……」
スイ「よく出来ました。脚を開いてここでしな。」
スイはみつれの足元にトレイを置く。
みつ「・・・ッ……」
スイ「どうしたのポチ?しなさいよ。」
到底出来るわけが無かった。
トイレでは無いところで、まして丸見えの状態で排便など普通の人間はできはしない。
スイ「早くしないと許可取り消すよ。」
みつ「!?…する…しますから…。」
みつれはトレイの上にかがみ、
汚い音を出しながら排便する。
スイ「上手だね。偉いよポチ。」
スイは拍手しながら排便するみつれを眺める。
みつれは涙を流しながら溜まっていたモノをひねり出す。
みつ「はぁ…はぁ…うっ…うっ…うっ…」
スイ「終わったかい?報告しなさい。」
みつ「うっ…うっ…終わりました……」
スイ「分かった。じゃあ仰向けに寝転がって脚を開いて上げなさい。拭き取るから。」
みつ「え…それは自分で……」
スイ「なにで拭き取るのさ?全裸のアンタに。素手で拭き取るってのかい?」
みつ「それは……」
スイ「汚いモノつけられたままで居られても困るんだよ。早くしなさいポチ。」
みつれは仰向けに寝転がり脚を開いて秘部と肛門が丸見えの状態にする。
スイ「じゃあ拭き取るよ。」
スイはウエットティッシュでみつれの肛門の汚れを拭き取る。
尊厳をことごとく破壊されるみつれ。
名前を変えられ、全裸にされ首輪を着けられ排泄管理までされる。
排泄物の拭き取りでさえ許されず隅から隅まで管理される。
もう彼女の目には光が無くなっていた。
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