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“剣の!”
“前衛”
“剥ぎ取り屋”
おい、お前、こいつ、等の呼ばれ方があるが最近“剥ぎ取り屋”なんてあだ名が付けられた
薬屋の一件で剥ぎ取りが如何に雑で素材を駄目にしてるかが露見し、冒険者の実入りが一時期減ってしまった時
俺が、いつもいつも何も言われず正規の値段をつけられてる事に気付いた冒険者が剥ぎ取りを教えて欲しいと言ってきたのが始まりだ
その1日でだいぶ話が回り
俺とパーティーを組みたいという奴等が現れた正直助かる、やはりパーティーを組むと実入りがいい
だが、こんなにも話しかけられ
こんなにも頼りにされると少しだけ疲れてくる
癒やされにイヴに会いに行こうにも夜遅く
次の日も朝からパーティーの誘いが入ってると行くに行けない
だから最近は家に帰ってる、もう20日も会えていない・・・
というか、性行為は月に何度会うのが目安なんだろうか
「剥ぎ取り屋!今日も助かったぜ」
酒場で今日の仲間が話しかけてくる
「ぁあ、構わん」
「にしても、お前本当に剥ぎ取りがうまいな」
「基礎で習うだろ?」
「にしてもあんなに綺麗に出来ねぇよ」
「そんなもんか?」
「ぁあ、それに戦闘も凄くやりやすい、よく周りを見てるんだな」
「気にしたことなかったな」
「そうか、本当にあんたはすげぇな!あんたの技術全部盗み見て習得したいが中々に見えない時が多い」
「見えない?」
「あん?知らなかったのか?動きがシュッと早くなる時があんぞ」
「・・・知らなかった」
「そうか、なら「「すみませーんここ空いてる-?」」」
「お?ぁあ!空いてるぞ、飲むか?」
「「ありがとうー!」」
魔導士2人が話しかけてきた
最近こういうのも増えた
「剥ぎ取り屋さんとすると楽でいいよねー」
「ほんとほんと、気持ちいいくらい動きが軽やかだから僕達も助かるんだよね」
「そうか」
「やっぱり、あの噂って本当なのー?」
「なんだ?」
「採集の男とデキてるって話」
「っっ、いや、出来てないな」
「でも、あの人誘っても飲みに来ないのに剥ぎ取り屋に誘われたら行くって聞いたー」
「他がどうか知らねぇが、あいつと飲んだり飯食ったりはしてるな」
「「・・・・・へぇ~」」
「はえー剥ぎ取り屋もそんな顔すんだな」
「どんなだ?」
「いまみた、いてっ!」
「なんか悩み事とかないのー?」
「良かったら僕達聞くよー」
「急に何だ?」
「だって剥ぎ取り屋のお陰で食いっぱぐれないで生きて行けてるしーお礼だよお礼」
「ねー」
悩みか・・・・・
確かに俺は無知だ
今までどこか見聞きして性の知識を手に入れてたがイヴとヤる度に知らなかった事がある
腰砕けというのはヤッてる最中になる事
ちんこから女でもないのに潮が出る事
激しくしなくても意識が落ちる事
体の全てが性感帯になる事
何も知らなかった、どうしたらもっと「おーい!」
「あ?」
「悩み、あるんでしょ」
「あー、そうだな」
「おっ、なんだ俺も協力すんぞ」
「あーー、その正直に答えてくれて構わねぇんだが」
「「うんうん」」
「ヤッてる時どれくらい意識が飛ぶ?」
「・・・・・は?」
「あ、いや、意識を保つ方法でもいいんだが」
「・・・・・・」
「それは・・・ない、かな?」
「え?」
「いや、疲れてたりとかするとあるけどそれってヤッてる時毎回って事だよね?」
「ぁあ」
「病気じゃなくて?」
「健康体だ」
「「「・・・・・・」」」
「ちなみにどうなるの?」
「あーー、訳が分からなくなる時はいつもイキっぱなしになる時だな」
「・・・・・・・・・・それで?」
「大体一回挿れて終わるまでに寝ちまう事もあるからせめて終わるまでは意識を保っておきてぇ・・・って誰かに聞いたな」
「・・・・・複数?」
「いや、1人だ」
「おもちゃ使われてるとか?」
「いや、なにもないな・・・ん?ないと思う」
「お、おい、その言い方」
ドンッ
「「なるほどね!」」
「あ?」
「もっと気持ち良くなって欲しいんだねーその人に」
「あーー、まぁそう、かもな」
「分かるよー!好きな人にはそう思うもんねー」
「いや、体の関係だけだ」
「「「・・・・・・うわぁ」」」
「あ?」
「んーん、それってさ相手になんかしてる?って言ってた?」
何かってなんだ?
・・・・・そういえば、俺なにもしてないんじゃないか?
それってまずくないか?ただ横になって限界きたら寝るって、俺が反対だったら何がいいんだ・・・
こないだフェラもしてもらった時にせめて俺も返せれば・・・いや、思えばヤッてなくてもあいつにはされっぱなしだ
1日ヤッた時も俺は腕を動かすなんて事もしてないんじゃねぇか
初めてって事はわかってるだろうから最初は仕方ないにしても、こんだけヤッてなにもしないって最悪な「おーい!」びくっ!
「・・・・・ナニかしたって聞いた事ねぇな」
「それってどう「そうだよねー!初めてだと分からないもんねー!」」
「ぁあ、気付けなかった」
ん?初めてだと伝えたか?
「とりあえず、イかせる事目標にしよーよ」
「そんなもんか?」
「だってイかせればとりあえず一回ヤッた後でも意識保てるでしょー?」
「それもそうか」
「まず、色々あるけど1番いいのは締める事だと思うんだけどなー」
「締める?」
「きゅっきゅってお尻締めると早く終わって欲しい時楽でいいよー」
「ねー、それに“僕もうだめ、一緒にイこ”とか言うとぐっと早くなるよー」
「確かに!あとは上になってみるのがいいんじゃない?」
「疲れるけど、その分気持ち良さ少なくなるもんねー」
「お、おい、その辺にしとけ・・・周りの奴等が可哀相になってんぞ」
「えーでも、いいとか悪いとか口に出さないと僕たちだって気持ち良くなりたいし気持ち良くしてあげたいじゃんー」
「そういうものか」
「「うん!」」
そうか、確かにな・・・
そういう意味じゃ俺がヤられて嬉しい事はあいつも嬉しくなんのか?
あー、確かに口に出すと猫目で笑ってくれるし可愛い可愛いって言って・・・
「そうか、参考になった」
「「いつでも相談してねー!」」
とは言っても、明日も早い
あれから2杯飲んだところで解散した
あの男はちゃっかり2人まとめて消えて行ったな・・・
家に着くと相変わらずあまり暖かくならず寒い、早くベッドに寝て明日に備えよう
ゴロンと横になって目を瞑る
“ここが好き?”“可愛いね”“イキっぱなしになって可愛いね”“いい子”“俺だけでしかイケない体になる?”
「はっはっはっはっ・・・ふっふっ」
前に教えてもらった場所を指を擦る
ケツ穴をイジらねぇとイケなくなっちまった
ぐちゅ…ちゅく…ちゅく…
「んっんっ、ふっ、イヴ・・・イヴ・・・」
教えてもらったのにうまくイケない、イキたくてたまらねぇのにイケなくてもどかしくなる
ちゅくちゅくちゅくちゅく…
「ふっ、ふっ、んっ、んーーっ」
ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ……
「うっうっ、ぐすっ、ふっ、ふっ、ふっ」
イヴイヴイヴイヴイヴ・・・
“いい子”
「イかせてくれっっ」
“イきたい?”
「イ、イきたい・・・」
“ん、お強請り可愛い”
「うあっ!?あっ、あっ、イく、イく」
“イく時の顔見せて?俺その顔大好き”
「あっっっ!!おれも!おれも!イく!イく!イく!」
どぴゅっどぴゅっどぴゅっどぴゅっ
「はぁーーっはぁーーっはぁーーっ」
俺も・・・・・?
はぁー・・・・・・寝よう
あの日から4日・・・
もう限界だ、ヤりてぇ・・・
毎日毎日少しずつイきにくくなってる
あいつの声が分かんなくなってきちまった
耳元で囁いてくれる声・・・
「ジャクスティン」
こんな風にクリアに聞こえたら・・・
「ジャクスティン?」
「あ、ぁあ!・・・・イヴ・・・か?」
「ふふ、うん」
そういえば、飲み屋に誘われて今・・・
「薬屋に行ってきたのか」
「うん」
「ジャクスティンはこれから飲み?」
「ぁあ・・・」
「そっか、毎日お疲れ様」
そう言われて簡単に帰ろうとするから
「ヤりてぇんだけど」
思わず腕を掴んで伝える
「いいよ?」
「あー・・・飲みはやめて今から行ってもいいか?」
「うーん、いいけど疲れてるよね?」
「いや、大丈夫だ」
「うーん」
「構わねぇ」
「うーん、でも今回お仕置きだから余計疲れると思うんだけど」
「あ?」
「ん?」
「仕置きっつったか?今」
「うん」
「あ?なんでだ」
「え?だって、俺の作る料理内緒にしてって言ったのに領主に食べさせてって言ったでしょ?」
「あ!・・・でも、あれは」
「うん」
「その・・・」
「うん」
「あーーー・・・仕置きでもなんでもいいから行くぞ」
「ふふ、断りに行こう」
「あーいや、行ってくるぞ?」
「せっかくだし一緒に帰ろう?」
「・・・・・・・・・ぁあ」
今日の飲みはやめておく事を伝えた
そこにこの間の魔導士2人が居た
「あーっ!会えたんだ!」
「なにがだ?」
「なんでもない!」
「今日は2人で飲むの?」
「ぁあ、飯食わせてくれるらしい」
「「へぇー、頑張ってね!」」
「あ?ぁあ、ありがとよ?」
店を出て歩くとイヴが笑う
「くすくすくす」
「なんだ?」
「いや、楽しそうな事してるなーって」
「あ?」
「いや、ジャクスティンは可愛いって話」
「っっっ~~~、そうかよ」
「今日は故郷の料理にしよう」
「ぁあ!腹減ったな」
「ふふ、うん、美味しく作るね」
“前衛”
“剥ぎ取り屋”
おい、お前、こいつ、等の呼ばれ方があるが最近“剥ぎ取り屋”なんてあだ名が付けられた
薬屋の一件で剥ぎ取りが如何に雑で素材を駄目にしてるかが露見し、冒険者の実入りが一時期減ってしまった時
俺が、いつもいつも何も言われず正規の値段をつけられてる事に気付いた冒険者が剥ぎ取りを教えて欲しいと言ってきたのが始まりだ
その1日でだいぶ話が回り
俺とパーティーを組みたいという奴等が現れた正直助かる、やはりパーティーを組むと実入りがいい
だが、こんなにも話しかけられ
こんなにも頼りにされると少しだけ疲れてくる
癒やされにイヴに会いに行こうにも夜遅く
次の日も朝からパーティーの誘いが入ってると行くに行けない
だから最近は家に帰ってる、もう20日も会えていない・・・
というか、性行為は月に何度会うのが目安なんだろうか
「剥ぎ取り屋!今日も助かったぜ」
酒場で今日の仲間が話しかけてくる
「ぁあ、構わん」
「にしても、お前本当に剥ぎ取りがうまいな」
「基礎で習うだろ?」
「にしてもあんなに綺麗に出来ねぇよ」
「そんなもんか?」
「ぁあ、それに戦闘も凄くやりやすい、よく周りを見てるんだな」
「気にしたことなかったな」
「そうか、本当にあんたはすげぇな!あんたの技術全部盗み見て習得したいが中々に見えない時が多い」
「見えない?」
「あん?知らなかったのか?動きがシュッと早くなる時があんぞ」
「・・・知らなかった」
「そうか、なら「「すみませーんここ空いてる-?」」」
「お?ぁあ!空いてるぞ、飲むか?」
「「ありがとうー!」」
魔導士2人が話しかけてきた
最近こういうのも増えた
「剥ぎ取り屋さんとすると楽でいいよねー」
「ほんとほんと、気持ちいいくらい動きが軽やかだから僕達も助かるんだよね」
「そうか」
「やっぱり、あの噂って本当なのー?」
「なんだ?」
「採集の男とデキてるって話」
「っっ、いや、出来てないな」
「でも、あの人誘っても飲みに来ないのに剥ぎ取り屋に誘われたら行くって聞いたー」
「他がどうか知らねぇが、あいつと飲んだり飯食ったりはしてるな」
「「・・・・・へぇ~」」
「はえー剥ぎ取り屋もそんな顔すんだな」
「どんなだ?」
「いまみた、いてっ!」
「なんか悩み事とかないのー?」
「良かったら僕達聞くよー」
「急に何だ?」
「だって剥ぎ取り屋のお陰で食いっぱぐれないで生きて行けてるしーお礼だよお礼」
「ねー」
悩みか・・・・・
確かに俺は無知だ
今までどこか見聞きして性の知識を手に入れてたがイヴとヤる度に知らなかった事がある
腰砕けというのはヤッてる最中になる事
ちんこから女でもないのに潮が出る事
激しくしなくても意識が落ちる事
体の全てが性感帯になる事
何も知らなかった、どうしたらもっと「おーい!」
「あ?」
「悩み、あるんでしょ」
「あー、そうだな」
「おっ、なんだ俺も協力すんぞ」
「あーー、その正直に答えてくれて構わねぇんだが」
「「うんうん」」
「ヤッてる時どれくらい意識が飛ぶ?」
「・・・・・は?」
「あ、いや、意識を保つ方法でもいいんだが」
「・・・・・・」
「それは・・・ない、かな?」
「え?」
「いや、疲れてたりとかするとあるけどそれってヤッてる時毎回って事だよね?」
「ぁあ」
「病気じゃなくて?」
「健康体だ」
「「「・・・・・・」」」
「ちなみにどうなるの?」
「あーー、訳が分からなくなる時はいつもイキっぱなしになる時だな」
「・・・・・・・・・・それで?」
「大体一回挿れて終わるまでに寝ちまう事もあるからせめて終わるまでは意識を保っておきてぇ・・・って誰かに聞いたな」
「・・・・・複数?」
「いや、1人だ」
「おもちゃ使われてるとか?」
「いや、なにもないな・・・ん?ないと思う」
「お、おい、その言い方」
ドンッ
「「なるほどね!」」
「あ?」
「もっと気持ち良くなって欲しいんだねーその人に」
「あーー、まぁそう、かもな」
「分かるよー!好きな人にはそう思うもんねー」
「いや、体の関係だけだ」
「「「・・・・・・うわぁ」」」
「あ?」
「んーん、それってさ相手になんかしてる?って言ってた?」
何かってなんだ?
・・・・・そういえば、俺なにもしてないんじゃないか?
それってまずくないか?ただ横になって限界きたら寝るって、俺が反対だったら何がいいんだ・・・
こないだフェラもしてもらった時にせめて俺も返せれば・・・いや、思えばヤッてなくてもあいつにはされっぱなしだ
1日ヤッた時も俺は腕を動かすなんて事もしてないんじゃねぇか
初めてって事はわかってるだろうから最初は仕方ないにしても、こんだけヤッてなにもしないって最悪な「おーい!」びくっ!
「・・・・・ナニかしたって聞いた事ねぇな」
「それってどう「そうだよねー!初めてだと分からないもんねー!」」
「ぁあ、気付けなかった」
ん?初めてだと伝えたか?
「とりあえず、イかせる事目標にしよーよ」
「そんなもんか?」
「だってイかせればとりあえず一回ヤッた後でも意識保てるでしょー?」
「それもそうか」
「まず、色々あるけど1番いいのは締める事だと思うんだけどなー」
「締める?」
「きゅっきゅってお尻締めると早く終わって欲しい時楽でいいよー」
「ねー、それに“僕もうだめ、一緒にイこ”とか言うとぐっと早くなるよー」
「確かに!あとは上になってみるのがいいんじゃない?」
「疲れるけど、その分気持ち良さ少なくなるもんねー」
「お、おい、その辺にしとけ・・・周りの奴等が可哀相になってんぞ」
「えーでも、いいとか悪いとか口に出さないと僕たちだって気持ち良くなりたいし気持ち良くしてあげたいじゃんー」
「そういうものか」
「「うん!」」
そうか、確かにな・・・
そういう意味じゃ俺がヤられて嬉しい事はあいつも嬉しくなんのか?
あー、確かに口に出すと猫目で笑ってくれるし可愛い可愛いって言って・・・
「そうか、参考になった」
「「いつでも相談してねー!」」
とは言っても、明日も早い
あれから2杯飲んだところで解散した
あの男はちゃっかり2人まとめて消えて行ったな・・・
家に着くと相変わらずあまり暖かくならず寒い、早くベッドに寝て明日に備えよう
ゴロンと横になって目を瞑る
“ここが好き?”“可愛いね”“イキっぱなしになって可愛いね”“いい子”“俺だけでしかイケない体になる?”
「はっはっはっはっ・・・ふっふっ」
前に教えてもらった場所を指を擦る
ケツ穴をイジらねぇとイケなくなっちまった
ぐちゅ…ちゅく…ちゅく…
「んっんっ、ふっ、イヴ・・・イヴ・・・」
教えてもらったのにうまくイケない、イキたくてたまらねぇのにイケなくてもどかしくなる
ちゅくちゅくちゅくちゅく…
「ふっ、ふっ、んっ、んーーっ」
ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ……
「うっうっ、ぐすっ、ふっ、ふっ、ふっ」
イヴイヴイヴイヴイヴ・・・
“いい子”
「イかせてくれっっ」
“イきたい?”
「イ、イきたい・・・」
“ん、お強請り可愛い”
「うあっ!?あっ、あっ、イく、イく」
“イく時の顔見せて?俺その顔大好き”
「あっっっ!!おれも!おれも!イく!イく!イく!」
どぴゅっどぴゅっどぴゅっどぴゅっ
「はぁーーっはぁーーっはぁーーっ」
俺も・・・・・?
はぁー・・・・・・寝よう
あの日から4日・・・
もう限界だ、ヤりてぇ・・・
毎日毎日少しずつイきにくくなってる
あいつの声が分かんなくなってきちまった
耳元で囁いてくれる声・・・
「ジャクスティン」
こんな風にクリアに聞こえたら・・・
「ジャクスティン?」
「あ、ぁあ!・・・・イヴ・・・か?」
「ふふ、うん」
そういえば、飲み屋に誘われて今・・・
「薬屋に行ってきたのか」
「うん」
「ジャクスティンはこれから飲み?」
「ぁあ・・・」
「そっか、毎日お疲れ様」
そう言われて簡単に帰ろうとするから
「ヤりてぇんだけど」
思わず腕を掴んで伝える
「いいよ?」
「あー・・・飲みはやめて今から行ってもいいか?」
「うーん、いいけど疲れてるよね?」
「いや、大丈夫だ」
「うーん」
「構わねぇ」
「うーん、でも今回お仕置きだから余計疲れると思うんだけど」
「あ?」
「ん?」
「仕置きっつったか?今」
「うん」
「あ?なんでだ」
「え?だって、俺の作る料理内緒にしてって言ったのに領主に食べさせてって言ったでしょ?」
「あ!・・・でも、あれは」
「うん」
「その・・・」
「うん」
「あーーー・・・仕置きでもなんでもいいから行くぞ」
「ふふ、断りに行こう」
「あーいや、行ってくるぞ?」
「せっかくだし一緒に帰ろう?」
「・・・・・・・・・ぁあ」
今日の飲みはやめておく事を伝えた
そこにこの間の魔導士2人が居た
「あーっ!会えたんだ!」
「なにがだ?」
「なんでもない!」
「今日は2人で飲むの?」
「ぁあ、飯食わせてくれるらしい」
「「へぇー、頑張ってね!」」
「あ?ぁあ、ありがとよ?」
店を出て歩くとイヴが笑う
「くすくすくす」
「なんだ?」
「いや、楽しそうな事してるなーって」
「あ?」
「いや、ジャクスティンは可愛いって話」
「っっっ~~~、そうかよ」
「今日は故郷の料理にしよう」
「ぁあ!腹減ったな」
「ふふ、うん、美味しく作るね」
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