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「あ、きもちー、いいよー、いくいく」

「はっ!おらっ!いいんだろ?いけよ、ほらっ!いっちまえ!」

「あー、いくいくいく!」

「くっ、しっかり締めろよ!」







たまにあるこういう事に遭遇するのは・・・

俺も前まではああいう風にヤラれたいと強い願望があった



だが、今思うのは俺は間違ってないだろうかという疑問だ

人それぞれだとは思う、それは理解している

けれど、たまに見かけたり宿屋で聞いた事のある声は、こういう風に大体意識があったり

自分で自分を支える事が出来たり・・・

何が言いたいのかというと、俺は違いすぎるのでは・・・?という懸念事項が増えてしまった



それに皆声が可愛い

今聞こえてる嬌声も可愛い、イヴは特殊性癖という可哀想な子だとは分かっている

俺みたいなのが好みだと言っていたからな

それでもやはり声は可愛い方がいいのではないか?あいつだって俺に対して甘く優しく綺麗な声で俺に問いかけ・・・・・んん゙っっ



あの日、昼からあいつとヤった日

意識がなくなり目が醒めたら体が綺麗になっていて、腹が空いたと思ったらあの美味い飯を食わせてくれる

そして、腹が満ちたらまた始まる

また意識が浮上したらヤられ・・・・・

あんなにヤるもんなのか?確かにあれは次の日が休みの日じゃないと無理だ

しかも、泊まった夜俺が寝落ちしなかったらあの夜から始まって2日目の朝まで永遠に貪られていたと確信している



嫌な訳ではない



むしろ、こんな俺みたいな筋肉ムチムチ野郎に興奮して、何度もしてくれるのは本当に感謝している

俺も俺の尻のポテンシャルに驚いている



ぐちゅ…

・・・・・・・・・・・



もう1つ悩みがあるとすれば、ケツが濡れるという事だ



あの時は軽々しく、本当に軽々しく了承したがケツが濡れるというのは結構面倒・・・というか困る事に気付いた

女の股も濡れるというから女は大変だと思う

本当にそう思う

勃起も確かに厄介だ

勃てばパンツの膨らみでバレないかひやひやするし、勃ち上がった角度によっては痛くてポジションを直さなきゃならない

ちんこも濡れる

だから勃ててしまうとパンツに染みがつき

それもまた面倒になる

だがしかし、あいつが開発したケツに入れたやつは、少し興奮して濡れ終わっても中々乾かない、これは本当に気持ちが悪い

なぜこんなにも乾かない性能なのか問いただしたいくらい乾かなくてイライラする



そして、今もイライラしている







「わっ!びっくりした」

「なんだ?どうした」

「いや、あー、人が居たみたい・・・」

「あ?なんだ・・・ってこないだお前の事フッた奴じゃねぇか」

「うるさいよっ!」

「あ、おい!待てよ!チッ」







・・・・・立ち止まって考え事なんかするもんじゃない





「ジャクスティン?」

「っっ・・・イヴ?」

「討伐中?」

「いや、帰り道だ」

「そっか」

「っっ!そうだ、お前!ケツにいれたの取り出せないのか!?」

「?俺が開発したやつ?」

「そうだっ!排泄しないっていうのは案外楽でいいんだが・・・その」

「うん」

「あー、その、あれだ、濡れるのは、困る時が多い・・・んだが」

「くんくん・・・?あれから誰かとヤッた訳じゃないんでしょ?」

「ぁあ、いや、匂いを嗅ぐな」

「した時困ってなかったけど・・・」

「そ、そうじゃなく・・・」

「自慰行為で邪魔とか?」

「そっ!あ、いや、そ、そうだ!パッと済ませたい時くらいあるだろう?と、とにかく邪魔なんだ!」

「ん、分かった」

トサッ

「あ?」



「自分でする時に自分で中をイジるようになれば“いい事”になるんじゃない?」



「は?いや、俺はっっっ、はっ、んっ、んっ、ま、まっ!んむっ!?」

「相変わらず可愛い反応するねジャクスティンは・・・大丈夫ちょっと教えるだけだから」



なにを教えるか知らんが、多分魔法で押し倒された

いつの間にか背中が地面に・・・地面じゃない、背中にふかふかの何かが敷いてある

そこに倒され覆いかぶさられキスをされた



「はっ、あむっ、あっ、ま、まてっ!そ、外で、こんな、あっ、はっ、はっ」

「ん、んちゅ・・・大丈夫だよ周りに人間が来ないように見てるし、それに俺ジャクスティンの気持ちいい顔、他の人間に見せたくないから」

「でも、ここじゃっっ~~んんっ、らっあっ、んっ!」



キスをされズボンを脱がされる、パンツまで脱がされてるのにイヴはローブのまんまで恥ずかしさに抵抗したいが

キスの気持ちよさにあと少しだけ・・・



ぐちゅっ………



「!もう、気持ち良くなってくれてるの?嬉しい、俺ちゃんと気持ち良くさせられてるんだね、良かったぁ」



きゅんっ……



「でも、今日はジャクスティンが自分でしなくちゃならないからね」





「おいで」





キスをしていた体制から起き上がって、俺に手を伸ばしてそう言い放つ

体が反射的に声に、行動に釣られ起き上がりあぐらをかく、よくできましたと言わんばかりに目を細め

ちゅ、ちゅ、とキスをくれる・・・

そのまま俺の後ろに回って俺の両足をガッと広げるように後ろからイヴの足で固定される

そのまま俺の右手を持ってケツ穴に誘導される

「イ、イヴ!」

「しぃーー、周りを見ては居るけど大きな声出したら気付かれないモノも気付いちゃうかもよ?」

「っっっ~~~、イヴ、お、俺、やっぱり」

「うん、大丈夫だよ一緒に練習しようね、まずは少しずついれてみようか」

「っっっ~~~ま、まてっ!俺はこまってっっっ!?んあっっ」



俺の手の甲から手を添えられてイヴとは違う俺の中指をゆっくりと濡れているケツ穴にずぶずぶに挿れていく、俺の指が入って俺のケツが俺の指を締める



「んぐっっっ」



だめだだめだ、声も出してはイケない

バレるのは嫌だが、なにより俺の声は可愛くないんだから・・・・・

そんな事を思っている間にもグチュグチュとイヴの手で出し入れされられる

でも、この間はもっと気持ち良かった・・・

どこを擦れば・・・そういえば、この間は突起のような部分を、あ、あった・・・これをイヴは押しつぶして、ぐりっっ



「ん゙ぎっっっっ!!」



行き過ぎた快楽が走る

すぐにそこには触らないように避ける



「ジャクスティン、中をどう触ればイケるか分かる?」

「え、あ、わか、分からない、お、おれ、1人では、なか、は、しなく、て」

「そうだよね、じゃぁ後ろから動かすから指は中から抜いちゃだめだよ?」

「え、あ?、なに」



「抜いたら駄目、出来る?」

「んは、ん、ん、わ、わか、た」



後ろからの意味が分からなかったが、イヴの指が俺のケツ穴に入ってきて押さえてる指がなくなったから咄嗟に抜こうとしたが、駄目だと言われてるのを思い出してぐっ、と堪えた



「はっ、はっ、はっ、ふぅぅっっ、あっ!」

「ジャクスティンはここの腹が弱いんだよゆっくり擦ると嬉しくてきゅぅきゅぅ締めつけてくれる」

「あっ、あっ、んんっっっ」

「ん、一緒に出し入れしてみようね、ん、上手」

「はぁーっ、はぁーっ、んお゙っ!?」

「ここの突起さっきぐりってしちゃったでしょ?」

「あ、あ、あ、あ、あ、んふぅ」

「最初からぐりってすると怖いから・・・ほら、こうやって優しく小刻みに動かすと喜んでくれる、ほら、指動かしてみて」

「あっあっあっ、ん、ふぅっ、ふっ、ふっ」



ぐちゅぐちゅと垂れていくケツ穴とイヴの指が気持ち良くてイきたくなる



ぴちゃんっ……

水音がしたと思ったら水の鏡が出てきた

「なっ!?!?」

驚いてるところに、イヴの左手が俺のちんこを触る

「・・・あ、はぁ、はぁ、はぁ、ふぅ」

俺の姿が映し出される・・・嫌だこんな気持ち悪い・・・



「ほら、見て?凄く可愛い顔して気持ちいいって俺に伝えてくれるんだ」



「下もこんなに濡らして、気持ちいい気持ちいいって」



「それに、ほら目がとろんとして涙目になってるの、俺すげぇぞくぞくする」



「・・・気持ちいい時はなんていうんだっけ?俺、教えたよね?」



あ・・・・・・・・



「っっき、気持ちいいっ!気持ちいいぃぃ」

「うん、ふふ、どっちも擦ってあげるから好きにイっていいよ、ちゃんと鏡を見ながらイかなきゃ駄目だからね?」

「あ、あ、あ、あっ、わ、わかっっっんんっっ!あっ!ぃいっ!いいっ!けつあなっ!」



ずりずりと穴を擦られ俺の指はいつの間にか挿れてるだけになってる

イヴの指の腹でいつの間にか突起を押されちんこもぢゅぷぢゅぷと濡れているから先っぽをぐちゅぐちゅぐりぐりと動かされる

俺の肩から俺の姿を鏡越しで見てるイヴはとても楽しそうに目を細めて見つめてくる

目が合ったまま舌を出して首を舐められる



「はっ、はっ、はっ、んふっ、ふっ、ふっ」

あー!もうイきたい!イきたい!

「いい!イくっ!イきたい!気持ちいいよおおお!イヴ、イヴ」

鏡越しに俺の耳を見せつけるようにその長い舌を出して舐めあげられる

つい、俺も舌を出してしまう

「あっ!おっ!おっ!気持ちいいぃぃ、ぅぅぅっ、ぐすっ、おっ、いいいい!いく!」

ぐりっとケツ穴の突起を押されイく時に俺の指ごときゅぅきゅぅと締めつけ水鏡に精子をかけていく

「あっはぁっ!はぁっ!はぁっ!ぅあっイヴ、イヴ、ふぇ、イヴ」

「ん、ちゃんとイけたね偉いよ、指抜くからね?抜ける?」

「ん、ん、んんっっ、んはぁっ、はぁーっはぁーっはぁーっ、ん、イヴ、イヴ」

「うん、いい子」

そういいながら俺の顔中にキスをしていく



「あっ、はっ、ぁはっ、んっ、イヴ、んっ」

もっと欲しいこれじゃないイヴの熱いちんこが中に欲しい、思わずイヴのローブを引っ張りぐいぐいと引き寄せる



「ん、可愛いね・・・でも、ほらもう暗くなるよ?」

「ふっ、んっ、ん?・・・ん!イヴ!」

「ふふ、なに?」

「いや、その・・・」



「帰ろう?」
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