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第1章 家庭内事情
第4話 一面の雪景色
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嬉しくて涙が止まらないの。
泣いてばかりじゃいけないと珍しく前向きな考えを持てた私は、まゆきちゃんと向かい合う。
「ど、どこから来たの?」
私は何よりも疑問に思っていたことを質問してみる。
まゆきちゃんは少し困った顔で、
「それは答えたくないかな、ごめんね」
わわっ。まずいことを聞いちゃった。ごめんなさい。ごめんなさい。
「ごめんなさい。聞いちゃいけないこと聞いちゃったね。今のは、ごめん」
「大丈夫だよ。嫌いにならないから。さなえちゃんは、笑って。」
ほんの少しだけ笑顔を浮かべ、まゆきちゃんに向き合う。
「まゆきちゃんは好きなもの、ある?」
「雪。私は雪景色が好き。さなえちゃんは?」
「わたしも、雪好きだよ。雪遊びとかしてみたいなあ」
「いいね!今からしようよ!」
「で、でも…!ここに雪はないよ…。」
「今から作るわ。それっ!」
まゆきちゃんの声とともにあたりは雪景色になっている。
私の部屋で遊んでたと思うけど、違ったのかな。
せっかく雪景色になったのだから、雪だるまでも作ろう。
泣いてばかりじゃいけないと珍しく前向きな考えを持てた私は、まゆきちゃんと向かい合う。
「ど、どこから来たの?」
私は何よりも疑問に思っていたことを質問してみる。
まゆきちゃんは少し困った顔で、
「それは答えたくないかな、ごめんね」
わわっ。まずいことを聞いちゃった。ごめんなさい。ごめんなさい。
「ごめんなさい。聞いちゃいけないこと聞いちゃったね。今のは、ごめん」
「大丈夫だよ。嫌いにならないから。さなえちゃんは、笑って。」
ほんの少しだけ笑顔を浮かべ、まゆきちゃんに向き合う。
「まゆきちゃんは好きなもの、ある?」
「雪。私は雪景色が好き。さなえちゃんは?」
「わたしも、雪好きだよ。雪遊びとかしてみたいなあ」
「いいね!今からしようよ!」
「で、でも…!ここに雪はないよ…。」
「今から作るわ。それっ!」
まゆきちゃんの声とともにあたりは雪景色になっている。
私の部屋で遊んでたと思うけど、違ったのかな。
せっかく雪景色になったのだから、雪だるまでも作ろう。
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