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夢
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「信長氏……拙者は信長氏がどうしてもと言うのであれば、この35年培った菊の処女を貴殿に捧げる覚悟でござるよ」
「いらないよ、そんなの頼んでないでしょ! 止めてよ何年ヲタ友やってんだよ君とは気まずくなりたくない!!」
「だぁあって! 信長氏のバグスコップ半端ないんだもん! チェッカー天職なんじゃないの?」
「そうかな?」
「よ! 粗探しの達人! 憎いね! 重箱の隅つつき名誉会長ッ! やるねぇ! 揚げ足とり大臣!」
「止めろよ! 不具合い探す仕事だろ」
背中バンバン叩かれて手からコントローラ落ちて華ちゃんが真顔で拾ってくれた。
「ありがとう」
「落ちましたよ難癖芸人さん」
「ちょっと! 何一緒になって僕を愚弄してるんだよ仕事だから指摘してるだけだっつーの!」
まぁ頑張ってくれたまえよ。
と熊は笑って席を離れていって、はぁ~怒ってなくてよかった。
友達とはいえ、連絡もなく遅刻(家出て直ぐ電話したけど)って社会人としてヤベーからな!
え? 社会人? 僕ナウ社会人? ヒューッ! わんだほー!
で、家を飛び出した後半べそで電話したら今日はそもそも頼んでた日じゃないんだから気にしないで来れるならおいで時給で払うよって、やしゃしーの! マジ室長熊タン格好良すぎぃい!
むしろ逆にどうしてもって言うならこちらの処女捧げてしまいそーだわ…………。
いや、ないないない、ないです無理です、嘘つきました! あそこは出るとこであって入るとこじゃないです。
「良かった……」
朝から一人で悶々とまさかの熊の裸なんて想像しちゃって、頭の上のもやもやあっちいけ! ってしてたら隣で華ちゃんがポツリと言った。
「ん?」
「来ないと思ったから」
「何でだよ、来るよ明日も行くよって昨日言ったろ」
「まっさんがたっつん筋金入りのお家かじり虫だから昨日ので一ヶ月分の外出時間使い果たしたんじゃないかなって言ってたんスよ」
「え? あ! 本当だよ! これ以上シャバの空気吸ったら死んじゃう帰らなきゃ」
睨んだら頭よしよしされて何故?
「オレがここに爪痕残しちゃったから監禁でもされちゃったかと思った」
「爪痕……」
ニヤッて笑って襟足引っ掻いてきて、ぐぬぬ……!
昨日のアレコレ思い出しちゃって顔赤くなってきたから擦って深呼吸だ。
「どしたん?」
「いや? 監禁なんかされてないから! むしろ弟んとこは昨日限り! もう行かないよ」
「へぇ、何で?」
「別に? っつか仕事しろよ」
っつってもいくらも仕事しないで昼休みになっちゃって、ああヤベッ何も持ってきてないじゃん!
コンビニ行かなきゃ~て思ってたら横からすっとおにぎりが出てきた。
「食う?」
「食う!」
真っ赤な薔薇のタトゥーが入った手から不釣り合いなおにぎり貰って潔癖性じゃなくて良かった!
しかも上手い! 中身がまた見た目から想像つかない昆布なんですね、好きです。
「まあオレが作った訳じゃないんだけど今日昼飯作ってって言ったらすげー作ってくれちゃって」
「ありがとう美味しいよ!! 米美味!お金……失礼じゃなきゃ一個五百円とかでいいかな? コンビニだったら一個百円でしょ? それなんかよ」
「いらない」
「え?」
「いらないから後でキスさせて」
「はいバカ金払う」
「わかったじゃあ仕事終わってからにするね!」
「わかってないお金払う!」
「めんどクセーじじい」
「じじい??!」
と久々に目が飛び出て(比喩的に)華ちゃんの方見たら、胸ぐらグイって捕まれてチュッてされてしまった。
僕達の席って入り口から一番遠くて隅っこで袋小路みたくなってるし誰も通らないんだ。
だから熊や誰か呼ばなきゃほぼ二人っきりなとこだけど。
「華ちゃんってさ頭可笑しいの?」
「正常っスね。押しが強いってよく言われますいい意味で探求心も強い方だし行動力あるとこが長」
「ねぇ、も一個食べたいって言ったらまたキスすんの?」
だって、机にまだ四つもおにぎりあるし。
「する」
「そっかじゃあいらね、ちなみに中身何?」
「おかか」
「ほぅ」
「日本で十人しかいない鰹節職人が作れる高級鰹節で」
「え?」
「本場の焼津でも入手困難な本枯節鰹節なんスよ」
「入手コナン?! 新一……安室?!」
「本枯節鰹節ができるまで……………………これは、本製品がお客様のお手元に届くまでのドキュメンタリーである、日本近海で取れる鰹は赤道付近で産まれ、暖かい海流から黒潮にのりながら」
「せやかて工藤ッ!!!」
唇ゴシゴシ拭いて、いざ!
「はい! 華ちゃん!!」
ほっぺにちゅーしとく。
華ちゃんは不満そうな顔で頬を擦ってその手でおかかおにぎりを渡してくれた。
何で頬なんスか、ありえないっしょとかゆってるけど知らん!
そんでそのすげーおかかのおにぎりだけど、感想としては!
なんか…………すげー旨かった……!!(語彙力崩壊)
午後になってまたゲームしながら本格的にバグ報告とか真面目に仕事して、集中してたからか気が付いたら就業時間だった。
熊ちゃんとこは自社のタイトルを何個も抱えているみたいで、申請すればヘルプとして他のタイトルのチェッカーもできるし、ファイナルロムが上がるまでは、今やってるタイトルだって時間を許す限りチェックしてていいんだけど、帰る事にした。
帰る場所なんてないけど、ああ、実家……。
実家に帰ればいいんだけど、あんなとこ帰ったらむしろ一人が寂しすぎて佐渡追っ掛けてっちゃうもん!
熊の所にお金貰いに行ったらこれからも働きたい時は何時でも連絡してって言われた。
もちろん明日もオッケーだよって、腰据えたいならいつでも正社員お待ちしております! だそうだ。
使用してたロムを今回のタイトルのリーダーしてた人に渡しに行ったら華ちゃんも渡していた。
僕も渡して何となく一緒に部屋を出た。
「あれ? 残業しないの?」
「うん帰る」
「そっか」
エレベーター一緒の人が華ちゃんで良かったって金髪見上げたら半目がにこってした、何だよこのイケメンは。
エレベーターはゆっくり下がっていって熊ちゃんが働いてるとこ、実はかなり大手で部署的には利益を生み出さないって理由で本社とは別のビルに追いやられてるけど、肩書きだけ見たら凄いとこなんだよな。
格ゲーで知り合ったんだけど熊ちゃんすげーな。
ビルから出たら空はまだ明るかった。
うーんって伸びしてたら、首を伸ばしてコキコキ鳴らしていた華ちゃんが空を指差した。
「あ、飛行機雲」
「ほ?」
見上げたら、空には一筋の真っ白な線が描かれていた。
目を細目ながら華ちゃんが言う。
「あの飛行機どこに行くんかな」
「だね。あっちの方だから取り合えず西だね、あれだけ高い所に飛んでるんだから直ぐ離着陸はしないかな」
「そっか」
「飛行機雲って60年前には見られなかったんだよ」
「ふぅん?」
「昔はあんだけ高い空を速いスピードで飛べる飛行機なんてなかったから、あれは最低でも地面から約6000m以上の高さで飛んでる。そこは温度もかなり低いしさ、そのあたりにできる雲は、ほとんどが氷の粒なんだ。そんな上空を飛行機が飛ぶから、飛行機のエンジンから出る水蒸気が、全部氷の粒になって地上から見ると白く雲のように見えるんだよね」
「なるほど」
「後はまぁ飛行機が飛ぶ時にできる空気の渦巻きだね」
「へぇ」
「あっ……とごめん、急になんか語り出して」
それでも二人共視線の先は飛行機だ。
「別に? 勉強になったし飛行機詳しいの?」
「詳しくないよ、詳しくないけど……昔興味があっただけ」
「空オタ?」
「だから違うってば! ただ……ちょっと操縦士になりたいなって思ってた事もあったけど、そんなのもーとっくの昔に諦めたし」
「何で?」
「さあ? 僕の夢ではなかったから…………かな?」
「ん?」
「一緒に夢を追う人にフラれて、調度その年に航空大学への編入を考えてたんだよ。航空大学って大学二年間在学してないと受験資格が得られなかったから……でもそんなのもどうでもよくなっちゃってそうしたら…………僕だけになったら…………」
「うん」
「何にもなかった」
そう僕には何にもなかったんだ。
豹と一緒にいられないとわかった未来には僕にやりたいものなんてなりたいものなんて何一つなかった。
空を見ていて良かった。
涙も鼻水も飲み込みやすい、風を感じてるふりして目も潰れる。
泣きそうだから黙ってる、会話をしないのを誤魔化してる。
胸の痛みを逃がすために息を吐いた。
そしたら、体がぎゅって何かに包まれてふわっ花の匂いがした。
「あっ……何?」
突然抱き締められて、よくわかんないから腕掴む。
「今日どうすんの?」
「えっと……漫喫……とか?」
「明日は?」
「ワカンネ、漫喫……?」
耳のとこにちゅってされて、息入ってこなくてよかった、ゾクッてくるとこだったって安心なんかしてられなかった。
落ち着いた優しくて耳に調度いい音程の、温かい体の力抜けちゃうような美声が僕を誘ってきた。
「じゃあオレんち来なよ鷹」
「いらないよ、そんなの頼んでないでしょ! 止めてよ何年ヲタ友やってんだよ君とは気まずくなりたくない!!」
「だぁあって! 信長氏のバグスコップ半端ないんだもん! チェッカー天職なんじゃないの?」
「そうかな?」
「よ! 粗探しの達人! 憎いね! 重箱の隅つつき名誉会長ッ! やるねぇ! 揚げ足とり大臣!」
「止めろよ! 不具合い探す仕事だろ」
背中バンバン叩かれて手からコントローラ落ちて華ちゃんが真顔で拾ってくれた。
「ありがとう」
「落ちましたよ難癖芸人さん」
「ちょっと! 何一緒になって僕を愚弄してるんだよ仕事だから指摘してるだけだっつーの!」
まぁ頑張ってくれたまえよ。
と熊は笑って席を離れていって、はぁ~怒ってなくてよかった。
友達とはいえ、連絡もなく遅刻(家出て直ぐ電話したけど)って社会人としてヤベーからな!
え? 社会人? 僕ナウ社会人? ヒューッ! わんだほー!
で、家を飛び出した後半べそで電話したら今日はそもそも頼んでた日じゃないんだから気にしないで来れるならおいで時給で払うよって、やしゃしーの! マジ室長熊タン格好良すぎぃい!
むしろ逆にどうしてもって言うならこちらの処女捧げてしまいそーだわ…………。
いや、ないないない、ないです無理です、嘘つきました! あそこは出るとこであって入るとこじゃないです。
「良かった……」
朝から一人で悶々とまさかの熊の裸なんて想像しちゃって、頭の上のもやもやあっちいけ! ってしてたら隣で華ちゃんがポツリと言った。
「ん?」
「来ないと思ったから」
「何でだよ、来るよ明日も行くよって昨日言ったろ」
「まっさんがたっつん筋金入りのお家かじり虫だから昨日ので一ヶ月分の外出時間使い果たしたんじゃないかなって言ってたんスよ」
「え? あ! 本当だよ! これ以上シャバの空気吸ったら死んじゃう帰らなきゃ」
睨んだら頭よしよしされて何故?
「オレがここに爪痕残しちゃったから監禁でもされちゃったかと思った」
「爪痕……」
ニヤッて笑って襟足引っ掻いてきて、ぐぬぬ……!
昨日のアレコレ思い出しちゃって顔赤くなってきたから擦って深呼吸だ。
「どしたん?」
「いや? 監禁なんかされてないから! むしろ弟んとこは昨日限り! もう行かないよ」
「へぇ、何で?」
「別に? っつか仕事しろよ」
っつってもいくらも仕事しないで昼休みになっちゃって、ああヤベッ何も持ってきてないじゃん!
コンビニ行かなきゃ~て思ってたら横からすっとおにぎりが出てきた。
「食う?」
「食う!」
真っ赤な薔薇のタトゥーが入った手から不釣り合いなおにぎり貰って潔癖性じゃなくて良かった!
しかも上手い! 中身がまた見た目から想像つかない昆布なんですね、好きです。
「まあオレが作った訳じゃないんだけど今日昼飯作ってって言ったらすげー作ってくれちゃって」
「ありがとう美味しいよ!! 米美味!お金……失礼じゃなきゃ一個五百円とかでいいかな? コンビニだったら一個百円でしょ? それなんかよ」
「いらない」
「え?」
「いらないから後でキスさせて」
「はいバカ金払う」
「わかったじゃあ仕事終わってからにするね!」
「わかってないお金払う!」
「めんどクセーじじい」
「じじい??!」
と久々に目が飛び出て(比喩的に)華ちゃんの方見たら、胸ぐらグイって捕まれてチュッてされてしまった。
僕達の席って入り口から一番遠くて隅っこで袋小路みたくなってるし誰も通らないんだ。
だから熊や誰か呼ばなきゃほぼ二人っきりなとこだけど。
「華ちゃんってさ頭可笑しいの?」
「正常っスね。押しが強いってよく言われますいい意味で探求心も強い方だし行動力あるとこが長」
「ねぇ、も一個食べたいって言ったらまたキスすんの?」
だって、机にまだ四つもおにぎりあるし。
「する」
「そっかじゃあいらね、ちなみに中身何?」
「おかか」
「ほぅ」
「日本で十人しかいない鰹節職人が作れる高級鰹節で」
「え?」
「本場の焼津でも入手困難な本枯節鰹節なんスよ」
「入手コナン?! 新一……安室?!」
「本枯節鰹節ができるまで……………………これは、本製品がお客様のお手元に届くまでのドキュメンタリーである、日本近海で取れる鰹は赤道付近で産まれ、暖かい海流から黒潮にのりながら」
「せやかて工藤ッ!!!」
唇ゴシゴシ拭いて、いざ!
「はい! 華ちゃん!!」
ほっぺにちゅーしとく。
華ちゃんは不満そうな顔で頬を擦ってその手でおかかおにぎりを渡してくれた。
何で頬なんスか、ありえないっしょとかゆってるけど知らん!
そんでそのすげーおかかのおにぎりだけど、感想としては!
なんか…………すげー旨かった……!!(語彙力崩壊)
午後になってまたゲームしながら本格的にバグ報告とか真面目に仕事して、集中してたからか気が付いたら就業時間だった。
熊ちゃんとこは自社のタイトルを何個も抱えているみたいで、申請すればヘルプとして他のタイトルのチェッカーもできるし、ファイナルロムが上がるまでは、今やってるタイトルだって時間を許す限りチェックしてていいんだけど、帰る事にした。
帰る場所なんてないけど、ああ、実家……。
実家に帰ればいいんだけど、あんなとこ帰ったらむしろ一人が寂しすぎて佐渡追っ掛けてっちゃうもん!
熊の所にお金貰いに行ったらこれからも働きたい時は何時でも連絡してって言われた。
もちろん明日もオッケーだよって、腰据えたいならいつでも正社員お待ちしております! だそうだ。
使用してたロムを今回のタイトルのリーダーしてた人に渡しに行ったら華ちゃんも渡していた。
僕も渡して何となく一緒に部屋を出た。
「あれ? 残業しないの?」
「うん帰る」
「そっか」
エレベーター一緒の人が華ちゃんで良かったって金髪見上げたら半目がにこってした、何だよこのイケメンは。
エレベーターはゆっくり下がっていって熊ちゃんが働いてるとこ、実はかなり大手で部署的には利益を生み出さないって理由で本社とは別のビルに追いやられてるけど、肩書きだけ見たら凄いとこなんだよな。
格ゲーで知り合ったんだけど熊ちゃんすげーな。
ビルから出たら空はまだ明るかった。
うーんって伸びしてたら、首を伸ばしてコキコキ鳴らしていた華ちゃんが空を指差した。
「あ、飛行機雲」
「ほ?」
見上げたら、空には一筋の真っ白な線が描かれていた。
目を細目ながら華ちゃんが言う。
「あの飛行機どこに行くんかな」
「だね。あっちの方だから取り合えず西だね、あれだけ高い所に飛んでるんだから直ぐ離着陸はしないかな」
「そっか」
「飛行機雲って60年前には見られなかったんだよ」
「ふぅん?」
「昔はあんだけ高い空を速いスピードで飛べる飛行機なんてなかったから、あれは最低でも地面から約6000m以上の高さで飛んでる。そこは温度もかなり低いしさ、そのあたりにできる雲は、ほとんどが氷の粒なんだ。そんな上空を飛行機が飛ぶから、飛行機のエンジンから出る水蒸気が、全部氷の粒になって地上から見ると白く雲のように見えるんだよね」
「なるほど」
「後はまぁ飛行機が飛ぶ時にできる空気の渦巻きだね」
「へぇ」
「あっ……とごめん、急になんか語り出して」
それでも二人共視線の先は飛行機だ。
「別に? 勉強になったし飛行機詳しいの?」
「詳しくないよ、詳しくないけど……昔興味があっただけ」
「空オタ?」
「だから違うってば! ただ……ちょっと操縦士になりたいなって思ってた事もあったけど、そんなのもーとっくの昔に諦めたし」
「何で?」
「さあ? 僕の夢ではなかったから…………かな?」
「ん?」
「一緒に夢を追う人にフラれて、調度その年に航空大学への編入を考えてたんだよ。航空大学って大学二年間在学してないと受験資格が得られなかったから……でもそんなのもどうでもよくなっちゃってそうしたら…………僕だけになったら…………」
「うん」
「何にもなかった」
そう僕には何にもなかったんだ。
豹と一緒にいられないとわかった未来には僕にやりたいものなんてなりたいものなんて何一つなかった。
空を見ていて良かった。
涙も鼻水も飲み込みやすい、風を感じてるふりして目も潰れる。
泣きそうだから黙ってる、会話をしないのを誤魔化してる。
胸の痛みを逃がすために息を吐いた。
そしたら、体がぎゅって何かに包まれてふわっ花の匂いがした。
「あっ……何?」
突然抱き締められて、よくわかんないから腕掴む。
「今日どうすんの?」
「えっと……漫喫……とか?」
「明日は?」
「ワカンネ、漫喫……?」
耳のとこにちゅってされて、息入ってこなくてよかった、ゾクッてくるとこだったって安心なんかしてられなかった。
落ち着いた優しくて耳に調度いい音程の、温かい体の力抜けちゃうような美声が僕を誘ってきた。
「じゃあオレんち来なよ鷹」
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