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おしまいの後

袴田君と熱海旅行4 ※

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「この熱くなってる所舐めて欲しいよね、尾台さん」
「ぅ……ぇっと……ちょっとだけ」

 もう今日は抵抗しないで肯定しとく、枕に顔埋めてるから視線合わせなくていいのが救いだな。
 また指先が体なぞり始めて下着の上から割れ目を舐め上げられて、ああもうゾクゾクやばい。早く下着取ってほしい。

 でもせっかくお尻舐めてくれてたのに、唇がアソコから遠ざかってく、太腿舐めてきたり、足裏舐められたり、下着の上から触ってはくれるけど、いっぱいいっぱい焦らされて頭おかしくなりそうだ。

 下着のラインを指で擦られながら、舌が背中に戻ってしまった気持ちいけどもどかしい。
 そのまま首噛みつかれて耳元で呟かれる。

「今日も敏感で震え止まらないね」

 後ろからやんわり胸揉まれて、全然肝心なとこ触ってくれない。もう苦しくて目見て訴えた。

「意地悪やだぁ」
「音上げるの早いよ、まだ焦らし足りないんだけど」
「足らなくないよ」
「尾台さんが泣きながら敬語で懇願するまで焦らし倒したいです」
「じゃあもういいよ、自分でパンツ脱ぐ、弄る!」
「わかったわかった、それは俺がしたいから待って下さいもっと腰突き出して」

 グーで軽く殴って尾台さん生きてる記念日のプレゼントが焦らしプレイとか嫌がらせだから、って睨んだら安定のニヤニヤだよ、このドS眼鏡君は。

 お尻のほっぺにキスされながら下着ゆっくり脱がされて、ああ、やっぱり……自分からしてって言ったのにこの瞬間は緊張するからまた枕に顔埋める。

「尾台さんの糸引かせるくらい濡れた下着脱がせるのめっちゃ興奮する」
「やぁ……」
「全部見せて味わわせて」

 お尻の穴もあそこも広げられて、息がかかる。また匂い嗅がれてるんだって分かって恥ずかしいのにアソコじんじん止まらない。

「真っ赤だね、何もしてないのにこんなに充血させてビショビショ」
「袴田君のせいだよ」
「そうですよ、尾台さんは俺が欲しくてこんなに汁垂らして赤く腫らせて待ってたんですよ」

 もうおしゃべりいいから、気持ちよくされたい、されたいされたいって思ったら長い舌がお尻の穴を舐めてきて、ゾクってして直ぐやっときたってうっとりしちゃう。

「ここ舐められるのも抵抗しないお利口なマゾに育ったね」
「ああ、いいのそれ」

 舌うねうねして、こんな所が性感帯だなんて知らなかった。クリトリスも入り口も撫でられて気持ちいところ全部刺激されて声止まらない。
 膣に舌が潜り込んできて、お腹きゅんきゅんクルところなぞられて、吸われておっぱいも揉まれて頭クラクラするよ。

「尾台さんの感じてる顔みたいな」

 腕引っ張られて二人で膝立ちになって、いつの間にか下着姿だけになってた筋肉質な体にバックハグされる。
 温かくて大きい湿った体に抱きしめられて、自分から顔上げてキスした。
 体まさぐっていた手が下半身に伸びて、クリトリス捏ねられてキス激しくなっちゃう。
「乳首もこっちもこんな硬くなってる、ほらもっと舌出して」
「あぁぁ……きもひ、のぉ」

 袴田君の舌、柔らかくってずっとキスしてたい。乳首もクリトリスも口も一緒に責められて、こんなの直ぐイッちゃうよ。
 上も下もクチュクチュ音して、きゅうって乳首摘ままれて速く擦られたらもう耐えられなかった。体ビクビクして頭真っ白。
「膝ガクガクじゃないですか、気持ち良かった?」
「ふぁ……ぅん」
 お尻ペタンってついて、今日のイッた後の余韻凄い。視界ぼうっとする久しぶりだからかな。
 髪撫でられて、上向いたら袴田君が自分の取り出してる、顔に寄せられて、うわぁやっぱり凄いビジュアルだ。
 そしたら袴田君が、

「見るだけ」

「え?」
「舐めちゃだめだよ、尾台さん」
「??」
「触るのもダメ」

 髪を撫でていた手に力が入って、吸い寄せられるように縮めていた距離を制止される。

「舌出せ」
「なっ」
「早く」

 命令されて、舌を伸ばせば先端から滴が溢れる亀頭ギリギリの所まで顔寄せられて。

「あっ……や、これぇ」
「舐めたいね、尾台さんでもダメだよ」

 袴田君自分で扱いてて、その度先っぽから汁出てるエッチな音に美味しそうな匂いして。

「舌痙攣させてどうしたの? しゃぶりたいの? またこここんなに濡らして」
「ヒッ……」

 足でクチクチ濡れてるとこ弄られて、親指でクリトリス擦ってくる唇も舌も震えて……。

「こらダメだって、ああ糸引いてる」

 首伸ばして一滴だけ舌先に汁が滴って顔離されれば糸が伸びる、ああ、ダメ美味しい舐め回したい。

「袴田くッ……」
「何ですか」
「私も舐めたいよぉ」
「ダメだってば」

 髪掴まれて、顔に先端擦りつけられてエッチな匂い耐えられない。熱い、硬い、体痺れる。

「袴田君ッ……」
「勝手な真似すんなよ?」

 亀頭で唇グイグイ押されて、目つぶって口も必死で閉じる、きっとここで口開けらた袴田君のことだから、入れてくれなくなっちゃう。
 顔中ヌルヌルにされて全身に袴田君の体液染み込んでく。

「勃起したチンコで顔犯されて足でマンコ弄られて嬉しくて泣いてる尾台さん本当にみっともなくて大好き」
「お願いもう……苦しいの」

 私泣いてたの? 知らないけど目開けたら視界滲んでて、このいいなりな感じに興奮してしまう。
 袴田君は舌なめずりした後、口開けるとこ見せてきて、私にも口開けていいって命令してくれた。

 少し開けたら喉の奥まで太いの捻じ込まれて息が止まる、袴田君の匂いに味が口から細胞中に広がって、もっとほしいよお。
 自分から顔動かして涎垂れてるけどそんなのもうどうでもよくて、足でいじられてるのも気持ちよくて、イキそう。

「美味しそうにしゃぶるね尾台さん、奥まで突っ込まれてるのに器用に舌使ってエッロい顔」
「ぅううんん……」
「もっと念入りに磨いてバキバキにしてくれないと最後までしてあげないですよ」
「や……だあ、手使って……い?」
「いいよ」 

 よかった触らせてもらえる、私の唾液でヌルヌルなった竿両手で握って扱いて血液の流れてるの皮膚から伝わる。
 亀頭たくさん音立てて吸い付いて手と一緒に激しくしたら、クリトリス捏ねてる足もクチュクチュ激しく動かされて、あ、待ってイッちゃ……!
 フェラしながらビクンって体跳ねて、またイッてしまった。

「イッていいなんて言ってないのに、セックスになると堪え性がないね本当に」
「んぁ……」

 ずるって口から抜かれて脱力した体押し倒されて、顔にいっぱいキスされる。
 私だけ呼吸荒くって、いっぱいいっぱいだ。
「凄い汗かいてる、苦しくなかったですか」
「苦しいよ、変態悪魔」
「悪態つけるから元気ですね」
 優しいディープキスされて体撫でられて、足をなぞっていた大きな手が膝裏を持ち上げた。
「今日は指でしないで、俺のでこじ開けます」
「ん?」
「痛かったら言って下さいね」
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