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こないだまでは部屋にあったのに、こんな所に放置される過去の私ってちょっと可哀想かな。
でも皆だっていらなくなった本や聞かなくなったCD捨てるよね。
それが今じゃ全部スマホに入ってるからボタン一つで出来ちゃう、捨てた意識がない、それって凄い怖い事だよ写真なんて昔は捨てなかったじゃん。
けど私も容量いっぱいになっちゃうからって色んな思い出消してきた。
だからこれだってそんな中の一つなんだよ、そんな思い入れなくてもいいじゃんって頭では分かってるのに【ゴミ袋】に放り込む勇気はなかった【削除】ってできなかった。
形あるものって手離し辛いね、本当は皆同じくらい大切な物なのにね。
深呼吸して段ボール箱に触れた、久々に中を覗いてみる。
手前の服出してみて……ああうんやっぱラブリスのコスチュームは可愛いなぁ、太陽に掲げたら勝手に口元が笑ってた。
仲の良かったアリアちゃんはラブリスの相棒、黒猫メルルが擬人化した時のコスプレをしてたんだよね。
だから、大体私達はセットで活動してた。
何となく好きなアニメの傾向も似てたから、マジクロしない時も同じアニメのコスプレをして楽しんでた。
私と違って背が低くて丸顔で、可愛い女の子、話し掛けてくれたのは彼女からだった、ファンだって言ってくれたの。
仕事があんまり上手くいってない時期だったから、趣味に没頭できる土日は私の唯一の活力源だった。
そしてツイッター事があって、全てをこの段ボールに封印した。
私は、まだその頃実家に住んでたから、ゴミに出すと家族から何か言われるよなって押し入れに隠したんだ。
っというか、せっかくお姉ちゃんが作ってくれた服をそんな簡単に捨てられなかった。
休みの日、急にどこにも出かけなくなったら怪しまれるからヨガや銭湯巡りを始めた、銭湯は前々から行ってたけど。
でもそのヨガで仲良くなった人にカモられて、もう私はこれから何を楽しみに生きていけばいいんだろうって悩んでる時期。
もう晴れないと思っていた曇天を裂くように射した光が総務の袴田君だった。
新設された部署のお陰で負の連鎖が断ち切られ、会社はみるみる明るくなっていった。
いつのまにか朝起きて会社に行くのが怖くなくなったいた。
でもそんな中甥っ子が思春期……と言うか高校生のまあ所謂、年頃になって…………。
実家は両親が私の出産を機に購入したマンションで部屋が三つしかなかったから、それまで必然的に私とらいちゃんが同じ部屋だった。
初めはお姉ちゃんと同じ部屋だったんだけど、らいちゃんがお母さんと一緒はやだって言うから同室になった、私の部屋は出入り口が二つあったから部屋仕切りやすかったし昼間はいないしね。
でもそれでよかったのはやっぱり小学生までで、いくらパーテーションで区切られてても叔母と一緒っていやだよなって。
それで気を使って家を出た、ちょうどお給料も上がったし、コスプレ辞めてまとまったお金もあったしでいいタイミングだったと思う。
実家に帰りにくいのは、コスプレの事を突っ込まれたら返事しにくいのと年末年始帰っても、らいちゃんが私見ると舌打ちしたり避けるので家の空気悪くしたくないからだ。
そりゃ嫌だよね、良い年した叔母さんがコスプレだ独身だで家にいるの、止めた事話してないし。
お姉ちゃんから最近どう? 明日水餃子パーティーしない? ってライン来てたんだけど、ごめんね最近忙しいんだって返した。
これでいいんだ、ヨガでも行って寝てしまおう。
次は結婚報告? いや、真剣にお付き合いしている人がいます報告で実家の門を叩こうかな。
そうしたららいちゃんも私を見る目が変わるだろうしね。
ちょうどいいから洗濯機待ってる間に今日の午後から行けるサロンやネイルの予約して、天気もいいし美容日和だ。
服も…………新しいの買ってみようかな。
この二年、家賃と生活費以外にお金を殆ど消費してなかったし、なんかお金使うのワクワクするような怖いような。
二回目の洗濯物干してメイクしてお昼ご飯食べて、サロン行くまでの間ちょっと服見て…………。
はあ何か気持ちが外に向いてるってだけで、世界の色が違うって思った。
色々開発されてるけど、この中野の町はずっと同じ匂いだな不思議。
髪も爪も綺麗にしてもらって、一番最初に思い浮かぶ顔が袴田君って私の思考は相当眼鏡君に犯されているんだなぁってもう暗くなったホームで電車を待ちながら思った。
ドラマや映画だと、ここで偶然ヒーローや主要キャラクターに遭遇するのかもしれないけど、ただのOLの私は何もなく家に帰った。
袴田君からは、これから本社に戻って明日の準備です。ってメッセージが来ていた。
私今めっちゃ可愛いですよ。
って一言送ったら、直ぐ電話かかってきた。
【もしもし尾台さんどういう意味ですか】
「そのままの意味です」
【え? 裸なの?】
「それこそどういう意味ですかっていうか今どこにいるんですか」
【喫煙所に向かって歩いてる所です】
「お疲れ様です」
【はい、お疲れ様です。で、めっちゃ可愛いってなんですか】
「だから……美容院も行って爪も綺麗にしてもらったっていう、尾台さんの休日の報告ですよ」
【ああ……そういう意味ですか……今家ですよね。うん、この感じは家ですね、ベッドで横になってますね】
「ちょっと! わからないでしょ! 若者の蠢く繁華街にいるかもしれないじゃん」
【わたりますよ尾台さんの事なら何でも知ってます、内腿に二つ並んだホクロがあるのも、熟睡すると体丸まるのもお風呂の時必ず歌うのも。で、来週どこか行きたい所ありますか】
「どこも行きたくないですぅ!!」
【家でも外出先でも仕事の合間も、次俺とどこ行こうかなって、どんな服着ていこうかなって考えているんでしょ? どこ行きたいですか、更にその次の週は三連休だし泊りでもいいですよ】
「泊まッ……?!!!!!!!!!」
のところで耐えきれず電話を切ってしまった。
え、え、え、え???
ベッドから飛び上がってカレンダー見たら、ああそうだ月末の月曜日祝日だった!!
仕事もそれで色々調整してたのに忘れてた! ハートマーク書いとこ。
直にスマホが震えて通話ボタン押して、
【カレンダー見てるの? 二週間後にハートマーク書いておいて下さいね。温泉とか? ゆっくりしてもいいですしお家でまったりアニメ見たり尾台さんが好きな休日を一緒に過ごしたいです】
「べべべっべべ別に私は袴田君とお休み一緒にいたいとか思わないけど、袴田君がどうしてもってい」
【どうしてもいたいです。俺は尾台さんが大好きなのでずっと一緒にいたいです】
「人の話遮るの止めなよね! 感じ悪いよ!! ちょっと考えるぅ!!!!」
ぴって通話終了押してスマホを枕元に放り投げた。
ちょ、ちょっと待って待って待って!! 泊りがけでいいとなると選択肢が……え、嘘……本屋さんまだ開いてる? 行ってこなきゃ!
プリンター久しぶりだけど動くかな? 旅のしおり作らなきゃ!!
日曜日はそんなんでヨガも行かずに、とりあえずスーパーで食材だけ買って冷蔵庫に突っ込んで関東近郊のアレやコレをPCや雑誌で調べてたら、夕方にピンポンってされた。
え? 何、私思い当たる宅配便以外玄関出ない人間だけど何か買ったっけ? って半日ぶりにスマホ見たら、眼鏡君から。
【会いたいです】
ってレンズ真っ赤にしてるのきてた(六時間前)
で、え、ちょっと待って、袴田君はそのだいぶ前から私に連絡くれてて、私は貸し切り露天風呂特集に夢中になってって気が付かなかった! 「お出掛けですか応答がなかったら入って待ってますね」って最後のメッセージが来てるじゃん。
だから、袴田君勝手に鍵開けて入ってきちゃいましたよ。
「あ、やっぱりいた。尾台さんお疲れ様です本当に可愛いです大好き。既読がついたのでどうしようか迷ったけど、会いたすぎて来ちゃいました」
「お疲れ様です、この散らばっている資料や、私が閲覧している物は何かこう体が魔界の力に操られてしてしまったものなので気にしないで下さい。決して三連休にどうとかそう言うものじゃないし、全然楽しみにしてませんから勘違いしないで下さいね迷惑です帰って下さい」
「へぇ熱海いいですね」
「お魚も温泉もあるの、浴衣着たいです」
「行きましょう」
でも皆だっていらなくなった本や聞かなくなったCD捨てるよね。
それが今じゃ全部スマホに入ってるからボタン一つで出来ちゃう、捨てた意識がない、それって凄い怖い事だよ写真なんて昔は捨てなかったじゃん。
けど私も容量いっぱいになっちゃうからって色んな思い出消してきた。
だからこれだってそんな中の一つなんだよ、そんな思い入れなくてもいいじゃんって頭では分かってるのに【ゴミ袋】に放り込む勇気はなかった【削除】ってできなかった。
形あるものって手離し辛いね、本当は皆同じくらい大切な物なのにね。
深呼吸して段ボール箱に触れた、久々に中を覗いてみる。
手前の服出してみて……ああうんやっぱラブリスのコスチュームは可愛いなぁ、太陽に掲げたら勝手に口元が笑ってた。
仲の良かったアリアちゃんはラブリスの相棒、黒猫メルルが擬人化した時のコスプレをしてたんだよね。
だから、大体私達はセットで活動してた。
何となく好きなアニメの傾向も似てたから、マジクロしない時も同じアニメのコスプレをして楽しんでた。
私と違って背が低くて丸顔で、可愛い女の子、話し掛けてくれたのは彼女からだった、ファンだって言ってくれたの。
仕事があんまり上手くいってない時期だったから、趣味に没頭できる土日は私の唯一の活力源だった。
そしてツイッター事があって、全てをこの段ボールに封印した。
私は、まだその頃実家に住んでたから、ゴミに出すと家族から何か言われるよなって押し入れに隠したんだ。
っというか、せっかくお姉ちゃんが作ってくれた服をそんな簡単に捨てられなかった。
休みの日、急にどこにも出かけなくなったら怪しまれるからヨガや銭湯巡りを始めた、銭湯は前々から行ってたけど。
でもそのヨガで仲良くなった人にカモられて、もう私はこれから何を楽しみに生きていけばいいんだろうって悩んでる時期。
もう晴れないと思っていた曇天を裂くように射した光が総務の袴田君だった。
新設された部署のお陰で負の連鎖が断ち切られ、会社はみるみる明るくなっていった。
いつのまにか朝起きて会社に行くのが怖くなくなったいた。
でもそんな中甥っ子が思春期……と言うか高校生のまあ所謂、年頃になって…………。
実家は両親が私の出産を機に購入したマンションで部屋が三つしかなかったから、それまで必然的に私とらいちゃんが同じ部屋だった。
初めはお姉ちゃんと同じ部屋だったんだけど、らいちゃんがお母さんと一緒はやだって言うから同室になった、私の部屋は出入り口が二つあったから部屋仕切りやすかったし昼間はいないしね。
でもそれでよかったのはやっぱり小学生までで、いくらパーテーションで区切られてても叔母と一緒っていやだよなって。
それで気を使って家を出た、ちょうどお給料も上がったし、コスプレ辞めてまとまったお金もあったしでいいタイミングだったと思う。
実家に帰りにくいのは、コスプレの事を突っ込まれたら返事しにくいのと年末年始帰っても、らいちゃんが私見ると舌打ちしたり避けるので家の空気悪くしたくないからだ。
そりゃ嫌だよね、良い年した叔母さんがコスプレだ独身だで家にいるの、止めた事話してないし。
お姉ちゃんから最近どう? 明日水餃子パーティーしない? ってライン来てたんだけど、ごめんね最近忙しいんだって返した。
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次は結婚報告? いや、真剣にお付き合いしている人がいます報告で実家の門を叩こうかな。
そうしたららいちゃんも私を見る目が変わるだろうしね。
ちょうどいいから洗濯機待ってる間に今日の午後から行けるサロンやネイルの予約して、天気もいいし美容日和だ。
服も…………新しいの買ってみようかな。
この二年、家賃と生活費以外にお金を殆ど消費してなかったし、なんかお金使うのワクワクするような怖いような。
二回目の洗濯物干してメイクしてお昼ご飯食べて、サロン行くまでの間ちょっと服見て…………。
はあ何か気持ちが外に向いてるってだけで、世界の色が違うって思った。
色々開発されてるけど、この中野の町はずっと同じ匂いだな不思議。
髪も爪も綺麗にしてもらって、一番最初に思い浮かぶ顔が袴田君って私の思考は相当眼鏡君に犯されているんだなぁってもう暗くなったホームで電車を待ちながら思った。
ドラマや映画だと、ここで偶然ヒーローや主要キャラクターに遭遇するのかもしれないけど、ただのOLの私は何もなく家に帰った。
袴田君からは、これから本社に戻って明日の準備です。ってメッセージが来ていた。
私今めっちゃ可愛いですよ。
って一言送ったら、直ぐ電話かかってきた。
【もしもし尾台さんどういう意味ですか】
「そのままの意味です」
【え? 裸なの?】
「それこそどういう意味ですかっていうか今どこにいるんですか」
【喫煙所に向かって歩いてる所です】
「お疲れ様です」
【はい、お疲れ様です。で、めっちゃ可愛いってなんですか】
「だから……美容院も行って爪も綺麗にしてもらったっていう、尾台さんの休日の報告ですよ」
【ああ……そういう意味ですか……今家ですよね。うん、この感じは家ですね、ベッドで横になってますね】
「ちょっと! わからないでしょ! 若者の蠢く繁華街にいるかもしれないじゃん」
【わたりますよ尾台さんの事なら何でも知ってます、内腿に二つ並んだホクロがあるのも、熟睡すると体丸まるのもお風呂の時必ず歌うのも。で、来週どこか行きたい所ありますか】
「どこも行きたくないですぅ!!」
【家でも外出先でも仕事の合間も、次俺とどこ行こうかなって、どんな服着ていこうかなって考えているんでしょ? どこ行きたいですか、更にその次の週は三連休だし泊りでもいいですよ】
「泊まッ……?!!!!!!!!!」
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え、え、え、え???
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【どうしてもいたいです。俺は尾台さんが大好きなのでずっと一緒にいたいです】
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え? 何、私思い当たる宅配便以外玄関出ない人間だけど何か買ったっけ? って半日ぶりにスマホ見たら、眼鏡君から。
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「あ、やっぱりいた。尾台さんお疲れ様です本当に可愛いです大好き。既読がついたのでどうしようか迷ったけど、会いたすぎて来ちゃいました」
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