【R18】モブキャラ喪女を寵愛中

文字の大きさ
上 下
146 / 156
寧々ちゃんまだまだ寵愛中

2020年もいじわる

しおりを挟む
 眼鏡を外されたから本気モードの辰巳さんかもしれない。
 
 谷間を噛みながら低く、甘い声がささやいてくる。
「もう汗かいてる良い匂い、興奮してる心臓の音が唇に響いてくるよ」
「んっ……」
「そんなにイイ? もうこっちの準備できてるの?」
 お股に膝押し付けられて、きゅっと唇を噛み締める、視線合わせるとそれだけでゾクゾクしちゅうから目を瞑って、震えちゃう位強く噛まれて痛きもちいよお。
 辰巳さんのワイシャツ握りしめて、歯型を舌がなぞって鎖骨に上がってくる、骨の所キツく吸われて、顎甘噛みされてキスされて、湿った熱い息吸われるの恥ずかしいのに、優しいディープキスに口の中蕩けてしまって、声出ちゃう。
 腰をやらしい手付きで揉まれて、もうえっちしたいよおって言おうと思ったら、辰巳さんはそっと親指を唇に添えて、声を出さずに唇の動きだけで。

【おしまい】
「いッ」




 って言ってきたのだ。
 ヤダヤダって涙湧いてきて、首横に振るんだけど、辰巳さんは触れるキスをしながらブラジャーのストラップを直してくる。

「たちゅ……っふ、んん」
「これ以上すると寧々ちゃん外にダダ漏れのエッチな音させちゃうからダメ」
 なんて言う癖に、本気の舌が絡まるキスされて、頭ジンジンするよお、顔傾けて深く口食い込ませながら音が出ないように吸ったり舌擦り合わせてくる、背筋痺れて……。

 そしたら、コンコンってドアが鳴った。

「辰巳さん、います?」
「はい、いますよ今出る所なので外で待っていて下さい」
「!!」
「はい」
 辰巳さんにやってしながら、私のブラウスのボタン締めてきて、うーうーうーうーうー!!!!

 最後に優しくハグしてくれて、耳元で「定時で上がろうね」って耳たぶ噛んで顔を離した。
 すっごい情けない真っ赤な顔してる私に眼鏡を掛けさせて、満足そうに笑うと自分の首に着いたキスマークをウィンクしながら人差し指でトントンして部屋を出て行った。


 それは! それは!! 年明け初日だから辛いって言ったの私だけどお!! 二人きりになりたいって言ったのも私だけどお!! もっと辛くなったじゃん! 辰巳さんのバカ!! いじわるッ!

しおりを挟む
感想 307

あなたにおすすめの小説

小さなことから〜露出〜えみ〜

サイコロ
恋愛
私の露出… 毎日更新していこうと思います よろしくおねがいします 感想等お待ちしております 取り入れて欲しい内容なども 書いてくださいね よりみなさんにお近く 考えやすく

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

鬼上官と、深夜のオフィス

99
恋愛
「このままでは女としての潤いがないまま、生涯を終えてしまうのではないか。」 間もなく30歳となる私は、そんな焦燥感に駆られて婚活アプリを使ってデートの約束を取り付けた。 けれどある日の残業中、アプリを操作しているところを会社の同僚の「鬼上官」こと佐久間君に見られてしまい……? 「婚活アプリで相手を探すくらいだったら、俺を相手にすりゃいい話じゃないですか。」 鬼上官な同僚に翻弄される、深夜のオフィスでの出来事。 ※性的な事柄をモチーフとしていますが その描写は薄いです。

パート先の店長に

Rollman
恋愛
パート先の店長に。

二人の甘い夜は終わらない

藤谷藍
恋愛
*この作品の書籍化がアルファポリス社で現在進んでおります。正式に決定しますと6月13日にこの作品をウェブから引き下げとなりますので、よろしくご了承下さい* 年齢=恋人いない歴28年。多忙な花乃は、昔キッパリ振られているのに、初恋の彼がずっと忘れられない。いまだに彼を想い続けているそんな誕生日の夜、彼に面影がそっくりな男性と出会い、夢心地のまま酔った勢いで幸せな一夜を共に––––、なのに、初めての朝チュンでパニックになり、逃げ出してしまった。甘酸っぱい思い出のファーストラブ。幻の夢のようなセカンドラブ。優しい彼には逢うたびに心を持っていかれる。今も昔も、過剰なほど甘やかされるけど、この歳になって相変わらずな子供扱いも! そして極甘で強引な彼のペースに、花乃はみるみる絡め取られて……⁈ ちょっぴり個性派、花乃の初恋胸キュンラブです。

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

ドSな彼からの溺愛は蜜の味

鳴宮鶉子
恋愛
ドSな彼からの溺愛は蜜の味

クラスメイトの美少女と無人島に流された件

桜井正宗
青春
 修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。  高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。  どうやら、漂流して流されていたようだった。  帰ろうにも島は『無人島』。  しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。  男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

処理中です...