142 / 156
寧々ちゃんまだまだ寵愛中
サンタさん
しおりを挟む
クリスマスも間近に迫って来た週末、ロシアから大きな宅急便が届いた。
ロシアからと言うよりもアマゾンなんだけど、ロシアに住んでる辰巳さんのお母さんからのプレゼント。
土曜日の夜、もう寝るよってなってタツミさんの眼鏡を外してあげたら、
「そうそう、明日母から荷物が届くようだから、午後は家にいてほしいって」
「へえ? 12月の本は月の初めに貰いましたよね? なんだろう」
そういえば、私も辰巳さんのお母さんから送られてきた本を読んで感想を一緒に送るようになった。
始めましての会話もした事なかったから、カチコチの緊張した文章になってしまって、まるで仕事の時の文体みたくなってたら、辰巳さんに色鉛筆を渡された。
「母は翻訳家です。日本語を読み取るのにとても敏感なので、よく思われようとしている文章はお見通しですよ。それより寧々ちゃんで返事して下さい」
「私で?」
「そう、お絵かき得意でしょ?」
ウィンクされて、そっか! 私にはこれがあったか!! っと、小説では、結末がぼやかした表現で書かれてあったのを、私はこんなラストを想像しました! って絵だけで表現してみた。
こっそり脇役だったメンズとメンズの手を繋がせておくのも忘れずに。
上手に書けたよ!! って見せたら辰巳さんはいいこいいこしてくれた。
それでそんな感じで私は毎回お母さんからの本にお絵かきで返事してる、喜んでくれているみたいで安心。
なので、今月も絵は描いたし今度は何が届くんだろう。
「ドロにも来なさいって連絡しておいた、だそうです」
「来なさい?」
ふうん? 本当に何だ?
で、あくる日。
「よし、俺様が来てやったぞ!」
「早いねドロ、約束の5時間前に来るなんて、ランチ一緒にする? ってメールしたんだけど見間違えてた? 今朝ご飯だよ」
「ウン、ミマチガエテタ!」
「おはようドロ君」
お母さんに「アンタ、兄ちゃんの邪魔するんじゃないよ!」って怒られたと最近うちにくるの自粛してたせか、満を持してなドロ君のキラキラ笑顔は眩しかった。
和食の朝ご飯食べて、本読んだりゲームしたり筋トレして遊んで、お昼は牡蠣とかぶのクリームパスタだった。
それで、午後になってインターホンが鳴るや、玄関に行ったら宅配業者が何往復かしますんで!!
なんて頭下げて戸を開けたままにしといてくれって言う。
「ん? そんな大量の荷物なんですか、手伝いますよ」
辰巳さんが家の前に止められたワゴン車の前に行く、私達もついて行ったら後ろに積まれた大小の小箱は全部うち宛なんだって。
もちろんドロ君も手伝ってくれて、搬入漏れがないか確認すると、宅配業者は笑顔で帰って行った。(辰巳さんがおやつどうぞってチョコあげてた)
「わあ~ますます中身が気になりますね!」
「開けてみようか」
「あ、母さんからメール着てる、玄関で開封して吹き抜けに置きなさい、だって」
「吹き抜けに置く……?」
辰巳さんが持って来てたカッターで手前の箱を開けると……。
「ん? これは…………モミの木かな?」
ドロ君も開けて、
「こっちは松だ」
私は手前にあった小さな箱開けてみたら、
「あ、オーナメント」
小さくて可愛い色んな色のボールが入っていた。
辰巳さんは英語で書かれた説明書見ながら頷いて、
「組み立てると大きなクリスマスツリーになるみたいですね」
「うわ、こっちの箱も…………こっちもこっちも枝だぞ兄貴」
「これ合体したら凄いの出来るんじゃないんですか」
「子供ができたら喜ぶものって昨日言ってたけど、そうかクリスマスツリー……」
辰巳さんは眼鏡を直して私の頭ポンポンしてきた。
「何です?」
「子供、っていうか寧々ちゃんへのプレゼントに近いかな。だってまだ子供は生まれていないし」
「俺達のガキの頃にあったクリスマスツリーはこの枝二本分くらいだったよな、あれも……俺が中学に上がる前にバザーで売っちゃったもんな」
「う……そうなんだ」
何かわかんないけど、じんとしちゃって辰巳さんにギュッ!
それで組み立てるのに一時間以上かかって、オーナメントに電飾を飾ってと、トータルで三時間でクリスマスツリーは完成した。
もう、圧巻!! の一言で、だってこれお店や病院とかで飾られてる規模では!? と思った。
一番上に☆つける時、辰巳さんに肩車してもらったもん。
説明書読みながらドロ君が言う。
「すっげーな、全長230だってよ」
「これは吹き抜けじゃないと飾れなかったね、うっかり居間で開封してたら大変な事になってた」
「凄い……」
二種類の枝が密集しててまるで本物の木みたいで、肩から降ろしてもらって見上げると思わず口がぽっかり開いてしまう。
「電気点けてみようか」
「Хорошо」
12月に4時過ぎはもう薄暗くなっているから、戸や窓を締めたら大きなクリスマスツリーの影が出来た。
「点けるよ」
タツミさんが電飾のスイッチを入れれば、わああって鳥肌が立ってしまった。
たくさんの光が弾けて魔法がかかったみたいだった。寄りかかってた辰巳さんに抱きついて、この言葉にできない感情を頭スリスリで訴えておく。
「They’re stunning」
「はい」
見上げればにこってする辰巳さんの眼鏡にたくさんの光が反射していた。
「もっと電飾増やして豪華にしたい!! リボンとかもっと買ってこよ!」
ドロ君も腰に手を当てて満足そうな顔してた。
はあーこれは、お返事のお絵かきしないと! っと思っているのに、夕飯の白菜と豚肉のお鍋を食べてドロ君が帰ると、暗くなった玄関をついつい見に行ってしまう。
だって本当にきれいなんだ、サンタさんって本当にいないのかな、こんな豪華なクリスマスツリーがあったら、絶対目印に来てくれそうなのに。
お風呂から上がって、階段に座ってじっとツリーを見つめていた。小さい頃のサンタさん思い出して、ちょっと泣けてくる。
この時期になると決まってお母さんは何かあるごとに脅し文句として「もう寧々の所にはサンタさん来ないね」と言った。
来て欲しくて必死になれば「サンタさんが来るから、やるやらないじゃないでしょ! あなたの為にしてることなのに、そんなんなら本当にサンタさんこないからね!」って怒られたっけ。
あれはどう答えれば正解だったんだろう……テストの点数が悪いと来てくれないサンタさん……一定の感覚で点滅する電飾を眺めていたら。
「風邪引いちゃうよ? おいで」
「もうちょっと見たいです」
「こんなに体冷えてる、直ぐ気付いてあげなくてごめん」
辰巳さんは仕事してて、私はいつもそういう時は同じ部屋で自由時間なんだけど、私と一緒で辰巳さんも本気モード入ると周り見えなくなるタイプ。
だから、私が部屋を抜け出してここにいたの気付かなかったみたい。
抱き上げられて顔にいっぱいキスされて、ベッドで温めてあげるって言われた。
夜中に目が覚めて、辰巳さんはぐっすり寝てた、やっぱり見に行きたくて、部屋を出たら階段の所から色とりどりの光が漏れてる。
何か異世界に繋がりそうなワクワクした感じにため息が出て、そうだ! って何十年ぶりだろ? サンタさんに手紙を書いてみた。
でも恥ずかしいから、モミと松の奥の奥に隠して。
それで朝になっていつみたいにバタバタ支度して、玄関。
いつもなら、辰巳さんにコート着せてもらって直ぐ出るのに、今日はクリスマスツリーを眺めながら……。
そしたら、あれ? なんかお手紙ぶら下がってるう!
七夕の短冊みたいに掛かっててペラって見たら、
【ミニスカサンタさんコスお願いします(I want children. )】
「もおおおおお!! 辰巳さん!!!」
後ろからギュッてされて、
「なあに? だって叶えてくれそうでしょ? こんな立派なクリスマスツリーだよ?」
「そうだけどお! クリスマスツリーは神聖な物なの! エッチな事お願いしちゃダメ!!」
むううってしたら、辰巳さんはうーんって考えた後ニヤッてして耳に口を近づけてきた。
「朝、木の中に小さな手紙が入っていて、何だろうって思ったら【ベビーベッド】て書いてあったんだけど、なんでそれが必要なのかな? ん? ん? 寧々君」
「し、知らない!!!」
ロシアからと言うよりもアマゾンなんだけど、ロシアに住んでる辰巳さんのお母さんからのプレゼント。
土曜日の夜、もう寝るよってなってタツミさんの眼鏡を外してあげたら、
「そうそう、明日母から荷物が届くようだから、午後は家にいてほしいって」
「へえ? 12月の本は月の初めに貰いましたよね? なんだろう」
そういえば、私も辰巳さんのお母さんから送られてきた本を読んで感想を一緒に送るようになった。
始めましての会話もした事なかったから、カチコチの緊張した文章になってしまって、まるで仕事の時の文体みたくなってたら、辰巳さんに色鉛筆を渡された。
「母は翻訳家です。日本語を読み取るのにとても敏感なので、よく思われようとしている文章はお見通しですよ。それより寧々ちゃんで返事して下さい」
「私で?」
「そう、お絵かき得意でしょ?」
ウィンクされて、そっか! 私にはこれがあったか!! っと、小説では、結末がぼやかした表現で書かれてあったのを、私はこんなラストを想像しました! って絵だけで表現してみた。
こっそり脇役だったメンズとメンズの手を繋がせておくのも忘れずに。
上手に書けたよ!! って見せたら辰巳さんはいいこいいこしてくれた。
それでそんな感じで私は毎回お母さんからの本にお絵かきで返事してる、喜んでくれているみたいで安心。
なので、今月も絵は描いたし今度は何が届くんだろう。
「ドロにも来なさいって連絡しておいた、だそうです」
「来なさい?」
ふうん? 本当に何だ?
で、あくる日。
「よし、俺様が来てやったぞ!」
「早いねドロ、約束の5時間前に来るなんて、ランチ一緒にする? ってメールしたんだけど見間違えてた? 今朝ご飯だよ」
「ウン、ミマチガエテタ!」
「おはようドロ君」
お母さんに「アンタ、兄ちゃんの邪魔するんじゃないよ!」って怒られたと最近うちにくるの自粛してたせか、満を持してなドロ君のキラキラ笑顔は眩しかった。
和食の朝ご飯食べて、本読んだりゲームしたり筋トレして遊んで、お昼は牡蠣とかぶのクリームパスタだった。
それで、午後になってインターホンが鳴るや、玄関に行ったら宅配業者が何往復かしますんで!!
なんて頭下げて戸を開けたままにしといてくれって言う。
「ん? そんな大量の荷物なんですか、手伝いますよ」
辰巳さんが家の前に止められたワゴン車の前に行く、私達もついて行ったら後ろに積まれた大小の小箱は全部うち宛なんだって。
もちろんドロ君も手伝ってくれて、搬入漏れがないか確認すると、宅配業者は笑顔で帰って行った。(辰巳さんがおやつどうぞってチョコあげてた)
「わあ~ますます中身が気になりますね!」
「開けてみようか」
「あ、母さんからメール着てる、玄関で開封して吹き抜けに置きなさい、だって」
「吹き抜けに置く……?」
辰巳さんが持って来てたカッターで手前の箱を開けると……。
「ん? これは…………モミの木かな?」
ドロ君も開けて、
「こっちは松だ」
私は手前にあった小さな箱開けてみたら、
「あ、オーナメント」
小さくて可愛い色んな色のボールが入っていた。
辰巳さんは英語で書かれた説明書見ながら頷いて、
「組み立てると大きなクリスマスツリーになるみたいですね」
「うわ、こっちの箱も…………こっちもこっちも枝だぞ兄貴」
「これ合体したら凄いの出来るんじゃないんですか」
「子供ができたら喜ぶものって昨日言ってたけど、そうかクリスマスツリー……」
辰巳さんは眼鏡を直して私の頭ポンポンしてきた。
「何です?」
「子供、っていうか寧々ちゃんへのプレゼントに近いかな。だってまだ子供は生まれていないし」
「俺達のガキの頃にあったクリスマスツリーはこの枝二本分くらいだったよな、あれも……俺が中学に上がる前にバザーで売っちゃったもんな」
「う……そうなんだ」
何かわかんないけど、じんとしちゃって辰巳さんにギュッ!
それで組み立てるのに一時間以上かかって、オーナメントに電飾を飾ってと、トータルで三時間でクリスマスツリーは完成した。
もう、圧巻!! の一言で、だってこれお店や病院とかで飾られてる規模では!? と思った。
一番上に☆つける時、辰巳さんに肩車してもらったもん。
説明書読みながらドロ君が言う。
「すっげーな、全長230だってよ」
「これは吹き抜けじゃないと飾れなかったね、うっかり居間で開封してたら大変な事になってた」
「凄い……」
二種類の枝が密集しててまるで本物の木みたいで、肩から降ろしてもらって見上げると思わず口がぽっかり開いてしまう。
「電気点けてみようか」
「Хорошо」
12月に4時過ぎはもう薄暗くなっているから、戸や窓を締めたら大きなクリスマスツリーの影が出来た。
「点けるよ」
タツミさんが電飾のスイッチを入れれば、わああって鳥肌が立ってしまった。
たくさんの光が弾けて魔法がかかったみたいだった。寄りかかってた辰巳さんに抱きついて、この言葉にできない感情を頭スリスリで訴えておく。
「They’re stunning」
「はい」
見上げればにこってする辰巳さんの眼鏡にたくさんの光が反射していた。
「もっと電飾増やして豪華にしたい!! リボンとかもっと買ってこよ!」
ドロ君も腰に手を当てて満足そうな顔してた。
はあーこれは、お返事のお絵かきしないと! っと思っているのに、夕飯の白菜と豚肉のお鍋を食べてドロ君が帰ると、暗くなった玄関をついつい見に行ってしまう。
だって本当にきれいなんだ、サンタさんって本当にいないのかな、こんな豪華なクリスマスツリーがあったら、絶対目印に来てくれそうなのに。
お風呂から上がって、階段に座ってじっとツリーを見つめていた。小さい頃のサンタさん思い出して、ちょっと泣けてくる。
この時期になると決まってお母さんは何かあるごとに脅し文句として「もう寧々の所にはサンタさん来ないね」と言った。
来て欲しくて必死になれば「サンタさんが来るから、やるやらないじゃないでしょ! あなたの為にしてることなのに、そんなんなら本当にサンタさんこないからね!」って怒られたっけ。
あれはどう答えれば正解だったんだろう……テストの点数が悪いと来てくれないサンタさん……一定の感覚で点滅する電飾を眺めていたら。
「風邪引いちゃうよ? おいで」
「もうちょっと見たいです」
「こんなに体冷えてる、直ぐ気付いてあげなくてごめん」
辰巳さんは仕事してて、私はいつもそういう時は同じ部屋で自由時間なんだけど、私と一緒で辰巳さんも本気モード入ると周り見えなくなるタイプ。
だから、私が部屋を抜け出してここにいたの気付かなかったみたい。
抱き上げられて顔にいっぱいキスされて、ベッドで温めてあげるって言われた。
夜中に目が覚めて、辰巳さんはぐっすり寝てた、やっぱり見に行きたくて、部屋を出たら階段の所から色とりどりの光が漏れてる。
何か異世界に繋がりそうなワクワクした感じにため息が出て、そうだ! って何十年ぶりだろ? サンタさんに手紙を書いてみた。
でも恥ずかしいから、モミと松の奥の奥に隠して。
それで朝になっていつみたいにバタバタ支度して、玄関。
いつもなら、辰巳さんにコート着せてもらって直ぐ出るのに、今日はクリスマスツリーを眺めながら……。
そしたら、あれ? なんかお手紙ぶら下がってるう!
七夕の短冊みたいに掛かっててペラって見たら、
【ミニスカサンタさんコスお願いします(I want children. )】
「もおおおおお!! 辰巳さん!!!」
後ろからギュッてされて、
「なあに? だって叶えてくれそうでしょ? こんな立派なクリスマスツリーだよ?」
「そうだけどお! クリスマスツリーは神聖な物なの! エッチな事お願いしちゃダメ!!」
むううってしたら、辰巳さんはうーんって考えた後ニヤッてして耳に口を近づけてきた。
「朝、木の中に小さな手紙が入っていて、何だろうって思ったら【ベビーベッド】て書いてあったんだけど、なんでそれが必要なのかな? ん? ん? 寧々君」
「し、知らない!!!」
0
お気に入りに追加
1,063
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
【R18】豹変年下オオカミ君の恋愛包囲網〜策士な後輩から逃げられません!〜
湊未来
恋愛
「ねぇ、本当に陰キャの童貞だって信じてたの?経験豊富なお姉さん………」
30歳の誕生日当日、彼氏に呼び出された先は高級ホテルのレストラン。胸を高鳴らせ向かった先で見たものは、可愛らしいワンピースを着た女と腕を組み、こちらを見据える彼の姿だった。
一方的に別れを告げられ、ヤケ酒目的で向かったBAR。
「ねぇ。酔っちゃったの………
………ふふふ…貴方に酔っちゃったみたい」
一夜のアバンチュールの筈だった。
運命とは時に残酷で甘い………
羊の皮を被った年下オオカミ君×三十路崖っぷち女の恋愛攻防戦。
覗いて行きませんか?
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
・R18の話には※をつけます。
・女性が男性を襲うシーンが初回にあります。苦手な方はご注意を。
・裏テーマは『クズ男愛に目覚める』です。年上の女性に振り回されながら、愛を自覚し、更生するクズ男をゆるっく書けたらいいなぁ〜と。
一宿一飯の恩義で竜伯爵様に抱かれたら、なぜか監禁されちゃいました!
当麻月菜
恋愛
宮坂 朱音(みやさか あかね)は、電車に跳ねられる寸前に異世界転移した。そして異世界人を保護する役目を担う竜伯爵の元でお世話になることになった。
しかしある日の晩、竜伯爵当主であり、朱音の保護者であり、ひそかに恋心を抱いているデュアロスが瀕死の状態で屋敷に戻ってきた。
彼は強い媚薬を盛られて苦しんでいたのだ。
このまま一晩ナニをしなければ、死んでしまうと知って、朱音は一宿一飯の恩義と、淡い恋心からデュアロスにその身を捧げた。
しかしそこから、なぜだかわからないけれど監禁生活が始まってしまい……。
好きだからこそ身を捧げた異世界女性と、強い覚悟を持って異世界女性を抱いた男が異世界婚をするまでの、しょーもないアレコレですれ違う二人の恋のおはなし。
※いつもコメントありがとうございます!現在、返信が遅れて申し訳ありません(o*。_。)oペコッ 甘口も辛口もどれもありがたく読ませていただいてます(*´ω`*)
※他のサイトにも重複投稿しています。
ねえ、私の本性を暴いてよ♡ オナニークラブで働く女子大生
花野りら
恋愛
オナニークラブとは、個室で男性客のオナニーを見てあげたり手コキする風俗店のひとつ。
女子大生がエッチなアルバイトをしているという背徳感!
イケナイことをしている羞恥プレイからの過激なセックスシーンは必読♡
【R18】ドS上司とヤンデレイケメンに毎晩種付けされた結果、泥沼三角関係に堕ちました。
雪村 里帆
恋愛
お陰様でHOT女性向けランキング31位、人気ランキング132位の記録達成※雪村里帆、性欲旺盛なアラサーOL。ブラック企業から転職した先の会社でドS歳下上司の宮野孝司と出会い、彼の事を考えながら毎晩自慰に耽る。ある日、中学時代に里帆に告白してきた同級生のイケメン・桜庭亮が里帆の部署に異動してきて…⁉︎ドキドキハラハラ淫猥不埒な雪村里帆のめまぐるしい二重恋愛生活が始まる…!優柔不断でドMな里帆は、ドS上司とヤンデレイケメンのどちらを選ぶのか…⁉︎
——もしも恋愛ドラマの濡れ場シーンがカット無しで放映されたら?という妄想も込めて執筆しました。長編です。
※連載当時のものです。
【R18】エリートビジネスマンの裏の顔
白波瀬 綾音
恋愛
御社のエース、危険人物すぎます───。
私、高瀬緋莉(27)は、思いを寄せていた業界最大手の同業他社勤務のエリート営業マン檜垣瑤太(30)に執着され、軟禁されてしまう。
同じチームの後輩、石橋蓮(25)が異変に気付くが……
この生活に果たして救いはあるのか。
※サムネにAI生成画像を使用しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる