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寧々ちゃんまだまだ寵愛中
旦那様のお支度
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「それでねそれでね」
「うん、聞いてるよ」
「それでヒーロータツミンはネネナ姫から愛のキッスをされて、たちまち受けた傷が治って、最後は悪いやつをズババババっと」
「あら凄い」
「やっつけてですね、子供達を人形の姿から戻して世界に平和をもたらすのですよ」
「素晴らしいね」
「何か変な所あります?」
「うーん、ストーリーは分かりやすくていいけど、主人公の名前はタツミンってそれ辰巳だよね? それだとネネナ姫ももれなくタツミンだし、名前の方がよくないかな。山田でヤマダンみたいな感じでしょ? 僕っぽくないよね」
「おおーそうかあ」
ううーんってしてたら、もうシャツのボタンが止まってて、目瞑りながらふむふむしてたら、右足叩かれるから上げて、左足叩かれて上げてってしていつの間にかスカートはいてる。
「でもぉ、ヒーローの名前エロリンだと急に絵本じゃなくて薄い本になりませんか?」
「そうだね、ならフェイタス! とかどうかな」
「それ湿布だから久光製薬に怒られちゃうヤツ」
エローヌ、エロロン、エロポン……うううんんん!! 始めのエロが日本では曲者だな!!
なんてしてる内に髪の毛オイルつけてとかされてて私の支度が終わっていた。
「あ! もう!! 勝手に私の支度しちゃダメだって言ってるじゃないですか! 私26歳なんだから毎朝辰巳さんに支度してもらってるなんて恥ずかしいです!」
「でも寧々ちゃんってお話し始めちゃうと直ぐお手てがお留守になるでしょう。時間ぎりぎりになって泣きながら、辰巳さん手伝って! も可愛いけど朝は余裕をもって家を出たいし」
「う」
全くもっての正論なので、ありがとうを伝えべくお腹にぎゅって抱き付いておく。
子供が生まれてファーストブックは私が作った本がいいって只今作成中なのだ。
「初めは色や形だけ、次に動物、食べ物乗り物、数字、擬音、言葉、物語って月齢に合わせて作っていくなんて手が込んでるね」
「辰巳さんがいっぱい褒めてくれるから、調子に乗ってるだけです」
「さてと、じゃあ僕のAngelは今日もとっても可愛いく仕上がったので、自分の支度をしようかな」
キスされて、でも辰巳さんもシャツにズボンってもう支度終わってる気がするけど……? あ!!
「そっかネクタイ! 私がやります! なんかそういう奥さんが出勤する前に旦那様の支度手伝うのありますよね!! したいしたい」
「ネクタイ難しいよ?」
「大丈夫です! 寧々やればできる子! ほらソファー座って?」
「うん、ありがとう」
辰巳さんが持ってたネクタイ取ってソファーに座らせて跨った。
「えっと、谷折り!」
「そういうのはないかな」
「くるくるしてくるんってするとここから出て来てき…………こない!」
「僕がやる?」
「しなくていいです! 辰巳さんの応援が足りないからできないの!」
「そっか、ごめんなさい寧々ちゃん頑張って」
「口だけなら誰でも言えるの!」
そしたら辰巳さんはちゅってしてくれた、力みなぎるぅううう!!!
「あ、ほら出来た」
「え、本当だ、凄い」
「うん、聞いてるよ」
「それでヒーロータツミンはネネナ姫から愛のキッスをされて、たちまち受けた傷が治って、最後は悪いやつをズババババっと」
「あら凄い」
「やっつけてですね、子供達を人形の姿から戻して世界に平和をもたらすのですよ」
「素晴らしいね」
「何か変な所あります?」
「うーん、ストーリーは分かりやすくていいけど、主人公の名前はタツミンってそれ辰巳だよね? それだとネネナ姫ももれなくタツミンだし、名前の方がよくないかな。山田でヤマダンみたいな感じでしょ? 僕っぽくないよね」
「おおーそうかあ」
ううーんってしてたら、もうシャツのボタンが止まってて、目瞑りながらふむふむしてたら、右足叩かれるから上げて、左足叩かれて上げてってしていつの間にかスカートはいてる。
「でもぉ、ヒーローの名前エロリンだと急に絵本じゃなくて薄い本になりませんか?」
「そうだね、ならフェイタス! とかどうかな」
「それ湿布だから久光製薬に怒られちゃうヤツ」
エローヌ、エロロン、エロポン……うううんんん!! 始めのエロが日本では曲者だな!!
なんてしてる内に髪の毛オイルつけてとかされてて私の支度が終わっていた。
「あ! もう!! 勝手に私の支度しちゃダメだって言ってるじゃないですか! 私26歳なんだから毎朝辰巳さんに支度してもらってるなんて恥ずかしいです!」
「でも寧々ちゃんってお話し始めちゃうと直ぐお手てがお留守になるでしょう。時間ぎりぎりになって泣きながら、辰巳さん手伝って! も可愛いけど朝は余裕をもって家を出たいし」
「う」
全くもっての正論なので、ありがとうを伝えべくお腹にぎゅって抱き付いておく。
子供が生まれてファーストブックは私が作った本がいいって只今作成中なのだ。
「初めは色や形だけ、次に動物、食べ物乗り物、数字、擬音、言葉、物語って月齢に合わせて作っていくなんて手が込んでるね」
「辰巳さんがいっぱい褒めてくれるから、調子に乗ってるだけです」
「さてと、じゃあ僕のAngelは今日もとっても可愛いく仕上がったので、自分の支度をしようかな」
キスされて、でも辰巳さんもシャツにズボンってもう支度終わってる気がするけど……? あ!!
「そっかネクタイ! 私がやります! なんかそういう奥さんが出勤する前に旦那様の支度手伝うのありますよね!! したいしたい」
「ネクタイ難しいよ?」
「大丈夫です! 寧々やればできる子! ほらソファー座って?」
「うん、ありがとう」
辰巳さんが持ってたネクタイ取ってソファーに座らせて跨った。
「えっと、谷折り!」
「そういうのはないかな」
「くるくるしてくるんってするとここから出て来てき…………こない!」
「僕がやる?」
「しなくていいです! 辰巳さんの応援が足りないからできないの!」
「そっか、ごめんなさい寧々ちゃん頑張って」
「口だけなら誰でも言えるの!」
そしたら辰巳さんはちゅってしてくれた、力みなぎるぅううう!!!
「あ、ほら出来た」
「え、本当だ、凄い」
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