85 / 156
寧々ちゃんまだまだ寵愛中
辰巳さんと週末を ◎
しおりを挟む
今日も安定の辰巳椅子に腰かけて嬉しい週末を噛み締める。
「わーいわーい金曜日! 夜更かしできる、金曜日!」
「ん? まだ起きるなら、先お風呂入ってからにしよう?」
「えええーやだぁー別にお風呂なんて入らなくても人、死なない」
「ダメだよ、今日も寧々ちゃん色んな男の人と話したでしょ? そういう不浄は清めてから寝ないと」
「不浄って……仕事の話ですよ辰巳さん、もう変な所潔癖なんだから」
本取り上げられてしまったから、後ろ向いて抱き付いて匂い嗅いで顔擦り付けて、辰巳さんに異常はナシ!
「ほら、自分だってもし今僕から少しでも香水の匂いがしたらお風呂お風呂って暴れるでしょう、僕は暴れないけど」
「う」
前科ありなので何とも言い返せなくて下から睨む。
うああ、お風呂って入っちゃえば、何てことないし気持ちいいし明日も楽なんだけど…入るまでがなあ。
「直ぐ裸にしてあげるからね」
「やだやだ」
「なんでもいやいや反抗して本当に可愛いなもう」
辰巳さんの腕の中で抵抗しても無意味で直にスルっと脱がされちゃう、スカート取られて恥ずかしくなってワイシャツでお股隠してたら、クスっと笑われて体が宙に浮いた。
「じゃあ脱衣所で脱がしっこしようか」
「脱がしっこ?」
「いっぱい脱がせた方が勝ち」
「勝ち?」
「勝った人の言うこと何でも聞く」
「やあだ! 私の言うことなんでも聞いてくれる辰巳さんじゃなきゃやあだ」
「僕も、僕の言うことなら何でも素直に聞いてくれる寧々ちゃんが好き」
「…………」
「…………」
「脱がしっこします? っていうか、脱がしっこいつもしてるし」
「そうだったね」
脱衣所に降ろされて、うん、やっぱり今日も辰巳さんの服を脱がせてあげた。
それで、毎日のお風呂は体を綺麗にするのもあるけど、時間の半分は英語のお勉強のタイムだ。
お風呂場の壁には、お湯で濡らして壁にくっ付くアルファベットのスポンジや単語表が貼られてる。
というのも、次回のアクションプランの自己啓発を目指せTOEIC700点にしたのです!
やっぱりお風呂でも辰巳さんに抱っこしてもらって発音の練習練習!!
「私も辰巳さんと英語でおしゃべりしたい!」
「楽しみ、僕も更に高得点目指すよ」
「え、辰巳さんが? なんか嫌味臭いですよぉ! 900点は取れてる癖に!」
「とれてるんだけどね、まあなんと総務部の人に5点ほど負けてしまってね? 点数聞かれて答えたら、眼鏡の彼に英語で……」
と辰巳さんは総務部部長の口調を真似して眼鏡を直した。
「【あれ? 辰巳さんって英語が苦手だったんですね、意外だな~ハハハ】ってネイティブに言われてしまってさあ」
「んんんんん」
「ほら、彼等さすが本社から来ただけあって、部下の二人もああ見えて中々の高学歴じゃない。会社の為に尽力してくれて世話にはなったけど、一々営業に突っかかってきて、クソガキが舐めた口利いてるなって久々に燃えてるんですよ僕は」
「!?」
初めて見る辰巳さんのギラッと光る緑の瞳に、キュンときてしまった、いつのも優しい辰巳さんとは違うかこいい。
それで辰巳さんは私を後ろからきゅっと抱え直して言ってきた。
「というわけで噛みます」
「へ」
「ちょっとだけ、いいでしょう? ねえいいよね?」
「だ、だめ! 最近あったかくなってきて薄着するんだから、痕見えちゃ……ひゃあ!」
むぎゅううって首と肩の間に歯が食い込んで、痛いゾクゾク、うあ、ダメ……
辰巳さんって一回噛んだら中々離してくれないんだ、吸いながら強弱つけてずっと噛み噛みしてくる。
1分近く歯が食い込んで離れたそこには当たり前だけど赤黒く痕残っちゃって。
「綺麗だね」
「もう! だから見えるとこにしちゃダメってば!」
「なぜ?」
「だって明日、おっぱい大きくなったの……胸もう一回採寸するってお店予約したじゃないですか!」
「だから?」
「見られたら恥ずかしいですぅ! って胸見せるんだから隠れるとこなんてないけど……」
辰巳さんは今から肩にも噛み付く勢いでって口開いて、そこから口まで舐めてきた。
「あん」
「威嚇とマーキングって他人に見られてこそ正しい在り方ですよ」
「んんッ……」
「欲しいよねぇ寧々、僕の印」
「ぁああ……ぅ、はい」
そのままディープキスされて、胸揉まれて、いっぱい頷いてる私は本当にいい子で素直だと思います。
「わーいわーい金曜日! 夜更かしできる、金曜日!」
「ん? まだ起きるなら、先お風呂入ってからにしよう?」
「えええーやだぁー別にお風呂なんて入らなくても人、死なない」
「ダメだよ、今日も寧々ちゃん色んな男の人と話したでしょ? そういう不浄は清めてから寝ないと」
「不浄って……仕事の話ですよ辰巳さん、もう変な所潔癖なんだから」
本取り上げられてしまったから、後ろ向いて抱き付いて匂い嗅いで顔擦り付けて、辰巳さんに異常はナシ!
「ほら、自分だってもし今僕から少しでも香水の匂いがしたらお風呂お風呂って暴れるでしょう、僕は暴れないけど」
「う」
前科ありなので何とも言い返せなくて下から睨む。
うああ、お風呂って入っちゃえば、何てことないし気持ちいいし明日も楽なんだけど…入るまでがなあ。
「直ぐ裸にしてあげるからね」
「やだやだ」
「なんでもいやいや反抗して本当に可愛いなもう」
辰巳さんの腕の中で抵抗しても無意味で直にスルっと脱がされちゃう、スカート取られて恥ずかしくなってワイシャツでお股隠してたら、クスっと笑われて体が宙に浮いた。
「じゃあ脱衣所で脱がしっこしようか」
「脱がしっこ?」
「いっぱい脱がせた方が勝ち」
「勝ち?」
「勝った人の言うこと何でも聞く」
「やあだ! 私の言うことなんでも聞いてくれる辰巳さんじゃなきゃやあだ」
「僕も、僕の言うことなら何でも素直に聞いてくれる寧々ちゃんが好き」
「…………」
「…………」
「脱がしっこします? っていうか、脱がしっこいつもしてるし」
「そうだったね」
脱衣所に降ろされて、うん、やっぱり今日も辰巳さんの服を脱がせてあげた。
それで、毎日のお風呂は体を綺麗にするのもあるけど、時間の半分は英語のお勉強のタイムだ。
お風呂場の壁には、お湯で濡らして壁にくっ付くアルファベットのスポンジや単語表が貼られてる。
というのも、次回のアクションプランの自己啓発を目指せTOEIC700点にしたのです!
やっぱりお風呂でも辰巳さんに抱っこしてもらって発音の練習練習!!
「私も辰巳さんと英語でおしゃべりしたい!」
「楽しみ、僕も更に高得点目指すよ」
「え、辰巳さんが? なんか嫌味臭いですよぉ! 900点は取れてる癖に!」
「とれてるんだけどね、まあなんと総務部の人に5点ほど負けてしまってね? 点数聞かれて答えたら、眼鏡の彼に英語で……」
と辰巳さんは総務部部長の口調を真似して眼鏡を直した。
「【あれ? 辰巳さんって英語が苦手だったんですね、意外だな~ハハハ】ってネイティブに言われてしまってさあ」
「んんんんん」
「ほら、彼等さすが本社から来ただけあって、部下の二人もああ見えて中々の高学歴じゃない。会社の為に尽力してくれて世話にはなったけど、一々営業に突っかかってきて、クソガキが舐めた口利いてるなって久々に燃えてるんですよ僕は」
「!?」
初めて見る辰巳さんのギラッと光る緑の瞳に、キュンときてしまった、いつのも優しい辰巳さんとは違うかこいい。
それで辰巳さんは私を後ろからきゅっと抱え直して言ってきた。
「というわけで噛みます」
「へ」
「ちょっとだけ、いいでしょう? ねえいいよね?」
「だ、だめ! 最近あったかくなってきて薄着するんだから、痕見えちゃ……ひゃあ!」
むぎゅううって首と肩の間に歯が食い込んで、痛いゾクゾク、うあ、ダメ……
辰巳さんって一回噛んだら中々離してくれないんだ、吸いながら強弱つけてずっと噛み噛みしてくる。
1分近く歯が食い込んで離れたそこには当たり前だけど赤黒く痕残っちゃって。
「綺麗だね」
「もう! だから見えるとこにしちゃダメってば!」
「なぜ?」
「だって明日、おっぱい大きくなったの……胸もう一回採寸するってお店予約したじゃないですか!」
「だから?」
「見られたら恥ずかしいですぅ! って胸見せるんだから隠れるとこなんてないけど……」
辰巳さんは今から肩にも噛み付く勢いでって口開いて、そこから口まで舐めてきた。
「あん」
「威嚇とマーキングって他人に見られてこそ正しい在り方ですよ」
「んんッ……」
「欲しいよねぇ寧々、僕の印」
「ぁああ……ぅ、はい」
そのままディープキスされて、胸揉まれて、いっぱい頷いてる私は本当にいい子で素直だと思います。
0
お気に入りに追加
1,063
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
【R18】豹変年下オオカミ君の恋愛包囲網〜策士な後輩から逃げられません!〜
湊未来
恋愛
「ねぇ、本当に陰キャの童貞だって信じてたの?経験豊富なお姉さん………」
30歳の誕生日当日、彼氏に呼び出された先は高級ホテルのレストラン。胸を高鳴らせ向かった先で見たものは、可愛らしいワンピースを着た女と腕を組み、こちらを見据える彼の姿だった。
一方的に別れを告げられ、ヤケ酒目的で向かったBAR。
「ねぇ。酔っちゃったの………
………ふふふ…貴方に酔っちゃったみたい」
一夜のアバンチュールの筈だった。
運命とは時に残酷で甘い………
羊の皮を被った年下オオカミ君×三十路崖っぷち女の恋愛攻防戦。
覗いて行きませんか?
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
・R18の話には※をつけます。
・女性が男性を襲うシーンが初回にあります。苦手な方はご注意を。
・裏テーマは『クズ男愛に目覚める』です。年上の女性に振り回されながら、愛を自覚し、更生するクズ男をゆるっく書けたらいいなぁ〜と。
一宿一飯の恩義で竜伯爵様に抱かれたら、なぜか監禁されちゃいました!
当麻月菜
恋愛
宮坂 朱音(みやさか あかね)は、電車に跳ねられる寸前に異世界転移した。そして異世界人を保護する役目を担う竜伯爵の元でお世話になることになった。
しかしある日の晩、竜伯爵当主であり、朱音の保護者であり、ひそかに恋心を抱いているデュアロスが瀕死の状態で屋敷に戻ってきた。
彼は強い媚薬を盛られて苦しんでいたのだ。
このまま一晩ナニをしなければ、死んでしまうと知って、朱音は一宿一飯の恩義と、淡い恋心からデュアロスにその身を捧げた。
しかしそこから、なぜだかわからないけれど監禁生活が始まってしまい……。
好きだからこそ身を捧げた異世界女性と、強い覚悟を持って異世界女性を抱いた男が異世界婚をするまでの、しょーもないアレコレですれ違う二人の恋のおはなし。
※いつもコメントありがとうございます!現在、返信が遅れて申し訳ありません(o*。_。)oペコッ 甘口も辛口もどれもありがたく読ませていただいてます(*´ω`*)
※他のサイトにも重複投稿しています。
ねえ、私の本性を暴いてよ♡ オナニークラブで働く女子大生
花野りら
恋愛
オナニークラブとは、個室で男性客のオナニーを見てあげたり手コキする風俗店のひとつ。
女子大生がエッチなアルバイトをしているという背徳感!
イケナイことをしている羞恥プレイからの過激なセックスシーンは必読♡
【R18】ドS上司とヤンデレイケメンに毎晩種付けされた結果、泥沼三角関係に堕ちました。
雪村 里帆
恋愛
お陰様でHOT女性向けランキング31位、人気ランキング132位の記録達成※雪村里帆、性欲旺盛なアラサーOL。ブラック企業から転職した先の会社でドS歳下上司の宮野孝司と出会い、彼の事を考えながら毎晩自慰に耽る。ある日、中学時代に里帆に告白してきた同級生のイケメン・桜庭亮が里帆の部署に異動してきて…⁉︎ドキドキハラハラ淫猥不埒な雪村里帆のめまぐるしい二重恋愛生活が始まる…!優柔不断でドMな里帆は、ドS上司とヤンデレイケメンのどちらを選ぶのか…⁉︎
——もしも恋愛ドラマの濡れ場シーンがカット無しで放映されたら?という妄想も込めて執筆しました。長編です。
※連載当時のものです。
【R18】エリートビジネスマンの裏の顔
白波瀬 綾音
恋愛
御社のエース、危険人物すぎます───。
私、高瀬緋莉(27)は、思いを寄せていた業界最大手の同業他社勤務のエリート営業マン檜垣瑤太(30)に執着され、軟禁されてしまう。
同じチームの後輩、石橋蓮(25)が異変に気付くが……
この生活に果たして救いはあるのか。
※サムネにAI生成画像を使用しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる