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寧々ちゃんとお昼ご飯
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「おかずも作りたかったんですけど、今日は朝が早くて無理でした」
「え? そんな! 私おにぎりだけで充分ですよ。いつもおにぎりだけだし…………あ、っと言ってもコンビニのですが」
「そう、だから僕の手作りおかず食べさせたいなって思ってたの」
「?!!」
た、たちゅみさんの手作りおかずってなんだよ!
「うふふ、本当に反応が可愛いよね。普通だよ卵焼き焼いてほうれん草茹でたり小さなハンバーグとか? でも家の掃除してアレコレやって仕事もしてたら時間的に難しくてね、だからおかずは今夜一緒に作りませんか」
「あ、あ、あ……」
それ本気だったんだ!!
瞬きしてたら、クスってされて中身は食べてからじゃないと分からないんだってアルミに包まれたおにぎりを渡された。
この前も思ったんだけど、おにぎり大きいんだよね、そりゃ辰巳さんの手大きいから当たり前なんだけど、これ二個食べたらおかずお腹に入らない。
「中身はこの前と同じたらこと鮭だよ、まとめて焼いて冷蔵庫に入れてる、面倒臭いけど朝作れば昼一々どこにか行かなくて済むでしょ。会食だパーティーだってあるからね、一人の時は外食よりも白米にふりかけでいいから家で食べていたい主義。人と食事をするのは好きだけど」
「そうなんですね、私は家にご飯が用意されているから食事ってあまり深く考えてなかったかも、家で食べてその後何してるんですか」
「ん? 小説読みながら食べてるからその後も同じ、その日の気分でどこかにいける訳じゃなからそういう時って小説が便利じゃない? ジャンルで選べばどんな世界にも行ける。なんならタイムスリップもできる。ヒーローにもなれるし殺人者にも……漫画もいいけど小説って見た目や情景を制限されないから僕の世界観で夢を見られて好きなんだ」
「それは…………わかります」
私もそんな感じだし……でも私の場合はそれだけじゃ飽き足らず自分で作っちゃってるけど。
おにぎりの中身は鮭だった、辰巳さんも同じだったから次は二人でたらこだ。
もくもくと二人でおにぎり食べて、辰巳さんはたまにお茶を口に持ってきてくれる、飲む時は傾けてくれるし飲みたくない時は顎を引けば机にもどしてくれる。
なんていうか無言…………。
あれ、これやばくねえか、せっかくのランチタイムだぞ。
と思うけど、胸に寄りかかって辰巳さんの心臓の音聞きながら食べるおにぎりは美味しいのだ。
辰巳さんが何考えてるのかは謎だけど。
それで一つ目のおにぎりを食べ終えたので眼鏡外してちょっとお腹も満たされたし顔をベストに埋めて仮眠仮眠ってやってたら頭ポンポンされて。
「ほら寧々ちゃん次の食べよ」
「や、抱っこ」
「ダメ、ちゃんと食べて? 朝食べてないでしょ」
「?」
「出勤早かったから朝食べないで来たかなって」
「…………でも今は抱っこが」
「じゃあそのままでいいから」
口の所まで持ってこられてモグモグして、なんでそんな事知ってるの、ってゆうかこんなに女の人の扱いに慣れてる童貞辰巳さん……ってどんな女の人が好みなのかな。
私と違って色んな人と付き合ってきてエッチはしなくても、相手がそういうのしたいって所までなってるんでしょう。
どんな人と付き合ってたんだろう、グラマーなお姉さんとか? ヤマトナデシコとか? バリキャリとか外国の人とか? やっぱりもっと素敵な女の人いたんじゃって思ってしまう、というか今現在もそんな人わらわらいるし。
ってゆうのも、私の隣の尾台さんは年が一つしか違わないのにしっかりしてるし家事のほとんど私がやってるって言ってたんだ、袴田君お掃除しかできないし、しかも掃除も捨てるって選択肢しかないからやらせない、ご飯は全く作れないから私が作ってるって…………。
私そんなの一つも出来ないけど……。
お片付けも洗濯も出来るけど習慣にないからな、効率的にできない気が……料理は家庭科くらいしか経験ないけどクックパッド見るの好きだし作るのは好きだと思うんだ! 工作! 工作好き! …………いや、だめかな。
「あれ、変な事考えてる」
「?」
「さっきまで辰巳さん好きおにぎり美味しい、の顔だったのに、どうしたの?」
「あう、おにぎり美味しいですよ? 辰巳さんも………スキ、でもあの……色々……世の中は美女だらけだよなとか、私家事全然できないなって……考えたり」
「ああ、そんな事? いいよ僕は出来ない方が嬉しい」
「え?」
「だって私のこだわりってされるよりは何も知らなくて僕の方法で初めて家事を学んでくれた方が僕はやりやすいよ」
「ほう、なるほど」
「そして僕にとって寧々ちゃんは宇宙で一番可愛いです」
嘘ばっかりって顔を横に向けたら、辰巳さんは笑って口に入りそうな髪を耳に掛けてくれた。
「辰巳さんは私が好き?」
「好きですよ」
「本気の好き?」
「本気? うん本気、心の奥から好きだよ」
「いっぱいいっぱい?」
「うん、いっぱい寧々ちゃんが好き」
「私が嫌いって言っても?」
「僕は好きだよ、また好きにさせてあげる」
「辰巳さん、結婚って何ですか?」
ちょっと怖くなって胸の所から聞く、そしたら直に、
「運」
て返ってきた。
「運?」
「それ以外にないでしょ、十年来の幼馴染で仲良かったのに結婚したら一年で離婚しちゃう夫婦だっているし、出会ってその日に結婚して死ぬまで続く夫婦もいる。僕の所の両親もそうだよ全く違う文化の二人が惹かれ合って結婚してる、それって政略ではなく運命でしょう、そしてタイミング」
「……運命!!」
「そう、Destiny神の手引きだね」
おにぎり食べ終わってまた抱き付いていた、そうだよな尾台さんだって急に袴田君と結婚するだなんて言って運命以外にないよね。
「辰巳さんが…………私の運命の人……?」
「そうですよ、この地球上にいる75億人の中で一番寧々ちゃんが好きな人」
「なんか凄い!」
「ね、銀河のどこを探しても僕以上に寧々ちゃんを愛してる男、他にいないからね」
話が直ぐ宇宙な感じになるけどそういう所も好きになってる恋は不思議!
辰巳さんは優しく笑いながらお尻なでなでしてくるんだけど、手つきが……えっと……ちょっと……。
「んんっ……あの……」
「なあに」
「あの私、自分が思っていた以上にエッチな事好きみたいなので最後までしてくれないなら、中途半端にされちゃうと午後辛いです。こないだおっぱいされた後トイレで拭いても拭いてもぬるぬるしたの出てきて気持ち悪かったです」
「そっか」
「アッ……ん、やん」
スカート捲られてストッキングの上からグニグニお尻揉まれて震えた吐息出ちゃう。
「いい肉付きでお尻の形も綺麗」
「辰巳さっ……ぁっ、あん」
「うん、この可愛い声は今夜ゆっくり家で独り占めさせてもらおうかな」
「んんん……ひぁ開いちゃ、だめぇ……」
「もう汗ばんで媚びた声だして、凄い好みな反応だよ」
太腿に触られるだけでゾクゾクきて声我慢できないから肩にすがり付いてキスで塞いだ。
いっぱいキスして体撫でてもらって心も体も満たされた昼休みだった、でも結局ぬるぬるするからトイレ行く!
それで午後、早速私の事務作業を久瀬さんに任せるべく引き継ぎ作業だ!
と言っても久瀬さん頭良すぎて細かい事言わなくてもじっと話を聞いて「了解した」と頷いて終了だけど。
何か聞きたい事ありますかって言って、秒で「問題ない」って返ってくるの格好良すぎ、それで本当に何も聞きに来ないの凄すぎ。
よっし! これからは心置き無く画像作成できるぞ! あ、好きなセクシー女優さんだわーいってやってたら、
「八雲さん」
それは聞きなれない声で、振り向けば……。
「すみませんお仕事中、明日僕達の代わりにイベントに出てくれるって聞いたのでお礼が言いたくて」
「こないだの飲み会でオレすげー軽蔑した目で八雲さん見てたじゃないですか。トイレ行ったと思ったらそれっきり帰って来なかったんで申し訳なかったなと謝りたくて」
おおおおおおおおおおお幼馴染の最強カプ召喚キタコレ神様どうしてこんなご褒美を?!!
新井さんと沖田さんはいきいなりすみませんって頭下げてる。
え? ちょっと待って言葉が出ない。
まず何その距離間何、彼等の間拳一つ分しか空いてないじゃん、どういう事会社でもそんな近い距離なの? 心はもっと近いけどって? ばか。
軽蔑とか言わなくていいんだよアホ! って新井さんが肘で沖田さんを押して、うっせーなって肘振り払ってどうしてそんな前戯始めちゃったの? あ、待って写真撮らな!!!
「あの……八雲さん?」
「は、はい!!」
新井さんに顔を覗かれてビシ!! って背中が伸びた。
そしたら沖田さんが、
「そんなんで、もしオレ達に出来るような事あれば何でも言って下さいね」
何でもだと?
「え? そんな! 私おにぎりだけで充分ですよ。いつもおにぎりだけだし…………あ、っと言ってもコンビニのですが」
「そう、だから僕の手作りおかず食べさせたいなって思ってたの」
「?!!」
た、たちゅみさんの手作りおかずってなんだよ!
「うふふ、本当に反応が可愛いよね。普通だよ卵焼き焼いてほうれん草茹でたり小さなハンバーグとか? でも家の掃除してアレコレやって仕事もしてたら時間的に難しくてね、だからおかずは今夜一緒に作りませんか」
「あ、あ、あ……」
それ本気だったんだ!!
瞬きしてたら、クスってされて中身は食べてからじゃないと分からないんだってアルミに包まれたおにぎりを渡された。
この前も思ったんだけど、おにぎり大きいんだよね、そりゃ辰巳さんの手大きいから当たり前なんだけど、これ二個食べたらおかずお腹に入らない。
「中身はこの前と同じたらこと鮭だよ、まとめて焼いて冷蔵庫に入れてる、面倒臭いけど朝作れば昼一々どこにか行かなくて済むでしょ。会食だパーティーだってあるからね、一人の時は外食よりも白米にふりかけでいいから家で食べていたい主義。人と食事をするのは好きだけど」
「そうなんですね、私は家にご飯が用意されているから食事ってあまり深く考えてなかったかも、家で食べてその後何してるんですか」
「ん? 小説読みながら食べてるからその後も同じ、その日の気分でどこかにいける訳じゃなからそういう時って小説が便利じゃない? ジャンルで選べばどんな世界にも行ける。なんならタイムスリップもできる。ヒーローにもなれるし殺人者にも……漫画もいいけど小説って見た目や情景を制限されないから僕の世界観で夢を見られて好きなんだ」
「それは…………わかります」
私もそんな感じだし……でも私の場合はそれだけじゃ飽き足らず自分で作っちゃってるけど。
おにぎりの中身は鮭だった、辰巳さんも同じだったから次は二人でたらこだ。
もくもくと二人でおにぎり食べて、辰巳さんはたまにお茶を口に持ってきてくれる、飲む時は傾けてくれるし飲みたくない時は顎を引けば机にもどしてくれる。
なんていうか無言…………。
あれ、これやばくねえか、せっかくのランチタイムだぞ。
と思うけど、胸に寄りかかって辰巳さんの心臓の音聞きながら食べるおにぎりは美味しいのだ。
辰巳さんが何考えてるのかは謎だけど。
それで一つ目のおにぎりを食べ終えたので眼鏡外してちょっとお腹も満たされたし顔をベストに埋めて仮眠仮眠ってやってたら頭ポンポンされて。
「ほら寧々ちゃん次の食べよ」
「や、抱っこ」
「ダメ、ちゃんと食べて? 朝食べてないでしょ」
「?」
「出勤早かったから朝食べないで来たかなって」
「…………でも今は抱っこが」
「じゃあそのままでいいから」
口の所まで持ってこられてモグモグして、なんでそんな事知ってるの、ってゆうかこんなに女の人の扱いに慣れてる童貞辰巳さん……ってどんな女の人が好みなのかな。
私と違って色んな人と付き合ってきてエッチはしなくても、相手がそういうのしたいって所までなってるんでしょう。
どんな人と付き合ってたんだろう、グラマーなお姉さんとか? ヤマトナデシコとか? バリキャリとか外国の人とか? やっぱりもっと素敵な女の人いたんじゃって思ってしまう、というか今現在もそんな人わらわらいるし。
ってゆうのも、私の隣の尾台さんは年が一つしか違わないのにしっかりしてるし家事のほとんど私がやってるって言ってたんだ、袴田君お掃除しかできないし、しかも掃除も捨てるって選択肢しかないからやらせない、ご飯は全く作れないから私が作ってるって…………。
私そんなの一つも出来ないけど……。
お片付けも洗濯も出来るけど習慣にないからな、効率的にできない気が……料理は家庭科くらいしか経験ないけどクックパッド見るの好きだし作るのは好きだと思うんだ! 工作! 工作好き! …………いや、だめかな。
「あれ、変な事考えてる」
「?」
「さっきまで辰巳さん好きおにぎり美味しい、の顔だったのに、どうしたの?」
「あう、おにぎり美味しいですよ? 辰巳さんも………スキ、でもあの……色々……世の中は美女だらけだよなとか、私家事全然できないなって……考えたり」
「ああ、そんな事? いいよ僕は出来ない方が嬉しい」
「え?」
「だって私のこだわりってされるよりは何も知らなくて僕の方法で初めて家事を学んでくれた方が僕はやりやすいよ」
「ほう、なるほど」
「そして僕にとって寧々ちゃんは宇宙で一番可愛いです」
嘘ばっかりって顔を横に向けたら、辰巳さんは笑って口に入りそうな髪を耳に掛けてくれた。
「辰巳さんは私が好き?」
「好きですよ」
「本気の好き?」
「本気? うん本気、心の奥から好きだよ」
「いっぱいいっぱい?」
「うん、いっぱい寧々ちゃんが好き」
「私が嫌いって言っても?」
「僕は好きだよ、また好きにさせてあげる」
「辰巳さん、結婚って何ですか?」
ちょっと怖くなって胸の所から聞く、そしたら直に、
「運」
て返ってきた。
「運?」
「それ以外にないでしょ、十年来の幼馴染で仲良かったのに結婚したら一年で離婚しちゃう夫婦だっているし、出会ってその日に結婚して死ぬまで続く夫婦もいる。僕の所の両親もそうだよ全く違う文化の二人が惹かれ合って結婚してる、それって政略ではなく運命でしょう、そしてタイミング」
「……運命!!」
「そう、Destiny神の手引きだね」
おにぎり食べ終わってまた抱き付いていた、そうだよな尾台さんだって急に袴田君と結婚するだなんて言って運命以外にないよね。
「辰巳さんが…………私の運命の人……?」
「そうですよ、この地球上にいる75億人の中で一番寧々ちゃんが好きな人」
「なんか凄い!」
「ね、銀河のどこを探しても僕以上に寧々ちゃんを愛してる男、他にいないからね」
話が直ぐ宇宙な感じになるけどそういう所も好きになってる恋は不思議!
辰巳さんは優しく笑いながらお尻なでなでしてくるんだけど、手つきが……えっと……ちょっと……。
「んんっ……あの……」
「なあに」
「あの私、自分が思っていた以上にエッチな事好きみたいなので最後までしてくれないなら、中途半端にされちゃうと午後辛いです。こないだおっぱいされた後トイレで拭いても拭いてもぬるぬるしたの出てきて気持ち悪かったです」
「そっか」
「アッ……ん、やん」
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「辰巳さっ……ぁっ、あん」
「うん、この可愛い声は今夜ゆっくり家で独り占めさせてもらおうかな」
「んんん……ひぁ開いちゃ、だめぇ……」
「もう汗ばんで媚びた声だして、凄い好みな反応だよ」
太腿に触られるだけでゾクゾクきて声我慢できないから肩にすがり付いてキスで塞いだ。
いっぱいキスして体撫でてもらって心も体も満たされた昼休みだった、でも結局ぬるぬるするからトイレ行く!
それで午後、早速私の事務作業を久瀬さんに任せるべく引き継ぎ作業だ!
と言っても久瀬さん頭良すぎて細かい事言わなくてもじっと話を聞いて「了解した」と頷いて終了だけど。
何か聞きたい事ありますかって言って、秒で「問題ない」って返ってくるの格好良すぎ、それで本当に何も聞きに来ないの凄すぎ。
よっし! これからは心置き無く画像作成できるぞ! あ、好きなセクシー女優さんだわーいってやってたら、
「八雲さん」
それは聞きなれない声で、振り向けば……。
「すみませんお仕事中、明日僕達の代わりにイベントに出てくれるって聞いたのでお礼が言いたくて」
「こないだの飲み会でオレすげー軽蔑した目で八雲さん見てたじゃないですか。トイレ行ったと思ったらそれっきり帰って来なかったんで申し訳なかったなと謝りたくて」
おおおおおおおおおおお幼馴染の最強カプ召喚キタコレ神様どうしてこんなご褒美を?!!
新井さんと沖田さんはいきいなりすみませんって頭下げてる。
え? ちょっと待って言葉が出ない。
まず何その距離間何、彼等の間拳一つ分しか空いてないじゃん、どういう事会社でもそんな近い距離なの? 心はもっと近いけどって? ばか。
軽蔑とか言わなくていいんだよアホ! って新井さんが肘で沖田さんを押して、うっせーなって肘振り払ってどうしてそんな前戯始めちゃったの? あ、待って写真撮らな!!!
「あの……八雲さん?」
「は、はい!!」
新井さんに顔を覗かれてビシ!! って背中が伸びた。
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「そんなんで、もしオレ達に出来るような事あれば何でも言って下さいね」
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