いつの日か、また
秋も終わりを迎えるある日、迷子になったこびとのこどもは、リンドウの花と出会いました。
寒い夜を花の根元で過ごしたこどもは、翌朝、ふたたび会う約束の証に、月のかけらをもらって帰ります。
けれど月のかけらは消えてしまい、約束は守られず、こびとのこどもの胸にちくちくと痛むひっかき傷となって残っておりました。
小説家になろう、エブリスタ、ノベルアップ+にも投稿しています。
寒い夜を花の根元で過ごしたこどもは、翌朝、ふたたび会う約束の証に、月のかけらをもらって帰ります。
けれど月のかけらは消えてしまい、約束は守られず、こびとのこどもの胸にちくちくと痛むひっかき傷となって残っておりました。
小説家になろう、エブリスタ、ノベルアップ+にも投稿しています。
あなたにおすすめの小説
Sadness of the attendant
砂詠 飛来
児童書・童話
王子がまだ生熟れであるように、姫もまだまだ小娘でありました。
醜いカエルの姿に変えられてしまった王子を嘆く従者ハインリヒ。彼の強い憎しみの先に居たのは、王子を救ってくれた姫だった。
鬼の子ツンツンと桃次郎物語
矢野 零時
児童書・童話
鬼ヶ島から逃げ出した鬼の子ツンツンと桃太郎の弟、桃次郎のお話です。流行病を始めいろいろなことが起こりますが、仲良くなった二人は大活躍をしてくれます。
灰かぶりの子ども・サンドリヨン
山口かずなり
児童書・童話
サンドリヨンは、美人な子ども。
毎日お掃除ばかりで灰まみれ。
三つの呼び鈴が鳴ったら、3人の女のお世話ばかり。
そんな可哀想なサンドリヨンにも、叶えたい夢がありました。
その夢とは…。
(不幸でしあわせな子どもたちシリーズでは、他の子どもたちのストーリーが楽しめます。 短編集なので気軽にお読みください)
うさぎのぬいぐるみのロン
みなみ美咲
児童書・童話
あなたは小さい頃にぬいぐるみで遊んだ思い出はありますか?ぬいぐるみと遊んでいると楽しい気持ちや幸せな気持ちになります。
でも何かあった時に、そのぬいぐるみはあなたの力になりましたか?
このお話はぬいぐるみのロンと持ち主の毎日の日々を描いた物語です。毎日の出来事をロンの目線になってお話は進んでいきます。
ぬいぐるみにしかできないことをロンの気持ちになって読んでみてください。
ヒョイラレ
如月芳美
児童書・童話
中学に入って関東デビューを果たした俺は、急いで帰宅しようとして階段で足を滑らせる。
階段から落下した俺が目を覚ますと、しましまのモフモフになっている!
しかも生きて歩いてる『俺』を目の当たりにすることに。
その『俺』はとんでもなく困り果てていて……。
どうやら転生した奴が俺の体を使ってる!?
ユメクイ・アメジストナイト
江乃香
児童書・童話
──夢月町は日本で一番星空が綺麗に見える町。それはこの町に住む人々の美しい夢が星となって空に瞬いているから。そんな町で悪夢を見てごらんなさい。十三日連続で悪夢を見た日には……悪夢の底に引きずられて一生そこから出られないのです。
そんな言い伝えがある夢月町に住む宮成夢名(ミヤナリユメナ)は十二日連続で悪夢を見続けていた。
そして今夜が勝負の十三日目。祈りながら眠りにつくと、夢食いと名乗る少年、夜見(ヨミ)に出会う。ヨミはユメナの悪夢を食べさせてほしいとお願いをするが……
吸血鬼伝説の始まり
ムービーマスター
児童書・童話
流行り病、悪性の風邪が定期的に流行る中世ヨーロッパの暗黒の時代。
今よりも死が身近だった時代、人々は流行り病から恐怖の伝説を産み落とす。
その元には、新たに見付かった旧約聖書「創世記・天地創造」から、新事実が解り、神と悪魔と人間、そして流行り病の象徴として、吸血鬼伝説が誕生したのです。