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13. 旅人と帝国の冒険者
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雨が降る気配はないけれど、太陽は雲に隠れて見えない、そんな中途半端な空を視界いっぱいに入れた。
ふわりと出る欠伸を止めもせず、起き上がりながら豪快に背伸びする。
いやぁ、目覚めて最初に空が見えるっていいねぇ。
どんな天候でも空を見上げるのはいつだって心踊る。
「えー、そう?俺は晴れた空が一番好きだなぁ」
!!?
突如横から聞こえてきた声に肩が跳ね上がる。
バッと顔をそちらに向ければいかにも白馬の王子様かのような笑顔を携えた男が私の隣で優雅に寛いでいた。ようなってか、本物だった。
「おはようエリー。もう昼近いけど。見事に爆睡してたねぇ」
ああおはよう……じゃなくて!
なんでここにいるんだロイド王子!!つーかいつからいやがった!?
「ついさっき迎えに来たとこだよ。それにしても、本当に地面で寝てるんだね……魔物が来たら対処できるの?寝込みを襲われても文句言えないよ?」
「ロイド王子の仰る通りだよ!エリーさんったらこんないつ魔物が通りかかってもおかしくない場所で寝て……せめてもう少し帝国の近くまで来てね。心配だから」
爽快少年も後ろに控えていた。今気づいた。
心配ご無用。魔物の殺気には敏感なんでね。寝てる間に襲われてもすぐ起きれるよ。
で?なんでお前らここにいんの?
今まで迎えに来たことなんてないよな?もしや迷宮絡みで何かあった?
図星だったらしく、ロイド王子の眉尻が下がった。
「……実はちょっと困ったことがあってね……」
輝かしい笑顔は鳴りを潜め、なんとも微妙な表情のロイド王子。
初めて見たわこんな顔。なんか新鮮。
「騎士団が迷宮に行くパーティーを募集してるのは知ってるよね?」
いきなりなんでそんなこと聞くんだ?と思ったけど頷く。
ギルドの掲示板に貼ってあったな。ど真ん中に。
「そのパーティー、人数が揃ったらしくて。ちょうど今日出発するってラルフが言っててさ。もし迷宮内で鉢合わせたら色々面倒だから、合流して一緒に行ってくれって頼まれちゃって……もう既に話は通してるからってゴリ押しされた」
……?なんで鉢合わせるのが面倒に繋がるの?
「迷宮の探索は国を挙げての大事だからね。結構な額の報酬が出るんだよ。その報酬を全員で山分けする形なんだけど、予定外に人が増えると報酬が減るからね……王族直々に申告されるならまだしも、何も知らずに迷宮内で遭遇したらひと悶着あるんじゃないかな?エリーさんもそんな面倒事は御免でしょ?」
首を傾げる私に爽快少年が続けて説明してくれた。
人数が増えようが一人で現地に放り出されようが素材と肉が調達できるなら何でもいいけど、面倒事は避けたいな。
王族が申告したのなら一人一人の取り分が減らないよう調整するだろう。もし何も知らずに迷宮へ行けば後からしゃしゃり出て来た私らが文句言われるのは必然。
なるほど面倒だ。
けど同行するのが騎士ならたとえ文句あっても節度は守ると思うんだけど。
「騎士はいい。けど問題なのは集まったパーティーメンバーだよ……」
「実力はあるんですがねぇ……」
ロイド王子と爽快少年が揃ってため息を吐く。
あ、そっか。騎士団が募集して集まったんだから騎士以外の人もいるのか。
迷宮なんて危険な場所一般人は絶対行かないよな。誰だって死にたくないし。
となると戦える人……私みたいな旅人か、この国の冒険者か。
二人の反応からして後者かな。
ため息吐いちゃうような輩なのか……
「全く、ラルフ王子殿下は何をお考えなのやら……」
爽快少年の呟きにロイド王子が苦笑していると、途端にぐっと眉間にシワを寄せた。
フォルス帝国の方へと険しい顔を向ける。
「お、あいつじゃね?」
「ブルーベアーを単独討伐したっていうから来てみりゃ、なんだよただの女じゃねぇか!」
ロイド王子につられて私もそちらに視線を寄越すより先に聞き慣れない野太い声が飛んできた。
大柄の男が三人私達の元へ来る。私に不躾な視線を向けてくるが今はそんなことどうでもいい。
ぶ……ブルーベアーだと……!?あの青い熊のことか!!まさか正式名称だとは……
あ、やばい。笑えてきた。
「おいおい、肩震わせてんぜ?俺らが怖ぇか?嬢ちゃん」
「やっぱりあの噂はデマだったな。こんなのが迷宮についてくるとか冗談だろ?」
「名誉ある迷宮探索に同行するとかどんなコネ使ったんだか」
どうしよう。男達が何か言ってるけど耳に入らない。
これから先ブルーベリー見るたびに青い熊思い出しそうだ。
駄目だ耐えろ私。マスクのおかげで能力は発動しないが、笑い声もなく腹抱えてみろ。確実に変人扱いされるぞ。それか腹痛と勘違いされるか。
どっちも嫌だ。何としても耐えるんだ私!
「いや今更じゃん」
ロイド王子も何故か笑いを堪えている。
お前もブルーベリー症候群か?仲間だやったね!
「おい聞いてんのか!?」
無視し続けたからか痺れを切らして雑に掴まれた肩。
爽快少年が動くより先にその腕を捻り上げて組み伏せた。
あ、気持ち悪かったからつい……
「なっ!?」
「このクソ女!調子に乗りやがって!」
顔を怒りに染めて殴りかかってきた。
今度こそと爽快少年が私の前に立ちはだかるがその横をすり抜けて剣で男達を迎え撃つ。
あ、もちろん剣は抜いてないよ。鞘に納めたままだよ。
流石に人を斬るのはちょっとねぇ。
「ちょ、エリーさんっ!?」
爽快少年が飛び出した私を諌めるが聞いちゃいねぇ。
あいつら私に喧嘩売ってるんだろ?なら本人が爆買いしてやるのが筋ってもんじゃん。
それにしても弱いなー。
身なりからして冒険者だよな?フォルス帝国の冒険者ってこんな弱っちぃの?
高ランク根こそぎ王サマに持ってかれたっつってもそれは騎士や兵士だけの話だろ?もっと腕の立つやつがいてもいいんじゃないの?
男三人を戦闘不能にするのにそう時間はかからなかった。
「くそ……くそがっ!」
「女なんかに負けるなんて……」
こいつらアレか。女は黙って守られてろとか言っちゃうタイプか。
古い。古いぞオッサン。
今の時代は女も戦場に出るのが普通だぞ?そんなことも知らないのかい?
三人とも腹や肩を押さえて憤怒と嫉妬の混じった顔で睨んでくるが爽快少年が取り押さえてるので飛び掛かってくる心配はない。
大袈裟だなぁ。ちゃんと手加減したのに。
「これで分かったでしょ?この人の実力は本物だって」
「あ、あなた様は……!」
私の隣にロイド王子が立つ。
自国の王子様がこの平原にいたことに驚いてるようだ。
「ろくでなし王子も一緒かよ」
「貴様!不敬だぞ!」
リーダーっぽい男がロイド王子にまで吠えた。
爽快少年がそいつの身体を更にきつく拘束する。
他の二人は不敬で処罰されやしないかとひやひやしてる。
「リック、その辺にしといてね。一応仲間なんだから」
「……はい」
渋々ロイド王子に従う爽快少年。
場が落ち着いてきたところでロイド王子の服の袖を引っ張る。
ロイド王子がろくでなし呼ばわりされたことも少し気になったが、それよりもこいつら誰?と問いかければ、気まずそうな顔で目を泳がせた。
さっき一応仲間って言ってたし、なんとなく察したけど……当たってほしくなくてつい聞いてしまった。
「……迷宮探索で集まった冒険者だよ」
希望は絶たれた!
えええ……こいつらと一緒に?私と何故かロイド王子にまで悪感情しか持ってなさそうじゃん。
チームワーク大事よ?旅人の私が言っても説得力皆無だけど。
初っぱなからこんなんで大丈夫なの?
やばい超不安。
二人がため息ついてた理由が分かったわ。
波乱の予感しかしねぇ……
ふわりと出る欠伸を止めもせず、起き上がりながら豪快に背伸びする。
いやぁ、目覚めて最初に空が見えるっていいねぇ。
どんな天候でも空を見上げるのはいつだって心踊る。
「えー、そう?俺は晴れた空が一番好きだなぁ」
!!?
突如横から聞こえてきた声に肩が跳ね上がる。
バッと顔をそちらに向ければいかにも白馬の王子様かのような笑顔を携えた男が私の隣で優雅に寛いでいた。ようなってか、本物だった。
「おはようエリー。もう昼近いけど。見事に爆睡してたねぇ」
ああおはよう……じゃなくて!
なんでここにいるんだロイド王子!!つーかいつからいやがった!?
「ついさっき迎えに来たとこだよ。それにしても、本当に地面で寝てるんだね……魔物が来たら対処できるの?寝込みを襲われても文句言えないよ?」
「ロイド王子の仰る通りだよ!エリーさんったらこんないつ魔物が通りかかってもおかしくない場所で寝て……せめてもう少し帝国の近くまで来てね。心配だから」
爽快少年も後ろに控えていた。今気づいた。
心配ご無用。魔物の殺気には敏感なんでね。寝てる間に襲われてもすぐ起きれるよ。
で?なんでお前らここにいんの?
今まで迎えに来たことなんてないよな?もしや迷宮絡みで何かあった?
図星だったらしく、ロイド王子の眉尻が下がった。
「……実はちょっと困ったことがあってね……」
輝かしい笑顔は鳴りを潜め、なんとも微妙な表情のロイド王子。
初めて見たわこんな顔。なんか新鮮。
「騎士団が迷宮に行くパーティーを募集してるのは知ってるよね?」
いきなりなんでそんなこと聞くんだ?と思ったけど頷く。
ギルドの掲示板に貼ってあったな。ど真ん中に。
「そのパーティー、人数が揃ったらしくて。ちょうど今日出発するってラルフが言っててさ。もし迷宮内で鉢合わせたら色々面倒だから、合流して一緒に行ってくれって頼まれちゃって……もう既に話は通してるからってゴリ押しされた」
……?なんで鉢合わせるのが面倒に繋がるの?
「迷宮の探索は国を挙げての大事だからね。結構な額の報酬が出るんだよ。その報酬を全員で山分けする形なんだけど、予定外に人が増えると報酬が減るからね……王族直々に申告されるならまだしも、何も知らずに迷宮内で遭遇したらひと悶着あるんじゃないかな?エリーさんもそんな面倒事は御免でしょ?」
首を傾げる私に爽快少年が続けて説明してくれた。
人数が増えようが一人で現地に放り出されようが素材と肉が調達できるなら何でもいいけど、面倒事は避けたいな。
王族が申告したのなら一人一人の取り分が減らないよう調整するだろう。もし何も知らずに迷宮へ行けば後からしゃしゃり出て来た私らが文句言われるのは必然。
なるほど面倒だ。
けど同行するのが騎士ならたとえ文句あっても節度は守ると思うんだけど。
「騎士はいい。けど問題なのは集まったパーティーメンバーだよ……」
「実力はあるんですがねぇ……」
ロイド王子と爽快少年が揃ってため息を吐く。
あ、そっか。騎士団が募集して集まったんだから騎士以外の人もいるのか。
迷宮なんて危険な場所一般人は絶対行かないよな。誰だって死にたくないし。
となると戦える人……私みたいな旅人か、この国の冒険者か。
二人の反応からして後者かな。
ため息吐いちゃうような輩なのか……
「全く、ラルフ王子殿下は何をお考えなのやら……」
爽快少年の呟きにロイド王子が苦笑していると、途端にぐっと眉間にシワを寄せた。
フォルス帝国の方へと険しい顔を向ける。
「お、あいつじゃね?」
「ブルーベアーを単独討伐したっていうから来てみりゃ、なんだよただの女じゃねぇか!」
ロイド王子につられて私もそちらに視線を寄越すより先に聞き慣れない野太い声が飛んできた。
大柄の男が三人私達の元へ来る。私に不躾な視線を向けてくるが今はそんなことどうでもいい。
ぶ……ブルーベアーだと……!?あの青い熊のことか!!まさか正式名称だとは……
あ、やばい。笑えてきた。
「おいおい、肩震わせてんぜ?俺らが怖ぇか?嬢ちゃん」
「やっぱりあの噂はデマだったな。こんなのが迷宮についてくるとか冗談だろ?」
「名誉ある迷宮探索に同行するとかどんなコネ使ったんだか」
どうしよう。男達が何か言ってるけど耳に入らない。
これから先ブルーベリー見るたびに青い熊思い出しそうだ。
駄目だ耐えろ私。マスクのおかげで能力は発動しないが、笑い声もなく腹抱えてみろ。確実に変人扱いされるぞ。それか腹痛と勘違いされるか。
どっちも嫌だ。何としても耐えるんだ私!
「いや今更じゃん」
ロイド王子も何故か笑いを堪えている。
お前もブルーベリー症候群か?仲間だやったね!
「おい聞いてんのか!?」
無視し続けたからか痺れを切らして雑に掴まれた肩。
爽快少年が動くより先にその腕を捻り上げて組み伏せた。
あ、気持ち悪かったからつい……
「なっ!?」
「このクソ女!調子に乗りやがって!」
顔を怒りに染めて殴りかかってきた。
今度こそと爽快少年が私の前に立ちはだかるがその横をすり抜けて剣で男達を迎え撃つ。
あ、もちろん剣は抜いてないよ。鞘に納めたままだよ。
流石に人を斬るのはちょっとねぇ。
「ちょ、エリーさんっ!?」
爽快少年が飛び出した私を諌めるが聞いちゃいねぇ。
あいつら私に喧嘩売ってるんだろ?なら本人が爆買いしてやるのが筋ってもんじゃん。
それにしても弱いなー。
身なりからして冒険者だよな?フォルス帝国の冒険者ってこんな弱っちぃの?
高ランク根こそぎ王サマに持ってかれたっつってもそれは騎士や兵士だけの話だろ?もっと腕の立つやつがいてもいいんじゃないの?
男三人を戦闘不能にするのにそう時間はかからなかった。
「くそ……くそがっ!」
「女なんかに負けるなんて……」
こいつらアレか。女は黙って守られてろとか言っちゃうタイプか。
古い。古いぞオッサン。
今の時代は女も戦場に出るのが普通だぞ?そんなことも知らないのかい?
三人とも腹や肩を押さえて憤怒と嫉妬の混じった顔で睨んでくるが爽快少年が取り押さえてるので飛び掛かってくる心配はない。
大袈裟だなぁ。ちゃんと手加減したのに。
「これで分かったでしょ?この人の実力は本物だって」
「あ、あなた様は……!」
私の隣にロイド王子が立つ。
自国の王子様がこの平原にいたことに驚いてるようだ。
「ろくでなし王子も一緒かよ」
「貴様!不敬だぞ!」
リーダーっぽい男がロイド王子にまで吠えた。
爽快少年がそいつの身体を更にきつく拘束する。
他の二人は不敬で処罰されやしないかとひやひやしてる。
「リック、その辺にしといてね。一応仲間なんだから」
「……はい」
渋々ロイド王子に従う爽快少年。
場が落ち着いてきたところでロイド王子の服の袖を引っ張る。
ロイド王子がろくでなし呼ばわりされたことも少し気になったが、それよりもこいつら誰?と問いかければ、気まずそうな顔で目を泳がせた。
さっき一応仲間って言ってたし、なんとなく察したけど……当たってほしくなくてつい聞いてしまった。
「……迷宮探索で集まった冒険者だよ」
希望は絶たれた!
えええ……こいつらと一緒に?私と何故かロイド王子にまで悪感情しか持ってなさそうじゃん。
チームワーク大事よ?旅人の私が言っても説得力皆無だけど。
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