【完結済み】俺たちと番の女のハネムーン[R-18]

友の章

『竜の花嫁』ー友の章

『裸で竜に挑む』という言葉がある
無謀という意味で使われるがそれを実際にすることになったのが私だ。

竜人の番になった時から、私は戦っている。

竜人は独占欲が強く、身体能力の高い者ばかりだ。番を大事にするのは確かだが文化の違いと無駄に有能な行動力には驚かされる。
彼らに勝てるか？という問いには勝てないと断言しよう。彼らは優秀な狩人だ。狙われた時点で逃げられはしない。

捕まった時点で諦めよう。しかし楽観視していられるのは寝床に着くまでのことだ。
それからは命の危険すらある。戦いだ。独りで立ち向かわなければ！救援はすぐに来ないのだから。


私の経験からすると以下の支援物資が必要だ。

・飲みやすいポーション
・手軽な栄養食
塗れる催淫効果のあるクリームは身体の回復を助けてくれる。
それでも何日かはろくに立てないが。

どれくらいかというと
竜と挑むくらいに！と答える

組み敷かれ貪られ、
食べられてしまう

そうなるのは仕方ないと受け止めよう。止めてはいけない。回避も無理だ。耐えるしかない。

相互の体力の差は簡単には埋められないだろう
生き延びてくれることを祈る
そして優しくしてあげてほしい
色々と干からびてくらたびれて大変だから。

周囲の人は、竜人の番を
助けてあげてほしい。

花嫁への言葉は『生き残って！』
友は大事。

竜の花嫁　友の章より