上 下
4 / 5

2人の狼[男×女×男]〜2本挿し〜

しおりを挟む
ベッドの上は、狂乱の宴といった様相だった。

男と女の匂いと、激しく打ち付ける肌も音。

嬌声の混じる呼吸に、反応する女の痴態に舌舐めずりする。
肌と乳首がゆれて誘われる。うまそうな果実だ。

後ろの準備が整ったようだ。
女を抱え込み、相棒は下の穴をすんなりいただいた。

女は訳もわからずという表情で悲鳴を上げた。
ハゥっと、女の息が瞬間止まる。

相棒が耳朶に吹きかけるように囁いた。
「力を抜け」

準備の甲斐あってか、女の反応が嬌声に変わる。

イヤイヤと泣きながら。
その涙を舐めて慰める。

酷い相棒だな。

気が逸れるように、手の中に納めた乳房を弄る。
その乳首に軽く歯を立てれば、涙目と視線が合った。

へらりと笑い返すも、相棒が最奥に突き立てたようで
背を反らして快感をやり過ごそうとした。


少しずつ、女は後ろの穴で動く男根を受け入れる。
初めての感覚なのだろう、表情から戸惑いが見えた。

相棒は、精液を吐き出してから、女の尻を解放した。
謝るように、懇願するように女の身体に接吻を落としていく。

女は快感の白い残滓に、耐えるようにシーツを握りこんでいる。
オレも、呼吸の速い女の混乱と戸惑を宥めにかかった。

可哀想に。
まだ、終わらないのだから。

ドクドクいっている心拍数に構わず、
体勢を向かい合わせに持ち上げ、相棒が子宮に向かって貫いた。
高い声が上がるも、相性が良いのか昂まっていく女の後ろを見る。

後ろの穴は、一旦抜かれたモノの残滓が垂れる。
ヌルり
オレの反りたったモノを当てグチュグチュ塗していく。

前で咥えた口は、
休みなどではなく、さらなる高い所へのひと息な位置にいた。

女の背中をつぅっと撫でて眺め、後ろから両手で慎ましい胸を触る。

ふにっと柔らかい感触と肌、そんなひと時の後…
オレは女の後ろ穴をもらう。

ひと際、高い女の声。
涙が流れ、イヤイヤと首を振って戸惑いを伝える。

既に相棒が挿れたアトは、
オレの反りたったモノを抵抗がほとんどなく奥へ導いてくれた。

ただ、女の感じ方は強烈だったようで
身体を反らせて、快楽なのか分からず抗う様子を見せていく。

ハクハっと息を求める唇を
軽く啄んだ相棒は、肉棒を女のナカへ更に、突き立てた。

女は両方に挿され、
両側からの圧迫と許容範囲を超え

ヨダレを零し、痙攣する。
快楽も過ぎれば毒だ。

オレらは、女が落ち着くまでじっくり待った。

待つのは得意だ。
相棒は女の首筋に跡をつけて戯れる。

オレは「キモチイイ、だろ?」と聞きながら
乳首をつまべば、ナカが動いて応えた。

ナカの脈動に気づいたのか、
あっ

と溢れる、色っぽい声が聞けた。


逃げられない女と
この2人の男たちに挟まれる状態。

次には動き出す倍以上のキモチ良さに

溶けるほど
愛してやろうと男2人は腰を動かし始めた。

女を労りながら、
貪り喰う。

まだ、色欲塗れの宴は終わりがみえないのだった。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

完結【R-18】公爵様と侍女

みるく
恋愛
私のお仕えしてる公爵様。 お優しくてちょっぴりお茶目な旦那様。 憧れからいつの間にか・・・

【R18】殿下!そこは舐めてイイところじゃありません! 〜悪役令嬢に転生したけど元潔癖症の王子に溺愛されてます〜

茅野ガク
恋愛
予想外に起きたイベントでなんとか王太子を救おうとしたら、彼に執着されることになった悪役令嬢の話。 ☆他サイトにも投稿しています

マイナー18禁乙女ゲームのヒロインになりました

東 万里央(あずま まりお)
恋愛
十六歳になったその日の朝、私は鏡の前で思い出した。この世界はなんちゃってルネサンス時代を舞台とした、18禁乙女ゲーム「愛欲のボルジア」だと言うことに……。私はそのヒロイン・ルクレツィアに転生していたのだ。 攻略対象のイケメンは五人。ヤンデレ鬼畜兄貴のチェーザレに男の娘のジョバンニ。フェロモン侍従のペドロに影の薄いアルフォンソ。大穴の変人両刀のレオナルド……。ハハッ、ロクなヤツがいやしねえ! こうなれば修道女ルートを目指してやる! そんな感じで涙目で爆走するルクレツィアたんのお話し。

腹黒王子は、食べ頃を待っている

月密
恋愛
侯爵令嬢のアリシア・ヴェルネがまだ五歳の時、自国の王太子であるリーンハルトと出会った。そしてその僅か一秒後ーー彼から跪かれ結婚を申し込まれる。幼いアリシアは思わず頷いてしまい、それから十三年間彼からの溺愛ならぬ執愛が止まらない。「ハンカチを拾って頂いただけなんです!」それなのに浮気だと言われてしまいーー「悪い子にはお仕置きをしないとね」また今日も彼から淫らなお仕置きをされてーー……。

【R18】いくらチートな魔法騎士様だからって、時間停止中に××するのは反則です!

おうぎまちこ(あきたこまち)
恋愛
 寡黙で無愛想だと思いきや実はヤンデレな幼馴染?帝国魔法騎士団団長オズワルドに、女上司から嫌がらせを受けていた落ちこぼれ魔術師文官エリーが秘書官に抜擢されたかと思いきや、時間停止の魔法をかけられて、タイムストップ中にエッチなことをされたりする話。 ※ムーンライトノベルズで1万字数で完結の作品。 ※ヒーローについて、時間停止中の自慰行為があったり、本人の合意なく暴走するので、無理な人はブラウザバック推奨。

【完結済み】湖のほとりの小屋で、女は昼夜問わない休暇中。<R-18>

BBやっこ
恋愛
『[R18] オレ達と番の女は、巣篭もりで愛欲に溺れる。』 の女視点で短く、短いお話。 休暇に湖のほとり 貴族の屋敷から離れたボート小屋<といっても平民から見ると1軒屋> 3人が、いや2人と1匹が休暇中。 1人休めていない模様を描く。エロ展開。

【R18】婚約破棄に失敗したら王子が夜這いにやってきました

ミチル
恋愛
婚約者である第一王子ルイスとの婚約破棄に晴れて失敗してしまったリリー。しばらく王宮で過ごすことになり夜眠っているリリーは、ふと違和感を覚えた。(なにかしら……何かふわふわしてて気持ちいい……) 次第に浮上する意識に、ベッドの中に誰かがいることに気づいて叫ぼうとしたけれど、口を塞がれてしまった。 リリーのベッドに忍び込んでいたのは婚約破棄しそこなったばかりのルイスだった。そしてルイスはとんでもないこと言い出す。『夜這いに来ただけさ』 R15で連載している『婚約破棄の条件は王子付きの騎士で側から離してもらえません』の【R18】番外になります。3~5話くらいで簡潔予定です。

【R18】無愛想な騎士団長様はとても可愛い

みちょこ
恋愛
侯爵令嬢であるエルヴィールの夫となったスコール・フォークナーは冷酷無情な人間と世間で囁かれていた。 結婚生活も始まってから数ヶ月にも満たなかったが、夫の態度は無愛想そのもの。普段は寝室すら別々で、月に一度の夜の営みも実に淡白なものだった。 愛情の欠片も感じられない夫の振る舞いに、エルヴィールは不満を抱いていたが、とある日の嵐の夜、一人で眠っていたエルヴィールのベッドにスコールが潜り込み── ※ムーンライトノベルズ様でも投稿中

処理中です...