【完結】豚王子、飛びました。 隣国の王女に気味悪く近づいたせいなので、国交的にはセーフです。

スッキリ

それから、豚王子と言われる我が国の王子は、教育で可愛い豚ちゃんになりました！


スッキリしたフォルム。
可愛らしいとは男性に使ってはダメでしょうか？


緊張で上がってしまうのも、なんとか落ち着く方法を得て。


他国の要人と、面会してお仕事をこなしてらっしゃいます。

「ご立派になられて。」

「いつの話をしておるのだ！」



ブヒっと泣いてしまう緊張の時もありますが、温かく見守っていただけると。
我が国の王子は、頑張り屋さん。

精進して、国を民を思って働いてくださっています。

愛しの豚王子のままで、性格の良いお嫁さんを見つけてください。

王妃様付きは私になるので、性格のキツい方は勘弁してください。

「おいメイド！性格の悪い連絡をするな。」

「なんの事でしょう？私に良いメイドですよ。」

「まあ。こんな豚でも可愛いという特殊な女だな。」


そう言った王子の顔はピンク色です。

可愛いと言っては拗ねてしまうでしょう。
もっと大人になれば、素敵なお嫁さんと仲良くできるでしょう。


「人見知りは直っていませんけどね。
リラックスの紅茶をお淹れしますから、落ち着て豚さんにはならないでくださいね？」


「ブヒ？！」

鳴き声での抗議は受け付けませーん。