【完結】書類のミスで結婚したようです。婚約破棄…はいよろこんで！

これぞ巻き込まれ

書類の性質上、相手方とのサインが必要と
しちめんどくさい羽目に。


わざわざ、相手方の家に赴く事に。

知らない家に、知らない男性。それが旦那様になってたとは
まさかよね。

相手方もこの度はとんだことで…

と苦笑いをしながら提出し直す書類を作った。
これで終わりというところで、

訪が
「僕の奥さんです。」

美人系ね。私のほにゃららな雰囲気とは似ても似つかない。

その方が涙目だと
余計に色っぽいし、庇護欲そそるわあ。

「はじめまして」挨拶したら…

ん？泣いてらっしゃる？？


「その女と？」涙を溜めて、哀しげな表情。

「え、ちょ待ってくれ」

この状況、私、浮気相手？


奥さん泣いちゃったじゃない！

もう誰よこんな美人を泣かせたのは
こんな美人で可愛い人と結婚羨ましいな(混乱)！



必至に説明した。
私、頑張った。だって、ひと組の夫婦の終わりになりそうだったんだもの


恨むわよおおお貴族院！

絶対、提出する時にひと言文句を言うって決めた。

末長く、お幸せにー。と出られた頃には

昼過ぎに訪れたのに、もう日が沈みそうね。
私が帰りに貴族院へ書類を提出することで


『結婚相手の書類は間違い！』って訂正できるわ。

私が離婚って記録にならなくて良かったなあ。
初婚もまだなのにw


私、真剣に相手を探そうかしら？

その時は、書類が受理された後
もう一回確認しようと思うわ。