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友人に愚痴った

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「体重の増加?子供はできていなかったの!?」

親友が叫んだのを私は肯定した。

喫茶店での噂の上塗りになるだろうか。
同じ喫茶店に友人と来ていた。

店員さんに謝り、友人とお茶している。
お店に迷惑かけてしまったから、謝れて良かった。


「派手に喧嘩別れになったのは、後悔していないけど。
あんな公衆の面前で演劇のような事をするんじゃなかったわ。」

その反省は、しているのよ。

「将来設計のすり合わせって大事ね。」

誰を思って言ってるのかしら?まあ、今は実感する。

「あの男、全然結婚のこと言わないし、貯金もない。
その上、女はいるし?私より美人で爵位があるんですって。

逆玉の輿狙いなの?夢みがち女って、あんたのが夢みてんじゃない!」

愚痴を吐き出した。


泣きはしないけど、鬱憤は溜まってたのねえ。
「恋って盲目。私次の恋は愛を返してくれる男にするわ。」

「まあ、そうしなさい。」

親友が冷たーい。

「そっちはうまく行ってるの?」
「まあ、喧嘩したり~戻ったりね。」

あら、今は喧嘩チュウなのねえ。

上手くいく日も、いかない日もあるものね。



「近場で選んじゃったのが敗因かしらあ~!」
「じゃ、旅にでも出る?」

どこにいくのか、探す旅の果てに良い男と巡り会えるのか?


「次の祭りの日に、探すわ。」
「そうしなさい。」

町娘には、まだ旅に出るには早いと思うのよねー。







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