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巣篭もり

俺も

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俺も放ったのでドロリした白濁が、セリを汚してしまった。

『どうしようか?』と考えていそうなセリの様子。

肌に付いた俺の白濁に
その光景に、ナニカ開かれるものを感じる。

マーキングした時の安心感
達成感に近似している


俺のモノという証
そうなら、もっとブッ掛けてしまえばどうなるだろう?


挿れてナカに放ってこその交わりだと思っているが
以前、『相手の顔に子種をかけた』
とか、『飲ませた!』と酔っ払いが自慢していた。

それに、「ナニが愉快なのか?」しらけて聞き流していたが。

この征服感を味わうためか。

種族的にしょんべんをかける奴もいるらしいが、
俺にはそんな趣味はない。

…筈だ。

しずく、程度が肌に付いた事で心が揺さぶられている
変な扉を閉じる
新しいプレイは試さない。

セリとのカンケイがまだ浅いとわかる今、
無理に進めないぞ。

ただ、後にナニができるかわからない。
心に止めておこうと思う。

まあ今は、「風呂に行こう。」
声をかければ抵抗なく抱かれて運ばせてくれた。

まだ、拒絶ではないがそうなったらと思えば
キリキリと心臓が痛んだ気がした。

真っ裸なのでそのまま入り、座らせると
恐る恐る、肌に付いた白濁のニオイを嗅ぐ仕草をしているその姿に
面がゆい気持ちになった。

セリは
性行為に興味がないわけではないようだ。

今夜の俺は特にガッついている。
余裕がなかったのは認めよう。

すっっっごく楽しみだったからな。俺の巣に持ち帰るんだ!
浮かれていた。

セリは、それ程
行為に積極的な訳ではないようだ。

知識を教えるのがまた、役得なのだが。
嫌らわれて、「イヤだ!」と言われた日には…。

恐ろしいな。
奈落の底に抵抗もできず落とされるような気分は

狂ってしまえるモノだろう。

うん。
あせらせたら駄目だ。

泣かれるのは、本当に。
ホント、最悪な気分になった!!
拒否の一端がチラついたのだろうが…。


大事にしなきゃな

逃げられそうだ。今はまだ大丈夫だが
追い詰めてはダメだ。よく見るだけじゃない。意思も聴かねば。


浴槽に一緒に沈む。セリの肩は華奢で
緊張は解けている

自然体な様子に
嫌われた影はなく、密かに安堵する。

「ごめんな」
労るように頬を撫でた。

ニッコリ「大丈夫」と笑ってくれる表情に
健気な
イイ女だなあ。と絆される。

まだ若いと侮っていたら
すぐに上に乗られて、尻に敷かれる?

そうなっても構わないな。
そんな妄想が続いたところで声がかかった。


「ね、ベッド以外で…する?」

挑発的なセリの言葉に応じたのは、
言葉ではなく、下半身の方が先だった。
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