上 下
67 / 110
▼セメタテタいし逃がさない

喰らいつく

しおりを挟む
ちゅぶっと潤う泉に、俺は指を挿れ込む。
抱きかかえた番の首元に接吻を降らしながら。

熱く火が灯る身体を冷えたシーツに横たえれば、パサっと長い髪が広がった。

「綺麗だ」と呟くように言い、唇に接吻して
身体の中心から熱くなってきている番の味をやっと舌に感じた。

酸素不足に目を潤ませる番い、その様子は被虐心を煽る。グッと自分のモノが強く反応しそうな
兆しをまだダメだと抑え込む。

挿れる指を増やせば、ビクッと身構えた。
強張った力を抜くために優しく番の身体を、もう片方の手で宥める。
その逆の方では、
バラバラとナカで動かす指があった。

感じているのか、番から声が漏れる。

「んっ……んぅ!」口を自分で抑え、快感から気を逸らそうとする。

それを嘲笑うかのように、ナカで俺の指の存在を主張するため更に指を掻き回した。

何かに耐えているのか?身体を守るように丸くなる。

我慢するな
「イけ」と囁けば

腕にあった手の力が強くなって、達する。
フーッ、フーッと息が荒くなる

呼吸が落ち着くのを見ながら番の身体をそっと仰向けにした。

俺の腕にあった手は、ベッドに投げだされ
びくんっと反応する身体について行き、力なく弛緩する

俺に身を任せると言うような
力なく投げ出される四肢は

俺に喰われるために横たえられている

喰おう

もうここからは、交わす言葉もいらない。
見つめ合うことだけが、言葉の代わりに伝え合う手段であればいい。

俺がナカに進むには、柔らかくしないと。
その考えで、

番の足を持ち上げ、イッたばかりの潤んだ泉を目前で覗き見た。
十分に解れただろうか?

大人しくなすがままだった番は、羞恥心に身体を少し捩るが
浮いた分を補いたい気持ちがあるのか、手は尻の下に潜り込ませている。


蕾に舌で触れた
びくんと反応する番をの太腿をさすり撫で、

舌を雌の穴に挿れ込む


「ひっ!?」
戸惑いの悲鳴が上げられた。
尻を持ち上げ、さらに奥へ舌を進める。

「んんっ?!」

吸う


接吻するように
やわらかくするためにと

つぼみにも吸い付けば
再び腰を浮かせ達した。

しかし、止めずに
もう一回イかそうと決め

においのました雌穴を
責め立てる


「もう……いいっ!」
切れ切れになる静止する涙声が耳に届いても
尻を揉んで番の欲情を煽る

「ああっ!」声が響いた

息が乱れている様を見ながら
番の愛液を舌で転がすように飲みこむ。

3回、達したわけだが
本場はここからだった。

俺の下半身は準備万端になっている。

匂い立つ雌の香りに
理性なんてものの必要を感じなくなる


足をグィっと開けっ広げふ~と息をかけるだけで
ふるりと震える雌の穴に




自分のモノをあてがった。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

一宿一飯の恩義で竜伯爵様に抱かれたら、なぜか監禁されちゃいました!

当麻月菜
恋愛
宮坂 朱音(みやさか あかね)は、電車に跳ねられる寸前に異世界転移した。そして異世界人を保護する役目を担う竜伯爵の元でお世話になることになった。 しかしある日の晩、竜伯爵当主であり、朱音の保護者であり、ひそかに恋心を抱いているデュアロスが瀕死の状態で屋敷に戻ってきた。 彼は強い媚薬を盛られて苦しんでいたのだ。 このまま一晩ナニをしなければ、死んでしまうと知って、朱音は一宿一飯の恩義と、淡い恋心からデュアロスにその身を捧げた。 しかしそこから、なぜだかわからないけれど監禁生活が始まってしまい……。 好きだからこそ身を捧げた異世界女性と、強い覚悟を持って異世界女性を抱いた男が異世界婚をするまでの、しょーもないアレコレですれ違う二人の恋のおはなし。 ※いつもコメントありがとうございます!現在、返信が遅れて申し訳ありません(o*。_。)oペコッ 甘口も辛口もどれもありがたく読ませていただいてます(*´ω`*) ※他のサイトにも重複投稿しています。

【R18】国王陛下に婚活を命じられたら、宰相閣下の様子がおかしくなった

ほづみ
恋愛
国王から「平和になったので婚活しておいで」と言われた月の女神シアに仕える女神官ロイシュネリア。彼女の持つ未来を視る力は、処女喪失とともに失われる。先視の力をほかの人間に利用されることを恐れた国王からの命令だった。好きな人がいるけどその人には好かれていないし、命令だからしかたがないね、と婚活を始めるロイシュネリアと、彼女のことをひそかに想っていた宰相リフェウスとのあれこれ。両片思いがこじらせています。 あいかわらずゆるふわです。雰囲気重視。 細かいことは気にしないでください! 他サイトにも掲載しています。 注意 ヒロインが腕を切る描写が出てきます。苦手な方はご自衛をお願いします。

純潔の寵姫と傀儡の騎士

四葉 翠花
恋愛
侯爵家の養女であるステファニアは、国王の寵愛を一身に受ける第一寵姫でありながら、未だ男を知らない乙女のままだった。 世継ぎの王子を授かれば正妃になれると、他の寵姫たちや養家の思惑が絡み合う中、不能の国王にかわってステファニアの寝台に送り込まれたのは、かつて想いを寄せた初恋の相手だった。

マイナー18禁乙女ゲームのヒロインになりました

東 万里央(あずま まりお)
恋愛
十六歳になったその日の朝、私は鏡の前で思い出した。この世界はなんちゃってルネサンス時代を舞台とした、18禁乙女ゲーム「愛欲のボルジア」だと言うことに……。私はそのヒロイン・ルクレツィアに転生していたのだ。 攻略対象のイケメンは五人。ヤンデレ鬼畜兄貴のチェーザレに男の娘のジョバンニ。フェロモン侍従のペドロに影の薄いアルフォンソ。大穴の変人両刀のレオナルド……。ハハッ、ロクなヤツがいやしねえ! こうなれば修道女ルートを目指してやる! そんな感じで涙目で爆走するルクレツィアたんのお話し。

義兄様に弄ばれる私は溺愛され、その愛に堕ちる

一ノ瀬 彩音
恋愛
国王である義兄様に弄ばれる悪役令嬢の私は彼に溺れていく。 そして彼から与えられる快楽と愛情で心も身体も満たされていく……。 ※この物語はフィクションです。 R18作品ですので性描写など苦手なお方や未成年のお方はご遠慮下さい。

大嫌いな次期騎士団長に嫁いだら、激しすぎる初夜が待っていました

扇 レンナ
恋愛
旧題:宿敵だと思っていた男に溺愛されて、毎日のように求められているんですが!? *こちらは【明石 唯加】名義のアカウントで掲載していたものです。書籍化にあたり、こちらに転載しております。また、こちらのアカウントに転載することに関しては担当編集さまから許可をいただいておりますので、問題ありません。 ―― ウィテカー王国の西の辺境を守る二つの伯爵家、コナハン家とフォレスター家は長年に渡りいがみ合ってきた。 そんな現状に焦りを抱いた王家は、二つの伯爵家に和解を求め、王命での結婚を命じる。 その結果、フォレスター伯爵家の長女メアリーはコナハン伯爵家に嫁入りすることが決まった。 結婚相手はコナハン家の長男シリル。クールに見える外見と辺境騎士団の次期団長という肩書きから女性人気がとても高い男性。 が、メアリーはそんなシリルが実は大嫌い。 彼はクールなのではなく、大層傲慢なだけ。それを知っているからだ。 しかし、王命には逆らえない。そのため、メアリーは渋々シリルの元に嫁ぐことに。 どうせ愛し愛されるような素敵な関係にはなれるわけがない。 そう考えるメアリーを他所に、シリルは初夜からメアリーを強く求めてくる。 ――もしかして、これは嫌がらせ? メアリーはシリルの態度をそう受け取り、頑なに彼を拒絶しようとするが――……。 「誰がお前に嫌がらせなんかするかよ」 どうやら、彼には全く別の思惑があるらしく……? *WEB版表紙イラストはみどりのバクさまに有償にて描いていただいたものです。転載等は禁止です。

【完結】誰にも相手にされない壁の華、イケメン騎士にお持ち帰りされる。

三園 七詩
恋愛
独身の貴族が集められる、今で言う婚活パーティーそこに地味で地位も下のソフィアも参加することに…しかし誰にも話しかけらない壁の華とかしたソフィア。 それなのに気がつけば裸でベッドに寝ていた…隣にはイケメン騎士でパーティーの花形の男性が隣にいる。 頭を抱えるソフィアはその前の出来事を思い出した。 短編恋愛になってます。

孕まされて捨てられた悪役令嬢ですが、ヤンデレ王子様に溺愛されてます!?

季邑 えり
恋愛
前世で楽しんでいた十八禁乙女ゲームの世界に悪役令嬢として転生したティーリア。婚約者の王子アーヴィンは物語だと悪役令嬢を凌辱した上で破滅させるヤンデレ男のため、ティーリアは彼が爽やかな好青年になるよう必死に誘導する。その甲斐あってか物語とは違った成長をしてヒロインにも無関心なアーヴィンながら、その分ティーリアに対してはとんでもない執着&溺愛ぶりを見せるように。そんなある日、突然敵国との戦争が起きて彼も戦地へ向かうことになってしまう。しかも後日、彼が囚われて敵国の姫と結婚するかもしれないという知らせを受けたティーリアは彼の子を妊娠していると気がついて……

処理中です...