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エピローグの後
13. 《弘和side》私と手島の最善の関係
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《弘和side》
私はエクスタシーに酔いしれていた。
私のモノを引き抜いた手島のアナルは締まり切らず、前のめりに体制が崩れたかと思うと、火照った顔とうっとりした瞳で私を見上げていた。
抱きしめ、あやしたい。
甘く声をかけ、「好きだ」と繰り返し言い合って
この気だるい身体が溶け合うほど絡まり、熱を分け合いたい。
そんな衝動が私を駆り立て、無意識に彼の首輪の鎖を引っ張っていた。
そして発せられた言葉。
そうだ……手島は私の性奴隷……。
恋人ではないのだ。
その立場に私自身が置いたのではないか。
育てた恩を楯にして、これからも私の側に居させるために。
手島は間違ってはいない。
事後処理は主人の仕事ではない。
抱きしめ「好きだ」などと言うのも、違うのだ。
それが私と手島の最善の関係。
汗やローションでどろどろになり、アナルからは私の性液を漏らしながらも、まだ動けずにいる手島を置いて、非情にもバスルームを後にする。
……私はいつまであの父の呪縛に逆らうことが出来ないのか……。
この部屋に来るとどうしても、父の思惑通り、社会的地位も考え、結局は手島を「性奴隷」という枠に嵌めてしまった自分がいることを突きつけられているようで、憤ろしい想いが巡る。
バスルームの扉の前、私は振り返り手島に告げる。
……もう、ここを使うのはやめにしよう。
手島は小さく「……はい」と返事をした。
無造作に脱ぎ散らかしたスーツを拾い、部屋を見回す。
どこもかしこも手島を苛めた痕が残り、雄の匂いで充満した部屋。
決して愛の巣ではないのだ。
そう……
2度目の契り
それは私が本当の意味で父からの呪縛を解き、私自ら彼を性奴隷にし一生側に置くという、契りだ。
私はネクタイを絞め、重い鍵の付いた扉からあの薄暗い廊下に出た。
唯一ここを知っているメイドと手島の主治医に連絡をし、裏口の扉を開け外へと出る。
だるい身体にはまだ手島の匂いが残る。
思わず自分の身体を抱き込んだ。
私はエクスタシーに酔いしれていた。
私のモノを引き抜いた手島のアナルは締まり切らず、前のめりに体制が崩れたかと思うと、火照った顔とうっとりした瞳で私を見上げていた。
抱きしめ、あやしたい。
甘く声をかけ、「好きだ」と繰り返し言い合って
この気だるい身体が溶け合うほど絡まり、熱を分け合いたい。
そんな衝動が私を駆り立て、無意識に彼の首輪の鎖を引っ張っていた。
そして発せられた言葉。
そうだ……手島は私の性奴隷……。
恋人ではないのだ。
その立場に私自身が置いたのではないか。
育てた恩を楯にして、これからも私の側に居させるために。
手島は間違ってはいない。
事後処理は主人の仕事ではない。
抱きしめ「好きだ」などと言うのも、違うのだ。
それが私と手島の最善の関係。
汗やローションでどろどろになり、アナルからは私の性液を漏らしながらも、まだ動けずにいる手島を置いて、非情にもバスルームを後にする。
……私はいつまであの父の呪縛に逆らうことが出来ないのか……。
この部屋に来るとどうしても、父の思惑通り、社会的地位も考え、結局は手島を「性奴隷」という枠に嵌めてしまった自分がいることを突きつけられているようで、憤ろしい想いが巡る。
バスルームの扉の前、私は振り返り手島に告げる。
……もう、ここを使うのはやめにしよう。
手島は小さく「……はい」と返事をした。
無造作に脱ぎ散らかしたスーツを拾い、部屋を見回す。
どこもかしこも手島を苛めた痕が残り、雄の匂いで充満した部屋。
決して愛の巣ではないのだ。
そう……
2度目の契り
それは私が本当の意味で父からの呪縛を解き、私自ら彼を性奴隷にし一生側に置くという、契りだ。
私はネクタイを絞め、重い鍵の付いた扉からあの薄暗い廊下に出た。
唯一ここを知っているメイドと手島の主治医に連絡をし、裏口の扉を開け外へと出る。
だるい身体にはまだ手島の匂いが残る。
思わず自分の身体を抱き込んだ。
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