蜘蛛の糸の雫

ha-na-ko

文字の大きさ
上 下
39 / 138
媚薬

1. 怖いよ……。媚薬なんて……。

しおりを挟む
お尻の奥がジンジンする。
次第にそれは身体中を熱くし、心臓もばくばくと激しく動き出した。
乳首の先がシャツで擦れ、ビクンッと電気が走ると腰がガクガクと震えだす。

さっき注射器で入れたローションは媚薬入りだった。


何?
こんなの聞いてない!
僕、こんなのしなくても、ちゃんとするよ。
習った通りに出来るから……。

怖いよ……。媚薬なんて……。

でも、美味しいかと聞かれたら、はいと答えなさいと習った。
震える口でそう答えると、男はにやっと笑ったので、正解なんだとほっとした。

どんどん身体の中が熱くなり、ちんこもびんびんなっているのが見てとれた。
刺激が……ほしい。

「はぁっ、はぁっ、はぁっ、……」

「ははっ、随分と苦しそうだな。じゃぁ、始めるか」

そう言うと、男達はまた僕を元のベッドへと連れて行く。
その間でも、肌が擦れる感触に、抱き上げられた男の身体に自分の乳首を摺り寄せていた。

「そうか、わかったよ。まずは乳首を気持ちよくしてほしいんだな」

一人の男が勢いよく僕の着ていたシャツを引きちぎった。
ボタンが飛ぶ。

「そうだ、薬が漏れないようにこれを入れておかなきゃな」

そう言うと紐のついたピンポン玉のようなものをあてがい入れる。

「はぁん!!」

ごぶっ……と飲み込んだそれは指で少し奥へ押し込まれると、簡単には出すことは出来なそうな位置まで入り込んでしまった。

膝立ちの格好に、一人の男に腕を後ろに捕まえられると、胸を張る形になり、はだけたシャツから覗く胸には、びんびんに勃ったピンクの乳首が強調されて見えていた。
それを別の男が指で弾いてきた。

ビクンッ!! ビクンッ!! 身体が跳ねだす。

「あんっ! あぁっ、あっ、あっ、……はんっ!」

「感じるか?」

「……はい……。あっ……んっ」

後ろ腕を掴んでいる男は僕の耳をなめ回し、もう一人は今度は乳首を口に含み舌で転がす。
アナルの中のピンポン玉の存在感とジンジンと湧き上がる熱。

「どうだ……おっぱい気持ちいいんだろ?!」

「あんっ! あぁっ! ……気持ち…い…い、ああんっ、舐めまわ……されたら……ぼく…ビクンッて…感じ…ちゃう~」

もう口が勝手に言っていた。
もっとしてほしくてたまらなかった。

「見てみろ……ほら、触ってもないのにちんこからがまん汁があふれて滴ってるぜ」

一人の男がそう言うとその雫を指でぬぐった。
それだけで僕は声を上げる。

「ひゃんっ!! あぁん…はぁはぁ……もっと…触っ…て……」

甘えた声で言うと、がばっと唇に吸い付かれ、股間を擦りつけてくる。

後ろの男は「おいおい、我を忘れんなよ」

「いや…このガキ、エロ過ぎ……」

「あの薬、こんなに効くとはな」

くくっと男達の笑い声が聞こえる。

そして奥から一人が電気マッサージ機を取り出した。先が丸く振動するものだ。
それを乳首に当て、スイッチを入れた。

ヴヴヴヴヴヴヴヴ……

「はぁぁ…あぁぁあァァァッ…アアッッ!!
アアッ!! あぁんんっ!!」

全身が痙攣を起こしたようになり、震える。
でも、快感はそれだけではない。

一人の男は股間をぼくのちんこに擦りつけ腰をふっている。
後ろの男は相変わらず、耳元やうなじを舐めまわしていた。
股間を擦りつける男は舌を絡め、唇を舐めまわす。

その合間も僕は声を出さずにはいられなかった。



しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

膀胱を虐められる男の子の話

煬帝
BL
常におしがま膀胱プレイ 男に監禁されアブノーマルなプレイにどんどんハマっていってしまうノーマルゲイの男の子の話 膀胱責め.尿道責め.おしっこ我慢.調教.SM.拘束.お仕置き.主従.首輪.軟禁(監禁含む)

ショタ18禁読み切り詰め合わせ

ichiko
BL
今まで書きためたショタ物の小説です。フェチ全開で欲望のままに書いているので閲覧注意です。スポーツユニフォーム姿の少年にあんな事やこんな事をみたいな内容が多いです。

なぜか俺は親友に監禁されている~夏休み最後の3日間~

ha-na-ko
BL
◆R-18 エロしかありません。 苦手な方は逃げてください。 表現が卑猥、かつリアルです。18歳未満の方は絶対に読まないでください。 ---------------------- オレ、浜崎夏斗(はまさき なつと)は夏休みもあと少しで終わるという日の自分の誕生日を親友、谷垣隼人(たにがき はやと)の自宅で過ごしていた。 ハヤんちって居心地いいんだよな。 金持ちで、親はほとんど帰ってこないという高級マンションの最上階の部屋。 週に何度かハウスキーパーさんがやってくるだけで好き放題!! かなりの頻度で入り浸っている一人ではあったがオレは平凡な高校生。 この夏休みはバイトや女の子遊びでなかなかあいつとは遊べなかった。 そんな時 「ナツ、明日誕生日だろ?もし一緒に祝う彼女でも居ないなら、俺んち来いよ。」 ハヤからのメール。 ひと夏の彼女と別れたばかりのオレは夏休み最後の3日間、ハヤんちで過ごすのも悪くないと軽く返事をした。 ※こちらの作品、わたくしのただの妄想のはけ口です。 …ので稚拙な文章で表現も上手くありません。 話も辻褄が合わなかったり誤字脱字もあるかもしれません。 苦情などは一切お受けいたしませんのでご了承ください。 表紙は南ひろむ様に描いて頂きました♪ 2019.5.20 完結 2020.4.23 番外編投稿開始

お嬢様、お仕置の時間です。

moa
恋愛
私は御門 凛(みかど りん)、御門財閥の長女として産まれた。 両親は跡継ぎの息子が欲しかったようで女として産まれた私のことをよく思っていなかった。 私の世話は執事とメイド達がしてくれていた。 私が2歳になったとき、弟の御門 新(みかど あらた)が産まれた。 両親は念願の息子が産まれたことで私を執事とメイド達に渡し、新を連れて家を出ていってしまった。 新しい屋敷を建ててそこで暮らしているそうだが、必要な費用を送ってくれている以外は何も教えてくれてくれなかった。 私が小さい頃から執事としてずっと一緒にいる氷川 海(ひかわ かい)が身の回りの世話や勉強など色々してくれていた。 海は普段は優しくなんでもこなしてしまう完璧な執事。 しかし厳しいときは厳しくて怒らせるとすごく怖い。 海は執事としてずっと一緒にいると思っていたのにある日、私の中で何か特別な感情がある事に気付く。 しかし、愛を知らずに育ってきた私が愛と知るのは、まだ先の話。

少年はメスにもなる

碧碧
BL
「少年はオスになる」の続編です。単体でも読めます。 監禁された少年が前立腺と尿道の開発をされるお話。 フラット貞操帯、媚薬、焦らし(ほんのり)、小スカ、大スカ(ほんのり)、腸内洗浄、メスイキ、エネマグラ、連続絶頂、前立腺責め、尿道責め、亀頭責め(ほんのり)、プロステートチップ、攻めに媚薬、攻めの射精我慢、攻め喘ぎ(押し殺し系)、見られながらの性行為などがあります。 挿入ありです。本編では調教師×ショタ、調教師×ショタ×モブショタの3Pもありますので閲覧ご注意ください。 番外編では全て小スカでの絶頂があり、とにかくラブラブ甘々恋人セックスしています。堅物おじさん調教師がすっかり溺愛攻めとなりました。 早熟→恋人セックス。受けに煽られる攻め。受けが飲精します。 成熟→調教プレイ。乳首責めや射精我慢、オナホ腰振り、オナホに入れながらセックスなど。攻めが受けの前で自慰、飲精、攻めフェラもあります。 完熟(前編)→3年後と10年後の話。乳首責め、甘イキ、攻めが受けの中で潮吹き、攻めに手コキ、飲精など。 完熟(後編)→ほぼエロのみ。15年後の話。調教プレイ。乳首責め、射精我慢、甘イキ、脳イキ、キスイキ、亀頭責め、ローションガーゼ、オナホ、オナホコキ、潮吹き、睡姦、連続絶頂、メスイキなど。

ご主人様に調教される僕

猫又ササ
BL
借金のカタに買われた男の子がご主人様に調教されます。 調教 玩具 排泄管理 射精管理 等 なんでも許せる人向け

僕の調教監禁生活。

まぐろ
BL
ごく普通の中学生、鈴谷悠佳(すずやはるか)。 ある日、見ず知らずのお兄さんに誘拐されてしまう! ※♡喘ぎ注意です 若干気持ち悪い描写(痛々しい?)あるかもです。

サッカー少年の性教育

てつじん
BL
小学6年生のサッカー少年、蹴翔(シュート)くん。 コーチに体を悪戯されて、それを聞いたお父さんは身をもってシュートくんに性教育をしてあげちゃいます。

処理中です...