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2章 旅立ち

#85 おっさんたち、ダンジョンへ行く3。

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/* 前回のあらすじ */

おっさんたち、はじだんを進む。
おっさん、外観判断で気楽でいたら予想以上に広くてビビる。
おっさんたち、何気なしにダンジョンの真理へと触れる。

/* あらすじここまで */


ダンジョンの空間拡張に関する真理に触れてしまったおっさん一行、また神様(ピー野郎)がやらかしたのかとぐんにょりしてしまう。



[一応、問題ない程度には修復したんっすけどね]

[突貫で修復したので多少不安定な部分もまだ残ってるんすよね]

[余計なこと・・・・・をしさえしなければ、問題ないはずっすよ?]



おっさんが余計なこと?とか疑問に思っていると、ヤクがじーーーーっとアーリアの事を見ている。

アーリアは前方警戒に努めているようだが、若干挙動が不審となっている気もする、が、それ以上ヤクも責めなかったのでこの場では流れてしまった。


縦一列でどんどん進むおっさん一行、時折出てくる魔物愚かなる供物も、アーリアさんの魔術や弓で倒されるか、ワザと通させた上でアルトに処理させたりしていた。

おっさんも、おっさんカッターウォーターカッターを用いて援護している。

アーリアの持っていた、はじめてのだんじょん☆こうりゃくるーとを元に進んでおり、1Fと言う事もあり出てくるザコを蹴散らしつつ、サクッと2Fまで進む。

はじめてのだんじょん☆こうりゃくるーと、によればはじだんは全5F構成の様だ、この調子なら5Fまで簡単に


「簡単に進んで楽勝、とか思うんじゃないぞ」

「過剰戦力とはいえ、何があるのが解らないのがダンジョンだ」

「はじだんですら、調子に乗って帰ってこない者もいる」

「努々、注意警戒を怠らんことだ」

「時間も良い頃合いだし、休憩出来るセーフゾーンを作って食事休憩ののち、今日の所は戻るぞ」


慢心を見抜かされたおっさん、気を引き締め直しつつセーフゾーン作成・昼食作成に移りました。

ただ、ずっと、はじだん☆こうりゃくるーととか、神様(ピー野郎)がプレイした名残なのかな?と言う疑問が頭から離れなかったのはおっさんだけの秘密です。


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