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2章 旅立ち
#67 おっさん (ア)、修行に携わる。
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/* 前回のあらすじ */
おっさん (ア) カッターで伐採!
おっさん (ア) と魔物たち。
おっさん (ア)たち、喰ったらしぇすた。
/* あらすじここまで */
しぇすた後、おっさん (ア)ストレージ内を確認するとお昼寝前と後で今日の収穫物が倍になっていることにちょっと驚く。
そら、アルトも匂いに吊られてのこのこ姿を表すよなぁとおっさん (ア)も嘆息しつつ、具体的に修行を開始する事に。
万が一、服が破れても良い様にワンピースの様な貫頭衣に着替えるアルト。
[さて、アルト]
[これから修行を始めます]
[内容はそんなに難しくありません、ただ耐えるだけです]
[私がアルトに魔力を渡しますので出来る限り狼化の暴走に耐えなさい]
[狼化の暴走をしたら私とヤクで抑えますので、その間は担い手様が索敵必殺をして下さい]
[勿論、歌いながら]
背筋をピンッとし傾聴するアルト、寝耳に水でえっ!!?となるおっさん (ア)
なお、異論は認められませんでした、が、流石に精霊さんたちのサポートは許可がでました。
[ではアルト、行きますよ!]
エルがオーラを操作し色を変え、アルトの雰囲気に合った色に変化させた所でアルトにまとわりつかせた。
途端に苦しがるアルト、許容量を越えた魔力がその幼い身体へと無理矢理挿入されているのだ、苦しくないわけが無い。
「うあ゛ーーーーーーー!!!」
[最初は痛いかもしれませんが、慣れたらすぐに良くなってきますよ]
「えっ!? 魔力のハナシだよなっ!?」
[当たり前です、担い手様]
全く、何言ってるんだこいつはと言う視線で見てくるエル。
[身体全体に廻れば、多幸感などを感じてイ~イ気分にもなれますからね]
「ホントに魔力のハナシだよなっ!?」
[当たり前です、担い手様]
やれやれ、理解に苦しむと言う視線を崩さないエル。
許容量が低い為すぐに限界を迎えるアルト、狼化の暴走がおき始める。
「うぐぅ……ァア゛!!!!!!!」
[アルト、そこで我慢するのです]
[限界まで耐える事で、その先には未知の感覚が待っていますよ]
「絶対ワザとだよなっ!?」
[担い手様、少しお静かに]
強く言われてシュンとしてすごすごと引き下がるおっさん (ア)、場所を入れ替わる際に肩を慰めるように叩いていくヤク。
「ッッ!!!!!!!!!」
エルとヤクがアルトの包囲を完了したところで、アルトも堪え切れずに暴走してしまうのだった。
おっさん (ア) カッターで伐採!
おっさん (ア) と魔物たち。
おっさん (ア)たち、喰ったらしぇすた。
/* あらすじここまで */
しぇすた後、おっさん (ア)ストレージ内を確認するとお昼寝前と後で今日の収穫物が倍になっていることにちょっと驚く。
そら、アルトも匂いに吊られてのこのこ姿を表すよなぁとおっさん (ア)も嘆息しつつ、具体的に修行を開始する事に。
万が一、服が破れても良い様にワンピースの様な貫頭衣に着替えるアルト。
[さて、アルト]
[これから修行を始めます]
[内容はそんなに難しくありません、ただ耐えるだけです]
[私がアルトに魔力を渡しますので出来る限り狼化の暴走に耐えなさい]
[狼化の暴走をしたら私とヤクで抑えますので、その間は担い手様が索敵必殺をして下さい]
[勿論、歌いながら]
背筋をピンッとし傾聴するアルト、寝耳に水でえっ!!?となるおっさん (ア)
なお、異論は認められませんでした、が、流石に精霊さんたちのサポートは許可がでました。
[ではアルト、行きますよ!]
エルがオーラを操作し色を変え、アルトの雰囲気に合った色に変化させた所でアルトにまとわりつかせた。
途端に苦しがるアルト、許容量を越えた魔力がその幼い身体へと無理矢理挿入されているのだ、苦しくないわけが無い。
「うあ゛ーーーーーーー!!!」
[最初は痛いかもしれませんが、慣れたらすぐに良くなってきますよ]
「えっ!? 魔力のハナシだよなっ!?」
[当たり前です、担い手様]
全く、何言ってるんだこいつはと言う視線で見てくるエル。
[身体全体に廻れば、多幸感などを感じてイ~イ気分にもなれますからね]
「ホントに魔力のハナシだよなっ!?」
[当たり前です、担い手様]
やれやれ、理解に苦しむと言う視線を崩さないエル。
許容量が低い為すぐに限界を迎えるアルト、狼化の暴走がおき始める。
「うぐぅ……ァア゛!!!!!!!」
[アルト、そこで我慢するのです]
[限界まで耐える事で、その先には未知の感覚が待っていますよ]
「絶対ワザとだよなっ!?」
[担い手様、少しお静かに]
強く言われてシュンとしてすごすごと引き下がるおっさん (ア)、場所を入れ替わる際に肩を慰めるように叩いていくヤク。
「ッッ!!!!!!!!!」
エルとヤクがアルトの包囲を完了したところで、アルトも堪え切れずに暴走してしまうのだった。
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