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1章 出会い
#32 おっさん、飛び級する!
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/* 前回のあらすじ */
おっさん視線で会話する
おっさんついにおちんぎんをゲット!
おっさん肌色の峡谷に耐えられず陥落
/* あらすじここまで */
魅惑のトラップにハマりまくるおっさん。
SAN値チェックに耐えつつ、初めてのおちんぎんに喜ぶ。
おちんぎんは、いいぞ!
これで今日もお宿に泊まれる!
「さて、ワカダンナ。 これだけの成果を上げたのだ、貴方はこれから正式に黄札冒険者になって貰う」
と、おっさんがおちんぎんをいっぱい手に入れたことで内心小躍りしていた際にアーリアさんが告げる。
「正式な黄札冒険者となる為に、黄札への昇級時事務手数料及び発行事務手数料として5万イェン戴きたい」
「むしろ、先程の依頼物を鑑みて緑札に登録しても良いくらいだが、その際は緑札への昇級時事務手数料及び発行事務手数料として10万イェン、計15万イェン戴く事になるな」
「請けられる依頼や、提出可能物に違いが出てくるが、どうするかね?」
と、問いかけてくるアーリアさん。
ざっと、計算しても黄金の蜂蜜亭には20泊は出来る。
泊まる場所さえ確保出来れば、飢え死ぬこともないと考えるおっさん。
ウィンドウさま(天使)の中にも冒険者ランクが低くて提出できなかった依頼物が大量にある為、おっさん緑札へとの昇級を決め事務手数料15万イェンを支払う。
「賢明な判断だ、では15万イェン確かに頂戴した」
と、おっさんの冒険者ランクが低くて提出できなかった依頼物が大量にあるのを見抜いているかの様なことを言うアーリアさん。
「緑札と、記念の黄札は作っておくので明日以降ギルドで受け取ってくれ」
「ヒガシニホン出身のワカダンナ、種族はヒューマンで良かったな?」
と、札(冒険者証)への記載事項の確認も忘れないアーリアさん。
間違いありません、手続きの程宜しくお願い致しますと告げておっさんはアーリアさんと別れるのだった。
振り返ったおっさん、冒険者なおっちゃんたちと目が合う。
ぎこちない笑顔でサムズアップする冒険者なおっちゃんたち、その笑顔を疑問に思いつつサムズアップを返すおっさん。
先日、情報を教えて貰ったお礼にと冒険者なおっちゃんたちに一杯おごるおっさん。
返杯とばかりにおっさんにおごってくれる冒険者なおっちゃんたち。
昇級おめでとう!と乾杯してくれた。
「しかしだ、ワカダンナさん」
「あんたそんなに強そうには見えないのに、随分と稼いだんだな」
「さっきのギルド職員の悲鳴、こっちまで聞こえてたぜ?」
と言う、冒険者なおっちゃんの言葉で、笑顔がぎこちなかった理由を悟るおっさん。
やはり、いきなり緑札昇級はやりすぎだったのだろうか?
「いやいや、いきなり緑札に上がる奴も少なくは無いが、そう言う奴はオーラ、ってのがやはり違うんだよ」
「少なくともワカダンナさんからは感じられないので、そこらへんの違和感が、なぁ?」
と、周囲の冒険者なおっちゃんたちに同意を求める冒険者なおっちゃんと、それに頷く周りの冒険者なおっちゃんたち。
偶々、そう偶々星の巡りが良かったのではないですかね?とお酒と笑顔で濁すしかないおっさんだった。
おっさん視線で会話する
おっさんついにおちんぎんをゲット!
おっさん肌色の峡谷に耐えられず陥落
/* あらすじここまで */
魅惑のトラップにハマりまくるおっさん。
SAN値チェックに耐えつつ、初めてのおちんぎんに喜ぶ。
おちんぎんは、いいぞ!
これで今日もお宿に泊まれる!
「さて、ワカダンナ。 これだけの成果を上げたのだ、貴方はこれから正式に黄札冒険者になって貰う」
と、おっさんがおちんぎんをいっぱい手に入れたことで内心小躍りしていた際にアーリアさんが告げる。
「正式な黄札冒険者となる為に、黄札への昇級時事務手数料及び発行事務手数料として5万イェン戴きたい」
「むしろ、先程の依頼物を鑑みて緑札に登録しても良いくらいだが、その際は緑札への昇級時事務手数料及び発行事務手数料として10万イェン、計15万イェン戴く事になるな」
「請けられる依頼や、提出可能物に違いが出てくるが、どうするかね?」
と、問いかけてくるアーリアさん。
ざっと、計算しても黄金の蜂蜜亭には20泊は出来る。
泊まる場所さえ確保出来れば、飢え死ぬこともないと考えるおっさん。
ウィンドウさま(天使)の中にも冒険者ランクが低くて提出できなかった依頼物が大量にある為、おっさん緑札へとの昇級を決め事務手数料15万イェンを支払う。
「賢明な判断だ、では15万イェン確かに頂戴した」
と、おっさんの冒険者ランクが低くて提出できなかった依頼物が大量にあるのを見抜いているかの様なことを言うアーリアさん。
「緑札と、記念の黄札は作っておくので明日以降ギルドで受け取ってくれ」
「ヒガシニホン出身のワカダンナ、種族はヒューマンで良かったな?」
と、札(冒険者証)への記載事項の確認も忘れないアーリアさん。
間違いありません、手続きの程宜しくお願い致しますと告げておっさんはアーリアさんと別れるのだった。
振り返ったおっさん、冒険者なおっちゃんたちと目が合う。
ぎこちない笑顔でサムズアップする冒険者なおっちゃんたち、その笑顔を疑問に思いつつサムズアップを返すおっさん。
先日、情報を教えて貰ったお礼にと冒険者なおっちゃんたちに一杯おごるおっさん。
返杯とばかりにおっさんにおごってくれる冒険者なおっちゃんたち。
昇級おめでとう!と乾杯してくれた。
「しかしだ、ワカダンナさん」
「あんたそんなに強そうには見えないのに、随分と稼いだんだな」
「さっきのギルド職員の悲鳴、こっちまで聞こえてたぜ?」
と言う、冒険者なおっちゃんの言葉で、笑顔がぎこちなかった理由を悟るおっさん。
やはり、いきなり緑札昇級はやりすぎだったのだろうか?
「いやいや、いきなり緑札に上がる奴も少なくは無いが、そう言う奴はオーラ、ってのがやはり違うんだよ」
「少なくともワカダンナさんからは感じられないので、そこらへんの違和感が、なぁ?」
と、周囲の冒険者なおっちゃんたちに同意を求める冒険者なおっちゃんと、それに頷く周りの冒険者なおっちゃんたち。
偶々、そう偶々星の巡りが良かったのではないですかね?とお酒と笑顔で濁すしかないおっさんだった。
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