【作家日記】小説とシナリオのはざまで……【三文ライターの底辺から這い上がる記録】

第572回『老人パワーの中で執筆中』

区民施設の共有ラウンジでの執筆の日々。
かれこれ一か月半が経ちました。
ほぼ一人の状態が結構あります。
だけど、この施設は高齢者関連も兼ねているので、ご老人たちの活動場所としてにぎわっており、共有ラウンジでも休憩される方が多いです。
いろんなサークルやイベントがあって、参加しているのはほとんど年配女性。
とにかく元気。
足腰が弱っても、耳が遠くても、認知能力が衰えても、好奇心旺盛。
世間のニュースも熟知。
グループになって話が盛り上がる、盛り上がる。
おしゃべりの音量がすごくなりますが、全然気になりません。
たまに小学生女子たちが来て、楽しく騒いでいる時がありますが、それと同様で、わちゃわちゃしている感覚がまったく変わりません。
女性はいくつになっても女子って感じです。
輪になって、あるいは二人組でも言いたいことを吐き出していたら、ストレスも発散されるでしょう。

こういうサークルで年配男性が参加しているのも、たまに見かけます。
だいたい控えめで、うまく調和している方が多いです。
それとは反対に、サークルに参加せず、ただ一人で来る年配男性も見かけます。
そういう男性は職員とのやりとりでも、人の話を聞かず、自分の主張だけを大声を出して威圧的。
この施設に限らず、多くの場所で見受けられる光景です。

年配女性たちを見ていると、スマホを使える／使えないの差が大きいです。
80代でもガンガン使いこなしている人もいれば、70代でも固定電話のみの人も。
連絡する時が大変。
時間変更になった時なんて、個々に通話のやりとりだけなので、言い間違い・聞き間違いが続出。
LINEグループでも使えれば、一気に楽になるのでしょうけれど。

……という中で、執筆しています。
老人観察にはもってこいの場所であります。