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Be mine.
初めての来訪
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飛び上がりそうになって、まだ泡の付いている手を急いで流して、タオルで拭くのもそこそこに玄関に駆けつける。
ドアを押し開けると、目を見開いた貴仁さんが目の前に居た。
「お、お疲れさまです!」
反射的に挨拶してから、なんか違うなと思い直して、
「えと、いらっしゃいませ。どうぞ」
あう。これもなんか違う、お店みたい。へこみながら体をずらして通れるようにすると、「お邪魔します」と律儀に答えて、後ろ手に貴仁さんがドアを閉める。
革靴を脱いでいる背後に手を伸ばして施錠すると、ほとんど段差のない上がりかまちに立った貴仁さんが、待ちかまえたように両腕を回してきた。
「有羽」
「は、い」
とたんに跳ね上がるように心臓が暴れ出す。見上げた先の、少し垂れた眦にしわが出来て、細まった目の奥にくすぶる欲が伝わってくる。
手を背中に回そうとして、水滴が残っていることに気付いて慌ててエプロンの横に両手をこすりつけていると、くすりと笑われた。
「可愛いな、エプロン姿」
かあっと顔が熱くなる。私はそういう褒め言葉に弱い。そんなこと言ってくれるのは貴仁さんが初めてだから余計に免疫がなくておろおろしてしまう。
「あの、少し待ってくれたら、ご飯食べれるけど」
ようやく背中に触れて、コート越しに抱きしめ返す。それから、少しじゃなくて三十分と言い直した。しまった、ご飯だけでも炊いておけば良かった。保温にしなくても当分は温かいのに。
「有羽の手作りか。それも魅力的なんだけど」
困ったな、と呟きながら、腰の辺りで蠢く手が、スカートの上からお尻を撫で、ほどかれたエプロンのリボンが素足に触れた。
「たかひと、さ」
ん、の音は、重なる唇に吸われた。
音を立ててゆっくりと啄まれて、少し歯を立てて挟まれ舐められ、気持ちよさにうっとりしていると、中に入ってきて舌同士をすり合わされる。
「んふ、……あ」
流し込まれたり啜られたりして唾液が行き来し、引き出されそうなほどに吸われた舌がじんと痺れる。
涙でぼやけた視界のせいで、ちゃんと顔が見えない。それなのに眼鏡を奪われて、腰を抱き寄せられたまま室内になだれ込んだ。
ぴたりと貴仁さんの足が止まり、動揺が伝わってくる。
あれ? どうしたのかな。
流されそうだった私にも理性が戻り、よく見えないまま貴仁さんの顔を覗き込んだ。
「え、と。どうかしました?」
あー、とばつが悪そうに貴仁さんが頭を掻く。
「このままベッドにと思ってたんだけど」
「ごめんなさい。うち、ベッドじゃなくて」
しかもソファーすらない。毛足が長めのラグに直座りで折りたたみテーブルで食事という、味気ないにもほどがある暮らしをしているのだ。
生活感はあるのに可愛くない部屋に、呆れてしまったんだろうと察せられる。
取りあえずコートと上着を掛けておこうと、クローゼットの引き手に用意しておいたハンガーを取り、貴仁さんに手を差し出した。
脱ぐのを手伝えたらいいんだけど、ちょっと身長差があるので肩から落とすのにちゃんと出来る自信がない。
意図を察した貴仁さんが自ら脱いでくれたので、いそいそとそれらを掛けて、普段自分も掛けているコートツリーに掛けた。
楽にしててくださいねと声を掛け、結び直すのも変な気がしてエプロンを外しながらキッチンに行き、炊飯器を早炊きでセットする。止めていた換気扇を回して、ホイルを開いてからグリルに火を点け、小鍋も弱火にした。
飲めないわけではないだろうと踏んで、梅酒の瓶と氷を入れたグラスを持って戻ると、ラグに座って室内を見回していた貴仁さんが微笑んだ。
「嫌いじゃなかったら、飲みながら待っててください。去年、私が漬けたやつなんです」
「へえ」
相槌に喜色が感じ取れて、ほっとしながらキッチンに戻る。
ジャガイモを剥き、専用の容器に入れてレンジで加熱。その間に人参を細切りにして、フライパンにごま油を入れてから放り込み、冷凍庫から出した牛蒡も入れて手早く混ぜていく。火が通った頃にレンジに呼ばれて、容器を取り出し作業台に置いて、シンク下から酒を取り出してフライパンに多めに入れた。じゅわ、と大きな音がしてパチパチ言っている間に冷蔵庫の醤油を出して待機。混ぜながらアルコールがだいぶ飛んだところで醤油を差す。自分があっさりめが好きなので、あまり色がつくほど入れないのだ。
混ぜながらグリルを覗くと焼き目がついていたので、そちらの火を止め、更にきんぴらの水分を飛ばしてから、用意しておいた皿に移し、点けっぱなしのコンロに戻す。ざっと汚れを拭いてから今度はオリーブオイルを入れ、切って冷凍しておいたベーコンを適当に入れた。少しずつ使うために、冷凍できるものはなんでも冷凍してあるのだけど、もしかして男性から見たら感じ悪いかもしれない。
ちらっとそんなことを考えながらも手は動く。そんな流れでおかずを全て完成させて盛りつけたところでご飯が炊けた。なかなかいいタイミングだけど、その間貴仁さんをほったらかしにしてしまった。
テレビでもつけておけば良かったと後悔しながら振り向くと、ばちっと目が合う。
「はにゃっ」
びくうっと肩を竦めた私を見て、貴仁さんが噴きだした。
はにゃってなんだはにゃって! 自分に突っ込みしながらあわあわとご飯をよそい、お盆にセット済みのおかずと一緒にテーブルへ。一回じゃ運べなくて往復していると、貴仁さんはしげしげとそれらを眺めていた。
「凄い。うまそう」
うはあ、褒められた。いやまだ口に入れてないから安心できないよ。
どきどきを誤魔化しながら、そっと手で促してみる。
「あの、お口に合うかわからないけど」
「ありがとう。いただきます」
「いただきましょう」
一緒に手を合わせて、箸を持ったまま、貴仁さんを見つめていた。
まずは味噌汁を啜る。
「あ、ちょうどいい濃さ」
「そうですか」
咀嚼しながら私を見る貴仁さんの目が微笑んでいる。微笑むどころか、噴き出すのを堪えているくらいのレベルだろう、この細まり具合は。
一通り口を付けて、どれも美味しいと伝えてくれる。お世辞でも嬉しいけど、無理しないで正直に言ってほしい。そうしたら、次からは好みに合わせられるから。そう伝えると、本当に美味しいから、また食べさせてほしいと請われてしまった。
食事中はテーブルから下ろしていた梅酒のグラスは、空になった食器と入れ替わりに戻されて、シンクに置きに行くついでに新しい氷をペールに入れて、自分のグラスと一緒に持っていく。
「あの、テレビとか適当につけてくださいね。片付けてしまいたいので」
「手伝うよ。取り敢えず拭くくらいしかできないけど」
さっさと腰を上げた貴仁さんが腕まくりを始めたので、私は断るタイミングを逃して一緒にシンクに向かった。
汚れを古布でぬぐってから洗い始める私の手元を見ていた貴仁さんが、ああと声を上げる。
「それ、アクリルたわしだ」
「そうです。これは知り合いが編んでくれたんですよ」
可愛いでしょ、と誇らしげに言う私の横で頷いて、水気を切った食器を受け取る貴仁さんの手は大きくて安心できる。
「花やフルーツがモチーフのが多いけど、動物もいいね。あとこの布巾も使いやすい」
「かや布巾です」
「おー、確か京都で流行ってる」
「結構全国に流通してますよ。この辺りでも作ってるとこありますし」
クマのアクリルたわしは、流行の某キャラクターを真似たもの。個人の手作りだからできることだ。
布巾の柄について話しながら手を動かしていると、あっと言う間に食器や道具が片付いた。
誰かと一緒にできるっていいな。ほくほくしながらテーブルに戻ると、貴仁さんはネクタイをハンガーに掛けてから腰を下ろした。袖は戻しているけど代わりにシャツのボタンは二つ外していて、ちらりと覗く鎖骨に目がいってしまう。
わあ、ほっぺ熱い。まだ飲んでもないのに。
動揺を隠すように梅酒をストレートで飲み干してから、氷を入れて新たに二人分注ぐ。
「これも旨いよ。有羽は料理が得意なんだな」
「得意だなんて。ただ、外食苦手で、なるべく家でとろうとしたらそれなりに出来るようになったというか」
誰かと一緒ならともかく、ひとりで店内で食事するのは苦手なのだ。だからといって総菜や弁当で済ませようとしたら、家庭では使わない何かの味がしてダメだった。月に一度くらいならそれも良いかもしれないけど、私の口には合わない。忙しいときやめんどくさいときだけ利用している。
仕事を持ちながらも、手料理で育ててくれた母のおかげなんだろう。
そうか、と呟いた貴仁さんは、視線を落として神妙な顔をしていた。横から見たら正方形のグラスを傾けて中の氷を回す。急にテンションの低くなった彼を見つめていると、ごめんな、と言いながら視線をくれた。
ドアを押し開けると、目を見開いた貴仁さんが目の前に居た。
「お、お疲れさまです!」
反射的に挨拶してから、なんか違うなと思い直して、
「えと、いらっしゃいませ。どうぞ」
あう。これもなんか違う、お店みたい。へこみながら体をずらして通れるようにすると、「お邪魔します」と律儀に答えて、後ろ手に貴仁さんがドアを閉める。
革靴を脱いでいる背後に手を伸ばして施錠すると、ほとんど段差のない上がりかまちに立った貴仁さんが、待ちかまえたように両腕を回してきた。
「有羽」
「は、い」
とたんに跳ね上がるように心臓が暴れ出す。見上げた先の、少し垂れた眦にしわが出来て、細まった目の奥にくすぶる欲が伝わってくる。
手を背中に回そうとして、水滴が残っていることに気付いて慌ててエプロンの横に両手をこすりつけていると、くすりと笑われた。
「可愛いな、エプロン姿」
かあっと顔が熱くなる。私はそういう褒め言葉に弱い。そんなこと言ってくれるのは貴仁さんが初めてだから余計に免疫がなくておろおろしてしまう。
「あの、少し待ってくれたら、ご飯食べれるけど」
ようやく背中に触れて、コート越しに抱きしめ返す。それから、少しじゃなくて三十分と言い直した。しまった、ご飯だけでも炊いておけば良かった。保温にしなくても当分は温かいのに。
「有羽の手作りか。それも魅力的なんだけど」
困ったな、と呟きながら、腰の辺りで蠢く手が、スカートの上からお尻を撫で、ほどかれたエプロンのリボンが素足に触れた。
「たかひと、さ」
ん、の音は、重なる唇に吸われた。
音を立ててゆっくりと啄まれて、少し歯を立てて挟まれ舐められ、気持ちよさにうっとりしていると、中に入ってきて舌同士をすり合わされる。
「んふ、……あ」
流し込まれたり啜られたりして唾液が行き来し、引き出されそうなほどに吸われた舌がじんと痺れる。
涙でぼやけた視界のせいで、ちゃんと顔が見えない。それなのに眼鏡を奪われて、腰を抱き寄せられたまま室内になだれ込んだ。
ぴたりと貴仁さんの足が止まり、動揺が伝わってくる。
あれ? どうしたのかな。
流されそうだった私にも理性が戻り、よく見えないまま貴仁さんの顔を覗き込んだ。
「え、と。どうかしました?」
あー、とばつが悪そうに貴仁さんが頭を掻く。
「このままベッドにと思ってたんだけど」
「ごめんなさい。うち、ベッドじゃなくて」
しかもソファーすらない。毛足が長めのラグに直座りで折りたたみテーブルで食事という、味気ないにもほどがある暮らしをしているのだ。
生活感はあるのに可愛くない部屋に、呆れてしまったんだろうと察せられる。
取りあえずコートと上着を掛けておこうと、クローゼットの引き手に用意しておいたハンガーを取り、貴仁さんに手を差し出した。
脱ぐのを手伝えたらいいんだけど、ちょっと身長差があるので肩から落とすのにちゃんと出来る自信がない。
意図を察した貴仁さんが自ら脱いでくれたので、いそいそとそれらを掛けて、普段自分も掛けているコートツリーに掛けた。
楽にしててくださいねと声を掛け、結び直すのも変な気がしてエプロンを外しながらキッチンに行き、炊飯器を早炊きでセットする。止めていた換気扇を回して、ホイルを開いてからグリルに火を点け、小鍋も弱火にした。
飲めないわけではないだろうと踏んで、梅酒の瓶と氷を入れたグラスを持って戻ると、ラグに座って室内を見回していた貴仁さんが微笑んだ。
「嫌いじゃなかったら、飲みながら待っててください。去年、私が漬けたやつなんです」
「へえ」
相槌に喜色が感じ取れて、ほっとしながらキッチンに戻る。
ジャガイモを剥き、専用の容器に入れてレンジで加熱。その間に人参を細切りにして、フライパンにごま油を入れてから放り込み、冷凍庫から出した牛蒡も入れて手早く混ぜていく。火が通った頃にレンジに呼ばれて、容器を取り出し作業台に置いて、シンク下から酒を取り出してフライパンに多めに入れた。じゅわ、と大きな音がしてパチパチ言っている間に冷蔵庫の醤油を出して待機。混ぜながらアルコールがだいぶ飛んだところで醤油を差す。自分があっさりめが好きなので、あまり色がつくほど入れないのだ。
混ぜながらグリルを覗くと焼き目がついていたので、そちらの火を止め、更にきんぴらの水分を飛ばしてから、用意しておいた皿に移し、点けっぱなしのコンロに戻す。ざっと汚れを拭いてから今度はオリーブオイルを入れ、切って冷凍しておいたベーコンを適当に入れた。少しずつ使うために、冷凍できるものはなんでも冷凍してあるのだけど、もしかして男性から見たら感じ悪いかもしれない。
ちらっとそんなことを考えながらも手は動く。そんな流れでおかずを全て完成させて盛りつけたところでご飯が炊けた。なかなかいいタイミングだけど、その間貴仁さんをほったらかしにしてしまった。
テレビでもつけておけば良かったと後悔しながら振り向くと、ばちっと目が合う。
「はにゃっ」
びくうっと肩を竦めた私を見て、貴仁さんが噴きだした。
はにゃってなんだはにゃって! 自分に突っ込みしながらあわあわとご飯をよそい、お盆にセット済みのおかずと一緒にテーブルへ。一回じゃ運べなくて往復していると、貴仁さんはしげしげとそれらを眺めていた。
「凄い。うまそう」
うはあ、褒められた。いやまだ口に入れてないから安心できないよ。
どきどきを誤魔化しながら、そっと手で促してみる。
「あの、お口に合うかわからないけど」
「ありがとう。いただきます」
「いただきましょう」
一緒に手を合わせて、箸を持ったまま、貴仁さんを見つめていた。
まずは味噌汁を啜る。
「あ、ちょうどいい濃さ」
「そうですか」
咀嚼しながら私を見る貴仁さんの目が微笑んでいる。微笑むどころか、噴き出すのを堪えているくらいのレベルだろう、この細まり具合は。
一通り口を付けて、どれも美味しいと伝えてくれる。お世辞でも嬉しいけど、無理しないで正直に言ってほしい。そうしたら、次からは好みに合わせられるから。そう伝えると、本当に美味しいから、また食べさせてほしいと請われてしまった。
食事中はテーブルから下ろしていた梅酒のグラスは、空になった食器と入れ替わりに戻されて、シンクに置きに行くついでに新しい氷をペールに入れて、自分のグラスと一緒に持っていく。
「あの、テレビとか適当につけてくださいね。片付けてしまいたいので」
「手伝うよ。取り敢えず拭くくらいしかできないけど」
さっさと腰を上げた貴仁さんが腕まくりを始めたので、私は断るタイミングを逃して一緒にシンクに向かった。
汚れを古布でぬぐってから洗い始める私の手元を見ていた貴仁さんが、ああと声を上げる。
「それ、アクリルたわしだ」
「そうです。これは知り合いが編んでくれたんですよ」
可愛いでしょ、と誇らしげに言う私の横で頷いて、水気を切った食器を受け取る貴仁さんの手は大きくて安心できる。
「花やフルーツがモチーフのが多いけど、動物もいいね。あとこの布巾も使いやすい」
「かや布巾です」
「おー、確か京都で流行ってる」
「結構全国に流通してますよ。この辺りでも作ってるとこありますし」
クマのアクリルたわしは、流行の某キャラクターを真似たもの。個人の手作りだからできることだ。
布巾の柄について話しながら手を動かしていると、あっと言う間に食器や道具が片付いた。
誰かと一緒にできるっていいな。ほくほくしながらテーブルに戻ると、貴仁さんはネクタイをハンガーに掛けてから腰を下ろした。袖は戻しているけど代わりにシャツのボタンは二つ外していて、ちらりと覗く鎖骨に目がいってしまう。
わあ、ほっぺ熱い。まだ飲んでもないのに。
動揺を隠すように梅酒をストレートで飲み干してから、氷を入れて新たに二人分注ぐ。
「これも旨いよ。有羽は料理が得意なんだな」
「得意だなんて。ただ、外食苦手で、なるべく家でとろうとしたらそれなりに出来るようになったというか」
誰かと一緒ならともかく、ひとりで店内で食事するのは苦手なのだ。だからといって総菜や弁当で済ませようとしたら、家庭では使わない何かの味がしてダメだった。月に一度くらいならそれも良いかもしれないけど、私の口には合わない。忙しいときやめんどくさいときだけ利用している。
仕事を持ちながらも、手料理で育ててくれた母のおかげなんだろう。
そうか、と呟いた貴仁さんは、視線を落として神妙な顔をしていた。横から見たら正方形のグラスを傾けて中の氷を回す。急にテンションの低くなった彼を見つめていると、ごめんな、と言いながら視線をくれた。
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