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番外編 徳倉サイド
消えた親友
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高校三年夏目前で、文字通り親友が消えた……何か悩み事が無かったかって?嫌って言う程、いろんな人に聞きまくられたが、俺ら受験生だよ?少なからず悩みの一つや二つ皆んな持ってるだろ?
でも、奴はこんなことする奴じゃ無かった…絶対に違うって、断言できるほど奴を知ってる…
朝一晴………幼稚園から一緒で、肩肘貼らずに何でも話すことが出来た俺の親友…ノリが良くて、遊びも、勉強も、エロい話も何でもした。晴に隠していることって俺はほぼ無いくらい…高校も一緒でいつもつるんでてそれが当たり前だったのに…
なぁ、何に悩んでたんだよ?
なぁ…晴、何が不満だったんだよ?
母ちゃん、泣いてたぞ?
夏が終わる前には警察の捜索が始まってて…何度か近所の自宅にお邪魔して…その度にどんどん窶れて行くお袋さん見てて…やり切れなくて………
「なぁ!徳、お前まだやってんの?」
高校に入ってからの友達にはそう言われる。警察が入ったからもう任せたらって…でも俺ともう一人の友達春日部は幼稚園からの付き合いで。こいつとだけは今も繋がってて、夏休み入ってから捜索ビラみたいなの作っては駅で配ってた……
「おう…」
受験勉強の合間縫って、今日ももちろん行くさ……!……もう一人…つるんでた奴がいたけど、こいつはもう知らん!中学入ってからはやんちゃになって、高校も違うとこで、でもそこでも同じ様に喧嘩に手を染めて…晴が居なくなった後、こいつも様子がおかしくて家から出てこなくなったとかって春日部(かっそん)に聞いたけど、そっちにまで気にしてられるか!晴が居なくなったって騒ぎになった時にはまだ自宅にいたんだ。その後でどうなったか知らないが、事件でも無い限り、翔がいなくなったのなら自分の意思だろ?大方ヤンチャしてたあいつの事だから家出でもして都会にでも繰り出してるんだろうよ。
俺は、晴が戻ってくればそれでいい…それでいいんだ……
そんなのが一年続いて大学に入学して、晴が居ないのに納得なんて出来なくて、もう二年目になるって言う時に晴のお袋さんから連絡が来た。
その日のうちにかっそんと待ち合わせて、晴の家に行った。俺達の顔を見た瞬間に晴のお袋さん泣き出しちゃって……泣いて、泣いて、言葉になってなくて……
もしかして、まさか……そんな馬鹿な……一番考えたく無いことが頭によぎった…晴の、笑顔とか、ハスキーな少し低い声とか…短いのにすっげぇサラサラしてるのが分かる髪とか体温とか…近くにあって当たり前で、いつも馬鹿やって笑い転げてたのに…急に無くなってしまったものが一気にブワって蘇ってきちゃって…お袋さんが何か言う前にもう、俺泣いてた…少しはさ、覚悟だってしてたよ?日本の優秀な警察だって探せなくて、目撃情報もない…完全な蒸発状態から無事に見つかることってあるのかなって……
真面に俺も話せなくて、ふぐぅって嗚咽を噛み殺してたと思う。そんな俺達に、お袋さんが泣きながらスッと携帯を差し出して、一生懸命に画面を指差すんだ。もしや、発見現場の写真かも、と本気に引き掛けたけど何だか画面が明るい。涙で濡れた目には色彩色豊かな写真が見えて……なんだか不穏な物とは違ってて、グイッと涙を袖で拭って画面に目を落とした。
「……ばっか……やろう!!」
隣でかっそんが泣き声で震えながらボヤいてる…写真は昨日夜中に送ってきたそうで、どっかの花畑をバックに小さな子供を抱いた、少し大人びた晴の姿が写ってた……写真には
元気です
男の子が生まれました
ごめん
って奴の字の編集入りで………
「…っの!ばっかや、ろ…!」
俺も、かっそんと同じ言葉しか出てこなかった………晴…生きてた……その場に蹲って号泣したのしか、覚えとらん。
晴の子供なんてどうだって良い…奴が一緒に成りたかったって女が両親にも俺達にも紹介も出来ないほどのクズだって事だろ?そんな女の子なんて知るか!少し、晴に似てるとか知るか!!!
晴のお袋さんが極親しい人限定でその写メを送ってくれて、暇さえあれば今もその写真を見てる…写真の中に晴の嫁は写っていない…じゃあ、この写真を撮ってるのが嫁だろ?
「なんつー顔して見てんのよ?」
かっそんがコーヒー片手に呆れ顔。もう、あれから何ヶ月も経ってるのに、未だにこの写真から目が離せない…今日は久々に学校終わってからバイトも無くて、一人暮らしのかっそんの所に転がり込んでる。
「そんな、酷い顔、してた?」
「怨みがましい顔してた…」
俺もかっそんが入れてくれたコーヒーを飲む。
「良い顔してんじゃん…」
かっそんは言う。それは写真の晴の事…
「相手の女はクズだな…」
「お前、まだそんなこと言ってんの?」
「晴の親にも、俺達にも挨拶一つないじゃん…」
「いや、俺達に挨拶要らんだろ?」
「要るだろ!横から掻っ攫ってってさ…こんな幸せそうな晴の顔独り占めしといて知らんぷりとか、相当根性悪ぃ…」
俺の後ろに回ったかっそんがポン、と俺の頭に手を置いた。後ろから俺が見ているスマホの画面を覗きんで、グリグリグリグリと頭を撫で回す…
こんな嫁…誰が許せるかよ………
「うん……」
晴が許したって、俺は許さん…!
「うん………分かってる…」
嫁連れて帰ってきたら俺、無視するからな!!
「ふふ…うん。刺すとか言い出したらどうしようかと思ったけどな…うん、無視して良いよ……」
晴に、逢いたいな………
かっそんがグリグリしていた俺の頭を抱き締めてきた…
「うん……なぁ…晴、幸せそうで、良かったな?」
かっそんは、優しい男だ…で、物すっごい感がいいやつ……すげぇモテるのも分かる…女でも男でも扱いに慣れてるって言うか……こんな時、どうしたら良いか何でお前が知ってんの?泣き顔なんてさ、良い大人がそんなに見せびらかすもんでもないだろ?
それを嫌味なくらい良く知ってやがる……俺から出る涙が全部流れて枯れてしまうまで、やつは俺の頭をガッチリ抱き締めて、撫でくりまわしていつまでも離してくれなかった………
完
------------------
番外編として、翔サイドからのものと本編終了後の様子を、友達の視点から書きました。お楽しみ頂けたら嬉しいです。
拙い作品にお付き合い頂き
ありがとうございました。
でも、奴はこんなことする奴じゃ無かった…絶対に違うって、断言できるほど奴を知ってる…
朝一晴………幼稚園から一緒で、肩肘貼らずに何でも話すことが出来た俺の親友…ノリが良くて、遊びも、勉強も、エロい話も何でもした。晴に隠していることって俺はほぼ無いくらい…高校も一緒でいつもつるんでてそれが当たり前だったのに…
なぁ、何に悩んでたんだよ?
なぁ…晴、何が不満だったんだよ?
母ちゃん、泣いてたぞ?
夏が終わる前には警察の捜索が始まってて…何度か近所の自宅にお邪魔して…その度にどんどん窶れて行くお袋さん見てて…やり切れなくて………
「なぁ!徳、お前まだやってんの?」
高校に入ってからの友達にはそう言われる。警察が入ったからもう任せたらって…でも俺ともう一人の友達春日部は幼稚園からの付き合いで。こいつとだけは今も繋がってて、夏休み入ってから捜索ビラみたいなの作っては駅で配ってた……
「おう…」
受験勉強の合間縫って、今日ももちろん行くさ……!……もう一人…つるんでた奴がいたけど、こいつはもう知らん!中学入ってからはやんちゃになって、高校も違うとこで、でもそこでも同じ様に喧嘩に手を染めて…晴が居なくなった後、こいつも様子がおかしくて家から出てこなくなったとかって春日部(かっそん)に聞いたけど、そっちにまで気にしてられるか!晴が居なくなったって騒ぎになった時にはまだ自宅にいたんだ。その後でどうなったか知らないが、事件でも無い限り、翔がいなくなったのなら自分の意思だろ?大方ヤンチャしてたあいつの事だから家出でもして都会にでも繰り出してるんだろうよ。
俺は、晴が戻ってくればそれでいい…それでいいんだ……
そんなのが一年続いて大学に入学して、晴が居ないのに納得なんて出来なくて、もう二年目になるって言う時に晴のお袋さんから連絡が来た。
その日のうちにかっそんと待ち合わせて、晴の家に行った。俺達の顔を見た瞬間に晴のお袋さん泣き出しちゃって……泣いて、泣いて、言葉になってなくて……
もしかして、まさか……そんな馬鹿な……一番考えたく無いことが頭によぎった…晴の、笑顔とか、ハスキーな少し低い声とか…短いのにすっげぇサラサラしてるのが分かる髪とか体温とか…近くにあって当たり前で、いつも馬鹿やって笑い転げてたのに…急に無くなってしまったものが一気にブワって蘇ってきちゃって…お袋さんが何か言う前にもう、俺泣いてた…少しはさ、覚悟だってしてたよ?日本の優秀な警察だって探せなくて、目撃情報もない…完全な蒸発状態から無事に見つかることってあるのかなって……
真面に俺も話せなくて、ふぐぅって嗚咽を噛み殺してたと思う。そんな俺達に、お袋さんが泣きながらスッと携帯を差し出して、一生懸命に画面を指差すんだ。もしや、発見現場の写真かも、と本気に引き掛けたけど何だか画面が明るい。涙で濡れた目には色彩色豊かな写真が見えて……なんだか不穏な物とは違ってて、グイッと涙を袖で拭って画面に目を落とした。
「……ばっか……やろう!!」
隣でかっそんが泣き声で震えながらボヤいてる…写真は昨日夜中に送ってきたそうで、どっかの花畑をバックに小さな子供を抱いた、少し大人びた晴の姿が写ってた……写真には
元気です
男の子が生まれました
ごめん
って奴の字の編集入りで………
「…っの!ばっかや、ろ…!」
俺も、かっそんと同じ言葉しか出てこなかった………晴…生きてた……その場に蹲って号泣したのしか、覚えとらん。
晴の子供なんてどうだって良い…奴が一緒に成りたかったって女が両親にも俺達にも紹介も出来ないほどのクズだって事だろ?そんな女の子なんて知るか!少し、晴に似てるとか知るか!!!
晴のお袋さんが極親しい人限定でその写メを送ってくれて、暇さえあれば今もその写真を見てる…写真の中に晴の嫁は写っていない…じゃあ、この写真を撮ってるのが嫁だろ?
「なんつー顔して見てんのよ?」
かっそんがコーヒー片手に呆れ顔。もう、あれから何ヶ月も経ってるのに、未だにこの写真から目が離せない…今日は久々に学校終わってからバイトも無くて、一人暮らしのかっそんの所に転がり込んでる。
「そんな、酷い顔、してた?」
「怨みがましい顔してた…」
俺もかっそんが入れてくれたコーヒーを飲む。
「良い顔してんじゃん…」
かっそんは言う。それは写真の晴の事…
「相手の女はクズだな…」
「お前、まだそんなこと言ってんの?」
「晴の親にも、俺達にも挨拶一つないじゃん…」
「いや、俺達に挨拶要らんだろ?」
「要るだろ!横から掻っ攫ってってさ…こんな幸せそうな晴の顔独り占めしといて知らんぷりとか、相当根性悪ぃ…」
俺の後ろに回ったかっそんがポン、と俺の頭に手を置いた。後ろから俺が見ているスマホの画面を覗きんで、グリグリグリグリと頭を撫で回す…
こんな嫁…誰が許せるかよ………
「うん……」
晴が許したって、俺は許さん…!
「うん………分かってる…」
嫁連れて帰ってきたら俺、無視するからな!!
「ふふ…うん。刺すとか言い出したらどうしようかと思ったけどな…うん、無視して良いよ……」
晴に、逢いたいな………
かっそんがグリグリしていた俺の頭を抱き締めてきた…
「うん……なぁ…晴、幸せそうで、良かったな?」
かっそんは、優しい男だ…で、物すっごい感がいいやつ……すげぇモテるのも分かる…女でも男でも扱いに慣れてるって言うか……こんな時、どうしたら良いか何でお前が知ってんの?泣き顔なんてさ、良い大人がそんなに見せびらかすもんでもないだろ?
それを嫌味なくらい良く知ってやがる……俺から出る涙が全部流れて枯れてしまうまで、やつは俺の頭をガッチリ抱き締めて、撫でくりまわしていつまでも離してくれなかった………
完
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番外編として、翔サイドからのものと本編終了後の様子を、友達の視点から書きました。お楽しみ頂けたら嬉しいです。
拙い作品にお付き合い頂き
ありがとうございました。
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その後の話も読んでみたいなとも思いますが、この話はこれで終わるからキレイなのかなとも思ったり。
贅沢を言えば、翔が晴を好きになったきっかけから、異世界転移する直前までの晴への心情も読んでみたいです。
素敵な作品をありがとうございました!
感想ありがとうございました。お楽しみ頂けたとの事で何よりです!
ご指摘の所を入れようかな、と私も考えてはいたのです。ページ数稼ぎやお話を膨らませるにはあってもいいかもと思いましたが、私のモチュベーションが切れかけそうで真っ直ぐに行く事にしました(^◇^;)
この先チラッ、とか別サイドからの物を考えてはいるのですが、長編になると作者が飽きてしまうと言う問題に当たりますね(ノ_<)
長編を長らく投稿されてる作者さん方は尊敬に値します。