128 / 143
128 決死の覚悟
しおりを挟む
声が、上から?
敵を前にして一斉にばっと上を見てしまっては隙だらけになってしまう。けれどもそれ程驚いたのだ!
絶対にここにはいない人の声を聞いたから。
「まさか…!シエラさん!?」
なぜ、どうしてと、一瞬呆然としてしまったソウにシエラの真剣な声が響く。
「来るわよ!」
巨体に対してのスピードが尋常じゃ無いくらいに早い!!
大蛇に襲われていたのは暗部メンバーだ!蛇に並行する様に、何とか魔力を駆使して追いついて来ている。それほどのスピードであっという間に距離を詰めてくる。
「ガイ!蛇の目を狙える?」
シエラは大蛇から目を離さない。なんで、空中に浮いていられるのかとか疑問に尽きないが、そんなもの後回しだ。
ジュッといつもよりも重い音を立てて、ガイが風の矢を放つ。大蛇の目は4つ。
あの巨体でここ迄のスピードが出る事自体信じがたいのにあろう事か、ガイが放った矢を、大蛇はガバッと口を開けて一飲みにした。
「まさか!!」
誰かが叫んだ瞬間に、グワッと大蛇は大口を開けてガイヘ飛びかかる!
「ガイ!!避けろ!!!」
ガイの横からネイバーが突っ込んで、ガイを弾き飛ばすが、ネイバーが大蛇の口の目の前に来た瞬間にネイバーは蛇の口に飲まれていった。
「ネイバー!!」
四方から叫びが上がる。が、飲まれたネイバーからの返事はもちろん無い。
「チィ!!」
即死とは行かずも、息ができない状態では持って後数分。他のメンバーの焦りが色濃く出てくる。
「ハァ、これだけ大きいと転移にも無理があるわね…」
シエラの眉にも皺が寄る。
「ネイバーは風魔法防御を張ってた!上手くいけば、後数時間は持つ!諦めるな!」
弾き飛ばされたガイが、瞬間見たネイバーの状態からまだ生きている可能性が大きい事を伝えてくれた。
後、数時間……この巨体を?
既に周りのメンバー達は遠慮なくも魔法を駆使し、攻撃を開始しているが、蛇の巨体に素早さ、鱗の固さに阻まれて深傷を負わせるどころか、動きを止める事も出来ないでいる。
「どうする!?」
庇われたガイは気が気ではない。何としても挽回したいと焦りが強いだろう。
「クソが!!」
防御を張っていたなら、少しは耐えられる!バートの身体表面からパリパリと小さな電流が火花を散らしているのが見えた。
「ネイバー!!聞こえるか!!思い切り電流を放つ!気合入れて防御張っとけ!!」
大声で大蛇の体内にいるネイバーにバートは叫び掛ける。パリパリと鳴っていたバートの電流はバリバリと音を激しくしていき更にまだ、体内の魔力を練り上げている。練れば練る程魔力は高まりバートの周囲に稲妻らしきものが走り出てきた。
時間を掛けてバートが魔力を練り上げるまで、他暗部メンバーは大蛇への攻撃の手を緩めない。ソウも次々に側にいるメンバーに結界を張っていく。
大蛇はネイバーを飲み込んでも尚も獲物を探しているのか、暗部の攻撃を物ともせずに掻い潜り、舌を出しては匂いを辿っている様だ。
「弱点は無いのかよ!」
目、首、腹、尾、大蛇の体のあらゆる部位に向かって隊員達は魔法を放ち、武器を当てる。その都度嘲笑うかの様に巨体をくねらせては隊員を蹴散らしていく。
その間バートは微動だにしない。
突然、何かに誘われる様に大蛇が鎌首をもたげ、一気にバート目掛けて跳躍してきた。
「!!!」
今バートは動けない!!更に飲み込まれる、その瞬間、バートの前に仄かに青白く光る魔法陣が宙に出現した。
「シャャャャャャャャャ!!」
威嚇の音を発しながらバートを飲み干そうとしていた大蛇の動きが止まる。
魔法陣とバートの間にはシエラが立ち塞がり、シエラは魔法陣に向かって手を上げていた。
「シエラ様!」
助かった……シエラの防御魔法だ。
「くっ!!バート!私の防御結界は長くは持たない!急いで!」
シエラは後ろにいるバートの魔力の練り上げ具合を確かめるため、顔をバートへ向けた。
「了解!」
バートは顔を上げ、獲物である大蛇を捕らえる。その瞬間、驚愕に目を大きく開く。
「なっバカが!!何してやがる!!」
バートの目の前には、鞘を捨て抜身の剣だけ手に持ったソウが、今にも結界を壊そうとしている大蛇の口の端に立っているのが見える。
「!!!」
バートの驚いた声にシエラも振り返れば、結界を壊すことに夢中になっている大蛇の口の端にしがみ付いている事に気が付かれてもいないソウの姿だった。
「何をする気なの!!」
流石のシエラも焦っていよう。ソウに何かあったらと背筋に冷たいものが降りてくる。
「あ、シエラさん!3日、3日以内に救助お願いします!それ以上は試した事ないんで保つかどうか分かりません!」
ソウの周りで白金の光が舞う。キラキラと幻想的な光景は魔力持ちのみが持つ自分の光。
「バート!!思い切り、その電撃打って大丈夫だから!!」
一度、深呼吸したと思ったら、抜身の剣を突きの構えで持ち直し、ソウは大蛇の口の中に自ら飛び込んでいった。
敵を前にして一斉にばっと上を見てしまっては隙だらけになってしまう。けれどもそれ程驚いたのだ!
絶対にここにはいない人の声を聞いたから。
「まさか…!シエラさん!?」
なぜ、どうしてと、一瞬呆然としてしまったソウにシエラの真剣な声が響く。
「来るわよ!」
巨体に対してのスピードが尋常じゃ無いくらいに早い!!
大蛇に襲われていたのは暗部メンバーだ!蛇に並行する様に、何とか魔力を駆使して追いついて来ている。それほどのスピードであっという間に距離を詰めてくる。
「ガイ!蛇の目を狙える?」
シエラは大蛇から目を離さない。なんで、空中に浮いていられるのかとか疑問に尽きないが、そんなもの後回しだ。
ジュッといつもよりも重い音を立てて、ガイが風の矢を放つ。大蛇の目は4つ。
あの巨体でここ迄のスピードが出る事自体信じがたいのにあろう事か、ガイが放った矢を、大蛇はガバッと口を開けて一飲みにした。
「まさか!!」
誰かが叫んだ瞬間に、グワッと大蛇は大口を開けてガイヘ飛びかかる!
「ガイ!!避けろ!!!」
ガイの横からネイバーが突っ込んで、ガイを弾き飛ばすが、ネイバーが大蛇の口の目の前に来た瞬間にネイバーは蛇の口に飲まれていった。
「ネイバー!!」
四方から叫びが上がる。が、飲まれたネイバーからの返事はもちろん無い。
「チィ!!」
即死とは行かずも、息ができない状態では持って後数分。他のメンバーの焦りが色濃く出てくる。
「ハァ、これだけ大きいと転移にも無理があるわね…」
シエラの眉にも皺が寄る。
「ネイバーは風魔法防御を張ってた!上手くいけば、後数時間は持つ!諦めるな!」
弾き飛ばされたガイが、瞬間見たネイバーの状態からまだ生きている可能性が大きい事を伝えてくれた。
後、数時間……この巨体を?
既に周りのメンバー達は遠慮なくも魔法を駆使し、攻撃を開始しているが、蛇の巨体に素早さ、鱗の固さに阻まれて深傷を負わせるどころか、動きを止める事も出来ないでいる。
「どうする!?」
庇われたガイは気が気ではない。何としても挽回したいと焦りが強いだろう。
「クソが!!」
防御を張っていたなら、少しは耐えられる!バートの身体表面からパリパリと小さな電流が火花を散らしているのが見えた。
「ネイバー!!聞こえるか!!思い切り電流を放つ!気合入れて防御張っとけ!!」
大声で大蛇の体内にいるネイバーにバートは叫び掛ける。パリパリと鳴っていたバートの電流はバリバリと音を激しくしていき更にまだ、体内の魔力を練り上げている。練れば練る程魔力は高まりバートの周囲に稲妻らしきものが走り出てきた。
時間を掛けてバートが魔力を練り上げるまで、他暗部メンバーは大蛇への攻撃の手を緩めない。ソウも次々に側にいるメンバーに結界を張っていく。
大蛇はネイバーを飲み込んでも尚も獲物を探しているのか、暗部の攻撃を物ともせずに掻い潜り、舌を出しては匂いを辿っている様だ。
「弱点は無いのかよ!」
目、首、腹、尾、大蛇の体のあらゆる部位に向かって隊員達は魔法を放ち、武器を当てる。その都度嘲笑うかの様に巨体をくねらせては隊員を蹴散らしていく。
その間バートは微動だにしない。
突然、何かに誘われる様に大蛇が鎌首をもたげ、一気にバート目掛けて跳躍してきた。
「!!!」
今バートは動けない!!更に飲み込まれる、その瞬間、バートの前に仄かに青白く光る魔法陣が宙に出現した。
「シャャャャャャャャャ!!」
威嚇の音を発しながらバートを飲み干そうとしていた大蛇の動きが止まる。
魔法陣とバートの間にはシエラが立ち塞がり、シエラは魔法陣に向かって手を上げていた。
「シエラ様!」
助かった……シエラの防御魔法だ。
「くっ!!バート!私の防御結界は長くは持たない!急いで!」
シエラは後ろにいるバートの魔力の練り上げ具合を確かめるため、顔をバートへ向けた。
「了解!」
バートは顔を上げ、獲物である大蛇を捕らえる。その瞬間、驚愕に目を大きく開く。
「なっバカが!!何してやがる!!」
バートの目の前には、鞘を捨て抜身の剣だけ手に持ったソウが、今にも結界を壊そうとしている大蛇の口の端に立っているのが見える。
「!!!」
バートの驚いた声にシエラも振り返れば、結界を壊すことに夢中になっている大蛇の口の端にしがみ付いている事に気が付かれてもいないソウの姿だった。
「何をする気なの!!」
流石のシエラも焦っていよう。ソウに何かあったらと背筋に冷たいものが降りてくる。
「あ、シエラさん!3日、3日以内に救助お願いします!それ以上は試した事ないんで保つかどうか分かりません!」
ソウの周りで白金の光が舞う。キラキラと幻想的な光景は魔力持ちのみが持つ自分の光。
「バート!!思い切り、その電撃打って大丈夫だから!!」
一度、深呼吸したと思ったら、抜身の剣を突きの構えで持ち直し、ソウは大蛇の口の中に自ら飛び込んでいった。
0
お気に入りに追加
25
あなたにおすすめの小説
【完結】私だけが知らない
綾雅(りょうが)祝!コミカライズ
ファンタジー
目が覚めたら何も覚えていなかった。父と兄を名乗る二人は泣きながら謝る。痩せ細った体、痣が残る肌、誰もが過保護に私を気遣う。けれど、誰もが何が起きたのかを語らなかった。
優しい家族、ぬるま湯のような生活、穏やかに過ぎていく日常……その陰で、人々は己の犯した罪を隠しつつ微笑む。私を守るため、そう言いながら真実から遠ざけた。
やがて、すべてを知った私は――ひとつの決断をする。
記憶喪失から始まる物語。冤罪で殺されかけた私は蘇り、陥れようとした者は断罪される。優しい嘘に隠された真実が徐々に明らかになっていく。
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2023/12/20……小説家になろう 日間、ファンタジー 27位
2023/12/19……番外編完結
2023/12/11……本編完結(番外編、12/12)
2023/08/27……エブリスタ ファンタジートレンド 1位
2023/08/26……カテゴリー変更「恋愛」⇒「ファンタジー」
2023/08/25……アルファポリス HOT女性向け 13位
2023/08/22……小説家になろう 異世界恋愛、日間 22位
2023/08/21……カクヨム 恋愛週間 17位
2023/08/16……カクヨム 恋愛日間 12位
2023/08/14……連載開始
冷宮の人形姫
りーさん
ファンタジー
冷宮に閉じ込められて育てられた姫がいた。父親である皇帝には関心を持たれず、少しの使用人と母親と共に育ってきた。
幼少の頃からの虐待により、感情を表に出せなくなった姫は、5歳になった時に母親が亡くなった。そんな時、皇帝が姫を迎えに来た。
※すみません、完全にファンタジーになりそうなので、ファンタジーにしますね。
※皇帝のミドルネームを、イント→レントに変えます。(第一皇妃のミドルネームと被りそうなので)
そして、レンド→レクトに変えます。(皇帝のミドルネームと似てしまうため)変わってないよというところがあれば教えてください。
虐げられた令嬢、ペネロペの場合
キムラましゅろう
ファンタジー
ペネロペは世に言う虐げられた令嬢だ。
幼い頃に母を亡くし、突然やってきた継母とその後生まれた異母妹にこき使われる毎日。
父は無関心。洋服は使用人と同じくお仕着せしか持っていない。
まぁ元々婚約者はいないから異母妹に横取りされる事はないけれど。
可哀想なペネロペ。でもきっといつか、彼女にもここから救い出してくれる運命の王子様が……なんて現れるわけないし、現れなくてもいいとペネロペは思っていた。何故なら彼女はちっとも困っていなかったから。
1話完結のショートショートです。
虐げられた令嬢達も裏でちゃっかり仕返しをしていて欲しい……
という願望から生まれたお話です。
ゆるゆる設定なのでゆるゆるとお読みいただければ幸いです。
R15は念のため。
私がいなくなった部屋を見て、あなた様はその心に何を思われるのでしょうね…?
新野乃花(大舟)
恋愛
貴族であるファーラ伯爵との婚約を結んでいたセイラ。しかし伯爵はセイラの事をほったらかしにして、幼馴染であるレリアの方にばかり愛情をかけていた。それは溺愛と呼んでもいいほどのもので、そんな行動の果てにファーラ伯爵は婚約破棄まで持ち出してしまう。しかしそれと時を同じくして、セイラはその姿を伯爵の前からこつぜんと消してしまう。弱気なセイラが自分に逆らう事など絶対に無いと思い上がっていた伯爵は、誰もいなくなってしまったセイラの部屋を見て…。
※カクヨム、小説家になろうにも投稿しています!
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
我儘令嬢なんて無理だったので小心者令嬢になったらみんなに甘やかされました。
たぬきち25番
恋愛
「ここはどこですか?私はだれですか?」目を覚ましたら全く知らない場所にいました。
しかも以前の私は、かなり我儘令嬢だったそうです。
そんなマイナスからのスタートですが、文句はいえません。
ずっと冷たかった周りの目が、なんだか最近優しい気がします。
というか、甘やかされてません?
これって、どういうことでしょう?
※後日談は激甘です。
激甘が苦手な方は後日談以外をお楽しみ下さい。
※小説家になろう様にも公開させて頂いております。
ただあちらは、マルチエンディングではございませんので、その関係でこちらとは、内容が大幅に異なります。ご了承下さい。
タイトルも違います。タイトル:異世界、訳アリ令嬢の恋の行方は?!~あの時、もしあなたを選ばなければ~
お飾り王妃の受難〜陛下からの溺愛?!ちょっと意味がわからないのですが〜
湊未来
恋愛
王に見捨てられた王妃。それが、貴族社会の認識だった。
二脚並べられた玉座に座る王と王妃は、微笑み合う事も、会話を交わす事もなければ、目を合わす事すらしない。そんな二人の様子に王妃ティアナは、いつしか『お飾り王妃』と呼ばれるようになっていた。
そんな中、暗躍する貴族達。彼らの行動は徐々にエスカレートして行き、王妃が参加する夜会であろうとお構いなしに娘を王に、けしかける。
王の周りに沢山の美しい蝶が群がる様子を見つめ、ティアナは考えていた。
『よっしゃ‼︎ お飾り王妃なら、何したって良いわよね。だって、私の存在は空気みたいなものだから………』
1年後……
王宮で働く侍女達の間で囁かれるある噂。
『王妃の間には恋のキューピッドがいる』
王妃付き侍女の間に届けられる大量の手紙を前に侍女頭は頭を抱えていた。
「ティアナ様!この手紙の山どうするんですか⁈ 流石に、さばききれませんよ‼︎」
「まぁまぁ。そんなに怒らないの。皆様、色々とお悩みがあるようだし、昔も今も恋愛事は有益な情報を得る糧よ。あと、ここでは王妃ティアナではなく新人侍女ティナでしょ」
……あら?
この筆跡、陛下のものではなくって?
まさかね……
一通の手紙から始まる恋物語。いや、違う……
お飾り王妃による無自覚プチざまぁが始まる。
愛しい王妃を前にすると無口になってしまう王と、お飾り王妃と勘違いしたティアナのすれ違いラブコメディ&ミステリー
転生騎士団長の歩き方
Akila
ファンタジー
【第2章 完 約13万字】&【第1章 完 約12万字】
たまたま運よく掴んだ功績で第7騎士団の団長になってしまった女性騎士のラモン。そんなラモンの中身は地球から転生した『鈴木ゆり』だった。女神様に転生するに当たってギフトを授かったのだが、これがとっても役立った。ありがとう女神さま! と言う訳で、小娘団長が汗臭い騎士団をどうにか立て直す為、ドーン副団長や団員達とキレイにしたり、旨〜いしたり、キュンキュンしたりするほのぼの物語です。
【第1章 ようこそ第7騎士団へ】 騎士団の中で窓際? 島流し先? と囁かれる第7騎士団を立て直すべく、前世の知識で働き方改革を強行するモラン。 第7は改善されるのか? 副団長のドーンと共にあれこれと毎日大忙しです。
【第2章 王城と私】 第7騎士団での功績が認められて、次は第3騎士団へ行く事になったラモン。勤務地である王城では毎日誰かと何かやらかしてます。第3騎士団には馴染めるかな? って、またまた異動? 果たしてラモンの行き着く先はどこに?
※誤字脱字マジですみません。懲りずに読んで下さい。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる