三日坊主の幸せごっこ

月澄狸

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初大河

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「光る君へ」、現代から見ると不条理(?)な世界観でありつつ、なんかすごい。
 表向きは一定の秩序と平和が保たれていつつ、裏はドロドロ……ってこれ、現在の日本社会でも、形は違えどそう変わらないのか。

 今は、見慣れた時代背景(?)や舞台をテーマにした作品が多いけど、「光る君へ」の平安時代や、戦争ではない権力争いみたいな、社会的な力関係とかは個人的に新鮮。

 新鮮、だけどやっぱ、現代も似たり寄ったりかも……。誰が自分の味方か、誰といればチャンスを得られそうかとか。人間関係ってそういうのも含まれる気がする。そしてそういう、敵味方ごっこに興味がない人も一定数いたり。

 私は今、鳴かず飛ばずなんで、あんまり誰からも見向きもされないけど、もし私が人気作家になったら、「素晴らしい作品ですね!」とか言ってゾロゾロすり寄ってくる奴らもいそう。人って人気があるものや、自分に力を与えてくれそうなものに群がるし、人気のないものには見向きもしないよね。

 で、「光る君へ」の、人々の孤独感みたいなものも哀愁がある。みんな蹴落としあう仲で、いつ誰が裏切るか分からない、腹のさぐり合い。家族でさえ誰も信頼できない、交わっても奥底までは愛し合えないのかもしれない、すべてに漂う孤独感。なんか可哀想というか……って、人の顔も名前も役職(?)も覚えられないもので、この解釈で合っているのかどうか分からないけど。

 大体展開が限られそうな物語と違って、予測不能で、独特の雰囲気がある。私が今まで、こういうジャンルのドラマを見ていなかっただけかもしれないけど。大河ドラマ見るの初めてだし。

 滋賀も「光る君へ」と縁があるとか言って、盛り上げよう、盛り上がろうとしているみたい。タイアップ(?)楽しそう。


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