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ホルモンバランスの自由研究でもすべきか
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そろそろこの連載を完結させて次のを始めたいのですが、せめて出だしくらい、幻想的だったり深かったり感動があったり、あるいは明るい・笑えるものにしたいと思うのです。要するに何でもいいから始まりを素敵にしたい。
出だしだけなんてアレですけど、どうせ出だししか読まない人が多いだろうし(既にネガティブ)、出だしだけでも面白ければ得だと思うんです。
あとの方のエピソードなんて、ほぼ誰の目にも触れていないでしょうが、冒頭10話目くらいまで面白ければ、10話目まで読んでくれる通りすがりの人がいっぱいになるかもしれません。そうなれば万々歳。
私よりよほどすごい絵や文章を書く人が埋もれているのを見ると、「こんなに才能ある人でも埋もれるのか……じゃあ私なんかもっと無理だ……」ってなりますが。まぁ運もタイミングもあるし、ぱっと見のクオリティとかすごさだけで決まるものではないかもしれません。
きっと何かコツもあれば、チャンスもちょいちょいあるのでしょう。風向きが変わることもあるかも。だからとにかく面白い話を冒頭に固め、そのテンションをできるだけ長く持続したい。
けれど今、我ながら堂々巡りなのです。同じ類の悩み、同じ矛盾からずっと抜け出せません。なんか人間に疲れて、交流バテ気分なのです。
まるで出勤直前に「新しい靴履いてったらどう? 五足くらいあるんだけど」と、箱を並べて薦められているような気分。
直前に靴を替えるったって、そんなの歩き慣れないし、五足も確認している時間ないし、遅刻しちゃう。靴擦れしそう。って断りたいのにうまく言えず、なぜだか相手はやたらと新しい靴を推してくる。そんな微妙な悪夢をずっと見ている気分。
このネガティブな気持ちを追い払い、確固とした信念とコミュニケーション能力、感謝の心、包容力、色んなものを身に付けて、「我ながら人が変わったようだ」と思えるほど善人になってから、「うだつの上がらないエッセイ集3」的なもの(タイトルは変えるかもしれない)を出したい。
と、思っているのですが。駄目です。超ネガティブモードから抜け出せません。愚痴か不安しか出てこない。
たとえば作品に意見を出してくださる人がいるのですが、その意見を取り入れたら、それは自分としては合作みたいなイメージになります。
で、アイデアを出してくださった方が近くにいるうちは「◯◯さんにアイデアをいただいた作品です」と言えるのですが、その人が退会するなどして別れてしまう、あるいは疎遠になって時間が経って経緯を忘れるなどすると、作品をどう扱って良いか分からなくなります。
私は過去作品にめちゃくちゃ執着するタイプで、また、自分の作品を自分の好きなようにできないというのは超ストレスです。なので自分が作ったものはすべて、自分の作品であってほしい。そして収益に繋げていきたいと思っています。
それが他の人が絡んでくると、著作権がどうなるんだろうと思ったり。自分が「こうしよう」と思ったことを、先に他の人に「こうしたら?」と言われてしまったら、自分が相手の方の意見をパクったように感じてしまったり。さっきの靴の例えのように、単純に面倒だと感じたり。こっちはこっちで色々都合があるし、時間もないのに。
人って自分の権利や意見を主張しそうなもので、下手に関わってしまうと、あとで書籍化だとか何かしら成功したときに、「そのアイデア私が出したのよ」と言われそう、とか思ってしまいます。「そんな使い方しないでください」と主張されたらどうしよう、とか。何をどこまで使えるやら。別に文句や反論なくても、「すべて自分で考えました」と言えないと、何か引っかかります。
自分の作品は手の届く範囲まですべて自分で考え、自分で使うのが一番楽そう。トラブルもなさそうだし。
なのでとにかくやりたいこととか持論は皆様、自分の作品やら自分の人生で生かしてほしいなと……ビクビクしています。「こうしたら?」恐怖症です。
ご意見を何もかも突っぱねるような態度もどうかと思うし。なんて反応したら良いのか分からん。こういう優柔不断で自信なさげな態度だから、ご意見をいただきやすいのでは。
とにかく今、超ネガティブです。今に限ったことではないですが。
でもなー、どうせしばらくこのどネガティブな人格のまま、「見違えるように生まれ変わった」なんてことにはなりそうもないし、エッセイ集3、ネガティブモードのまま始めてしまおうかな。とも思っています。激変は「4」くらいまでに目指そうかと。
そんなこんなで今日もうだつが上がりません。
*
この下書きを書いてからそんなに日数経っていないはずですが、今度は訳もなく人恋しいモードに突入。
我ながらもう手に負えないというか、訳分かりません。気持ちを文章で整理しようだの説明しようだの、何らかの筋を通そうとすることが、今のところ全部無駄なような。「私、超気まぐれなんです~。話したいときはめっちゃ話したいし、そうじゃないときは、人がどうでもいい的な~?」の一言で済ませときゃ、そっちの方が的確だっただろうに。
何でしょうこの気持ちの揺れ、ホルモンバランス? 日替わりどころか数時間単位で変わるかも。
とりあえず、エッセイ集続編に移行する場合、そちらもネガティブから始まりそうです。移行までにもうちょいかかるかもしれないし、移行しないままズルズル続くかもしれません。
素敵なワクワク文章を書き溜めし、花火大会の出だしを豪華にするみたいに、冒頭に集中させたいところですが、何も浮かばない……。
出だしだけなんてアレですけど、どうせ出だししか読まない人が多いだろうし(既にネガティブ)、出だしだけでも面白ければ得だと思うんです。
あとの方のエピソードなんて、ほぼ誰の目にも触れていないでしょうが、冒頭10話目くらいまで面白ければ、10話目まで読んでくれる通りすがりの人がいっぱいになるかもしれません。そうなれば万々歳。
私よりよほどすごい絵や文章を書く人が埋もれているのを見ると、「こんなに才能ある人でも埋もれるのか……じゃあ私なんかもっと無理だ……」ってなりますが。まぁ運もタイミングもあるし、ぱっと見のクオリティとかすごさだけで決まるものではないかもしれません。
きっと何かコツもあれば、チャンスもちょいちょいあるのでしょう。風向きが変わることもあるかも。だからとにかく面白い話を冒頭に固め、そのテンションをできるだけ長く持続したい。
けれど今、我ながら堂々巡りなのです。同じ類の悩み、同じ矛盾からずっと抜け出せません。なんか人間に疲れて、交流バテ気分なのです。
まるで出勤直前に「新しい靴履いてったらどう? 五足くらいあるんだけど」と、箱を並べて薦められているような気分。
直前に靴を替えるったって、そんなの歩き慣れないし、五足も確認している時間ないし、遅刻しちゃう。靴擦れしそう。って断りたいのにうまく言えず、なぜだか相手はやたらと新しい靴を推してくる。そんな微妙な悪夢をずっと見ている気分。
このネガティブな気持ちを追い払い、確固とした信念とコミュニケーション能力、感謝の心、包容力、色んなものを身に付けて、「我ながら人が変わったようだ」と思えるほど善人になってから、「うだつの上がらないエッセイ集3」的なもの(タイトルは変えるかもしれない)を出したい。
と、思っているのですが。駄目です。超ネガティブモードから抜け出せません。愚痴か不安しか出てこない。
たとえば作品に意見を出してくださる人がいるのですが、その意見を取り入れたら、それは自分としては合作みたいなイメージになります。
で、アイデアを出してくださった方が近くにいるうちは「◯◯さんにアイデアをいただいた作品です」と言えるのですが、その人が退会するなどして別れてしまう、あるいは疎遠になって時間が経って経緯を忘れるなどすると、作品をどう扱って良いか分からなくなります。
私は過去作品にめちゃくちゃ執着するタイプで、また、自分の作品を自分の好きなようにできないというのは超ストレスです。なので自分が作ったものはすべて、自分の作品であってほしい。そして収益に繋げていきたいと思っています。
それが他の人が絡んでくると、著作権がどうなるんだろうと思ったり。自分が「こうしよう」と思ったことを、先に他の人に「こうしたら?」と言われてしまったら、自分が相手の方の意見をパクったように感じてしまったり。さっきの靴の例えのように、単純に面倒だと感じたり。こっちはこっちで色々都合があるし、時間もないのに。
人って自分の権利や意見を主張しそうなもので、下手に関わってしまうと、あとで書籍化だとか何かしら成功したときに、「そのアイデア私が出したのよ」と言われそう、とか思ってしまいます。「そんな使い方しないでください」と主張されたらどうしよう、とか。何をどこまで使えるやら。別に文句や反論なくても、「すべて自分で考えました」と言えないと、何か引っかかります。
自分の作品は手の届く範囲まですべて自分で考え、自分で使うのが一番楽そう。トラブルもなさそうだし。
なのでとにかくやりたいこととか持論は皆様、自分の作品やら自分の人生で生かしてほしいなと……ビクビクしています。「こうしたら?」恐怖症です。
ご意見を何もかも突っぱねるような態度もどうかと思うし。なんて反応したら良いのか分からん。こういう優柔不断で自信なさげな態度だから、ご意見をいただきやすいのでは。
とにかく今、超ネガティブです。今に限ったことではないですが。
でもなー、どうせしばらくこのどネガティブな人格のまま、「見違えるように生まれ変わった」なんてことにはなりそうもないし、エッセイ集3、ネガティブモードのまま始めてしまおうかな。とも思っています。激変は「4」くらいまでに目指そうかと。
そんなこんなで今日もうだつが上がりません。
*
この下書きを書いてからそんなに日数経っていないはずですが、今度は訳もなく人恋しいモードに突入。
我ながらもう手に負えないというか、訳分かりません。気持ちを文章で整理しようだの説明しようだの、何らかの筋を通そうとすることが、今のところ全部無駄なような。「私、超気まぐれなんです~。話したいときはめっちゃ話したいし、そうじゃないときは、人がどうでもいい的な~?」の一言で済ませときゃ、そっちの方が的確だっただろうに。
何でしょうこの気持ちの揺れ、ホルモンバランス? 日替わりどころか数時間単位で変わるかも。
とりあえず、エッセイ集続編に移行する場合、そちらもネガティブから始まりそうです。移行までにもうちょいかかるかもしれないし、移行しないままズルズル続くかもしれません。
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