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まさか、またアイツがやってきたというのか。天井と壁の隙間はガムテープで封印されているというのに。
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ああ、来ないでくれ。頼むから。私は微動だにしないまま、ガムテープの結界に向かって祈りを捧げるしかなかった。
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