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Brothers
3.
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エメットはその肘の間にある濡れていない方の突起を口に含み、もう片方を指先に挟んだ。舌に触れる乳首はしっとりと柔らかく、甘噛みすると硬く隆起する。胸への刺激がアゼルの屹立を揺らし、その先端の窪みに溜まった透明な体液がとろりと垂れた。
彼は紅潮した顔を隠し、執拗に乳首ばかりを苛められるもどかしい快感に震えている。
「あ、あん、あぁん……っ」
エメットはアゼルの裸の腰を引き寄せ、服の下で熱くなった自分のものの上に座らせた。布ごしに押しつけるように腰を突き上げると、彼の濡れた屹立が透きとおった汁を飛ばす。兄の手がそれに触れた刺激に、アゼルの体は大きく跳ねた。
「あ……っ!」
エメットが顔を上げると、弟は金色の長い髪を揺らし、泣きそうな顔で愛撫を拒んだ。
「だめ、いま触ったら……」
その可愛らしさに、かえって手筒に力が入る。制止を聞き入れずに手の中で揉みしだくと、彼はエメットの肩に爪を立てて痙攣した。
「だめ、あっ、やあ……っん!」
ぐっと腿が緊張し、腰を浮かせて膝立ちになったアゼルは、エメットの腹部に白濁を飛ばした。
「は、あぁ、ん……」
脱力した弟の身体を支え、その美しい顔にキスを降らせる。
「やだ……僕だけなんて……」
アゼルは乱れた息の間からそう言い、切なげに眉根を寄せた。
彼は紅潮した顔を隠し、執拗に乳首ばかりを苛められるもどかしい快感に震えている。
「あ、あん、あぁん……っ」
エメットはアゼルの裸の腰を引き寄せ、服の下で熱くなった自分のものの上に座らせた。布ごしに押しつけるように腰を突き上げると、彼の濡れた屹立が透きとおった汁を飛ばす。兄の手がそれに触れた刺激に、アゼルの体は大きく跳ねた。
「あ……っ!」
エメットが顔を上げると、弟は金色の長い髪を揺らし、泣きそうな顔で愛撫を拒んだ。
「だめ、いま触ったら……」
その可愛らしさに、かえって手筒に力が入る。制止を聞き入れずに手の中で揉みしだくと、彼はエメットの肩に爪を立てて痙攣した。
「だめ、あっ、やあ……っん!」
ぐっと腿が緊張し、腰を浮かせて膝立ちになったアゼルは、エメットの腹部に白濁を飛ばした。
「は、あぁ、ん……」
脱力した弟の身体を支え、その美しい顔にキスを降らせる。
「やだ……僕だけなんて……」
アゼルは乱れた息の間からそう言い、切なげに眉根を寄せた。
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