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戦う夏休み
マツダくんの激闘前夜
しおりを挟む開会式、そして第1日目の試合が行われた。
しかし馬橋学院も、第四高校も、開会式後すぐに球場から引き上げた。両校とも翌日の試合に向けての最終調整をする為だった。
四高野球部がバスに乗り込もうとすると、それを制止する声が聞こえた。
「四高のみなさん、開会式お疲れ様です。」
「あ、聖斎の。」
「兄さん?」
「直能さんだあぁぁぁぁ!」
「松田くん、自重して。」
キラキラオーラが眩しいイケメン、聖斎学園のエース・赤松直能だった。そしてその後ろには紳士なオジ様とまるで女優のような美しい淑女が立っていた。
「父さん、母さん。」
直倫は少々驚いて彼らを見た。そして他の部員も驚いた、赤松家のキラキラオーラと美しさに。
「ふふ、久し振りね直倫さん。」
「さっきは立派だったぞ、直倫。」
直倫が両親のそばに寄っていくと一族の美しさは更に増す。
「おお……華麗なる赤松一族か。」
「そりゃイケメン2人が生まれるわけだ。」
「おい、松田、俺赤松のお母様ならイケるぞ。」
「桑原先輩、俺も同じこと考えてました。」
「はあぁぁ……これは三次元なの?…大竹くん、とんでもない優良物件ゲットしたわね。」
「いや、あれは赤松くんが大竹くんをゲットしたんだと思うけど。」
騒つく四高野球部に、赤松母は1つお辞儀をした。
「みなさん、いつも直倫がお世話になっております。」
「あ、いえ…俺たちの方が色々助けてもらってます。」
「実家を離れ、不慣れな土地で、親としては心配していましたが、どうやら杞憂だったみたいで安心いたしました。」
堀がペコペコと赤松母にお辞儀をし合っていると、呆けていた智裕の前には赤松父が立っていた。智裕は思わず萎縮してしい、声が裏返りながら「こんにちは。」と挨拶をした。
「君が、松田智裕くんだね。」
「は、はい。」
赤松父は智裕を真っ直ぐに見つめて、真剣な顔をしながら智裕の手を取った。
「ありがとう、戻ってきてくれて。」
「は、はぁ…。」
「直倫は、昨年の君の投球に惚れて第四高校を選んだ。最初は君がいなくて直倫をうちに呼び戻すつもりではいたのだが、君が戻ってきてくれて、直倫が四高で野球を続ける理由も出来た。いつも直倫は電話で君のことを嬉々として私たちに話してくれているよ。ありがとう、本当に。」
「マジっすか⁉︎え、それ初耳なんですけど。」
(おい!2ヶ月近くいてそんなこと聞いたこと一度もねーぞ!)
智裕は驚いた顔をして直倫の方を見た。直倫は深刻そうな顔をして直能と話していたので智裕の視線には気が付かなかった。
「明日は松田くんが先発するんだろう?」
「多分…オーダーはこれからなんでわからないですけど。」
「応援しているよ。頑張ってくれ。」
「あ、ありがとうございます。」
固い握手を交わして、智裕はお辞儀をしてその場を離れた。そして、すぐに別の人に呼び止められた。
「松田くん。」
「な、な、直能さん!」
智裕の憧れでもある赤松直能だった。キラキラオーラは私服でも同様だった。
「俺たちの分も、明日は全力で頑張ってね。」
「はい!頑張ります!……直能さんにわざわざ現地で応援していただいて嬉しいです。」
「僕は聖斎の引率だからね。」
「は、い?」
「明日、四高のアルプスで演奏するの聖斎の吹奏楽部だよ。」
予算が潤沢でない公立高校の現実として、吹奏楽部はコンクール出場で既に遠征をしており、これ以上宿泊費遠征費を出せない状態だった。なので代わりに聖斎学園が吹奏楽部、チアリーディング部、応援団のフルコースを用意してくれた。
「僕は聖斎の生徒会長もやってるから、引率になったんだよ。」
「せ、せ、生徒会長ぉ⁉︎」
(マジで文武両道!ま、眩しい!)
「僕も精一杯応援させてもらうよ。」
「ふへぇ……こ、光栄でござんすぅ……。」
「ふふふ……松田くんって面白いね。」
「あ、あの!直能さんの分まで!俺、マジで頑張ります!」
智裕は緊張なのか宙に浮いたような気分になり、何故か敬礼ポーズを向けた。直能は爽やかに笑いながら「頑張ってね。」と敬礼を返してくれた。
***
バスに乗り込んでも、智裕は浮かれていた。
「うへへー、直能さんカッケーなぁ…キラキラしてたぜぇ…。」
「そうですか?」
「お母様も美人だし、お父様も絵に描いたような紳士だし…素晴らしきDNAだなぁ。」
「俺もそのDNAがあるんですけどね。」
直倫はため息をついて呆れ顔になっていた。すると後ろの席から桑原が顔を出して直倫に声を掛ける。
「おい赤松!お前まさか妹とかねーちゃんとか居ないよな⁉︎」
「いませんよ。イトコは女性ばかりですけど。」
「なにー⁉︎しょ、紹介しろ!俺たちに美人を恵めや!」
「ダメですよ。みんなちゃんとしたお嬢様ですから。」
「お嬢様!だ、と……。」
「桑原、諦めろ。赤松家は本来、俺らとは無縁のセレブ一族なんだから。」
隣に座る3年の当麻が桑原の肩を叩いて諌めた。
「つーか本当に何で四高に来たんだよ。俺らとしては有難いけどな。」
「あ、それさっき赤松の親父さんから聞いたけどさ。赤松って俺に憧れてんの?」
智裕がストレートに問いかけると、赤松より先に桑原と当麻が反応した。そして腹を抱えて笑い出した。
「あはははははは!ま、松田に、憧れとか!な、ないないないない!」
「確かに、わ、わかるけど…実際会うと幻滅するっしょ!ヘタレだし馬鹿だしヘタレだし!あはははははは!」
「ちょっと笑いすぎですよ!」
その爆笑の連鎖は車内に広まった。しかし堀が一喝して収束した。直倫は顔色を変えずに、またため息をついてどこか一点を見つめていた。
(俺の……憧れ……将来……大切な、人……か……。)
***
日が暮れるまで四高は馬橋の第2グラウンドで最終調整を行った。
そして食事を終えると、前日とは打って変わって両校すぐにミーティングに入った。
四高は旧学生寮の食堂だったところにホワイトボードを用意して、森監督、清田、今中、野村を中心にミーティングを始めた。
「明日は第3試合、時間が取れない恐れもあるので今から言うことをしっかり覚えておくように。」
「はい!」
「まず明日のスターティングメンバー、継投を発表する。」
ホワイトボードにグラウンドの絵図、そして赤色で次々発表される名前を書き出された。
1番 赤松
2番 松田
3番 崎本
4番 堀
5番 清田
6番 当麻
7番 白崎
8番 川瀬
9番 藤崎
継投予定
松田→桑原→田山→香山
ベンチ
今中、岡野、立岡、楢原、佐藤、葉山
1塁コーチャー 立岡
3塁コーチャー 楢原
スコアラー、伝令 野村
そして次は野村と清田から相手校のデータ等を伝えられた。
「馬橋の先発は3年生の松田八良でほぼ確定だと思われます。松田投手の持ち球は非常に多いです。主に使われるのは、ストレート、スライダー、カーブ、特にカーブは“パワーカーブ”と言われ、桑原先輩のようなスローカーブでなく球威が非常にあるカーブです。」
「ストレートもガンの計測で150キロを超えます。コースも内角外角と非常に正確です。」
「クイックも速い上、盗塁阻止率は高いです。赤松、白崎先輩、崎本先輩は向こうもマークしてきていると思いますので注意して下さい。」
「はい!」
「おっす!」
「了解。」
「何もなければ向こうは松田1人で完投するでしょう。しかし後ろに2年の金谷も控えてます。松田ほどではありませんがストレート、シュートの球威は高校生ではレベルが非常に高いです。甘く見ないようにしてください。」
「はい!」
「それと、松田。」
「はい。」
「1人で気負うな。後ろの先輩たちを必ず信じろ。」
「わかった。」
全体ミーティングが終わったら今度は投手と野手に分かれて更に綿密なミーティングが行われた。
「大阪大会では4番の中川は徹底的にマークされてた。彼は内角を攻められた時の打率が落ちているが、それだけじゃ打たれる。」
「じゃあ清田に頼んだ。」
「テメーもちったぁ考えろ。」
智裕はバシッと今中から後頭部を叩かれた。
「いてぇ……それより俺は金子先輩のが怖いっすよ。」
「金子は3番か5番だろうな。走攻守全て揃ったユーティリティプレイヤーで弱点も少ない。長打を警戒して打ち取れば万々歳と考えた方がいいかもしれない。三振は難しいかもしれない。」
「そうそう。あの仏様が悪魔になるんだよ、おっかねーから。」
「えー、あんな穏やかな人がぁ?」
「あー…俺も大阪大会の映像しか見てなかったから、昨日はびっくりしましたよ。」
清田はそういうとスマホを取り出して動画を再生した。
『さぁ、中川を得点圏に置いて5番の金子雅嗣です。まず1球目、ストレート、これは見ましたボールです。』
バッターボックスに立っている金子は顔をしかめているわけでもないのだが、とんでもなく悪魔のような雰囲気を纏っていて、知らなかった桑原達は戦慄した。
「あ、あ、阿修羅か?」
「閻魔大王だろこれ…。」
「明らかに地獄からの使者です。」
「俺は優しい金子先輩がいいです。」
「まぁ、中川と金子、この軸を警戒しろってことだな。」
(中川先輩、金子先輩……本当に2人とも強い。だけど、もう引き返せないんだよな……戦わないと……。)
バシッ、今度は背中を叩かれた。叩いたのは桑原だった。
「ばーか、自分だけマウンド独り占めすんじゃねーぞ。俺たちいるんだから。」
「桑原先輩……。」
「お前よりカーブ投げんの上手いんだからな。なんなら1回で降りてもいいぞ。」
「や、それはちょっと清田に殺されます。」
***
智裕が部屋に戻ると先に帰っていた直倫が窓を開けて外を眺めながら電話をしていた。
「はい……はい………裕也さん、愛してます。」
(おいおいおいおい…大竹の奴、いっつもあんなキザったらしい言葉掛けられてんのかよ。)
「……あ、お疲れ様です。」
「お、おう…。」
電話を切った直倫は先程までの甘い顔が嘘のようにキリッとした顔に切り替わって智裕に接した。
「投手のミーティング長かったですね。」
「まぁ、マークしなきゃいけねぇのばっかだったからな。あー、疲れたぁぁぁ!」
智裕はベッドにダイブしてうつ伏せのまましばらく動かなかった。
「なぁ、赤松ー……何で聖斎行かなかったんだー?」
智裕から話を切り出した。
「………まぁ、色々あったんで…。」
「…………セックスした時の大竹どうだった。」
「最高に可愛らしかったですよ。」
「何でそれは即答すんの⁉︎」
(まぁ、またいつか聞けるだろうな。)
「なぁ、俺も可愛い恋人に電話していい?」
「どうぞ。俺水取りに行ってきますから。」
直倫はペットボトルを持って部屋を出た。
(赤松……明日、大丈夫か?緊張してんのか?)
智裕は腑に落ちなかったが、それよりも恋人の声を聴きたいとスマホの通話アプリを起動する。拓海の番号をタップして電話をかける。
1、2、3、4、5、6…
『…はい。』
「拓海さん、今大丈夫?」
『うん、まーちゃんも寝てるから。』
「……あはは……やっぱ拓海さんの声安心するなぁ。」
智裕はゴロゴロしながら、顔が朗らかになった。
『…ほんと?』
「うん。明日さ、俺先発だし……今日開会式でグラウンド入ってさ……あーやべーってなった。」
『緊張したの?』
「緊張どころか、帰りてぇってなった。」
『そうなんだ……。』
電話の向こうの拓海の声は、なぜか少し落ち込んでいるようだった。それに気づいた智裕は少し困惑する。
「拓海さん、どしたの?元気ないけど。」
『え……そうかな?そんなことないけど。ちょっと疲れてるだけかも。』
「本当に?」
『うん。』
「えー、ちゃんと言わないと俺心配して失投しちゃうかも。」
『え……そんな……の……うぅ……。』
ちょっと冗談で言ったつもりだったのに泣き出されてしまい、いよいよ智裕はベッドから降りてアタフタし出した。
『とも、ひろ……くん…と、赤松、くん……が……なんか……くっついて、たり……馬橋、の…ぐすっ、松田、さん…と、仲良くて……ぎゅーしてて……。』
「はい?」
『ぎゅーって、するの……ぼく、だけなのに……ぐすっ、智裕くん…は、違うのかなって……うぅ…。』
「えーっと……何?俺が赤松とくっついて馬橋の八良先輩と抱擁していた、と。それは何処情報?」
『ま、すだ……さん……たち…。』
智裕は思わず天井を見上げて額を手で押さえた。
「それ絶対違う!アイツら面白がってるだけだから!八良先輩が抱きついたのも、向こうの中川先輩って人が一緒になって引き剥がしたし、赤松がくっついたのもなんか俺脅迫されただけだし。」
『ふぇ…?』
「相変わらずこっちでもオモチャにされてるだけだってば……はぁ…もう、拓海さーん。」
智裕は脱力してベッドに腰掛けた。
「帰ってきたらめっちゃ甘やかして、俺が愛してるのは拓海だけって教えてあげるからね。」
『……うん。』
「いい子にして待ってて、な?」
『待ってる。明日、頑張ってね……。』
「うん、元気出た。ありがとう、おやすみ。」
『智裕くん、大好き。おやすみなさい。』
電話を切る瞬間、拓海が電話口にキスをしたようで、智裕の耳にリップ音が響いた。智裕はスマホをストン、と落として、ベッドの上で「ぬあぁぁぁぁ!」と悶えた。
「何してるんですか?」
「……愛の試練に耐えているのだよ、赤松くん。」
「………はぁ。」
智裕はにやけ顔に喜んだ。だが、この夜が明けたらその笑顔も消えてしまうとは、誰も想像出来なかった。
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