裏切り者

４話 裏切りから裏切り。

バタバタバタバタ......バタバタ

階段からドンドンと聞こえてくる足音が屋上に響いた

友達A『おーい！優里～』

優里『あ、桜ちゃん！どうしたの？』

桜『めちゃくちゃ探したんだぞー、そっちこそどうしたの！』

優里『あー、立花さんに案内をしていたところだよ。』

桜『優里さ、仲良くすんなって、凛華から聞いたでしょ？』

.........バタバタバタバタ

凛華『優里さ、何やってるの？仲良くしたら、グループから外す言ったよな？』

優里『はぁ、もうそういうの飽きたし、自分自身も嫌な気持ちになるの、ライバルが増えたからって、友達を巻き込むなんて、最低な女よね！！
協力をするとは言ったけど、いじめようとするのは、恋に協力することは別だよ！』

凛華『なに、ちゃっかりいい人ぶってさ、行こ！桜。』

桜『あ、うん！』

凛華『あいつぶっ潰してやるよ、あとlime(メールも電話もできるアプリ)もグループ抜けさせて、消そ！』

桜『え...分かった。』

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優里『ごめんね。凜も巻き込んじゃって...』

凜『ううん、大丈夫。いじめるって？』

優里『前の前も、転校生とかが来て、ライバルになっちゃったから、いじめてて、また転校しちゃった子がいてね。止めようとしてたけど、脅されて、出来なかった。見ることしかできなかった。あたしも最低よね』

凜『あいつの方が最低だと思うけどね。じゃあ教室戻ろっか。ありがとう案内してくれて！』

優里『うん！』