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番外編
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「今日はずいぶん大人しいんだな」
僕を口で愛する合間に、ダントン様がおかしそうに笑った。うっさいな、そんなの僕だってわかってるよ。でも、この服、あんまり動くとダメにしちゃいそうなんだもん。
長い髪も、ドレスの衣擦れの音も、花の香水も、まるで女の子みたいで、まだ魔法薬が切れていないんじゃないかと錯覚してしまう。でも僕が女の子じゃないのは明白な事実で、だから僕は口を抑えて少しでも声が漏れないように頑張って……。
「声、出せよ、ハリー」
「……っ」
顔を上げてダントン様が言う。快楽の海からまだ抜けきらない僕は、返事をすることもできずに肩で息をしていた。すると、僕に無視されたと思ったのか、さっきよりも拗ねたような声がする。
「お前の可愛い声が聞きたくてやってんのに、なんで我慢してんだ? ココは気持ち好さそうにしてんのに、何がいけねぇんだ。物足りねぇのか?」
「んひゃあっ!?」
むんずと掴まれて大きな声が出てしまう。びっくりした! ダントン様はそのまま緩く握った手を上下させて、さっきより大きな刺激を送り込んでくる。ぎゅうっと込み上げてくるものに、僕の喉から情けない悲鳴が漏れる。
「ふっ、ウッ、はあっ……! や……そんな、早くしちゃ…あはあぁッ!」
ズクリと指を中に突き立てられて、身体が勝手に弓なりになる。前と後ろとどっちを気にしたらいいのかわからなくなっちゃって、慌てて手をめちゃくちゃに動かす。
「いやっ!」
「いててっ、暴れんな。魔導具で綺麗にしてるとこだからよ」
おちんちんへの刺激がなくなると同時に、クルッと身体をひっくり返される。膝を折り畳んでお尻を突き出した格好にされたかと思ったら、また指が侵入してきた。今度は、二本も!
僕の気づかない間にクリームでも塗ってたのかもしれない、ヌルリと挿入ってきたそれは、グリグリと奥まで捩じ込まれていく。さっきまでと角度が違う。内臓を撫でられて僕の開きっぱなしの口からか細い声が漏れ出た。
「あ…、あぅ、あぁ~…」
同じく閉じられない、乾いた目からは涙がこぼれる。湿った音、ぐねぐね動く指の感触、獣のような吐息……。身体の中身を暴かれる恐怖と嫌悪感とそれを上塗りするような快感に、震えることしか出来ない。
(なんで、いつもみたいにキスしてくれないんだろ。ハグしてくんないし。ちょっと怖い……)
もっと名前を呼んで、キスして、密着して、対面で挿入されながら揺さぶられたいのに。
シーツを掴んで掻き寄せる。僕はまだ迷ってた。ヤダって突っぱねたらいいのか、それとも甘えてキスをねだればいいのか。緩い快感に喘いでいるとき、いきなり、ダントン様の指が動いて僕の穴をぐにっと左右に拡げた。
「うあぁっ!?」
「しっかりほぐれたみたいだな。浄化もキッチリできてる」
「あ……」
ヌルンと指が抜かれて、寂しさに腰が疼く間も置かずに、熱い塊が僕のお尻の谷間に押し当てられた。熱くて、重い……。
「んっ……」
「さっきまでよりもっと好くしてやるよ、ハリー」
「や、やだっ!」
「あン?」
ギリリと身体をよじってあの人の目を見る。一瞬、不機嫌で怪訝そうな表情をしたダントン様は、ハッと目を見開いて僕を優しく抱き起こしてくれた。
「……なんで泣いてる。どこか痛めたか? それとも、そんな気分になれないか?」
その問いかけに僕は首を横に振る。そうじゃない、そうじゃなくて……。
「キスして…いつもみたいに。もっと僕に触ってよ。今日はなんか、変だよ、ダントン様。なんか、……冷たい……」
ポロポロと涙がこぼれる。違うのに、そんなつもりじゃなかったのに、涙も嗚咽も止まってくれない。こんなに近くにいて、まさに愛を確かめ合う行為をしようとしてるっていうのに、寂しくなっちゃうなんてさ。
ぐしぐし涙を拭っていると、その両手を掴まれて下ろされる。顔を上げるとすかさず啄むようなキスをされた。
「不安にさせててごめんな、ハリー。確かに、お前に服着せたままヤることに固執して、触ってやってなかったよな」
「あっ」
引き寄せられたかと思ったら、背中からダントン様の胸の中に飛び込んでいた。耳朶を舐められるのと、乳首をキュッとつねられるのがほとんど同時で、変な声が出ちゃう。
「ほら、ここはどうだ? こっちは?」
「あ、はあっ、カリカリしないでぇ…っ」
「ボタン外して、直に触ってほしいよな」
プツプツと背中の真珠貝のボタンが外されていく。汗ばむ髪をまとめて持ち上げると、露わになったうなじに軽く歯が立てられた。
「あぅ…」
「うん、髪が長いのもいいな」
ドレスの隙間から長い指が侵入してきて、僕の胸を揉む。まったく、僕が両手使えないからって……。
「くくっ、そう拗ねんなよ。どうしてほしい? オレとしちゃあ脱がせずそのままヤりたいね」
「……ホントに僕の意見聞く気ありますぅ?」
「ったり前だろ」
赤みがかった茶色の虹彩の中に、燃え上がる欲望が見えた。……そんなの、僕だってとっくにその気だよ。
背伸びをしてキスをした。舌で唇の割れ目をなぞって、抉じ開ける。ちゅっと吸い付けば、ダントン様は唸り声を上げて、僕の腰をぐいっと掴んだかと思うと押し倒してきた。
「んんっ! びっくりしたぁっ!」
「この、イタズラっ子め! お望みどおり前からハメ倒してやる」
「ああっ!」
ずっと寸前でお預けを食らっていたせいか、挿入ってきてすぐ、軽くイッてしまった。余韻に浸る間もなく、ガツガツと掘られるように動かれて、奥にも入口にも快楽の波が押し寄せてくる。
「うあっ、そんな、風にっ、突かれるとっ! また、すぐ、イッひゃう、からぁっ!」
「当ててんだよ、イイトコに」
「あうっ……あああっ!!」
やっぱり密着するのが好きだ。抱きしめられると、感じちゃう。あのひとの首筋に伝う汗の雫がかかりそうなほど近く、押し潰されそうなほどのしかかられて。中がきゅんきゅんしちゃう。
気持ちイイトコをグイグイ押されて、声が抑えられなかった。たくさん喘がされて、啼かされちゃった。何度も何度もイカされて、僕のが勃たずにふにゃふにゃになっても弄くり回されて、最後にはふたりとも、ドロドロのグチャグチャ。ドレスもぜんぶ脱いじゃって、いつも通りのセックスだった。
僕を口で愛する合間に、ダントン様がおかしそうに笑った。うっさいな、そんなの僕だってわかってるよ。でも、この服、あんまり動くとダメにしちゃいそうなんだもん。
長い髪も、ドレスの衣擦れの音も、花の香水も、まるで女の子みたいで、まだ魔法薬が切れていないんじゃないかと錯覚してしまう。でも僕が女の子じゃないのは明白な事実で、だから僕は口を抑えて少しでも声が漏れないように頑張って……。
「声、出せよ、ハリー」
「……っ」
顔を上げてダントン様が言う。快楽の海からまだ抜けきらない僕は、返事をすることもできずに肩で息をしていた。すると、僕に無視されたと思ったのか、さっきよりも拗ねたような声がする。
「お前の可愛い声が聞きたくてやってんのに、なんで我慢してんだ? ココは気持ち好さそうにしてんのに、何がいけねぇんだ。物足りねぇのか?」
「んひゃあっ!?」
むんずと掴まれて大きな声が出てしまう。びっくりした! ダントン様はそのまま緩く握った手を上下させて、さっきより大きな刺激を送り込んでくる。ぎゅうっと込み上げてくるものに、僕の喉から情けない悲鳴が漏れる。
「ふっ、ウッ、はあっ……! や……そんな、早くしちゃ…あはあぁッ!」
ズクリと指を中に突き立てられて、身体が勝手に弓なりになる。前と後ろとどっちを気にしたらいいのかわからなくなっちゃって、慌てて手をめちゃくちゃに動かす。
「いやっ!」
「いててっ、暴れんな。魔導具で綺麗にしてるとこだからよ」
おちんちんへの刺激がなくなると同時に、クルッと身体をひっくり返される。膝を折り畳んでお尻を突き出した格好にされたかと思ったら、また指が侵入してきた。今度は、二本も!
僕の気づかない間にクリームでも塗ってたのかもしれない、ヌルリと挿入ってきたそれは、グリグリと奥まで捩じ込まれていく。さっきまでと角度が違う。内臓を撫でられて僕の開きっぱなしの口からか細い声が漏れ出た。
「あ…、あぅ、あぁ~…」
同じく閉じられない、乾いた目からは涙がこぼれる。湿った音、ぐねぐね動く指の感触、獣のような吐息……。身体の中身を暴かれる恐怖と嫌悪感とそれを上塗りするような快感に、震えることしか出来ない。
(なんで、いつもみたいにキスしてくれないんだろ。ハグしてくんないし。ちょっと怖い……)
もっと名前を呼んで、キスして、密着して、対面で挿入されながら揺さぶられたいのに。
シーツを掴んで掻き寄せる。僕はまだ迷ってた。ヤダって突っぱねたらいいのか、それとも甘えてキスをねだればいいのか。緩い快感に喘いでいるとき、いきなり、ダントン様の指が動いて僕の穴をぐにっと左右に拡げた。
「うあぁっ!?」
「しっかりほぐれたみたいだな。浄化もキッチリできてる」
「あ……」
ヌルンと指が抜かれて、寂しさに腰が疼く間も置かずに、熱い塊が僕のお尻の谷間に押し当てられた。熱くて、重い……。
「んっ……」
「さっきまでよりもっと好くしてやるよ、ハリー」
「や、やだっ!」
「あン?」
ギリリと身体をよじってあの人の目を見る。一瞬、不機嫌で怪訝そうな表情をしたダントン様は、ハッと目を見開いて僕を優しく抱き起こしてくれた。
「……なんで泣いてる。どこか痛めたか? それとも、そんな気分になれないか?」
その問いかけに僕は首を横に振る。そうじゃない、そうじゃなくて……。
「キスして…いつもみたいに。もっと僕に触ってよ。今日はなんか、変だよ、ダントン様。なんか、……冷たい……」
ポロポロと涙がこぼれる。違うのに、そんなつもりじゃなかったのに、涙も嗚咽も止まってくれない。こんなに近くにいて、まさに愛を確かめ合う行為をしようとしてるっていうのに、寂しくなっちゃうなんてさ。
ぐしぐし涙を拭っていると、その両手を掴まれて下ろされる。顔を上げるとすかさず啄むようなキスをされた。
「不安にさせててごめんな、ハリー。確かに、お前に服着せたままヤることに固執して、触ってやってなかったよな」
「あっ」
引き寄せられたかと思ったら、背中からダントン様の胸の中に飛び込んでいた。耳朶を舐められるのと、乳首をキュッとつねられるのがほとんど同時で、変な声が出ちゃう。
「ほら、ここはどうだ? こっちは?」
「あ、はあっ、カリカリしないでぇ…っ」
「ボタン外して、直に触ってほしいよな」
プツプツと背中の真珠貝のボタンが外されていく。汗ばむ髪をまとめて持ち上げると、露わになったうなじに軽く歯が立てられた。
「あぅ…」
「うん、髪が長いのもいいな」
ドレスの隙間から長い指が侵入してきて、僕の胸を揉む。まったく、僕が両手使えないからって……。
「くくっ、そう拗ねんなよ。どうしてほしい? オレとしちゃあ脱がせずそのままヤりたいね」
「……ホントに僕の意見聞く気ありますぅ?」
「ったり前だろ」
赤みがかった茶色の虹彩の中に、燃え上がる欲望が見えた。……そんなの、僕だってとっくにその気だよ。
背伸びをしてキスをした。舌で唇の割れ目をなぞって、抉じ開ける。ちゅっと吸い付けば、ダントン様は唸り声を上げて、僕の腰をぐいっと掴んだかと思うと押し倒してきた。
「んんっ! びっくりしたぁっ!」
「この、イタズラっ子め! お望みどおり前からハメ倒してやる」
「ああっ!」
ずっと寸前でお預けを食らっていたせいか、挿入ってきてすぐ、軽くイッてしまった。余韻に浸る間もなく、ガツガツと掘られるように動かれて、奥にも入口にも快楽の波が押し寄せてくる。
「うあっ、そんな、風にっ、突かれるとっ! また、すぐ、イッひゃう、からぁっ!」
「当ててんだよ、イイトコに」
「あうっ……あああっ!!」
やっぱり密着するのが好きだ。抱きしめられると、感じちゃう。あのひとの首筋に伝う汗の雫がかかりそうなほど近く、押し潰されそうなほどのしかかられて。中がきゅんきゅんしちゃう。
気持ちイイトコをグイグイ押されて、声が抑えられなかった。たくさん喘がされて、啼かされちゃった。何度も何度もイカされて、僕のが勃たずにふにゃふにゃになっても弄くり回されて、最後にはふたりとも、ドロドロのグチャグチャ。ドレスもぜんぶ脱いじゃって、いつも通りのセックスだった。
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