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第一章 中年の不思議な冒険
情報と中年
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後はノセとモッチーか、装備も揃えられる環境はできたけど、金策は考えないと……てか俺の精神耐性はポンポン上がってLv 5、それだけ精神的にきてたらしい。
昼は外に飯を食いに行って武器になる物はないかホームセンターに来ている。
俺は車の中で休んでいる、あまり人が多いのは疲れるからだ。
木刀で今はいいと思っているので、アイツらが何を買うかだな。
美羽は普通に洗剤などの日用品を買い、ボブと賢人は組立式メタルシェルフの棒部分を4本購入した。
重さもそれなりだから良さそうではある。(バールを持ってた賢人をボブが必死に止めていたらしい、想像するだけでもエグいな)
帰ってきてからは2時間ほど3人(美羽は家事)でダンジョンに潜った、マップはそこそこ埋まったがまだ広そうだ。
あ、ID入力してパーティーを組めたが美羽には経験値は入っていないようだ、賢人とボブはLv2づつ上がったので一緒に行動しないといけないのかも。
(俺は探索とマップを確認していただけでレベルはスキルのみ上がっている)
ノセをボブ・賢人が迎えに、俺がモッチーを迎えに行く。
途中、車のテレビから聞こえるニュースを聴いてると死者は0人と言っていた。
行方不明の人はいないのだろうか? 知り合いでなければ別にいいけど。
流石にまだ3日目、まだ不明な事が多いな……
「うーっす、久しぶり」
「カズトさん久しぶり、元気そうだねー」
「まあまあだ」
モッチーが乗り込んで家に戻る。
「ダンジョンのことネットで調べて見たけど、自衛隊とかに規制されてるみたいだね。日本だけでも結構数があるみたいだけど、どーなるんだろ?」
車の外の景色を見ながらモッチーは聞いてくる。
「詳しくはみんな揃ってから説明するけど、いま準備しておかないと大変なことになるって事かな」
「カズトさんは関係者ってこと?」
モッチーがビックリして聞いてくる。
「俺は一般人、ただ少し他の人より詳しく説明を聞く機会があっただけ」
「そっか、んじゃその説明を楽しみにしてるよ」
モッチーは、また外の景色を眺めはじめた。
こいつはどこか一歩引いて見てる、まーそんな変な奴だから俺と気が合ったって感じかな、ノリは悪くなく馬鹿もやるしな!
リビングに全員集まる、もー20時も過ぎてこの人数でうるさくは出来ないな。
「さて、近所迷惑にならない程度に抑えてくれよ、今から説明したいと思うがいいか?」
みんな黙って頷く、
「悪いけど、信じられないこともあると思うが俺が体験した事をそのまま伝える。
俺も信じられないがいま起きていること、これ自体もおかしな事だからそのまま聞いてくれ。質問は後な」
俺は天界での事は誤魔化し、説明だけをした。
「国は知ってて規制してるってこと?」
とモッチーが聞いてくる。
「だな、いまマンションにあるダンジョンはゴブリンしか見てないからなんとも言えないが強い奴がいれば危険だと思う。
そう考えると安全を確保する為に規制するのは当然だろう」
「そーだね、いずれは一部解放とか?」
「そーなるとゲームで言う冒険者的なのが出来るのかな? ギルドとか?」
賢人はゲーム脳だから楽しみらしい。
「半年後に何が起こるかまでは俺は知らない。
いまが準備期間だとしてそれを国、世界がどんな風にしていくのかも分からない」
「兄さん、半年ってすぐじゃないですか、もし外にモンスターが出てきたらステータスない人ヤバイっすよ」
ボブは他人が気になるらしいがそれより俺らだろ。
「でも俺らじゃどーしようもないだろ? 世界中だぞ、お偉いさんに知り合いなんかいないから何も出来ないだろ」
「いま見つかってるダンジョンって規制されてるじゃないですか? 兄さんのダンジョンって知られてないんですか?」
ノセ、俺のダンジョンではない……
「知られてないな、国が知ってるのは数カ所らしいからまだ見つかってないのもあると思う、だからテレビなんかで呼びかけてるんだろ」
「カズトさん、それってモンスター外に出て来るのかな?」
「俺の時は出て来てた、見つかってなければ出てくるだろうな」
みんな黙ってしまった、しょーがないだろ? 俺らじゃどーにも出来ない。
「知り合いには連絡してモンスター見つけたらすぐ逃げて、警察に連絡するように伝えろ。カード取得はした方がいいが安全第一だ」
「それしか今はないかもね、他になんか出来ればいいけど……ちょっと電話してくる」
モッチー、ノセ、ボブは電話しに行った。
「兄ちゃん、ネットで情報流したらどうかな?」
「俺らが特定されなければいけると思うけど無理だろ」
「ネットの情報を確認してみる? 色々出てるみたいだけど、数人達はカード取得してきたら?」
モッチー、ノセの取得は俺が着いて行くことにして、他の3人は情報を集めてもらう。
昼は外に飯を食いに行って武器になる物はないかホームセンターに来ている。
俺は車の中で休んでいる、あまり人が多いのは疲れるからだ。
木刀で今はいいと思っているので、アイツらが何を買うかだな。
美羽は普通に洗剤などの日用品を買い、ボブと賢人は組立式メタルシェルフの棒部分を4本購入した。
重さもそれなりだから良さそうではある。(バールを持ってた賢人をボブが必死に止めていたらしい、想像するだけでもエグいな)
帰ってきてからは2時間ほど3人(美羽は家事)でダンジョンに潜った、マップはそこそこ埋まったがまだ広そうだ。
あ、ID入力してパーティーを組めたが美羽には経験値は入っていないようだ、賢人とボブはLv2づつ上がったので一緒に行動しないといけないのかも。
(俺は探索とマップを確認していただけでレベルはスキルのみ上がっている)
ノセをボブ・賢人が迎えに、俺がモッチーを迎えに行く。
途中、車のテレビから聞こえるニュースを聴いてると死者は0人と言っていた。
行方不明の人はいないのだろうか? 知り合いでなければ別にいいけど。
流石にまだ3日目、まだ不明な事が多いな……
「うーっす、久しぶり」
「カズトさん久しぶり、元気そうだねー」
「まあまあだ」
モッチーが乗り込んで家に戻る。
「ダンジョンのことネットで調べて見たけど、自衛隊とかに規制されてるみたいだね。日本だけでも結構数があるみたいだけど、どーなるんだろ?」
車の外の景色を見ながらモッチーは聞いてくる。
「詳しくはみんな揃ってから説明するけど、いま準備しておかないと大変なことになるって事かな」
「カズトさんは関係者ってこと?」
モッチーがビックリして聞いてくる。
「俺は一般人、ただ少し他の人より詳しく説明を聞く機会があっただけ」
「そっか、んじゃその説明を楽しみにしてるよ」
モッチーは、また外の景色を眺めはじめた。
こいつはどこか一歩引いて見てる、まーそんな変な奴だから俺と気が合ったって感じかな、ノリは悪くなく馬鹿もやるしな!
リビングに全員集まる、もー20時も過ぎてこの人数でうるさくは出来ないな。
「さて、近所迷惑にならない程度に抑えてくれよ、今から説明したいと思うがいいか?」
みんな黙って頷く、
「悪いけど、信じられないこともあると思うが俺が体験した事をそのまま伝える。
俺も信じられないがいま起きていること、これ自体もおかしな事だからそのまま聞いてくれ。質問は後な」
俺は天界での事は誤魔化し、説明だけをした。
「国は知ってて規制してるってこと?」
とモッチーが聞いてくる。
「だな、いまマンションにあるダンジョンはゴブリンしか見てないからなんとも言えないが強い奴がいれば危険だと思う。
そう考えると安全を確保する為に規制するのは当然だろう」
「そーだね、いずれは一部解放とか?」
「そーなるとゲームで言う冒険者的なのが出来るのかな? ギルドとか?」
賢人はゲーム脳だから楽しみらしい。
「半年後に何が起こるかまでは俺は知らない。
いまが準備期間だとしてそれを国、世界がどんな風にしていくのかも分からない」
「兄さん、半年ってすぐじゃないですか、もし外にモンスターが出てきたらステータスない人ヤバイっすよ」
ボブは他人が気になるらしいがそれより俺らだろ。
「でも俺らじゃどーしようもないだろ? 世界中だぞ、お偉いさんに知り合いなんかいないから何も出来ないだろ」
「いま見つかってるダンジョンって規制されてるじゃないですか? 兄さんのダンジョンって知られてないんですか?」
ノセ、俺のダンジョンではない……
「知られてないな、国が知ってるのは数カ所らしいからまだ見つかってないのもあると思う、だからテレビなんかで呼びかけてるんだろ」
「カズトさん、それってモンスター外に出て来るのかな?」
「俺の時は出て来てた、見つかってなければ出てくるだろうな」
みんな黙ってしまった、しょーがないだろ? 俺らじゃどーにも出来ない。
「知り合いには連絡してモンスター見つけたらすぐ逃げて、警察に連絡するように伝えろ。カード取得はした方がいいが安全第一だ」
「それしか今はないかもね、他になんか出来ればいいけど……ちょっと電話してくる」
モッチー、ノセ、ボブは電話しに行った。
「兄ちゃん、ネットで情報流したらどうかな?」
「俺らが特定されなければいけると思うけど無理だろ」
「ネットの情報を確認してみる? 色々出てるみたいだけど、数人達はカード取得してきたら?」
モッチー、ノセの取得は俺が着いて行くことにして、他の3人は情報を集めてもらう。
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