84 / 131
第3章 ダンジョンとおっさん
守る決意
しおりを挟む
砂浜で寝ていた俺はしばらく動かず海を見ていたが気付いたらアンコがちょっと後ろに座ってた。
「おはようアンコ、どうしたの?」
アンコはいつもの感じではなく真剣な表情で
「兄さんはなんでも頑張り過ぎですのでアンコは心配です。久しぶりに睡眠もとっていると思ったので見ていましたがとても魘されていて起こそうかと思いました」
アンコにまで心配かけてしまったか。
「あはは、なにも心配する事ないよ、アンコ、ありがとね」
と立ち上がってアンコの下まで行き頭を撫でる
「兄さん元気でた?」
「おぅ!元気でた!散歩でもして家に帰ろうか?」
アンコはニッコリ笑って
「はい!マロンも一緒に散歩して帰りましょう」
マロン?と思ったら隠れて見ていた見たいでおずおずと出てきた
「マロンも一緒に散歩するだろ?」
と手を差し出すと握ってきて
「マロンもカズト様を心配しております、ご自愛ください」
はは、マロンも心配か、大丈夫。
「おっさんはこんなに可愛い子に心配されて嬉しいよ!さーて、いつもの散歩コースでいいか?」
「「はい!」」
二人とも可愛い子だ。
俺は大丈夫。
大丈夫だから悲しい顔をしないでくれ。
「アンコは今日一日何してたんだ?」
歩き出しながら
「掃除してー、洗濯してー、・・・・・・
喋りながらゆっくり家まで散歩しながら帰る
何も考えず、ただゆっくりとアンコとマロンの歩幅に合わせて帰るべき場所が俺達にはあるから、その場所に帰る
「「「ただいまー(帰りました)」」」
玄関を開けて俺のいる所に帰る。
君も心配そうな顔をするんだね
大丈夫だから笑って
「ただいま美羽、少し浜辺で寝てたらスッキリしたよ」
笑顔で言うと
「それならいいよ、少しでも寝れて良かった、お帰りなさい」
たぶん分かっているのだろうが合わせてくれる。
「砂はクリーンで落としたけどシャワーでも浴びようかな」
「お風呂沸いてるから入ってきなよ!上がったらご飯にしよ!」
笑顔の美羽、アンコ、マロン
心配かけてごめんね。
俺は大丈夫だから
これからは大丈夫。
笑って過ごせる毎日が来るように
俺が君達を守るから
心配なんてさせないように
もっと強くならなくちゃいけないな
チリツカside
チリツカはトンネル馬鹿の相手をしていたが合間を見てリンリンに報告に戻る
「何してるのさ!壱番君に迷惑かけないために今日本に行ってるんだよ?最悪だよ、こんなの」
リンリンは冷たい目をしている
「本当に申し訳ありません、少し目を離した隙にあんな事になるなんて」
チリツカは悔しそうに言う
「もう壱番君をこっちに呼ぼうか?そしたら日本なんてどうなってもいいし」
リンリンは本気でそう考えているようだ
「それは無理です、カズトには守りたいものが多過ぎます、日本からは離れないでしょう」
チリツカはカズトの仲間達の顔を思い浮かべる
「でもこのままだと壱番君は壊れてしまうかもしれない」
「その為に仲間やお嫁さんの美羽さん、アンコやマロン、他の人達が集まってカズトを癒して守ってます」
リンリンの思いも分かるがここに来てもカズトは幸せになれないだろうとチリツカは思って言うが
「じゃあなんでこんなに苦しそうな顔をした壱番君がいるんだ!その仲間達では力不足じゃないのか?」
リンリンは本気でそう思っているようだ
「今回は私のミスでこうなってしまいましたが、もうあんな事はさせません。もう少しだけあの仲間達を信用してもらえないでしょうか!」
今回はチリツカのミスだ、あんな奴に見てなかったとは言え最悪の事をさせてしまったがもうID1に近づく事はないと思う、油断は出来ないが今度からは馬鹿は見張っていくつもりのチリツカ
「・・・今回は僕も気付くのが遅かった、分かったチリ君を信用してこっちに呼ぶのはやめるよ、でもいくらチリ君でも次は許さないから!」
リンリンの目は冷たいままだ
「カズトの友達として私もカズトを守ります。友達が壊れていくのは見ていられませんから!」
今回カズトの闇を見た、酷く自分を苦しめて後悔していた、そんな事は二度とさせたくないし見たくないと思うチリツカ
「僕はこっちで仕事があるから行くわけにはいかない、だからチリ君だけが頼りだ。だからもう一度だけ言うけど次は無いようにお願いします」
頭を下げてお願いするリンリン
「こんな事は二度とさせないと誓います!今回は申し訳ありませんでした」
チリツカも頭を下げて謝罪する
「分かった、僕は天界から見てるからチリ君は仕事に戻ってあの馬鹿から目を離さないようにしてね!」
リンリンは笑顔で言うが目が笑ってない
「はい!すぐに戻り監視していきます。失礼しました」
チリツカは日本に向かって行った
「最悪だよ、カズトは持たないかも知れない、キョウが虚飾を施しといたお陰でなんとか保てたけど、早く進化してくれるといいが・・・」
「おはようアンコ、どうしたの?」
アンコはいつもの感じではなく真剣な表情で
「兄さんはなんでも頑張り過ぎですのでアンコは心配です。久しぶりに睡眠もとっていると思ったので見ていましたがとても魘されていて起こそうかと思いました」
アンコにまで心配かけてしまったか。
「あはは、なにも心配する事ないよ、アンコ、ありがとね」
と立ち上がってアンコの下まで行き頭を撫でる
「兄さん元気でた?」
「おぅ!元気でた!散歩でもして家に帰ろうか?」
アンコはニッコリ笑って
「はい!マロンも一緒に散歩して帰りましょう」
マロン?と思ったら隠れて見ていた見たいでおずおずと出てきた
「マロンも一緒に散歩するだろ?」
と手を差し出すと握ってきて
「マロンもカズト様を心配しております、ご自愛ください」
はは、マロンも心配か、大丈夫。
「おっさんはこんなに可愛い子に心配されて嬉しいよ!さーて、いつもの散歩コースでいいか?」
「「はい!」」
二人とも可愛い子だ。
俺は大丈夫。
大丈夫だから悲しい顔をしないでくれ。
「アンコは今日一日何してたんだ?」
歩き出しながら
「掃除してー、洗濯してー、・・・・・・
喋りながらゆっくり家まで散歩しながら帰る
何も考えず、ただゆっくりとアンコとマロンの歩幅に合わせて帰るべき場所が俺達にはあるから、その場所に帰る
「「「ただいまー(帰りました)」」」
玄関を開けて俺のいる所に帰る。
君も心配そうな顔をするんだね
大丈夫だから笑って
「ただいま美羽、少し浜辺で寝てたらスッキリしたよ」
笑顔で言うと
「それならいいよ、少しでも寝れて良かった、お帰りなさい」
たぶん分かっているのだろうが合わせてくれる。
「砂はクリーンで落としたけどシャワーでも浴びようかな」
「お風呂沸いてるから入ってきなよ!上がったらご飯にしよ!」
笑顔の美羽、アンコ、マロン
心配かけてごめんね。
俺は大丈夫だから
これからは大丈夫。
笑って過ごせる毎日が来るように
俺が君達を守るから
心配なんてさせないように
もっと強くならなくちゃいけないな
チリツカside
チリツカはトンネル馬鹿の相手をしていたが合間を見てリンリンに報告に戻る
「何してるのさ!壱番君に迷惑かけないために今日本に行ってるんだよ?最悪だよ、こんなの」
リンリンは冷たい目をしている
「本当に申し訳ありません、少し目を離した隙にあんな事になるなんて」
チリツカは悔しそうに言う
「もう壱番君をこっちに呼ぼうか?そしたら日本なんてどうなってもいいし」
リンリンは本気でそう考えているようだ
「それは無理です、カズトには守りたいものが多過ぎます、日本からは離れないでしょう」
チリツカはカズトの仲間達の顔を思い浮かべる
「でもこのままだと壱番君は壊れてしまうかもしれない」
「その為に仲間やお嫁さんの美羽さん、アンコやマロン、他の人達が集まってカズトを癒して守ってます」
リンリンの思いも分かるがここに来てもカズトは幸せになれないだろうとチリツカは思って言うが
「じゃあなんでこんなに苦しそうな顔をした壱番君がいるんだ!その仲間達では力不足じゃないのか?」
リンリンは本気でそう思っているようだ
「今回は私のミスでこうなってしまいましたが、もうあんな事はさせません。もう少しだけあの仲間達を信用してもらえないでしょうか!」
今回はチリツカのミスだ、あんな奴に見てなかったとは言え最悪の事をさせてしまったがもうID1に近づく事はないと思う、油断は出来ないが今度からは馬鹿は見張っていくつもりのチリツカ
「・・・今回は僕も気付くのが遅かった、分かったチリ君を信用してこっちに呼ぶのはやめるよ、でもいくらチリ君でも次は許さないから!」
リンリンの目は冷たいままだ
「カズトの友達として私もカズトを守ります。友達が壊れていくのは見ていられませんから!」
今回カズトの闇を見た、酷く自分を苦しめて後悔していた、そんな事は二度とさせたくないし見たくないと思うチリツカ
「僕はこっちで仕事があるから行くわけにはいかない、だからチリ君だけが頼りだ。だからもう一度だけ言うけど次は無いようにお願いします」
頭を下げてお願いするリンリン
「こんな事は二度とさせないと誓います!今回は申し訳ありませんでした」
チリツカも頭を下げて謝罪する
「分かった、僕は天界から見てるからチリ君は仕事に戻ってあの馬鹿から目を離さないようにしてね!」
リンリンは笑顔で言うが目が笑ってない
「はい!すぐに戻り監視していきます。失礼しました」
チリツカは日本に向かって行った
「最悪だよ、カズトは持たないかも知れない、キョウが虚飾を施しといたお陰でなんとか保てたけど、早く進化してくれるといいが・・・」
12
お気に入りに追加
352
あなたにおすすめの小説
うっかり『野良犬』を手懐けてしまった底辺男の逆転人生
野良 乃人
ファンタジー
辺境の田舎街に住むエリオは落ちこぼれの底辺冒険者。
普段から無能だの底辺だのと馬鹿にされ、薬草拾いと揶揄されている。
そんなエリオだが、ふとした事がきっかけで『野良犬』を手懐けてしまう。
そこから始まる底辺落ちこぼれエリオの成り上がりストーリー。
そしてこの世界に存在する宝玉がエリオに力を与えてくれる。
うっかり野良犬を手懐けた底辺男。冒険者という枠を超え乱世での逆転人生が始まります。
いずれは王となるのも夢ではないかも!?
◇世界観的に命の価値は軽いです◇
カクヨムでも同タイトルで掲載しています。
アイテムボックス無双 ~何でも収納! 奥義・首狩りアイテムボックス!~
明治サブ🍆スニーカー大賞【金賞】受賞作家
ファンタジー
※大・大・大どんでん返し回まで投稿済です!!
『第1回 次世代ファンタジーカップ ~最強「進化系ざまぁ」決定戦!』投稿作品。
無限収納機能を持つ『マジックバッグ』が巷にあふれる街で、収納魔法【アイテムボックス】しか使えない主人公・クリスは冒険者たちから無能扱いされ続け、ついに100パーティー目から追放されてしまう。
破れかぶれになって単騎で魔物討伐に向かい、あわや死にかけたところに謎の美しき旅の魔女が現れ、クリスに告げる。
「【アイテムボックス】は最強の魔法なんだよ。儂が使い方を教えてやろう」
【アイテムボックス】で魔物の首を、家屋を、オークの集落を丸ごと収納!? 【アイテムボックス】で道を作り、川を作り、街を作る!? ただの収納魔法と侮るなかれ。知覚できるものなら疫病だろうが敵の軍勢だろうが何だって除去する超能力! 主人公・クリスの成り上がりと「進化系ざまぁ」展開、そして最後に待ち受ける極上のどんでん返しを、とくとご覧あれ! 随所に散りばめられた大小さまざまな伏線を、あなたは見抜けるか!?
ユーヤのお気楽異世界転移
暇野無学
ファンタジー
死因は神様の当て逃げです! 地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。
巻き込まれ召喚・途中下車~幼女神の加護でチート?
サクラ近衛将監
ファンタジー
商社勤務の社会人一年生リューマが、偶然、勇者候補のヤンキーな連中の近くに居たことから、一緒に巻き込まれて異世界へ強制的に召喚された。万が一そのまま召喚されれば勇者候補ではないために何の力も与えられず悲惨な結末を迎える恐れが多分にあったのだが、その召喚に気づいた被召喚側世界(地球)の神様と召喚側世界(異世界)の神様である幼女神のお陰で助けられて、一旦狭間の世界に留め置かれ、改めて幼女神の加護等を貰ってから、異世界ではあるものの召喚場所とは異なる場所に無事に転移を果たすことができた。リューマは、幼女神の加護と付与された能力のおかげでチートな成長が促され、紆余曲折はありながらも異世界生活を満喫するために生きて行くことになる。
*この作品は「カクヨム」様にも投稿しています。
**週1(土曜日午後9時)の投稿を予定しています。**
転生したら脳筋魔法使い男爵の子供だった。見渡す限り荒野の領地でスローライフを目指します。
克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作。面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
辺境も辺境、水一滴手に入れるのも大変なマクネイア男爵家生まれた待望の男子には、誰にも言えない秘密があった。それは前世の記憶がある事だった。姉四人に続いてようやく生まれた嫡男フェルディナンドは、この世界の常識だった『魔法の才能は遺伝しない』を覆す存在だった。だが、五〇年戦争で大活躍したマクネイア男爵インマヌエルは、敵対していた旧教徒から怨敵扱いされ、味方だった新教徒達からも畏れられ、炎竜が砂漠にしてしまったと言う伝説がある地に押し込められたいた。そんな父親達を救うべく、前世の知識と魔法を駆使するのだった。
レベルを上げて通販で殴る~囮にされて落とし穴に落とされたが大幅レベルアップしてざまぁする。危険な封印ダンジョンも俺にかかればちょろいもんさ~
喰寝丸太
ファンタジー
異世界に転移した山田(やまだ) 無二(むに)はポーターの仕事をして早6年。
おっさんになってからも、冒険者になれずくすぶっていた。
ある日、モンスター無限増殖装置を誤って作動させたパーティは無二を囮にして逃げ出す。
落とし穴にも落とされ絶体絶命の無二。
機転を利かせ助かるも、そこはダンジョンボスの扉の前。
覚悟を決めてボスに挑む無二。
通販能力でからくも勝利する。
そして、ダンジョンコアの魔力を吸出し大幅レベルアップ。
アンデッドには聖水代わりに殺菌剤、光魔法代わりに紫外線ライト。
霧のモンスターには掃除機が大活躍。
異世界モンスターを現代製品の通販で殴る快進撃が始まった。
カクヨム、小説家になろう、アルファポリスに掲載しております。
俺だけに効くエリクサー。飲んで戦って気が付けば異世界最強に⁉
まるせい
ファンタジー
異世界に召喚された熱海 湊(あたみ みなと)が得たのは(自分だけにしか効果のない)エリクサーを作り出す能力だった。『外れ異世界人』認定された湊は神殿から追放されてしまう。
貰った手切れ金を元手に装備を整え、湊はこの世界で生きることを決意する。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる