選ばれた者 おっさんの気ままな冒険

第3章 ダンジョンとおっさん

急ぐ心

この、くそダンジョンのマスターをはやくぶん殴りたくて全員で急ぐ、どんだけDPを稼いだのかランクで言えば中級ダンジョンクラスだろう

だがモンスターの選別が甘いのかゲームのようになってきている、十一層からは草原だったので草原にいるモンスターが、ハイド系や暗殺系はここでは見通しが良くて役に立たない。
そのかわりパワー系が多く見られウォーバイソンなどがいるが、そんな奴らは敵では無い！
そこからは草原が続き問題なく進んで行く

二十五層、ボス部屋
解析、トリプルホーンラビット ランクD
レベル50

「四ツ谷レベルは少し高いが行けるか？」
四ツ谷に聞いてみるが
「楽勝ですよ！見ててください！」
と向かって行き華麗に避けざまに斬りつけて動きが鈍るとトドメを刺して終わり
解体とドロップを回収して宝箱は無視
二十六層も草原だが今度は罠が多い、避けられるものは避けて進み、解除しながら

三十層
解析  トリプルホーンドラゴン  ランクC
三本の角が顔前面にあり、身体は鎧のように硬い、突進攻撃が強力

「ただのトリケラトプスだな、鎧のような皮膚の隙間を狙え！」

賢人と四ツ谷は隙を探っている
だが怒りに任せて俺は猫丸で正面から斬る！
真っ二つになったドラゴンに解体をかけ角
ドロップは皮に魔晶石
「兄ちゃん、斬るなら言って、怖いから」
「そうですよ！危ないです」
「危なくないように斬っただろ？」
まだブツブツ言ってるが別に気にしない

三十一層、今度は森だ
やはり暗殺系が多くアサシンモンキーなど気配を消して攻撃してくるが分かっているから別に気にならない、賢人も四ツ谷もこれくらいなら問題無さそうだ。

三十五層 
インビシブルカメレオン  ランクC
レベル60
姿を景色と同化させ、素早い舌で攻撃してくる

猫丸を構えて撃ってきた舌を斬り落とすと姿を表し、賢人と四ツ谷にボコボコにされ終わり解体でインビシブルマント賢人が貰っていったが犯罪に使うなと釘を刺したらこれでボブ達にイタズラする！と気を遣いおちゃらける。
悪いな賢人、ドロップは皮と魔晶石、皮は透明に近く加工すれば面白いかも知れない。

本当にこのマスターは馬鹿だ
三十六層からはまた罠が多いがモンスターも多いので勝手に引っかかっている。
解除する手間が省けて良かったしドロップも貰っていく

四十層
解析、グレートサーベルタイガー ランクC
レベル70
体躯の大きなサーベルタイガー、鋭い牙を持ち素早い動きで攻撃してくる

「こんなのに構ってる暇ないから俺がいく！」
と、猫丸で一太刀！
解体、牙 ドロップ  皮、魔晶石

「もー兄ちゃんだけでいけるねー」
「次元が違うと思いますけど」
「お前らもレベル上がるからちゃんとしろよ！」
「「うーい！」」

四十一層  洞窟型ダンジョン
罠が多く、小型のモンスターが多い、ここを通したくないようだ
「ちょっと後ろに下がっとけ」
賢人と四ツ谷を下がらせファイアートルネードでダンジョン全体に炎を行き渡らせ罠もモンスターも一網打尽にする。
「派手ぇー！」
マップを確認して、問題なし
「行くぞ！」
と四十二層にボス部屋が、ここにイカレタ馬鹿がいるのか！