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第8章 収束への道のり
328. 祈り
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あの日ように、僕の体はゆっくりと空中に浮かび上がった。
けれどあの日と違うのは、僕の意識がちゃんとあって、兄様の声もマリー声もちゃんと聞こえている。
大丈夫。僕は大丈夫。ちゃんと約束を守るから。
森が炎で赤く染まっていくのを見て僕は祈りを捧げる。
その昔、グラディス様は乾いた大地に雨を降らせたという。どうか、その力を僕に貸してください。
雨が、この火をどうか消してくれます様に。
そして、繰り返されるこの戦いをどうぞ終わりにして下さい。
命を奪う力は本当は怖いんだ。
それでも僕は、大切な人を守る為に使うと決めていた。
それはきっと、あの日も、さっきも、今も、そして多分これからも変わらない。
ダンジョンから外へ出てきた魔物がダンジョンに戻れないならば、どうか、この森で静かに眠って下さい。
もう、誰も、何も、奪わないで。
「エディー!!」
兄様が僕を呼んでいる。
僕はお祈りをしながら大丈夫、大丈夫って繰り返す。
大丈夫、もう終わりにするから。そして兄様の所に帰るから。そうしたら、約束通りに乗馬をしましょう。空色のアクアマリンとペリドットのついたあのグローブをつけて……。
僕の身体の周りを回っていた水が、立ち昇る熱気と合わさって雲を作り雨を降らせ始める。
僕の身体の周りを回っていた風が、空を飛んでいたマルコシアス達を巻き込んで地上へと落とし始める。
地上で火を吐いていたマルコシアス達の足に、そして潜んでいた魔物達の足にも、ぬかるんだ土がまるで生き物のように這い上がり、固まり、その身体を大地に縫い留めていく。
雨に濡れて火が消えた樹々がその枝を、葉を、蔦を、土に縫い留められた魔物達の身体に巻き付けていく。
「ウォォォォォォッ!」「ガァァァァァァァァ!」「ギャァァァァァァァァ!」
上がる声。吸い取られていく命。細くなっていく身体。
魔物が飛んでいない、月と星しかない夜の空が戻ってきて、その下で魔道具と魔法の灯りに照らされながら緑と土とに覆われて苔むしていく魔物達。
(力を、貸して下さってありがとうございました)
僕は胸の中でそっと、そっと呟いた。
-*-*-*-
「エディ!!」
あの日と同じように、身体の周りにクルクルと何かを纏わせながら空へ浮かんでいく身体を見上げて、喉が痛くなるほど大きく名前を呼んだ。
まただ、とアルフレッドは思った。また、何も出来なかった。引き留められなかった。
こんな風に力を使わせたくはないのだ。出来る事を出来るだけと言い続けている最愛の義弟の隣で、自分もまた思い続けていたのだ。もうあんな思いはしたくないと。何も出来ないでだたその姿を見つめているだけのそんな思いはしたくないと。
それなのに、日に二度も力を使わせてしまった。一度目はまだ普通にそこに居て、意識にもはっきりしていたように思えたけれど、今は……。
「エディ! 戻っておいで……!」
このままどこか遠くに行ってしまうような気さえして、アルフレッドは空中に浮きあがった愛おしい者の名前を口にする。
「これが、エディの力だったんですね……」
同じように空を見上げながらルシルはポツリと呟いた。
降り出した雨が人も、森も、炎も、魔物も、皆みんな濡らしていく。そうして地上にいたマルコシアス達の足を土が生き物のように這い上がると騎士達の中から「先ほどの奇跡だ!」という声が上がった。
空を飛んでいた夜天狼は風に巻き込まれて地上に落とされて、同じように土が大きな体を地面に固定した。その間に火が消えた樹々が枝葉を伸ばして魔物達の身体に絡みついていく。
「グランディス様だ……」
フィンレーの魔導騎士がそう呟いて、その場に膝を突いて叩頭した。それに倣うようにフィンレーの魔導騎士達が、やがてその場に居た者達が、皆同じように跪いて頭を下げた。
魔物達の気配が消えて、動かない緑と土との骸に変わって行くのを、デイヴィットはやるせない表情で見つめた。
「デイブ」
隣に来ていたケネスがポンとデイヴィットの肩を叩く。それに振り向く事なくデイヴィットは小さく口を開いた。
「グランディス様ではない。あれは……私の愛する息子だよ」
「……ああ、そうだな。神様ではない。あの子は愛おしい、フィンレーの子供だよ」
いつの間にか雨は止み、空には月と星が戻っていた。
「エディ、もう大丈夫だよ。火も消えた。魔物達もみんな眠った。もう帰ってきて?」
「…………兄様」
そっと声をかけると、小さな声が返ってきて、アルフレッドはそれだけで泣き出しそうになった。
「うん。ありがとう。エディ。またエディに助けられてしまったね」
「……いいえ。僕の方が、たくさんたすけられて、います」
振り向いた顔はどこまでも白くて胸が痛くなる。
「エディ」
月に照らされたペリドットアイ。それがゆっくりと閉じていくのを見てアルフレッドは大きく手を伸ばして広げた。
「エディ、戻っておいで! 約束したよ? 一緒に、幸せになるって」
「やくそく……」
「うん、愛しているよ、エディ」
「は、い……く……も」
その瞬間、力を失った身体を風の魔法で捕まえて、アルフレッドは腕の中に帰ってきた身体をそっとそっと抱き締めた。
「お帰りエディ。でも、無茶をし過ぎだよ?」
腕の中の身体がトクントクンと鼓動を刻んでいるのを確かめて、アルフレッドはそのまま蹲るようにして抱きしめる腕に力を込める。
「エディ……」
泣くつもりなんてなかったのに、なぜか涙が落ちた。
始点の周りにはいつの間にか前線で戦っていた者達が集まっていた。
誰がこの奇跡を起こしたのか、もう隠す事は出来ない。それでも守り通す事は出来る筈だから。
「アルフレッド、聖神殿へ連れて行こう。すまんがケネス、マクスウェード」
「ここは大丈夫だ。早く連れて行け」
アルフレッドも同じように斜め後ろに立っていたシルヴァンに向かって口を開いた。
「シルヴァン殿下、申し訳ございませんが」
「ああ、こちらは大丈夫だ。十分休ませてやってほしい。」
「ありがとうございます」
するとアルフレッドの横から「あの」と小さな声がかかった。
「聖神殿は多分まだごった返していてゆっくり休める場所もないと思います。もしよろしければここで僕に治癒をかけさせていただけませんか? それでそのままフィンレーへ戻られた方が、きっとエディもゆっくり休めると思うんです。お願いします」
頭を下げたルシルにデイヴィットは一瞬だけ躊躇したような表情を浮かべたが、小さく息を吐いて「ではお願いします」と言った。
「そのままで大丈夫です。魔力枯渇までは行っていませんが、それに近い状態です。あと、火傷とか、小さな傷も治しちゃいますね」
「ありがとう」
エディを抱いたまま礼をいうアルフレッドにルシルは小さく首を横に振った。
「いえ、こちらこそ。この世界で、こうしてやって来られたのは二人がいてくださって、同じ話をしてくれたから。僕にとってはそれが支えでした。僕が狂っていないって証拠だったから……」
そう言うとルシルの身体から柔らかな銀色の光が溢れ出した。キラキラと光るその光は浄化の光とはまた異なり、エディを抱えているアルフレッドまで癒されていくような気がした。
白かった顔色が戻っていくのがはっきりわかる。静かすぎて不安になった息遣いも穏やかなそれに変わった。
「……終了です。後はゆっくり休ませてください。エディ。またお話してね。では。あ、ご婚約おめでとうございます。……で、いいんですよね?」
ニッコリと笑ったルシルの特大のファイヤーボールのような台詞に、アルフレッドは勿論ニッコリと笑って「ありがとう」と言い切った。
後ろで「うん。どういう事かきちんと話をしようね、アルフレッド」とデイヴィットが引きつった顔で言っている。
「さぁ、フィンレーへ帰ろう。エディ」
抱きかかえた身体をマントでくるんでアルフレッドはそう言った。
まだやらなければならない事は沢山あるけれど、それでも今日はフィンレーへ帰ろう。
長い、長い、一日がようやく終わりを告げた。
----------------
ひ~~~~~!
とりあえず、戦闘シーンはようやく終了です。
この後事後処理を書いて、8章終了です。
けれどあの日と違うのは、僕の意識がちゃんとあって、兄様の声もマリー声もちゃんと聞こえている。
大丈夫。僕は大丈夫。ちゃんと約束を守るから。
森が炎で赤く染まっていくのを見て僕は祈りを捧げる。
その昔、グラディス様は乾いた大地に雨を降らせたという。どうか、その力を僕に貸してください。
雨が、この火をどうか消してくれます様に。
そして、繰り返されるこの戦いをどうぞ終わりにして下さい。
命を奪う力は本当は怖いんだ。
それでも僕は、大切な人を守る為に使うと決めていた。
それはきっと、あの日も、さっきも、今も、そして多分これからも変わらない。
ダンジョンから外へ出てきた魔物がダンジョンに戻れないならば、どうか、この森で静かに眠って下さい。
もう、誰も、何も、奪わないで。
「エディー!!」
兄様が僕を呼んでいる。
僕はお祈りをしながら大丈夫、大丈夫って繰り返す。
大丈夫、もう終わりにするから。そして兄様の所に帰るから。そうしたら、約束通りに乗馬をしましょう。空色のアクアマリンとペリドットのついたあのグローブをつけて……。
僕の身体の周りを回っていた水が、立ち昇る熱気と合わさって雲を作り雨を降らせ始める。
僕の身体の周りを回っていた風が、空を飛んでいたマルコシアス達を巻き込んで地上へと落とし始める。
地上で火を吐いていたマルコシアス達の足に、そして潜んでいた魔物達の足にも、ぬかるんだ土がまるで生き物のように這い上がり、固まり、その身体を大地に縫い留めていく。
雨に濡れて火が消えた樹々がその枝を、葉を、蔦を、土に縫い留められた魔物達の身体に巻き付けていく。
「ウォォォォォォッ!」「ガァァァァァァァァ!」「ギャァァァァァァァァ!」
上がる声。吸い取られていく命。細くなっていく身体。
魔物が飛んでいない、月と星しかない夜の空が戻ってきて、その下で魔道具と魔法の灯りに照らされながら緑と土とに覆われて苔むしていく魔物達。
(力を、貸して下さってありがとうございました)
僕は胸の中でそっと、そっと呟いた。
-*-*-*-
「エディ!!」
あの日と同じように、身体の周りにクルクルと何かを纏わせながら空へ浮かんでいく身体を見上げて、喉が痛くなるほど大きく名前を呼んだ。
まただ、とアルフレッドは思った。また、何も出来なかった。引き留められなかった。
こんな風に力を使わせたくはないのだ。出来る事を出来るだけと言い続けている最愛の義弟の隣で、自分もまた思い続けていたのだ。もうあんな思いはしたくないと。何も出来ないでだたその姿を見つめているだけのそんな思いはしたくないと。
それなのに、日に二度も力を使わせてしまった。一度目はまだ普通にそこに居て、意識にもはっきりしていたように思えたけれど、今は……。
「エディ! 戻っておいで……!」
このままどこか遠くに行ってしまうような気さえして、アルフレッドは空中に浮きあがった愛おしい者の名前を口にする。
「これが、エディの力だったんですね……」
同じように空を見上げながらルシルはポツリと呟いた。
降り出した雨が人も、森も、炎も、魔物も、皆みんな濡らしていく。そうして地上にいたマルコシアス達の足を土が生き物のように這い上がると騎士達の中から「先ほどの奇跡だ!」という声が上がった。
空を飛んでいた夜天狼は風に巻き込まれて地上に落とされて、同じように土が大きな体を地面に固定した。その間に火が消えた樹々が枝葉を伸ばして魔物達の身体に絡みついていく。
「グランディス様だ……」
フィンレーの魔導騎士がそう呟いて、その場に膝を突いて叩頭した。それに倣うようにフィンレーの魔導騎士達が、やがてその場に居た者達が、皆同じように跪いて頭を下げた。
魔物達の気配が消えて、動かない緑と土との骸に変わって行くのを、デイヴィットはやるせない表情で見つめた。
「デイブ」
隣に来ていたケネスがポンとデイヴィットの肩を叩く。それに振り向く事なくデイヴィットは小さく口を開いた。
「グランディス様ではない。あれは……私の愛する息子だよ」
「……ああ、そうだな。神様ではない。あの子は愛おしい、フィンレーの子供だよ」
いつの間にか雨は止み、空には月と星が戻っていた。
「エディ、もう大丈夫だよ。火も消えた。魔物達もみんな眠った。もう帰ってきて?」
「…………兄様」
そっと声をかけると、小さな声が返ってきて、アルフレッドはそれだけで泣き出しそうになった。
「うん。ありがとう。エディ。またエディに助けられてしまったね」
「……いいえ。僕の方が、たくさんたすけられて、います」
振り向いた顔はどこまでも白くて胸が痛くなる。
「エディ」
月に照らされたペリドットアイ。それがゆっくりと閉じていくのを見てアルフレッドは大きく手を伸ばして広げた。
「エディ、戻っておいで! 約束したよ? 一緒に、幸せになるって」
「やくそく……」
「うん、愛しているよ、エディ」
「は、い……く……も」
その瞬間、力を失った身体を風の魔法で捕まえて、アルフレッドは腕の中に帰ってきた身体をそっとそっと抱き締めた。
「お帰りエディ。でも、無茶をし過ぎだよ?」
腕の中の身体がトクントクンと鼓動を刻んでいるのを確かめて、アルフレッドはそのまま蹲るようにして抱きしめる腕に力を込める。
「エディ……」
泣くつもりなんてなかったのに、なぜか涙が落ちた。
始点の周りにはいつの間にか前線で戦っていた者達が集まっていた。
誰がこの奇跡を起こしたのか、もう隠す事は出来ない。それでも守り通す事は出来る筈だから。
「アルフレッド、聖神殿へ連れて行こう。すまんがケネス、マクスウェード」
「ここは大丈夫だ。早く連れて行け」
アルフレッドも同じように斜め後ろに立っていたシルヴァンに向かって口を開いた。
「シルヴァン殿下、申し訳ございませんが」
「ああ、こちらは大丈夫だ。十分休ませてやってほしい。」
「ありがとうございます」
するとアルフレッドの横から「あの」と小さな声がかかった。
「聖神殿は多分まだごった返していてゆっくり休める場所もないと思います。もしよろしければここで僕に治癒をかけさせていただけませんか? それでそのままフィンレーへ戻られた方が、きっとエディもゆっくり休めると思うんです。お願いします」
頭を下げたルシルにデイヴィットは一瞬だけ躊躇したような表情を浮かべたが、小さく息を吐いて「ではお願いします」と言った。
「そのままで大丈夫です。魔力枯渇までは行っていませんが、それに近い状態です。あと、火傷とか、小さな傷も治しちゃいますね」
「ありがとう」
エディを抱いたまま礼をいうアルフレッドにルシルは小さく首を横に振った。
「いえ、こちらこそ。この世界で、こうしてやって来られたのは二人がいてくださって、同じ話をしてくれたから。僕にとってはそれが支えでした。僕が狂っていないって証拠だったから……」
そう言うとルシルの身体から柔らかな銀色の光が溢れ出した。キラキラと光るその光は浄化の光とはまた異なり、エディを抱えているアルフレッドまで癒されていくような気がした。
白かった顔色が戻っていくのがはっきりわかる。静かすぎて不安になった息遣いも穏やかなそれに変わった。
「……終了です。後はゆっくり休ませてください。エディ。またお話してね。では。あ、ご婚約おめでとうございます。……で、いいんですよね?」
ニッコリと笑ったルシルの特大のファイヤーボールのような台詞に、アルフレッドは勿論ニッコリと笑って「ありがとう」と言い切った。
後ろで「うん。どういう事かきちんと話をしようね、アルフレッド」とデイヴィットが引きつった顔で言っている。
「さぁ、フィンレーへ帰ろう。エディ」
抱きかかえた身体をマントでくるんでアルフレッドはそう言った。
まだやらなければならない事は沢山あるけれど、それでも今日はフィンレーへ帰ろう。
長い、長い、一日がようやく終わりを告げた。
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とりあえず、戦闘シーンはようやく終了です。
この後事後処理を書いて、8章終了です。
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