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第8章 収束への道のり
316. ワイバーン
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「何か来る」といった声が、すぐに驚愕の色を含んで「ワイバーンだ!」と悲鳴のような声になり、そこに居た全員が前方の空を見た。
真っ直ぐに飛んでくるのは確かにワイバーンと呼ばれている翼竜の魔物で、しかも三体いる。
「……街に行ったら大事になるな」
そう言ったのは一番後方の隊から支流の一番前まで移動してきたレナードだった。
その隣に立ってエリックも空を見上げた。
「矢に強化魔法をかけて風に乗せても届かないよね」
「ああ、無理だろうな」
「でもこのまま素通りさせるわけにはいかないね」
「ああ、だけどこのまま下りてきてもらってもこちらも大混乱だけどね」
「確かに。でも落ちてきてもらわないと手も足も出ないからね」
正直に言ってマクロードでワイバーンと戦った事のある騎士は一握りだろう。私団として持っているこの魔導騎士達の中には経験者はいないかもしれないとエリックは思った。
ルフェリットは空からの攻撃に関しては弱い。空を自在に飛べるような魔法は王国には存在しない。
一部の部隊が小型の竜種を操る事が出来るが、それでも空中戦を繰り広げられるというものではない。あくまでも偵察をしがてら、魔法を打って離れる程度のものだ。
生物の本能として、自分より強い者の側に近寄ろうとは思わないという事も、竜種の部隊が一般的にならない理由の一つだった。いくら訓練をしても威嚇をされれば近寄らなくなってしまうのだ。
「……一体が限界かな」
「エリック?」
「やってみるか……」
ポツリとそう言ってエリックは口の中で詠唱を始めた。普段はあまり長い詠唱など使わないのに珍しいと思っていると飛んでいたうちの一体が急にガクリとバランスを崩した。
それを見ながらエリックは声を張り上げた。
「行けそうだ! レオン、このまま引きずり落とす! 騎士達とすぐに鎖や檻などで捕縛してくれ! 翼はアローかランスで縫い留めるか、ブリザード系のもので凍り付かせる。この場で暴れさせるとこちらにも被害が出るので慎重に……っく……」
「全員、聞いてくれ! ワイバーンを引きずり落とす! 鎖や檻などで捕縛、翼はアローかランスで縫い留めるか、ブリザード系のもので凍り付かせる。出来る限り地上で暴れさせるな。他の個体が降下してきたら火以外の攻撃系を放て。雷でもいい。当たれば幸運位の気持ちでいい。後方の隊に状況を見て参戦できるように連絡を!」
エリックの後を継いでレナードが騎士達に檄を飛ばした。
「畏まりました!」
一斉に動き始めた騎士達とワイバーンを睨むようにしてその体を空から引きずり下ろそうとしているエリックを見つめながら、レナードはそう言えばエディに「重力系の少し面白いスキルを持っている」と言っていたなと思い出した。多分それを使っているのだろう。
「場所を空けろ! 落ちる場所は風で調整して隊から離せ! 」
何か大きな重りを乗せられ、あるいはつけられているかのようにワイバーンは、悲鳴のような声を上げてバタバタと空中でもがきながら降りて来る。エリックの額に汗が滲んでいた。重力の魔法がどのような魔法なのかレナードには分からなかったけれど、その表情を見ればかなりきついものなのだろう。
見えない力に引きずり下ろされるワイバーンと共に地表に嵐のような風が吹きつけるのを、同じく風の防御壁で相殺させて、騎士達はその時を待っていた。
「着地点を道から反らせ!」「巻き込まれるな!」「翼を狙え!」「地面に着いた途端縫い留めろ!」「尾の棘に注意をしろ!」「来るぞ!」
「グギャァァァァァァァァ!!!」
ものすごい音と振動と共に翼竜が地面にひれ伏した。それと同時に稀に火を吐くというその口をエリックは闇魔法でぐるぐると縛り上げて閉じてしまった。
次々に翼を中心に突き刺さる魔力の槍と矢。その瞬間ドンッと雷のようなものが仰向けに転がった腹の辺りに打ち込まれた。
「ギャァァァァァァァァ!!」
上がった声。それと同時にバタバタともがいていた体の動きが少しずつ小さくなっていくのが目に見えて分かって、エリックは眉を寄せながらそっと口を開いた。
「ねぇ、今の雷みたいなの何?」
「ああ。神経系のね、う~~ん、パラライズの上ランクみたいな感じかな。麻痺だけじゃなくて神経にちょっと雷みたいなものを流すっていうか。そんな感じ」
「…………そうなんだ」
二人はニッコリと笑って、再びワイバーンへの檻を展開し始めた。
蛇行の辺りから前方に配置を変えていたユージーン隊の魔導騎士達は、空中を旋回しながらそのまま仲間を助けるか考えているような残りの二体に注意向けていたが、落ちたそれの動きが鈍くなり始めると二体は見捨てるように空中から離れ始めた。本来であれば出来る限り前方で始末をしなければならないが、今の状態では一体がやっとだ。
騎士達は飛び去って行く姿を悔しげに見つめた。
「ワイバーンが落ちたのが見えた! 大丈夫か!」
自領の騎士達と転移をしてきたのはクラウスだった。
「……って、もう仕留めたのか?」
「ううん。これからだよ。今やっと少し静かにさせたところ。ニ体は逃しちゃったけど、これで襲ってこられたらとても対応できなかった」
エリックがそう言うとクラウスが大きく頷いた。
「いや、一体だけでもここで仕留められたのは凄いよ。よし、じゃあ、そっちでエディのポーションでも飲んでてくれ。もし俺たちがやってもいいなら仕留めてやる」
「え……」
「モーガンの騎士達の力も見てやってくれよ」
クラウスはそう言って笑うと、連れてきた騎士達に「速やかに討伐。暴れさせるな」と言った。
騎士達は短く返事をして、魔力の檻とチェーンで捕縛されたまま、まだもがこうとしているその身体に次々に剣を突き立てた。
「グ、ギャァァァァァァァァ!!」
それはあっという間の事だった。硬い筈のワイバーンの身体におそらくは神経を狙って深々と剣を突き刺して、そのまま首をその剣で切り落したのである。これには他の魔導騎士達も呆然としていた。
「デカくて邪魔だな。とりあえず死んだらマジックボックスに入れておけ」
「は!」
騎士の一人はそう言うと取り出した箱にこと切れたワイバーンを収納した。
「よし、これでいいな。じゃあ俺たちは元の場所に戻るよ。怪我をした者は?」
「とりあえずは、ポーションで大丈夫そうだ。クラウス、その、ありがとう」
「いや、それはお互い様だろう。あのワイバーンを空から引きずり下ろすなんて凄いな、あれがエリックが言っていたスキルか? 今度詳しく話を聞かせてくれ。じゃあな」
そう言うとクラウスはそのまま自分たちの配置場所へと転移をした。
「……なんていうか、色々凄いものを見たよ」
レナードが珍しく呆然としたようにそう言った。
「ああ、私もだ。エディの友人が皆規格外だという事はよく分かったよ。自分も含めてね」
「ハハハ、確かにね。まぁ、恐らく本人が一番規格外だろうけどね」
「ああ、そうだね」
二人は顔を見合わせて破顔した。
「エリック様、前方よりサイクロプス。十体近く居そうです」
「ふぅ、さすがスタンピード。休ませないな。各自、必要なポーションを取る事! 復活できた者から行くよ!」
「エリック、もう少し休んだ方がいい。私が先行するよ」
「……すまない。ポーションを取らせてもらうよ」
「ああ、そうして。今、私も父にこちらに回してもらえる騎士達が居ないか確認している。とりあえずはこの人数で凌ぐしかないね」
ワイバーンがいて近寄れなかった魔物たちが脇道を、森を、そして庭園の中を駆けていく中、どこまで、いつまで続くのか分からない戦いに、それでも大物を一体は潰したと自負をしながら、レナードと騎士達は新たな魔物に向かって行った。
--------
まずはチームエディの3人。
真っ直ぐに飛んでくるのは確かにワイバーンと呼ばれている翼竜の魔物で、しかも三体いる。
「……街に行ったら大事になるな」
そう言ったのは一番後方の隊から支流の一番前まで移動してきたレナードだった。
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「確かに。でも落ちてきてもらわないと手も足も出ないからね」
正直に言ってマクロードでワイバーンと戦った事のある騎士は一握りだろう。私団として持っているこの魔導騎士達の中には経験者はいないかもしれないとエリックは思った。
ルフェリットは空からの攻撃に関しては弱い。空を自在に飛べるような魔法は王国には存在しない。
一部の部隊が小型の竜種を操る事が出来るが、それでも空中戦を繰り広げられるというものではない。あくまでも偵察をしがてら、魔法を打って離れる程度のものだ。
生物の本能として、自分より強い者の側に近寄ろうとは思わないという事も、竜種の部隊が一般的にならない理由の一つだった。いくら訓練をしても威嚇をされれば近寄らなくなってしまうのだ。
「……一体が限界かな」
「エリック?」
「やってみるか……」
ポツリとそう言ってエリックは口の中で詠唱を始めた。普段はあまり長い詠唱など使わないのに珍しいと思っていると飛んでいたうちの一体が急にガクリとバランスを崩した。
それを見ながらエリックは声を張り上げた。
「行けそうだ! レオン、このまま引きずり落とす! 騎士達とすぐに鎖や檻などで捕縛してくれ! 翼はアローかランスで縫い留めるか、ブリザード系のもので凍り付かせる。この場で暴れさせるとこちらにも被害が出るので慎重に……っく……」
「全員、聞いてくれ! ワイバーンを引きずり落とす! 鎖や檻などで捕縛、翼はアローかランスで縫い留めるか、ブリザード系のもので凍り付かせる。出来る限り地上で暴れさせるな。他の個体が降下してきたら火以外の攻撃系を放て。雷でもいい。当たれば幸運位の気持ちでいい。後方の隊に状況を見て参戦できるように連絡を!」
エリックの後を継いでレナードが騎士達に檄を飛ばした。
「畏まりました!」
一斉に動き始めた騎士達とワイバーンを睨むようにしてその体を空から引きずり下ろそうとしているエリックを見つめながら、レナードはそう言えばエディに「重力系の少し面白いスキルを持っている」と言っていたなと思い出した。多分それを使っているのだろう。
「場所を空けろ! 落ちる場所は風で調整して隊から離せ! 」
何か大きな重りを乗せられ、あるいはつけられているかのようにワイバーンは、悲鳴のような声を上げてバタバタと空中でもがきながら降りて来る。エリックの額に汗が滲んでいた。重力の魔法がどのような魔法なのかレナードには分からなかったけれど、その表情を見ればかなりきついものなのだろう。
見えない力に引きずり下ろされるワイバーンと共に地表に嵐のような風が吹きつけるのを、同じく風の防御壁で相殺させて、騎士達はその時を待っていた。
「着地点を道から反らせ!」「巻き込まれるな!」「翼を狙え!」「地面に着いた途端縫い留めろ!」「尾の棘に注意をしろ!」「来るぞ!」
「グギャァァァァァァァァ!!!」
ものすごい音と振動と共に翼竜が地面にひれ伏した。それと同時に稀に火を吐くというその口をエリックは闇魔法でぐるぐると縛り上げて閉じてしまった。
次々に翼を中心に突き刺さる魔力の槍と矢。その瞬間ドンッと雷のようなものが仰向けに転がった腹の辺りに打ち込まれた。
「ギャァァァァァァァァ!!」
上がった声。それと同時にバタバタともがいていた体の動きが少しずつ小さくなっていくのが目に見えて分かって、エリックは眉を寄せながらそっと口を開いた。
「ねぇ、今の雷みたいなの何?」
「ああ。神経系のね、う~~ん、パラライズの上ランクみたいな感じかな。麻痺だけじゃなくて神経にちょっと雷みたいなものを流すっていうか。そんな感じ」
「…………そうなんだ」
二人はニッコリと笑って、再びワイバーンへの檻を展開し始めた。
蛇行の辺りから前方に配置を変えていたユージーン隊の魔導騎士達は、空中を旋回しながらそのまま仲間を助けるか考えているような残りの二体に注意向けていたが、落ちたそれの動きが鈍くなり始めると二体は見捨てるように空中から離れ始めた。本来であれば出来る限り前方で始末をしなければならないが、今の状態では一体がやっとだ。
騎士達は飛び去って行く姿を悔しげに見つめた。
「ワイバーンが落ちたのが見えた! 大丈夫か!」
自領の騎士達と転移をしてきたのはクラウスだった。
「……って、もう仕留めたのか?」
「ううん。これからだよ。今やっと少し静かにさせたところ。ニ体は逃しちゃったけど、これで襲ってこられたらとても対応できなかった」
エリックがそう言うとクラウスが大きく頷いた。
「いや、一体だけでもここで仕留められたのは凄いよ。よし、じゃあ、そっちでエディのポーションでも飲んでてくれ。もし俺たちがやってもいいなら仕留めてやる」
「え……」
「モーガンの騎士達の力も見てやってくれよ」
クラウスはそう言って笑うと、連れてきた騎士達に「速やかに討伐。暴れさせるな」と言った。
騎士達は短く返事をして、魔力の檻とチェーンで捕縛されたまま、まだもがこうとしているその身体に次々に剣を突き立てた。
「グ、ギャァァァァァァァァ!!」
それはあっという間の事だった。硬い筈のワイバーンの身体におそらくは神経を狙って深々と剣を突き刺して、そのまま首をその剣で切り落したのである。これには他の魔導騎士達も呆然としていた。
「デカくて邪魔だな。とりあえず死んだらマジックボックスに入れておけ」
「は!」
騎士の一人はそう言うと取り出した箱にこと切れたワイバーンを収納した。
「よし、これでいいな。じゃあ俺たちは元の場所に戻るよ。怪我をした者は?」
「とりあえずは、ポーションで大丈夫そうだ。クラウス、その、ありがとう」
「いや、それはお互い様だろう。あのワイバーンを空から引きずり下ろすなんて凄いな、あれがエリックが言っていたスキルか? 今度詳しく話を聞かせてくれ。じゃあな」
そう言うとクラウスはそのまま自分たちの配置場所へと転移をした。
「……なんていうか、色々凄いものを見たよ」
レナードが珍しく呆然としたようにそう言った。
「ああ、私もだ。エディの友人が皆規格外だという事はよく分かったよ。自分も含めてね」
「ハハハ、確かにね。まぁ、恐らく本人が一番規格外だろうけどね」
「ああ、そうだね」
二人は顔を見合わせて破顔した。
「エリック様、前方よりサイクロプス。十体近く居そうです」
「ふぅ、さすがスタンピード。休ませないな。各自、必要なポーションを取る事! 復活できた者から行くよ!」
「エリック、もう少し休んだ方がいい。私が先行するよ」
「……すまない。ポーションを取らせてもらうよ」
「ああ、そうして。今、私も父にこちらに回してもらえる騎士達が居ないか確認している。とりあえずはこの人数で凌ぐしかないね」
ワイバーンがいて近寄れなかった魔物たちが脇道を、森を、そして庭園の中を駆けていく中、どこまで、いつまで続くのか分からない戦いに、それでも大物を一体は潰したと自負をしながら、レナードと騎士達は新たな魔物に向かって行った。
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