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第四章 森の終わり
100 現在の俺たち
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もっとも、この森の中で得たのは色々な素材だけではない。
弱すぎた俺のステータスも随分上がった。
東の道を進み始めてから俺はLv8になった。新しいスキルは現れなかったけれどその分少しずつ魔法やスキルのレベルがアップした。
今の俺のステイタスはこんな感じだ。
------------
谷河内 新(ヤゴウチアラタ)
十五歳 転生者
総合Lv8
職業 冒険者
魔法 Lv8
生活魔法 『クリーン』『ウォーター』『ライト』
『ファイヤー』『プットバック』
属性魔法 火 『ファイヤーボール』
『フレイム』『ファイヤーアロー』
水 『ウォーターカッター』
『ウォーターアロー』
『ウォーターチェイン』
『ウォーターウォール』
『ウォーターボール』
『アイスバレット』
『アイスアロー』
『アイスランス』
土 『アースウォール』
『アースジェイル』
『フォール』
『ストーンバレット』
風 『ウィンドシールド』
『ウィンドスピン』
『サンダーボール』
生存能力 68
称号 <食材採取名人>
<鉱石採掘名人>
<パン焼き職人>
<料理人>
特殊スキル
【サバイバル】Lv6 【自給自足】Lv6
【キャンプ】 Lv5 【鑑定】 Lv7
【体力】Lv5 【補充】Lv5 【転移】Lv3
【模倣】Lv5 【レシピ登録】Lv4
【転移】Lv3 【工芸】Lv2 【抽出】Lv3
【空間収納】(インベントリ付き)
【特殊アイテム】 Lv7(※ちょっとくらいなら無理がきく)
『初めてのキャンプ。ソロもファミリーもこれでおまかせ!』
『サバイバル読本 これであなたも生き残る』
『自給自足生活をはじめよう』
『美味しいキャンプ飯』
『料理初心者男子必見! これなら出来る男飯』
『おしゃれなカフェレシピ(上下巻)』
『物の構造が分かる本』
『素材読本』
アイテム魔法
《テント作製》《焚火、竈作製》
《焼き窯作製》《燻製》
《収穫》《製粉》《製麺》
・酵母作り ・解体、精肉
・製麹 ・醤油・味噌作り
・射撃各種 ・織布
・調理方法各種
言語理解
女神の贈り物 キャンプセット
ご褒美シークレットボックス
贈答品 男飯調味料他セット
お詫びチケット
『土精霊の祝福』
『水精霊リヴィエールの祝福』
-----------
まとまった名称になっているものもあって自分で何を選べばいいのか分からない時に助かるし、上がってほしかった【補充】や【工芸】、【抽出】がアップしているのも嬉しかった。
それに特殊アイテムが増えて<ちょっとくらいなら無理がきく>になっていたのも笑ってしまったよ。まぁ色々と無茶をやっている事は分かってはいるからはじめてのものや気になるものが出来た時はお供えをしよう。
数日前にコパンもレベルアップした。Lv9になった。
国の事を話したり、新しい魔法を取得したりしたからアップが早かったな。今は人間の赤ちゃんくらいかな。う~んもう少しかな。まぁそれくらいの大きさで、肩の上だと重くはないけど結構存在感がある。
でも前をふよふよ飛んでいて何か突拍子もない事が起きるのは嫌だから、ここはもう肩の上を定位置にしておいてほしいって思っているんだ。
もっともコパンは『転移』のレベルも『予見』のレベルも、そして『察知』というスキルも取得しているので心配する事はないんだけどさ。
Lv10になると中級妖精になるらしい。そうなるともっとお助けできると言っている。今でも十分助けてもらっているけどね。
そんな考えが伝わってしまったようでコパンがフンスといった風に口を開いた。
「中級になったら羽で飛ぶような姿になります。前にアラタ様が言っていた妖精の姿を真似ます。お楽しみにです~!」
「あれは別にそれがいいって意味じゃないんだけどな。コパンはどんな姿でも可愛い……じゃなくて、カッコイイよ。これからもよろしくね」
「もちろんです。おまかせあれ~!」
「さて、じゃあ日も少し傾いてきたからそろそろ帰ろうか。明日こそ新しい拠点がみつかるといいな」
「はい。そうですね。ではマッピングをして戻りましょう」
コパンはそう言ってフヨフヨと肩の上から下りて、この場をマッピングした。そして再び肩の上に戻ってくる。
「そう言えば、そういえば中級妖精の上くらいになったら名前呼びもするって言っていたよね。それも楽しみだな」
「………………それはまだまだですよ。中級はそんなに簡単にレベルアップはしませんから」
そう言って少し困ったような顔をする『お助け妖精』に俺は「でも楽しみにしているね」と言った。
残念ながらいつもの二度目の「おまかせあれ~!」は聞こえてこなかった。
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弱すぎた俺のステータスも随分上がった。
東の道を進み始めてから俺はLv8になった。新しいスキルは現れなかったけれどその分少しずつ魔法やスキルのレベルがアップした。
今の俺のステイタスはこんな感じだ。
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谷河内 新(ヤゴウチアラタ)
十五歳 転生者
総合Lv8
職業 冒険者
魔法 Lv8
生活魔法 『クリーン』『ウォーター』『ライト』
『ファイヤー』『プットバック』
属性魔法 火 『ファイヤーボール』
『フレイム』『ファイヤーアロー』
水 『ウォーターカッター』
『ウォーターアロー』
『ウォーターチェイン』
『ウォーターウォール』
『ウォーターボール』
『アイスバレット』
『アイスアロー』
『アイスランス』
土 『アースウォール』
『アースジェイル』
『フォール』
『ストーンバレット』
風 『ウィンドシールド』
『ウィンドスピン』
『サンダーボール』
生存能力 68
称号 <食材採取名人>
<鉱石採掘名人>
<パン焼き職人>
<料理人>
特殊スキル
【サバイバル】Lv6 【自給自足】Lv6
【キャンプ】 Lv5 【鑑定】 Lv7
【体力】Lv5 【補充】Lv5 【転移】Lv3
【模倣】Lv5 【レシピ登録】Lv4
【転移】Lv3 【工芸】Lv2 【抽出】Lv3
【空間収納】(インベントリ付き)
【特殊アイテム】 Lv7(※ちょっとくらいなら無理がきく)
『初めてのキャンプ。ソロもファミリーもこれでおまかせ!』
『サバイバル読本 これであなたも生き残る』
『自給自足生活をはじめよう』
『美味しいキャンプ飯』
『料理初心者男子必見! これなら出来る男飯』
『おしゃれなカフェレシピ(上下巻)』
『物の構造が分かる本』
『素材読本』
アイテム魔法
《テント作製》《焚火、竈作製》
《焼き窯作製》《燻製》
《収穫》《製粉》《製麺》
・酵母作り ・解体、精肉
・製麹 ・醤油・味噌作り
・射撃各種 ・織布
・調理方法各種
言語理解
女神の贈り物 キャンプセット
ご褒美シークレットボックス
贈答品 男飯調味料他セット
お詫びチケット
『土精霊の祝福』
『水精霊リヴィエールの祝福』
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まとまった名称になっているものもあって自分で何を選べばいいのか分からない時に助かるし、上がってほしかった【補充】や【工芸】、【抽出】がアップしているのも嬉しかった。
それに特殊アイテムが増えて<ちょっとくらいなら無理がきく>になっていたのも笑ってしまったよ。まぁ色々と無茶をやっている事は分かってはいるからはじめてのものや気になるものが出来た時はお供えをしよう。
数日前にコパンもレベルアップした。Lv9になった。
国の事を話したり、新しい魔法を取得したりしたからアップが早かったな。今は人間の赤ちゃんくらいかな。う~んもう少しかな。まぁそれくらいの大きさで、肩の上だと重くはないけど結構存在感がある。
でも前をふよふよ飛んでいて何か突拍子もない事が起きるのは嫌だから、ここはもう肩の上を定位置にしておいてほしいって思っているんだ。
もっともコパンは『転移』のレベルも『予見』のレベルも、そして『察知』というスキルも取得しているので心配する事はないんだけどさ。
Lv10になると中級妖精になるらしい。そうなるともっとお助けできると言っている。今でも十分助けてもらっているけどね。
そんな考えが伝わってしまったようでコパンがフンスといった風に口を開いた。
「中級になったら羽で飛ぶような姿になります。前にアラタ様が言っていた妖精の姿を真似ます。お楽しみにです~!」
「あれは別にそれがいいって意味じゃないんだけどな。コパンはどんな姿でも可愛い……じゃなくて、カッコイイよ。これからもよろしくね」
「もちろんです。おまかせあれ~!」
「さて、じゃあ日も少し傾いてきたからそろそろ帰ろうか。明日こそ新しい拠点がみつかるといいな」
「はい。そうですね。ではマッピングをして戻りましょう」
コパンはそう言ってフヨフヨと肩の上から下りて、この場をマッピングした。そして再び肩の上に戻ってくる。
「そう言えば、そういえば中級妖精の上くらいになったら名前呼びもするって言っていたよね。それも楽しみだな」
「………………それはまだまだですよ。中級はそんなに簡単にレベルアップはしませんから」
そう言って少し困ったような顔をする『お助け妖精』に俺は「でも楽しみにしているね」と言った。
残念ながらいつもの二度目の「おまかせあれ~!」は聞こえてこなかった。
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