怪盗聖女達は召喚した国から財宝奪って逃走するようです〜聖女なんて面倒な仕事誰がやるもんですか!
古代の術式を復元させ、聖女を召喚して甘い汁を吸おうと画作していた王国フリマルタ。
聖女の召喚に成功すると言うことは、世界トップクラスの戦力を得たものと同義。
聖女召喚が成功した王国はこの国が事実上世界最強となった事を確信し、世界征服の為に聖女達を利用しようと画作し始めたのだがーー
そうは問屋が卸さなかった。
召喚されたのは、黙っていれば美人の柚李と、大人しくしておけば守ってあげたくなるような可憐な美少女百合。
召喚したイケメン神官グーハは扱いやすそうな外見の2人に内心ほくそ笑むが……
「『何度、今すぐ攫ってしまおうと思った事か……』だって! あははははは‼︎ 百合、モテモテじゃん!」
「うるさいわね、あんな変態だとは思わなかったのよ」
人を見た目で判断してはならないーーこの言葉通り、2人はとんでもない問題児だった。
そう、2人は異世界召喚の恩恵で加護がかかって人の心までも聞こえるようになった盗聴器を使い、グーハの思っている事を全て聞いていたのだ。
加護付きの盗聴器やその他諸々(※加護がかかった怪盗グッズ)を駆使して、国の宝物庫に侵入し国家秘密情報を敵国にばら撒きトンズラする。
要約すれば、2人を利用しようとして逆に利用されてザマァされる王国の物語。
聖女の召喚に成功すると言うことは、世界トップクラスの戦力を得たものと同義。
聖女召喚が成功した王国はこの国が事実上世界最強となった事を確信し、世界征服の為に聖女達を利用しようと画作し始めたのだがーー
そうは問屋が卸さなかった。
召喚されたのは、黙っていれば美人の柚李と、大人しくしておけば守ってあげたくなるような可憐な美少女百合。
召喚したイケメン神官グーハは扱いやすそうな外見の2人に内心ほくそ笑むが……
「『何度、今すぐ攫ってしまおうと思った事か……』だって! あははははは‼︎ 百合、モテモテじゃん!」
「うるさいわね、あんな変態だとは思わなかったのよ」
人を見た目で判断してはならないーーこの言葉通り、2人はとんでもない問題児だった。
そう、2人は異世界召喚の恩恵で加護がかかって人の心までも聞こえるようになった盗聴器を使い、グーハの思っている事を全て聞いていたのだ。
加護付きの盗聴器やその他諸々(※加護がかかった怪盗グッズ)を駆使して、国の宝物庫に侵入し国家秘密情報を敵国にばら撒きトンズラする。
要約すれば、2人を利用しようとして逆に利用されてザマァされる王国の物語。
あなたにおすすめの小説
強制力がなくなった世界に残されたものは
りりん
ファンタジー
一人の令嬢が処刑によってこの世を去った
令嬢を虐げていた者達、処刑に狂喜乱舞した者達、そして最愛の娘であったはずの令嬢を冷たく切り捨てた家族達
世界の強制力が解けたその瞬間、その世界はどうなるのか
その世界を狂わせたものは
【完結】もう…我慢しなくても良いですよね?
アノマロカリス
ファンタジー
マーテルリア・フローレンス公爵令嬢は、幼い頃から自国の第一王子との婚約が決まっていて幼少の頃から厳しい教育を施されていた。
泣き言は許されず、笑みを浮かべる事も許されず、お茶会にすら参加させて貰えずに常に完璧な淑女を求められて教育をされて来た。
16歳の成人の義を過ぎてから王子との婚約発表の場で、事あろうことか王子は聖女に選ばれたという男爵令嬢を連れて来て私との婚約を破棄して、男爵令嬢と婚約する事を選んだ。
マーテルリアの幼少からの血の滲むような努力は、一瞬で崩壊してしまった。
あぁ、今迄の苦労は一体なんの為に…
もう…我慢しなくても良いですよね?
この物語は、「虐げられる生活を曽祖母の秘術でざまぁして差し上げますわ!」の続編です。
前作の登場人物達も多数登場する予定です。
マーテルリアのイラストを変更致しました。
(完)聖女様は頑張らない
青空一夏
ファンタジー
私は大聖女様だった。歴史上最強の聖女だった私はそのあまりに強すぎる力から、悪魔? 魔女?と疑われ追放された。
それも命を救ってやったカール王太子の命令により追放されたのだ。あの恩知らずめ! 侯爵令嬢の色香に負けやがって。本物の聖女より偽物美女の侯爵令嬢を選びやがった。
私は逃亡中に足をすべらせ死んだ? と思ったら聖女認定の最初の日に巻き戻っていた!!
もう全力でこの国の為になんか働くもんか!
異世界ゆるふわ設定ご都合主義ファンタジー。よくあるパターンの聖女もの。ラブコメ要素ありです。楽しく笑えるお話です。(多分😅)
悪役令嬢は処刑されました
菜花
ファンタジー
王家の命で王太子と婚約したペネロペ。しかしそれは不幸な婚約と言う他なく、最終的にペネロペは冤罪で処刑される。彼女の処刑後の話と、転生後の話。カクヨム様でも投稿しています。
契約破棄された聖女は帰りますけど
基本二度寝
恋愛
「聖女エルディーナ!あなたとの婚約を破棄する」
「…かしこまりました」
王太子から婚約破棄を宣言され、聖女は自身の従者と目を合わせ、頷く。
では、と身を翻す聖女を訝しげに王太子は見つめた。
「…何故理由を聞かない」
※短編(勢い)
〖完結〗私は旦那様には必要ないようですので国へ帰ります。
藍川みいな
恋愛
辺境伯のセバス・ブライト侯爵に嫁いだミーシャは優秀な聖女だった。セバスに嫁いで3年、セバスは愛人を次から次へと作り、やりたい放題だった。
そんなセバスに我慢の限界を迎え、離縁する事を決意したミーシャ。
私がいなければ、あなたはおしまいです。
国境を無事に守れていたのは、聖女ミーシャのおかげだった。ミーシャが守るのをやめた時、セバスは破滅する事になる…。
設定はゆるゆるです。
本編8話で完結になります。
婚約破棄……そちらの方が新しい聖女……ですか。ところで殿下、その方は聖女検定をお持ちで?
Ryo-k
ファンタジー
「アイリス・フローリア! 貴様との婚約を破棄する!」
私の婚約者のレオナルド・シュワルツ王太子殿下から、突然婚約破棄されてしまいました。
さらには隣の男爵令嬢が新しい聖女……ですか。
ところでその男爵令嬢……聖女検定はお持ちで?
【完結】父が再婚。義母には連れ子がいて一つ下の妹になるそうですが……ちょうだい癖のある義妹に寮生活は無理なのでは?
つくも茄子
ファンタジー
父が再婚をしました。お相手は男爵夫人。
平民の我が家でいいのですか?
疑問に思うものの、よくよく聞けば、相手も再婚で、娘が一人いるとのこと。
義妹はそれは美しい少女でした。義母に似たのでしょう。父も実娘をそっちのけで義妹にメロメロです。ですが、この新しい義妹には悪癖があるようで、人の物を欲しがるのです。「お義姉様、ちょうだい!」が口癖。あまりに煩いので快く渡しています。何故かって?もうすぐ、学園での寮生活に入るからです。少しの間だけ我慢すれば済むこと。
学園では煩い家族がいない分、のびのびと過ごせていたのですが、義妹が入学してきました。
必ずしも入学しなければならない、というわけではありません。
勉強嫌いの義妹。
この学園は成績順だということを知らないのでは?思った通り、最下位クラスにいってしまった義妹。
両親に駄々をこねているようです。
私のところにも手紙を送ってくるのですから、相当です。
しかも、寮やクラスで揉め事を起こしては顰蹙を買っています。入学早々に学園中の女子を敵にまわしたのです!やりたい放題の義妹に、とうとう、ある処置を施され・・・。
なろう、カクヨム、にも公開中。