姉の様子が、おかしいです。

34 攻撃力をつける2

前回の反省をする。


ケン〇ロウの技は、今の私の力では無理だった。

ケインは結局、倒れる事はなかった。



そして、今日も攻撃力をつける訓練をする。

今回もケインに相手をしてもらう。

見学は、お馴染みのクラウスだ。


前世の記憶を呼び起こす。


「出でよ。ジャッ〇ー・チェン！」


私の身体に、ジ〇ッキー・チェンの魂が憑依する。（嘘です。ごめんなさい。）

私は今、ジャッキー・〇ェンと一心同体よ。

オレンジジュースの入った瓶を片手に持ち、足を肩幅より広げ、

腰を落とす。


そして、一口、ジュースを飲む。

ジュースだけど、酔拳よ！

ふらふらと、動き、相手を油断させる。


思った通り、ケインは油断している。（そりゃそうだろう。）


今だ！


「もらったぁぁ～！」


ケインのお腹に目掛けて、拳を突く。


ぽすっ・・・・


ケインが倒れない。


「「「・・・・・・・・。」」」


今日の反省点。



腕力が足りない。