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黒猫王子は狼騎士に溺愛される🎃(ハッピーハロウィン)
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和哉は顔を近づけてくる柚希の唇を遠慮なく堪能しようとした。珍しく彼の方から口を色っぽく開き、舌で和哉のそれを強請ってくる。柚希の柔らかな舌を唇で食めば、身をよじらせて鼻から甘い吐息を漏らすのが愛おしい。
(素直な柚希もすげぇ可愛い。嫉妬して、僕のことちょっと独占したくなったのかな? そんなの、嬉しすぎる)
「んっ……。カズも、いい匂いするよぉ」
柚希にキスの合間に甘ったるい声で囁かれ、互いに衝動を止めることができずに唇を何度も重ね合う。水音を立て熱い粘膜を擦り合わせるような口づけは狂おしく、和哉は夢中になればなるほど、流石にここで兆してしまったらまずいと身体を離そうとした。
するとその逃げを感じ取ったのか。急に柚希はジャケットを脱ぎ長机に置いて立ちあがる。
上着と尻尾のテグスがくっついていたので柚希が身動きしたら、ジャケットは椅子まで滑り落ちていった。柚希はそれに構わず薄いシフォン素材のブラウス一枚の姿になった。
ほっそりした腰がより強調され、もどかし気に首まで詰まっていたブラウスのボタンをはずして真っ白な首筋を露わにしていく。その上柚希は黒いブラウスの下には何も身に着けておらず、つんっと立ち上がった乳首がシフォンの紗の向こうにいやらしく透けて見える。和哉は思わず喉を鳴らしそうになった。
「カズ、見過ぎ。やらしーの」
「柚希こそ……。色っぽくてたまんないな」
柚希は挑発的な雰囲気を漂わせそんな和哉を見下ろし、嫣然と微笑む。胸を射貫かれるような微笑みが、今和哉だけに向けられている。
そんな彼に煽られ今すぐめちゃくちゃにしてしまいたい情動にかられたが、ぐっとこらえる。
(兄さんにこのまま求められたい。沢山強請られて、俺の愛を奪いつくして欲しい)
和哉の頬を手で挟むようにして角度を変えながら口づけをさらに続けてきた。
柚希の勢いに飲まれ、和哉が狼の尻尾を下敷きにしてパイプ椅子に座った。すると柚希は今度は大胆にも膝から和哉の脚の上に乗り上げて、激しく唇を貪ってくる。
(素直な柚希もすげぇ可愛い。嫉妬して、僕のことちょっと独占したくなったのかな? そんなの、嬉しすぎる)
「んっ……。カズも、いい匂いするよぉ」
柚希にキスの合間に甘ったるい声で囁かれ、互いに衝動を止めることができずに唇を何度も重ね合う。水音を立て熱い粘膜を擦り合わせるような口づけは狂おしく、和哉は夢中になればなるほど、流石にここで兆してしまったらまずいと身体を離そうとした。
するとその逃げを感じ取ったのか。急に柚希はジャケットを脱ぎ長机に置いて立ちあがる。
上着と尻尾のテグスがくっついていたので柚希が身動きしたら、ジャケットは椅子まで滑り落ちていった。柚希はそれに構わず薄いシフォン素材のブラウス一枚の姿になった。
ほっそりした腰がより強調され、もどかし気に首まで詰まっていたブラウスのボタンをはずして真っ白な首筋を露わにしていく。その上柚希は黒いブラウスの下には何も身に着けておらず、つんっと立ち上がった乳首がシフォンの紗の向こうにいやらしく透けて見える。和哉は思わず喉を鳴らしそうになった。
「カズ、見過ぎ。やらしーの」
「柚希こそ……。色っぽくてたまんないな」
柚希は挑発的な雰囲気を漂わせそんな和哉を見下ろし、嫣然と微笑む。胸を射貫かれるような微笑みが、今和哉だけに向けられている。
そんな彼に煽られ今すぐめちゃくちゃにしてしまいたい情動にかられたが、ぐっとこらえる。
(兄さんにこのまま求められたい。沢山強請られて、俺の愛を奪いつくして欲しい)
和哉の頬を手で挟むようにして角度を変えながら口づけをさらに続けてきた。
柚希の勢いに飲まれ、和哉が狼の尻尾を下敷きにしてパイプ椅子に座った。すると柚希は今度は大胆にも膝から和哉の脚の上に乗り上げて、激しく唇を貪ってくる。
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