42 / 439
ピアノ
爺さんの記憶
しおりを挟む
僕の疑問に答えるように、爺ちゃんが記憶を辿る様に話始めた。
「それは一平が十八になる前やった。ワシは用事があって田舎に帰ったんじゃが、そん時にお嬢に会った。いつものように家の事とかを聞いて終わりかと思ったらお嬢が急に
『一平は元気か?』
と聞いてきよったんや。
『ああ、元気や』
と儂が答えると
『そろそろ一平はこっちに来るぞ』
と言われてなぁ。
『こっちってなんや? 田舎に来るってか?』
と答えたらお嬢は首を振って
『こっちの世界や。正確に言うと、そろそろこっちの世界に帰って来るという事じゃ』
と答えよった。
それは『一平がもうすぐ死ぬ』っていう事だと儂も気が付いた。
その時お嬢は
『そうじゃ』
といつのもように表情も変えずに儂に言いよった」
爺ちゃんはここで自分の気持ちを落ち着かせるように、グラスを手に取ってビールを煽った。
「ふぅ」と一息つくとまた話を続けた。
オヤジは黙って聞いていた。
「儂はな、お嬢にまた聞いたんや。
『なんでや?』と。全く納得できなんだからな。
するとお嬢は
『あやつはそう言う約束でこの世に生を受けたのじゃ。あやつは自分のやりたい事、やるべき事ををやって、それが終わったらこっちの帰ってくるという約束でこの世に生を受けたんじゃ』
お嬢はいつものように無表情だった。
『やりたい事って? やるべき事ってなんじゃ?』
儂は聞いた。
『あやつは元々神に愛された子じゃ。あやつのやりたい事は一つ。ピアノじゃ。あやつは神の聴く音を奏でられるピアノ弾きじゃ。もう少しでその境地に達する』
『神の音を奏でる?』
儂には言っている意味が理解できなんだ。
『そうではない。神の聴く音をこの世で奏でられるという事じゃ。それほどあやつの命はこちらの世界に近い』
『そうなったのは一平がお嬢に会ったからか?』
『そもそも、あやつ自身の約束じゃ。ワシに会ってそれが少し早くなっただけじゃ』
『一平が今いなくなったら守人は絶えんぞ。お嬢はそれでもええんか?』
ワシは一平を持って行かれたくなかったから必死やった。
お嬢は黙って考えていた。
これはお嬢にとっても由々しき問題やからな。
『もしここで一平がピアノを辞めたらどうなる。あいつのやりたい事はまだ終わらんぞ』
『そんな簡単なもんではない。人は生まれ出るには意味が有る。意味もなく生まれてくる者は誰ひとりおらんのじゃ。ピアノを辞めてもただ約束の時間が延びるだけじゃ』
『延びたらその間は生きていられるんだな』
『ああ、そうだ』
『それで良い、しばらくは約束は反故にしてもらおう』
『そうか……そうなると今、慌ててこっちに帰る事もない。しかしあやつはこの世で自分を持て余すことになるじゃろう……そもそも、あいつのやれる事は今の世にはない。あいつは生まれてくる業は既にないのにのぉ。不憫な事じゃ』
本当にお嬢が哀しそうな顔で言うもんだからワシは驚いた。
それでも兎に角、一平がこの世で人生を見失っても生きていてほしいと思った。生きてさえいれば……と。それにお嬢のその様子から、ワシはピアノを辞めさせたら一平は結構生き延びるような気がしていた。
お嬢の口からは一平に辞めろとは言えないようじゃった。言ってはならぬのか? そもそもそれは言えないことなのかは判らなかったがのぉ。
『だったら儂が辞めさす。どんな手を使っても辞めさす』
それで儂は急いで神戸に帰って来て、お前のオヤジにピアノを辞めさしたという訳じゃ」
爺ちゃんはそう言うとまたビールを一気に飲んだ。
飲み終わって一言
「お嬢はこれを願兼於業(がんげんおごう)の法理と呼んでおったな」
と呟いた。
僕はオヤジの顔を見た。
それに気が付いてオヤジが僕に言った。
「お前の爺さんからそれを聞いた時は『なに戯けた事言うているんや』って思ったわ。それから結構揉めたわ」
「もしかして、それが家を出た理由?」
僕はオヤジに聞いた。声が少しうわずっていたかもしれない。
「そうや。よう分かったな。そんな与太話『はい、そうですか』って聞ける訳ないやろ?」
オヤジは笑いながらそう言った。
その笑いはもうオヤジの中には何のわだかまりもないという証しのような気がした。
まあ、今聞いている僕も少し与太話だと思っている。
「今でもそれが正しかったのかどうか考える事がある」
爺さんが口を開いた。爺さんは間違いなく信じているようだ。
「ただこうやって孫のお前と3人でここに座っていると、それはそれで良かったのだろうとも思える」
「でも、延びたという事はいずれは……?」
僕は喉の奥に引っかかっていた疑問を口に出した。
「ああ、まあ、でも寿命がない人間はおらんからな。いづれはそういう時が来るやろ。だからここまで生き延びたら、充分だわ。それにお嬢もまだ何も言って来んからな。しばらくは大丈夫なんかとちゃうか?」
と他人事のようにオヤジは言いながら、グラスを一気に空けて安藤さんの前に差し出した。
僕は安藤さんの顔を見た。
安藤さんはオヤジからグラスを受け取ると新しいグラスに氷を入れながらつぶやくように言った。
「お嬢の話は高校の時から一平に散々聞かされて、『なんて迷信深い奴等だ』と思っていたんやけどな。でも一平の家にはそのお嬢が居るんだろうなぁって今は思えるようになってきたけど……それが一平がピアノを辞めた理由かぁ……ホンマに迷信深いな」
安藤さんやそう言うと笑ってオヤジを見た。安藤さんもこの話を聞くのは初めてだったようだ。
「まあ、こんな話を信じろという方に無理があるわ。俺でもお嬢を見てなきゃ信じてへん……いや、最初聞いた時は信じたくも無かったわ。判っていたけどオヤジに当たって家を出た」
「それで鈴原の家に厄介になったんやったな」
と安藤さんがオヤジの言葉を継いで言った。
この頃の事は安藤さんも当事者で見ていたからよく知っている。
「それは一平が十八になる前やった。ワシは用事があって田舎に帰ったんじゃが、そん時にお嬢に会った。いつものように家の事とかを聞いて終わりかと思ったらお嬢が急に
『一平は元気か?』
と聞いてきよったんや。
『ああ、元気や』
と儂が答えると
『そろそろ一平はこっちに来るぞ』
と言われてなぁ。
『こっちってなんや? 田舎に来るってか?』
と答えたらお嬢は首を振って
『こっちの世界や。正確に言うと、そろそろこっちの世界に帰って来るという事じゃ』
と答えよった。
それは『一平がもうすぐ死ぬ』っていう事だと儂も気が付いた。
その時お嬢は
『そうじゃ』
といつのもように表情も変えずに儂に言いよった」
爺ちゃんはここで自分の気持ちを落ち着かせるように、グラスを手に取ってビールを煽った。
「ふぅ」と一息つくとまた話を続けた。
オヤジは黙って聞いていた。
「儂はな、お嬢にまた聞いたんや。
『なんでや?』と。全く納得できなんだからな。
するとお嬢は
『あやつはそう言う約束でこの世に生を受けたのじゃ。あやつは自分のやりたい事、やるべき事ををやって、それが終わったらこっちの帰ってくるという約束でこの世に生を受けたんじゃ』
お嬢はいつものように無表情だった。
『やりたい事って? やるべき事ってなんじゃ?』
儂は聞いた。
『あやつは元々神に愛された子じゃ。あやつのやりたい事は一つ。ピアノじゃ。あやつは神の聴く音を奏でられるピアノ弾きじゃ。もう少しでその境地に達する』
『神の音を奏でる?』
儂には言っている意味が理解できなんだ。
『そうではない。神の聴く音をこの世で奏でられるという事じゃ。それほどあやつの命はこちらの世界に近い』
『そうなったのは一平がお嬢に会ったからか?』
『そもそも、あやつ自身の約束じゃ。ワシに会ってそれが少し早くなっただけじゃ』
『一平が今いなくなったら守人は絶えんぞ。お嬢はそれでもええんか?』
ワシは一平を持って行かれたくなかったから必死やった。
お嬢は黙って考えていた。
これはお嬢にとっても由々しき問題やからな。
『もしここで一平がピアノを辞めたらどうなる。あいつのやりたい事はまだ終わらんぞ』
『そんな簡単なもんではない。人は生まれ出るには意味が有る。意味もなく生まれてくる者は誰ひとりおらんのじゃ。ピアノを辞めてもただ約束の時間が延びるだけじゃ』
『延びたらその間は生きていられるんだな』
『ああ、そうだ』
『それで良い、しばらくは約束は反故にしてもらおう』
『そうか……そうなると今、慌ててこっちに帰る事もない。しかしあやつはこの世で自分を持て余すことになるじゃろう……そもそも、あいつのやれる事は今の世にはない。あいつは生まれてくる業は既にないのにのぉ。不憫な事じゃ』
本当にお嬢が哀しそうな顔で言うもんだからワシは驚いた。
それでも兎に角、一平がこの世で人生を見失っても生きていてほしいと思った。生きてさえいれば……と。それにお嬢のその様子から、ワシはピアノを辞めさせたら一平は結構生き延びるような気がしていた。
お嬢の口からは一平に辞めろとは言えないようじゃった。言ってはならぬのか? そもそもそれは言えないことなのかは判らなかったがのぉ。
『だったら儂が辞めさす。どんな手を使っても辞めさす』
それで儂は急いで神戸に帰って来て、お前のオヤジにピアノを辞めさしたという訳じゃ」
爺ちゃんはそう言うとまたビールを一気に飲んだ。
飲み終わって一言
「お嬢はこれを願兼於業(がんげんおごう)の法理と呼んでおったな」
と呟いた。
僕はオヤジの顔を見た。
それに気が付いてオヤジが僕に言った。
「お前の爺さんからそれを聞いた時は『なに戯けた事言うているんや』って思ったわ。それから結構揉めたわ」
「もしかして、それが家を出た理由?」
僕はオヤジに聞いた。声が少しうわずっていたかもしれない。
「そうや。よう分かったな。そんな与太話『はい、そうですか』って聞ける訳ないやろ?」
オヤジは笑いながらそう言った。
その笑いはもうオヤジの中には何のわだかまりもないという証しのような気がした。
まあ、今聞いている僕も少し与太話だと思っている。
「今でもそれが正しかったのかどうか考える事がある」
爺さんが口を開いた。爺さんは間違いなく信じているようだ。
「ただこうやって孫のお前と3人でここに座っていると、それはそれで良かったのだろうとも思える」
「でも、延びたという事はいずれは……?」
僕は喉の奥に引っかかっていた疑問を口に出した。
「ああ、まあ、でも寿命がない人間はおらんからな。いづれはそういう時が来るやろ。だからここまで生き延びたら、充分だわ。それにお嬢もまだ何も言って来んからな。しばらくは大丈夫なんかとちゃうか?」
と他人事のようにオヤジは言いながら、グラスを一気に空けて安藤さんの前に差し出した。
僕は安藤さんの顔を見た。
安藤さんはオヤジからグラスを受け取ると新しいグラスに氷を入れながらつぶやくように言った。
「お嬢の話は高校の時から一平に散々聞かされて、『なんて迷信深い奴等だ』と思っていたんやけどな。でも一平の家にはそのお嬢が居るんだろうなぁって今は思えるようになってきたけど……それが一平がピアノを辞めた理由かぁ……ホンマに迷信深いな」
安藤さんやそう言うと笑ってオヤジを見た。安藤さんもこの話を聞くのは初めてだったようだ。
「まあ、こんな話を信じろという方に無理があるわ。俺でもお嬢を見てなきゃ信じてへん……いや、最初聞いた時は信じたくも無かったわ。判っていたけどオヤジに当たって家を出た」
「それで鈴原の家に厄介になったんやったな」
と安藤さんがオヤジの言葉を継いで言った。
この頃の事は安藤さんも当事者で見ていたからよく知っている。
0
あなたにおすすめの小説
遡ったのは君だけじゃない。離縁状を置いて出ていった妻ーー始まりは、そこからだった。
沼野 花
恋愛
夫と子供たちに、選ばれなかったイネス。
すべてを愛人に奪われ、彼女は限界を迎え、屋敷を去る。
だが、その先に待っていたのは、救いではなかった。
イネスを襲った、取り返しのつかない出来事。
変わり果てた現実を前に、
夫はようやく、自分が何を失ったのかを思い知る。
深い後悔と悲しみに苛まれながら、
失ったイネスの心を取り戻そうとする夫。
しかし、彼女の心はすでに、外の世界へと向かっていた。
贖罪を背負いながらもイネスを求め続ける夫。
そして、母の心を知っていく子供たち。
イネスが求める愛とは、
そして、幸せとは――。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完】経理部の女王様が落ちた先には
Bu-cha
恋愛
エブリスタにて恋愛トレンドランキング4位
高級なスーツ、高級な腕時計を身に付け
ピンヒールの音を響かせ歩く
“経理部の女王様”
そんな女王様が落ちた先にいたのは
虫1匹も殺せないような男だった・・・。
ベリーズカフェ総合ランキング4位
2022年上半期ベリーズカフェ総合ランキング53位
2022年下半期ベリーズカフェ総合ランキング44位
関連物語
『ソレは、脱がさないで』
ベリーズカフェさんにて恋愛ランキング最高4位
エブリスタさんにて恋愛トレンドランキング最高2位
『大きなアナタと小さなわたしのちっぽけなプライド』
ベリーズカフェさんにて恋愛ランキング最高13位
『初めてのベッドの上で珈琲を』
エブリスタさんにて恋愛トレンドランキング最高9位
『“こだま”の森~FUJIメゾン・ビビ』
ベリーズカフェさんにて恋愛ランキング最高 17位
私の物語は全てがシリーズになっておりますが、どれを先に読んでも楽しめるかと思います。
伏線のようなものを回収していく物語ばかりなので、途中まではよく分からない内容となっております。
物語が進むにつれてその意味が分かっていくかと思います。
ネグレクトされていた四歳の末娘は、前世の経理知識で実家の横領を見抜き追放されました。これからはもふもふ聖獣と美食巡りの旅に出ます。
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
アークライト子爵家の四歳の末娘リリアは、家族から存在しないものとして扱われていた。食事は厨房の残飯、衣服は兄姉のお下がりを更に継ぎ接ぎしたもの。冷たい床で眠る日々の中、彼女は高熱を出したことをきっかけに前世の記憶を取り戻す。
前世の彼女は、ブラック企業で過労死した経理担当のOLだった。
ある日、父の書斎に忍び込んだリリアは、ずさんな管理の家計簿を発見する。前世の知識でそれを読み解くと、父による悪質な横領と、家の財産がすでに破綻寸前であることが判明した。
「この家は、もうすぐ潰れます」
家族会議の場で、リリアはたった四歳とは思えぬ明瞭な口調で破産の事実を突きつける。激昂した父に「疫病神め!」と罵られ家を追い出されたリリアだったが、それは彼女の望むところだった。
手切れ金代わりの銅貨数枚を握りしめ、自由を手に入れたリリア。これからは誰にも縛られず、前世で夢見た美味しいものをたくさん食べる生活を目指す。
【完結】ままならぬ僕らのアオハルは。~嫌われていると思っていた幼馴染の不器用な執着愛は、ほんのり苦くて極上に甘い~
Tubling@書籍化&コミカライズ決定
BL
主人公の高嶺 亮(たかみね りょう)は、中学生時代の痛い経験からサラサラな前髪を目深に切り揃え、分厚いびんぞこ眼鏡をかけ、できるだけ素顔をさらさないように細心の注意を払いながら高校生活デビューを果たした。
幼馴染の久楽 結人(くらく ゆいと)が同じ高校に入学しているのを知り、小学校卒業以来の再会を楽しみにするも、再会した幼馴染は金髪ヤンキーになっていて…不良仲間とつるみ、自分を知らない人間だと突き放す。
『ずっとそばにいるから。大丈夫だから』
僕があの時の約束を破ったから?
でも確かに突き放されたはずなのに…
なぜか結人は事あるごとに自分を助けてくれる。どういうこと?
そんな結人が亮と再会して、とある悩みを抱えていた。それは――
「再会した幼馴染(亮)が可愛すぎる件」
本当は優しくしたいのにとある理由から素直になれず、亮に対して拗れに拗れた想いを抱く結人。
幼馴染の素顔を守りたい。独占したい。でも今更素直になれない――
無自覚な亮に次々と魅了されていく周りの男子を振り切り、亮からの「好き」をゲット出来るのか?
「俺を好きになれ」
拗れた結人の想いの行方は……体格も性格も正反対の2人の恋は一筋縄ではいかない模様です!!
不器用な2人が周りを巻き込みながら、少しずつ距離を縮めていく、苦くて甘い高校生BLです。
アルファポリスさんでは初のBL作品となりますので、完結までがんばります。
第13回BL大賞にエントリーしている作品です。応援していただけると泣いて喜びます!!
※完結したので感想欄開いてます~~^^
●高校生時代はピュアloveです。キスはあります。
●物語は全て一人称で進んでいきます。
●基本的に攻めの愛が重いです。
●最初はサクサク更新します。両想いになるまではだいたい10万字程度になります。
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
魔法師団長の家政婦辞めたら溺愛されました
iru
恋愛
小説家になろうですでに完結済みの作品です。よければお気に入りブックマークなどお願いします。
両親と旅をしている途中、魔物に襲われているところを、魔法師団に助けられたティナ。
両親は亡くなってしまったが、両親が命をかけて守ってくれた自分の命を無駄にせず強く生きていこうと決めた。
しかし、肉親も家もないティナが途方に暮れていると、魔物から助けてくれ、怪我の入院まで面倒を見てくれた魔法師団の団長レオニスから彼の家政婦として住み込みで働かないと誘われた。
魔物から助けられた時から、ひどく憧れていたレオニスの誘いを、ティナはありがたく受ける事にした。
自分はただの家政婦だと強く言い聞かせて、日に日に膨らむ恋心を抑え込むティナだった。
一方、レオニスもティナにどんどん惹かれていっていた。
初めはなくなった妹のようで放っては置けないと家政婦として雇ったが、その健気な様子に強く惹かれていった。
恋人になりたいが、年上で雇い主。
もしティナも同じ気持ちでないなら仕事まで奪ってしまうのではないか。
そんな思いで一歩踏み出せないレオニスだった。
そんな中ある噂から、ティナはレオニスの家政婦を辞めて家を出る決意をする。
レオニスは思いを伝えてティナを引き止めることができるのか?
両片思いのすれ違いのお話です。
熟女愛好家ユウスケの青春(熟女漁り)
MisakiNonagase
恋愛
高校まで勉強一筋で大学デビューをしたユウスケは家庭教師の教え子の母親と不倫交際するが、彼にとって彼女とが初の男女交際。そこでユウスケは自分が熟女好きだと自覚する。それからユウスケは戦略と実戦を重ねて、清潔感と聞き上手を武器にたくさんの熟女と付き合うことになるストーリーです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる