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オナーニッビュル国を歩く
にじゅうにわめ※(エル×シオン)
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とあるものを肩に乗せ、食堂へと向かう。
この食堂は2階に宿屋を併設している宿屋兼食堂だったのだ。
俺たちが借りた部屋の扉を開けば椅子に腰掛けるエルさんと、両手両足を縄で縛られて床に転がされている男が視界に入った。
「なにそれ」
早々にエルさんに肩に乗せていたモノが発見された。
目ざといよね。
「これは俺の使い魔ですかね」
「使い魔……?」
「ええ」
「どう使うの?」
「ふふふ、すぐわかりますよ」
俺はさっきSPを10万ポイントを使ってとあるモノを召喚した。
『粘液状半生物』と銘打たれた魔物だ。
有名どころの名称を挙げるならば『スライム』である。
このSP交換で召喚出来る生物系はこの世界で生きる生き物とは少し異なる。
まず、俺に従う。
意見を言う事はあれど逆らうことは出来ない。
言ったら主人と奴隷に近いかもしれない。
奴隷扱いはするつもりはないけどね。
そして俺と同じように精気が主食になる。
そして精気を得れば得るほど成長するのだ。
くふふ。
床で淡く光る魔法陣が徐々に消えていく。
そこに残されたのはぷるん、と震える両手サイズのスライムちゃん。
俺は人差し指を口に咥え、唾液を絡ませながらスライムちゃんを見下ろす。
色は薄い青色で、半円形の形でぷるぷるしている。
目とか口はないみたいだけど、ぷるぷるしながら周囲を確認しているらしいとなんとなく理解する。
そんなスライムの前にしゃがみ込み、唾液でベトベトの指を差し出す。
鼻があるのかわからないけど、スライムは少し形を変えて伸び、俺の指に近付くとくんくん、というかぷるぷるする。
「俺が君のご主人様だよ」
そう言うと俺の指がスライムちゃんに食われる。
いや、食うと言っても包まれるってやつだけど。
弾力のあるその身で俺の指を包むと指に絡む唾液を吸収していく。
この弾力はちょっと気持ちがいい。
低反発の枕をふと思い出したけど、それよりも固くなく、むっちりとした柔らかさに抱っこしたらいい気持ちで寝れそうだと思う。
──ゴシュ、サマ──
ふと脳内に響いた声に更に口角が上がる。
召喚した生物は俺の味を覚えさせることで俺を主人だとはっきり認識するのだ。
すると俺と脳内でパスが出来る。
これで俺が声に出さなくても意思疎通が可能となる。
「俺の名前はシオン。……君の名前はゼル」
そして名前をつけることで、更に俺との繋がりが強化される。
お互いの居場所がなんとなくわかるようになったり、精気のパスが出来るのだ。
エルさんはこの盗賊の頭領にある薬を飲ませている。
効果がどれだけのものか知りたかったらしい、『催淫剤』だ。
飲ませた催淫剤が効いてきたのか、男は顔を赤くしてもぞもぞと身体をくねらせている。
そんな男を床に転がしたまま、俺はベッドの上でエルさんに採取されている。
「は、ぁ……っ……あンッ」
「ふむ、シオンはナカを弄られる方が好きみたいだね」
「んん……ッ……どっちも、好き、です……ぅんッ」
「そう?」
「は、い……あ、も……でちゃ……ンン──っっ」
「おっと……うん、いっぱい」
「はー……はー……ゼル、出ておいで……ぁ……っ」
エルさんに精液を採取されつつ、俺はゼルを胎内に埋めていた。
これはゼルに俺の体液を摂取させて成長を促しつつ、エルさんも俺の体液を摂取出来るし、俺も気持ちいいという一石二鳥……いや、一石三鳥。
ずぬり、と俺のナカから出てくるゼルに身体を震わせる。
「じゃあ僕はジュークの所に行くよ」
「はい、後から行きます」
「うん、気を付けてね」
「はい、エルさんも」
部屋からエルさんが出て行くのを見送り、床に転がったままの男に近寄る。
そうして男の目の前でしゃがみ込み、視線を合わせれば男は潤んだ目で俺を睨みつけた。
「お薬の具合はどう?」
「……っ、のガキャ……」
「アンタにはねぐらの場所を吐いて欲しいんだよね」
「けっ、誰が……」
「大丈夫、吐きたくなるようにするだけだからね」
「あ?」
「さあゼル、お仕事だよー」
俺の掌の上でぷるり、と震えたゼルが頭領の下へと移動する。
「ひ、ぃ……、ぁあ……っ」
「ゼル、いい?たっぷり焦らして啼かせて。ちゃんとねぐらの場所を聞き出すんだよ?」
「ハ、イ。ゴシュジン、サマ」
「いい子だね」
床に転がる男のズボンが、不気味に動く。
隙間から入り込んだゼルが男の股座で動いているからですね。
エルさん作成催淫剤も手伝って男の目は既に蕩けているし、縛られて動きづらそうだけど、腰を揺らして荒い息を繰り返している。
男の喘ぎを聞きながら俺はズボンを履き、部屋を後にする。
「ジューク」
「ああ、シオン。大丈夫だったか?」
「うん。そっちはどう?」
「ああ、今の所おとなしいが……」
「じゃあ残りはまた明日、ってことで」
「ああ、お前はちゃんと休んでおけよ?」
「ん、わかってる。おやすみジューク」
俺はジュークと軽く唇を重ねてから町長の家へと戻った。
この食堂は2階に宿屋を併設している宿屋兼食堂だったのだ。
俺たちが借りた部屋の扉を開けば椅子に腰掛けるエルさんと、両手両足を縄で縛られて床に転がされている男が視界に入った。
「なにそれ」
早々にエルさんに肩に乗せていたモノが発見された。
目ざといよね。
「これは俺の使い魔ですかね」
「使い魔……?」
「ええ」
「どう使うの?」
「ふふふ、すぐわかりますよ」
俺はさっきSPを10万ポイントを使ってとあるモノを召喚した。
『粘液状半生物』と銘打たれた魔物だ。
有名どころの名称を挙げるならば『スライム』である。
このSP交換で召喚出来る生物系はこの世界で生きる生き物とは少し異なる。
まず、俺に従う。
意見を言う事はあれど逆らうことは出来ない。
言ったら主人と奴隷に近いかもしれない。
奴隷扱いはするつもりはないけどね。
そして俺と同じように精気が主食になる。
そして精気を得れば得るほど成長するのだ。
くふふ。
床で淡く光る魔法陣が徐々に消えていく。
そこに残されたのはぷるん、と震える両手サイズのスライムちゃん。
俺は人差し指を口に咥え、唾液を絡ませながらスライムちゃんを見下ろす。
色は薄い青色で、半円形の形でぷるぷるしている。
目とか口はないみたいだけど、ぷるぷるしながら周囲を確認しているらしいとなんとなく理解する。
そんなスライムの前にしゃがみ込み、唾液でベトベトの指を差し出す。
鼻があるのかわからないけど、スライムは少し形を変えて伸び、俺の指に近付くとくんくん、というかぷるぷるする。
「俺が君のご主人様だよ」
そう言うと俺の指がスライムちゃんに食われる。
いや、食うと言っても包まれるってやつだけど。
弾力のあるその身で俺の指を包むと指に絡む唾液を吸収していく。
この弾力はちょっと気持ちがいい。
低反発の枕をふと思い出したけど、それよりも固くなく、むっちりとした柔らかさに抱っこしたらいい気持ちで寝れそうだと思う。
──ゴシュ、サマ──
ふと脳内に響いた声に更に口角が上がる。
召喚した生物は俺の味を覚えさせることで俺を主人だとはっきり認識するのだ。
すると俺と脳内でパスが出来る。
これで俺が声に出さなくても意思疎通が可能となる。
「俺の名前はシオン。……君の名前はゼル」
そして名前をつけることで、更に俺との繋がりが強化される。
お互いの居場所がなんとなくわかるようになったり、精気のパスが出来るのだ。
エルさんはこの盗賊の頭領にある薬を飲ませている。
効果がどれだけのものか知りたかったらしい、『催淫剤』だ。
飲ませた催淫剤が効いてきたのか、男は顔を赤くしてもぞもぞと身体をくねらせている。
そんな男を床に転がしたまま、俺はベッドの上でエルさんに採取されている。
「は、ぁ……っ……あンッ」
「ふむ、シオンはナカを弄られる方が好きみたいだね」
「んん……ッ……どっちも、好き、です……ぅんッ」
「そう?」
「は、い……あ、も……でちゃ……ンン──っっ」
「おっと……うん、いっぱい」
「はー……はー……ゼル、出ておいで……ぁ……っ」
エルさんに精液を採取されつつ、俺はゼルを胎内に埋めていた。
これはゼルに俺の体液を摂取させて成長を促しつつ、エルさんも俺の体液を摂取出来るし、俺も気持ちいいという一石二鳥……いや、一石三鳥。
ずぬり、と俺のナカから出てくるゼルに身体を震わせる。
「じゃあ僕はジュークの所に行くよ」
「はい、後から行きます」
「うん、気を付けてね」
「はい、エルさんも」
部屋からエルさんが出て行くのを見送り、床に転がったままの男に近寄る。
そうして男の目の前でしゃがみ込み、視線を合わせれば男は潤んだ目で俺を睨みつけた。
「お薬の具合はどう?」
「……っ、のガキャ……」
「アンタにはねぐらの場所を吐いて欲しいんだよね」
「けっ、誰が……」
「大丈夫、吐きたくなるようにするだけだからね」
「あ?」
「さあゼル、お仕事だよー」
俺の掌の上でぷるり、と震えたゼルが頭領の下へと移動する。
「ひ、ぃ……、ぁあ……っ」
「ゼル、いい?たっぷり焦らして啼かせて。ちゃんとねぐらの場所を聞き出すんだよ?」
「ハ、イ。ゴシュジン、サマ」
「いい子だね」
床に転がる男のズボンが、不気味に動く。
隙間から入り込んだゼルが男の股座で動いているからですね。
エルさん作成催淫剤も手伝って男の目は既に蕩けているし、縛られて動きづらそうだけど、腰を揺らして荒い息を繰り返している。
男の喘ぎを聞きながら俺はズボンを履き、部屋を後にする。
「ジューク」
「ああ、シオン。大丈夫だったか?」
「うん。そっちはどう?」
「ああ、今の所おとなしいが……」
「じゃあ残りはまた明日、ってことで」
「ああ、お前はちゃんと休んでおけよ?」
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