Uniquerion the world

影法師

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初めてのVR 初期設定

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そう遠くない未来の話
革新的技術により、数世紀前には不可能だったVRの作製に成功する。
VRの登場により、全世界で莫大な人気を誇った。
しかし、そのVRの中でも、圧倒的人気を誇ったのが、
現実世界でモンスターが出現するようになった時代に、プレイヤー達に与えられたオリジナル武器
通称"Uniquerion"を用いてモンスターと戦うゲーム
「Uniquerion  the  world」


「このゲームを買うために、アルバイトを頑張ったんだ。」
そして、手には10万円という大金を手にした少年が……

数分後……
「遂にこのゲームをやる時が来たんだぁー」
そう呟いたのは、椎名なつ
彼は、今年、高校生になった少年である。
「よっしゃ、そろそろ始めるか、Uniquerion  起動」


その直後、青色の粒子に包み込まれた。

目を開けると、そこは、コードが張り巡らされた部屋にだった。
「初期設定を行います。」
何処からか女性の声が発せられた
あたりを見回すと、誰もいない
「今、誰か、なんか言った?」
空耳か?!と思っていると……
突如何も無い空間が光った。
何事かと思ったら、女性が出て来て、お辞儀をすると
「遅くなりすいません、この度、椎名  なつ様の初期設定を担当させていただきます、レイミと申します。」
あーそっか、初期設定があったの忘れてた。
「では、最初に職業の選択をお願いします、1stジョブは、下級職で、騎士、戦士、盾士、魔法使い、アーチャー、シーフ、です。変更は、できません。」
どれにしよう……
「勿論のことですが、選ぶ職業によってUniquerionは、変化する場合もありますので、よく考えてください。」
「自分で決められない……どうしよう……」
「そんな時は、適正診断書を使えば、大丈夫ですよ。」
なんだ、適正診断書って?
「適正診断書ってなんですか?」
レイミさんに聞いてみた
「適正診断書は、問題に答えていくだけで、向いてる職業がわかるものですよ」
と言われタブレットを渡された。

適正結果は……



盾士、シーフ



「盾士とシーフか、微妙だなぁ…結局1人じゃ、戦えなさそうなのだしなぁ……」
そう言うと、
「大丈夫ですよ、レベルが、20上がるたびに、他の職業に追加でつけますので。」
って事は、レベル上げさえすれば、いくらでも職業つけるってことか、
「最初がソロだと考えると、盾士よりも、シーフの方がいいかもしれないな」
そう言うと、
「シーフでよろしいですね?」
と聞かれたので、
「はい。」
と答えると、
「では、シーフにつきましたので、シーフの初期装備セットの、武器ロングナイフ、防具盗賊シリーズ一式、アイテム開錠七つ道具
になります、最後にUniquerionですが、初めて3日は、プレイヤーを観察期間とする為、Uniquerionは使用できません、御武運を。」
そう言うと、淡い光が、体を包み込んだ


ーーーーーーーーーーーーーーー読んでくださりありがとうございました。
基本的には一週間に一度投稿をしていきたいと思います。
今後ともよろしくお願いします。
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