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「過去のリナーシタに干渉して戻ってた力はもうなくなってるはず!だからこんな魔法、ずって打てるわけ無い!」
そうだった、私たちが寺院に入るまで主が干渉してこなかったのは力を取り戻していなかったから
リナーシタが崩壊した今、戻った力もなくなっているはず
なら、もう主に人外の力は出せない
勝つか負けるかは、私の気持ち次第なんだ…!
「分かったわ!絶対に諦めない!」
消耗戦は、足掻いた者勝ち!
それから、私たちはひたすらに攻撃を避け続けた
攻撃の意図が全く見えない私たちに、主は戦い方を変えたり守りを犠牲に手数を増やしたりしてきたけど、狩人の速度上昇魔法のおかげでなんとか致命傷を喰らわずに済んだ
そして、ついにその時はやってきた
「ハァ魔力が……尽きたァハァ……ようね…!」
いつの間にか1頭になっていたドラゴンの頭は今さっきの攻撃を最後に霧となって消えてしまった
全身を纏っていた闇ももう薄まりきって空気と同化している
「グッカァ…ウソダウソタぅ゙ソだ嘘だ!このボクが、長年リナーシタを支配していたボクが…二度も破れただと?」
主の感情は戦う前よりも荒ぶっていて大狂乱化している
もう、主に勝ち目はない
その時、私の目には怒り狂って絶望した表情が映っていたけど、今思い出してみたら何故か薄く笑っていたような気がした
だけどそんなこと気付いてすらいない私は油断しきって主の元へ悠々と歩いていった
そして、まんまと主の罠にハマったの
「あっガァッ、な…にこれ…グッ動け…ないぃ…!」
急に地面が光ったかと思うと足元から朱い光の柱が私の周りを囲むように立って、途端に私の体を縛り上げた
光の正体は魔法陣、戦いで使ってこなかったから完全に忘れていた
縛る力はそこまで強くないから死ぬほどではないけど、動くことは全く出来そうにない
そんな思惑通りに引っかかった無様な私を見て主は顔を上げて高らかに笑ってみせた
「ハハハ残念だったな!俺を殺せると思ったか?そんな簡単に行くわけねぇだろうが!」
「っ!」
嫌な予感がした狩人が急いで私に駆け寄って光を力尽くで剥がそうとする
だけど、光は千切られた瞬間に新しく生えてきて、私の体に再度巻き付く
そうこうしている間に主は魔法陣の中心まで千鳥足で進んで呪文を唱え始めた
「ハハハ、ボクが負けるわけがないんだ、償え!Инотинодаисёу секаинохуккоу юметоуттносихаинохазама」
主が唱え終わると、今度は魔法陣から紫色の光が放たれる
「っ早く抜け出せないと!こんなの…!絶対に、だめ…」
こんな所で終わりたくない、その一心で限界の体を動かし続けたけど、光は無情に私を話してくれなかった
「もう遅い!この魔法はボクが編み出した最大魔術、決して逃げられはしない!あと数分も経てばお前は地獄へ落ちリナーシタは復活するだろう!」
この時、私はもう諦めていた
心はまだ生き続けたいと叫んでいても、とっくに限界を超えていた私の体を動かすことは叶わなかったの
坊も光をつかんで私にもたれ掛かった姿勢で止まっていたから、もう勝ち目なんてないと思っていた
「今まで、ありがとう…狩人のおかげで今まで生きてて楽しかったよ」
「…」
最後にお別れの挨拶をしようとしたけど、狩人は何も返してくれなかった
それからは私も無言になりただその時が来るのを待っていた
◇◇ ◇◇
133ページ目∶
「遂に、ついに幕開けだ!もう一度俺は、人間どもを支配して!世界の頂点に立つんだ!」
魔法陣の光が最骨頂に達した時、主は上を仰いで声を張り上げた
私は目を瞑り、ただ最期の時間で走馬灯を見ていた
だけど、いつまで経っても私の意識は途絶えない
〝オスマントに、永久の光を〟
途中、どこからから声が聞こえたような気がした
1人や2人じゃなくて、もっとたくさんの、大勢の声が重なり合って響いていた
ふと目を開けてみると、そこには焦ったように同じところを周り続ける主の姿が目に映った
「私…生きて…る?」
「なぜだ、本来ならもうボクはリナーシタにいるはずなのに!何が、何が起きてるんだ、おかしい、こんなのおかしい」
「魔法使い…?魔法使い、生きてる、これは…!助かったんだよね、、ね!」
私の声に気がついた狩人は立ち上がって私に抱きついてきた
「そうみたいね、向こうの人たちが、勝ってくれたみたい」
私は薄っすらと微笑んで狩人の腕を静かに受け入れる
主の言動からして、きっとリナーシタの国民たちは主に無意識のうちに支配されていた
そして、坊が過去の主を殺したことでリナーシタは崩壊してオスマントは復興した
それで、オスマントの人たちは主に対抗するすべを見つけて魔法を弾き返したんだと思う
今地上に戻れば、当たり前のようにオスマントを知っている人で溢れかえっているでしょう
未来は変わっていないように見えて、実は変わっていたんだ
術はもう解ける、主を殺せばこのダンジョンも崩壊して私たちは地上へでられる
そんな淡い希望を持って私は光がほどけるのを待っていた
だけど、その間にも主の怒りはどんどん大きくなっていることに気が付かなかった私は油断していたの
「こんなこと…ありえない、これじゃ、ボクは死…ヒッ、、こうなったら、アイツラも殺す、アイツラだけ助かるなんて許さないユルサナイユサナユルサルサナイ」
主は最期の魔力を振り絞って一本の黒い闇の槍を作り出して
魔法使いの心臓を狙って投げた
強い恨みを込めた闇の槍は空を貫きながら纏う闇を大きくしていって、魔法使いのところまで届く頃には伝説レベルの呪いが完成する
「ハハハ、道連れだ、あの笑顔が一瞬にして苦痛に変わって、そのままボクを恨みながら死ぬんだ、お前が悪いんだから、しょうがないよねぇ?、アハハ…ハハハ」
もしここで私が気付いていれば、今も元気でいたのかな
まぁ、油断しきっていた主の方なんて気にかけているわけもなく、避けられない距離まで来た所でようやく槍に気がついた
私は咄嗟に避けようとしたけど間に合わない、当てる場所を心臓からずらしたとしてもこの呪いの強さを本能で感じた私はなんの意味もないことを悟った
敵がまだ生きているのに気を許した私の不足を後悔して、今度こそ魂が蝕まれることを覚悟した
だけど、体になにか強い衝撃が来ただけで、やっぱり一向に刺された痛みは来ない
「なんだ、また不発なのね、よかっ…」
私は安堵して目を開けると、濁りきった笑いを浮かべる主が見えた
どうして喜んでいるのか分からなかった私はふと下をみてみた、そうして見えた情景で、私は絶望した
◇◇ ◇◇
134ページ目∶
過去の皆がいろんなものを代償に繋いでくれた、心の在り処をくれる最後の支えであった狩人が槍に貫かれて力なく私の目の前に倒れていた
もうその時には私は気づいていた
さっき体に感じた強い衝撃は狩人が私を庇うために押したときのもの
私が油断して喰らうはずだった攻撃を変わりに受けたということ
狩人は急所を外したことでかろうじてまだ生きているけど、呪いのせいでもう虫の息
私が油断さえしなければ死ぬことはなかった
結局死んだ 誰も守れなかった
私が殺したんだ 私のせいだ
私はずっと虚ろな目で狩人を見つめ続ける
そんな私を見ている坊は笑っていた
まだ痛みもあるし苦しみもある、
私への怒りだって有るはずなのに、それでも私のために笑おうとしている
私は謝れなかった
どれだけ必死に口を動かしても、全く言葉が上がってこない
「あり゙…がド……ぅ゙」
毒に喉を灼かれていたのかとても霞んでいて聞き取りづらい声が眼の前の狩人から出てくる
「ご…めん…」そんな中で私はようやく言葉を口に出すことが出来た
だけど、その頃にはもう、狩人は息をしていなかった
私の最後で最大の親友との別れは、言葉の交わしもないまま非情に散っていったの
そこからのことは何も覚えていない
ただ唯一覚えているのが最後に聞いた主の断末魔がとても心地良くてこの世のが全て合わさったような感じがしたってことだけ
「過去のリナーシタに干渉して戻ってた力はもうなくなってるはず!だからこんな魔法、ずって打てるわけ無い!」
そうだった、私たちが寺院に入るまで主が干渉してこなかったのは力を取り戻していなかったから
リナーシタが崩壊した今、戻った力もなくなっているはず
なら、もう主に人外の力は出せない
勝つか負けるかは、私の気持ち次第なんだ…!
「分かったわ!絶対に諦めない!」
消耗戦は、足掻いた者勝ち!
それから、私たちはひたすらに攻撃を避け続けた
攻撃の意図が全く見えない私たちに、主は戦い方を変えたり守りを犠牲に手数を増やしたりしてきたけど、狩人の速度上昇魔法のおかげでなんとか致命傷を喰らわずに済んだ
そして、ついにその時はやってきた
「ハァ魔力が……尽きたァハァ……ようね…!」
いつの間にか1頭になっていたドラゴンの頭は今さっきの攻撃を最後に霧となって消えてしまった
全身を纏っていた闇ももう薄まりきって空気と同化している
「グッカァ…ウソダウソタぅ゙ソだ嘘だ!このボクが、長年リナーシタを支配していたボクが…二度も破れただと?」
主の感情は戦う前よりも荒ぶっていて大狂乱化している
もう、主に勝ち目はない
その時、私の目には怒り狂って絶望した表情が映っていたけど、今思い出してみたら何故か薄く笑っていたような気がした
だけどそんなこと気付いてすらいない私は油断しきって主の元へ悠々と歩いていった
そして、まんまと主の罠にハマったの
「あっガァッ、な…にこれ…グッ動け…ないぃ…!」
急に地面が光ったかと思うと足元から朱い光の柱が私の周りを囲むように立って、途端に私の体を縛り上げた
光の正体は魔法陣、戦いで使ってこなかったから完全に忘れていた
縛る力はそこまで強くないから死ぬほどではないけど、動くことは全く出来そうにない
そんな思惑通りに引っかかった無様な私を見て主は顔を上げて高らかに笑ってみせた
「ハハハ残念だったな!俺を殺せると思ったか?そんな簡単に行くわけねぇだろうが!」
「っ!」
嫌な予感がした狩人が急いで私に駆け寄って光を力尽くで剥がそうとする
だけど、光は千切られた瞬間に新しく生えてきて、私の体に再度巻き付く
そうこうしている間に主は魔法陣の中心まで千鳥足で進んで呪文を唱え始めた
「ハハハ、ボクが負けるわけがないんだ、償え!Инотинодаисёу секаинохуккоу юметоуттносихаинохазама」
主が唱え終わると、今度は魔法陣から紫色の光が放たれる
「っ早く抜け出せないと!こんなの…!絶対に、だめ…」
こんな所で終わりたくない、その一心で限界の体を動かし続けたけど、光は無情に私を話してくれなかった
「もう遅い!この魔法はボクが編み出した最大魔術、決して逃げられはしない!あと数分も経てばお前は地獄へ落ちリナーシタは復活するだろう!」
この時、私はもう諦めていた
心はまだ生き続けたいと叫んでいても、とっくに限界を超えていた私の体を動かすことは叶わなかったの
坊も光をつかんで私にもたれ掛かった姿勢で止まっていたから、もう勝ち目なんてないと思っていた
「今まで、ありがとう…狩人のおかげで今まで生きてて楽しかったよ」
「…」
最後にお別れの挨拶をしようとしたけど、狩人は何も返してくれなかった
それからは私も無言になりただその時が来るのを待っていた
◇◇ ◇◇
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「遂に、ついに幕開けだ!もう一度俺は、人間どもを支配して!世界の頂点に立つんだ!」
魔法陣の光が最骨頂に達した時、主は上を仰いで声を張り上げた
私は目を瞑り、ただ最期の時間で走馬灯を見ていた
だけど、いつまで経っても私の意識は途絶えない
〝オスマントに、永久の光を〟
途中、どこからから声が聞こえたような気がした
1人や2人じゃなくて、もっとたくさんの、大勢の声が重なり合って響いていた
ふと目を開けてみると、そこには焦ったように同じところを周り続ける主の姿が目に映った
「私…生きて…る?」
「なぜだ、本来ならもうボクはリナーシタにいるはずなのに!何が、何が起きてるんだ、おかしい、こんなのおかしい」
「魔法使い…?魔法使い、生きてる、これは…!助かったんだよね、、ね!」
私の声に気がついた狩人は立ち上がって私に抱きついてきた
「そうみたいね、向こうの人たちが、勝ってくれたみたい」
私は薄っすらと微笑んで狩人の腕を静かに受け入れる
主の言動からして、きっとリナーシタの国民たちは主に無意識のうちに支配されていた
そして、坊が過去の主を殺したことでリナーシタは崩壊してオスマントは復興した
それで、オスマントの人たちは主に対抗するすべを見つけて魔法を弾き返したんだと思う
今地上に戻れば、当たり前のようにオスマントを知っている人で溢れかえっているでしょう
未来は変わっていないように見えて、実は変わっていたんだ
術はもう解ける、主を殺せばこのダンジョンも崩壊して私たちは地上へでられる
そんな淡い希望を持って私は光がほどけるのを待っていた
だけど、その間にも主の怒りはどんどん大きくなっていることに気が付かなかった私は油断していたの
「こんなこと…ありえない、これじゃ、ボクは死…ヒッ、、こうなったら、アイツラも殺す、アイツラだけ助かるなんて許さないユルサナイユサナユルサルサナイ」
主は最期の魔力を振り絞って一本の黒い闇の槍を作り出して
魔法使いの心臓を狙って投げた
強い恨みを込めた闇の槍は空を貫きながら纏う闇を大きくしていって、魔法使いのところまで届く頃には伝説レベルの呪いが完成する
「ハハハ、道連れだ、あの笑顔が一瞬にして苦痛に変わって、そのままボクを恨みながら死ぬんだ、お前が悪いんだから、しょうがないよねぇ?、アハハ…ハハハ」
もしここで私が気付いていれば、今も元気でいたのかな
まぁ、油断しきっていた主の方なんて気にかけているわけもなく、避けられない距離まで来た所でようやく槍に気がついた
私は咄嗟に避けようとしたけど間に合わない、当てる場所を心臓からずらしたとしてもこの呪いの強さを本能で感じた私はなんの意味もないことを悟った
敵がまだ生きているのに気を許した私の不足を後悔して、今度こそ魂が蝕まれることを覚悟した
だけど、体になにか強い衝撃が来ただけで、やっぱり一向に刺された痛みは来ない
「なんだ、また不発なのね、よかっ…」
私は安堵して目を開けると、濁りきった笑いを浮かべる主が見えた
どうして喜んでいるのか分からなかった私はふと下をみてみた、そうして見えた情景で、私は絶望した
◇◇ ◇◇
134ページ目∶
過去の皆がいろんなものを代償に繋いでくれた、心の在り処をくれる最後の支えであった狩人が槍に貫かれて力なく私の目の前に倒れていた
もうその時には私は気づいていた
さっき体に感じた強い衝撃は狩人が私を庇うために押したときのもの
私が油断して喰らうはずだった攻撃を変わりに受けたということ
狩人は急所を外したことでかろうじてまだ生きているけど、呪いのせいでもう虫の息
私が油断さえしなければ死ぬことはなかった
結局死んだ 誰も守れなかった
私が殺したんだ 私のせいだ
私はずっと虚ろな目で狩人を見つめ続ける
そんな私を見ている坊は笑っていた
まだ痛みもあるし苦しみもある、
私への怒りだって有るはずなのに、それでも私のために笑おうとしている
私は謝れなかった
どれだけ必死に口を動かしても、全く言葉が上がってこない
「あり゙…がド……ぅ゙」
毒に喉を灼かれていたのかとても霞んでいて聞き取りづらい声が眼の前の狩人から出てくる
「ご…めん…」そんな中で私はようやく言葉を口に出すことが出来た
だけど、その頃にはもう、狩人は息をしていなかった
私の最後で最大の親友との別れは、言葉の交わしもないまま非情に散っていったの
そこからのことは何も覚えていない
ただ唯一覚えているのが最後に聞いた主の断末魔がとても心地良くてこの世のが全て合わさったような感じがしたってことだけ
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